アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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九鬼山・菊花山・馬立山登山!扇山~百蔵山から朝日小沢ルートで猿橋駅縦走!(後編)

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九鬼山からの扇山百蔵山景色

 

 

 

九鬼山・菊花山・馬立山!扇山~百蔵山から猿橋駅縦走について

前回の扇山~百蔵山登山に引き続きまして、九鬼山、菊花山、馬立山へ登山した時の様子について書いてみたいと思います!

 

前編で歩きました扇山、百蔵山と同様、九鬼山も秀麗富嶽十二景に選ばれている名峰になるのですが、前から前衛として鎮座する菊花山、馬立山の事が気になっておりました。

 

特に大月駅からもアクセスが良好な菊花山は、景色が良いのではないかと思い、いつか登ろうと温めていたお山になります。

 

暑い時期ですと登る気がしませんが、春や秋なら手頃な感じで良いと思うのですが、実際に登ってみると急登の連続で白目泡吹きの刑に服す形となりました・・・。

 

そんな菊花山を始め、九鬼山、馬立山は、JR中央線沿線に鎮座しているので、縦走登山がしやすく、ルート設定が簡単で便利な山域だと思っております。

 

そんなこともありまして、今回の登山は、JR四方津駅から扇山、百蔵山を縦走し、一度大月駅へ下山したものの、そのまま九鬼山を目指し登りJR猿橋駅へ下山するという、チョットM指数が高い登山コースになっております。

 

そんなM指数が高い登山が好きなことが災いしてか、先日、お風呂に入る前に、久しぶりに一日履いていた靴下の臭いを嗅いでみたら、とても気分が悪くなってしまいました♡

 

「臭い」と言うレベルはとうに過ぎ、「目に沁みる」と言うよりは「痛い」感じです。

 

今日の頑張り具合を測る、1つのバロメータとして臭いを調査しているのですが、臭さに比例して「今日も俺、頑張ったよな。」と思うようにしております。

 

 なんでこんなに痛いのか!って感じですが、月に数回「プレゼン」をやらなくてはならず、それが今日でございました。

 

相も変わらず「集中砲火」を喰らてってしまい、白旗降って逃げ出したかった感じです。

 

登山をやっているお陰で「Mな乙女心」を習得しているからこそ、集中砲火の中でも凹むことなく「ウットリ♡」していられると思っております( ̄O ̄)ノ

 

何だかよく分からなくなってきましたが、前回の登山の続きに移らせていただきます!

 

扇山、百蔵山登山と比べ、後編で歩いた九鬼山、菊花山は、かなり地味な行程になりますが、そんな地味な貴方が大好きです♡ってな感じのコースでした!

 

ちなみに前編の扇山~百蔵山秀麗富嶽十二景縦走登山の記事がこちらになります!

 

www.aohigetozan.com

JR四方津駅からスタートし、大野貯水池~扇山~百蔵山、大月駅までの登山の様子になります!

 

 

九鬼山・菊花山・馬立山登山の詳細と登山装備、コースタイム、ルート・標高差

こちらが今回の九鬼山、菊花山、馬立山登山の詳細になります!

 

登った日:3月15日(土) [日帰り]

天  候 :晴れ

メンバー:単独

交通手段:<帰り>17:38発JR中央線 猿橋駅

 

まだまだ3月ですので、山の中はかなり冷え込みます。

 

しかしながら、JR中央線沿線の山になりますので、下山時間が遅くなっても電車で帰れるのがメリットになるかと思います!

 

田舎の山へ登る場合、バスの最終時間が早かったりと、色々と制約を受けてしまいますが、九鬼山周辺は、駅まで歩いて行けるので、とても便利だと思っております。

 

そして今回の九鬼山~扇山~百蔵山登山の装備がこちらになります!

 

 水1.5L(余り 0.0L。)、お湯0.5L、スポーツ飲料1.0L

 

カレーラーメン75g、海苔巻き1個、菓子パン2個、フライドチキン(骨付き)5個、チョコレート80g、飴玉15個(梅、レモン飴)、紅茶スティック1本、ヘッドライト、予備電池、合羽、6爪アイゼン、ダブルストック、その他諸々

 

歩いた距離が長かったこともあり、結構水分を消費してしまった感じです。

 

まだまだ山の中には雪や凍結箇所がありますので、軽アイゼン(6爪前後のアイゼン)が必要です。

 

そしてこちらが九鬼山・菊花山・馬立山・猿橋駅までの登山のコースタイムになります!

 

JR大月駅 12:05 → 12:36 菊花山 12:40 → 13:10 沢井沢ノ頭 → 13:22   馬立山 13:27 → 13:51 礼金峠 → 14:12 紺場休場 14:16 → 14:54 九鬼山 14:58 → 15:09 朝日小沢分岐 → 16:01 深桂橋 → 17:37 JR猿橋駅

 

大月駅からスタートし、菊花山、馬立山、九鬼山を経由して猿橋駅まで約6時間ほど掛かっております。

 

九鬼山から猿橋駅まで、一部道迷いをしておりますので、その分時間が掛かってしまっております。

 

積雪がある時期は、コースタイムを甘めに設定した方が良いかと思います。

 

そしてこちらが、今回登山をしましたルート・標高差になります!

 

ルート・標高差(九鬼山~扇山~百蔵山~猿橋駅)

菊花山~馬立山~九鬼山~猿橋駅区間

後編で歩いた菊花山~馬立山~九鬼山~猿橋駅までのルートと標高差になります!

 

26km付近が九鬼山の山頂になります。

 

標高差の地図の通り、菊花山、馬立山までの間は、小さなアップダウンが連続し、九鬼山の登りが急登になっております。

 

九鬼山から猿橋駅までも、結構距離がありますので、下山する時間が遅くならない様に注意してください。

 

https://www.aohigetozan.com/entry/2016/11/17/214706

菊花山・馬立山登山とルートの様子について

JR大月駅から九鬼山登山スタート

 今日は、JR大月駅からスタートです!が、普通なんでしょうね。(笑)

そんな感じで後半戦の第二ランドの九鬼山登山のスタートです!!

 九鬼山の前に、菊花山・馬立山を目指したいと思います!

 

 

菊花山・馬立山の登山口

まずはJR大月駅から西の方に進んでいきます。

駅から近い所に未踏の菊花山・馬立山の登山口があります。

菊花山と聞くと、お墓が妙にマッチしますよね。

人生の最後が、山の中なら本望でございます!

お墓とかは要らないんで、私のために1人でも泣いてくれる人がいたら、生を受けた意味があるよな~って感じです。

 

 

菊花山の展望

菊花山までは、結構キツイ登りですが、直ぐに展望が良い所に出ます!

富士山も薄っすら見えてますし、地味に良いお山!って感じですね(´∀`*)

 

 

菊花山から大菩薩の景色

南大菩薩の山々もホント綺麗です!

ボチボチ滝子山から縦走したいですね~

 

 

菊花山の山頂

そんな感じで菊花山の山頂でございます!

菊花山の山頂は狭いですが展望抜群です!

駅から近くにこんな良いお山があるとは思いもしませんでした。

こんな発見が登山の楽しみでもありますよね~(´∀`*)

 

 

菊花山の山頂からの扇山、百蔵山の景色

菊花山からの景色になりますが、先ほどまで悶絶していた扇山(右)とモモクラヤマ~Z!!(左の百蔵山)が見えました!

なんだか双耳峰に見えなくないですよね~!

それにしても、大月の夜景が綺麗でしょうね~♡

ここで熱い口づけが何度もあった事でしょうね~(*ノωノ)

おじさん想像しただけでドキドキしてしまいます(笑)

 

 

馬立山

なんでドキドキしている分かりませんが、菊花山から少し進んだ所に鎮座している馬立山に到着です!

写真の通り、馬立山は展望があまりよくありません。

それにしても、馬が立つ山ですか~・・・。どんだけ立ったんでしょうかね!?

そして、この手前の支尾根に入ってしまい道間違いをしてしまいましたf^_^;

まだまだ修行が足りませんね~

 

九鬼山登山とルートの詳細

馬立山から九鬼山登山ルートの詳細

時間もだいぶ迫ってきたので、馬立山から九鬼山を目指したいと思います!

モリモリ馬立山の急坂を下ると「礼金峠」になります!

ここ周辺もルートが分かり難くウロウロ彷徨ってしまいました・・・。

 

 

目指す九鬼山

目指す九鬼山が見えてきました!

アップダウンが強烈で急速に萎えてしまいました・・・。

少し九鬼山を舐めてました(>_<)

 

 

九鬼山紺場休場からの登山ルート

九鬼山の山頂は、紺場休場を過ぎて東(左)の尾根に取り付くのが正解みたいですが、何故か逆の西の方にあるマーキングへ行ってしまいました。

今日は、ルート取りが全然ダメで、変な道を歩いて無駄に体力を削ってしまいましたf^_^;

そんな感じで、獣道みたいなトラバースを進むと・・・

 

 

九鬼山北尾根登山道

藪になりました・・・。

地図を見て直登できると判断しそのまま九鬼山へ登る事にしました。

かなりマイナーですが、このコースは「九鬼山北尾根」と言われているみたいです。

 

 

九鬼山登山道のマーキング

少し登るとマーキングがありました。

何を意味しているかは分かりませんが、普通の登山道は満足できない変態気味の登山者がチラホラいるんでしょうね~(´∀`*)

ま~ここにも居るんですけどね(笑)

 

 

九鬼山登山道ルート薄っすら見えているあちらの尾根が九鬼山登山道の正解だと思います!

ノートレースかつ、かなりの急登の雪ズボズボで全然先に進みません・・・。

そんな苦痛の時間でも、何故かニヤニヤしてしまうんですよね~♡

 

 

九鬼山池の山方面のルートと合流

涙が枯れ果てた辺りで、よ~やく池の山方面のルートと合流しました!

合流したんですが、ノートレースな感じですね!?

 

 

九鬼山北尾根振り返った様子

 振り返ってのアオヒゲさん(私)の足跡でございます!

ここを下りていく勇気はないですよね(笑)

この周辺にマーキング等はなかったので、地形図等で判断して使ってみください!

 

 

九鬼山山頂

そんな感じで九鬼山に到着できました!

一面雪ですね~(´∀`*)

九鬼山は、本日最後の秀麗富嶽十二景です!

 ちなみに九鬼山の標高は、970mになりまして、秀麗富嶽十二景十番山頂になります。

 

 

九鬼山山頂からの景色

菩薩様が良く見ました!

九鬼山の山頂から少し戻った所に(西側)、富士山のビュースポットが有るので、忘れずに寄ってみてください!

この時、そんなスポットが九鬼山の山頂周辺にあるとは知らず見に行きませんでした(>_<)

 

九鬼山の朝日小沢ルート・猿橋駅への詳細について

九鬼山の登山道の1つ朝日小沢ルート分岐

時間があれば高畑山方面を歩こうかと思ったのですが、日没に間に合いそうにないので、九鬼山の登山道の1つ朝日小沢へ下りたいと思います!

 

 

朝日小沢と紺場休場の分岐

こちらが朝日小沢と紺場休場の分岐です。

さ~雪がモリモリですが破線ルートの始まりでございます!!

 九鬼山の朝日小沢ルートは、あまり歩く人がいないので、結構荒れていて分かり難いので注意が必要です。

 

 

朝日小沢ルート不明瞭箇所

朝日小沢ルートは、思った以上に道が分かり難く、かなり迷いました(>_<)

ノートレースでマーキングも殆どなく、コンパスと野生の勘だけが頼りでした・・・。

この周辺は尾根が広いのでルートに注意してください!

 

 

朝日小沢

ズボズボしながら進んでいくと、沢の音が聞こえてきますが、沢には下りずに暫く山腹を巻く感じに進みます。

真っ直ぐ進めなくなったら沢へ降りて下流に進んで行くと、山と高原地図に記載のない水場が有りました。

最初、「旨い米」と読んでしまい、( ゚д゚)ポカーン と、してしまいました。

漢字が読めないみたいなんで、小学生からやり直した方がよさそうですね(笑)

 

 

朝日小沢水場の案内

近くに「旨い米」がコンコンと流れておりました!

冷たくて大変旨い米でした。

お茶漬けに最高だと思います(^_-)-☆

 朝日小沢ルートは、分かり難いですが、水場もありますので覚えておくとよいルートだと感じました。

 

 

朝日小沢ルートの渡渉箇所

お腹がタポンタポンになりながら進むと、渡渉箇所になります。

この周辺は良く滑り滑り落ちました・・・(>_<)

 

 

九鬼山の朝日小沢ルートの入口深桂橋

よ~やく九鬼山の朝日小沢ルートの入口になります深桂橋に辿り着けました・・・。

思った以上に分かり難いコースでした。

そして、この手前に猪だかなんだか分からない腐乱死体が転がっておりました。

猟でもしたんでしょうかね!?

ちなみに、九鬼山周辺は熊の出没が多いので注意してください!

 

 

朝日小沢ルートで九鬼山登山残雪地帯

 3月下旬なのに凄い雪ですよね・・・。

 残雪期は、朝日小沢ルートで九鬼山登山はおすすめできませんね。

 

 

猿橋駅周辺の標識

「ハト」に注意なんでしょうかね!?(笑)

ハトよりチキンカレーが今は食べたいですね。

明日は給料日!!ピスタチオ大人買いするぞ!!と息巻いております♡

て、さっきから何の話をしているんでしょうかね!?

 

 

JR猿橋駅

そんな感じで猿橋駅です!

も~少し楽な行程を予想していたんですが、実際は・・・f^_^;

やっぱり、地図を眺めているだけでは全然分からんですよね~

 

まとめ

今回の九鬼山周辺の登山コースは、標高こそ低いですが、展望も良く起伏に富んだルートですので、登山初心者を始め、山慣れしている方にもお勧めでございます!

 

特に九鬼山周辺は、時間を少しズラせば登山者も少なく、静かな山歩きが出来ると思います!

 

ど~せ登るなら、あんまり人間に会いたくないですしね。

 

 また、季節を変えて出没してみたいな~っと考えております!

 

www.aohigetozan.com

 JR上野原駅から出発し、高柄山、倉岳山、高畑山、九鬼山登山をした時の記事になります!

紅葉が美しい時期に登ったのですが、九鬼山まで至福の時間になりました!