アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の日記です。

遭難して発見されなかった場合の経済的負担は!?「失踪宣告」と「死亡届」

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前回、「山で遭難したら、最悪どれくらいの救助費用を請求されるのか!?」を、「警察」、「消防」を使わず「民間」でやった場合の金額で計算してみましたが、中々痺れる金額に驚いてしました。

 

我々は、「見えない大きな力によって守られている!」と実感することができた次第です。

 

 

◎前回書いた記事になります。

aohige0718.hatenablog.com

 

 

今回は、「遭難して発見されなかった場合は?」、「救助費用のリスクをどのように減らすか!?」を書いてみたいと思います!

 

 

山岳事故の救助と言っても、ケースバイケースだと思いますが、それでも相当高額な救助費用になる事を登山者は覚悟しておかないとイカンですよね( ゚Д゚)

 

 

いくら気をつけていても「道迷い」をやってしまうこともありますし、どんなに重装備でも「滑落」、「転落」は中々防げないの現実ですよね。

 

 

また、今年の3月に、非常に悲しいヘリコプターの墜落事故がおきてしまい、我々登山者や、山の仕事をしている方にとっては「守護神」とも言えるべき存在に「大きなダメージ」が起きてしまいました。

 

 

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※毎日新聞より出典

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滑落・遭難事故が右肩上がりで増えている中での救助部隊の戦力激減は、救助要請に対する対応の遅れになりますし、民間のヘリコプターの出番が多くなれば、前回記述した「捜索費用」・「救助費用の負担」を求められる可能性が大きくなります。

 

 

日頃から山での事故には注意を払う必要がありますが、ここ数年は、特に山岳事故が多い長野県・岐阜県・富山県等にまたがる北アルプスの登山にはより一層慎重な行動と判断が求められますよね。

 

また、安易な救助要請が多く問題になっておりますが、重大事故への対応の遅れにも繋がりますので、そちらも自重すべきですよね~・・・。

 

 

リスクを考えたらキリがないですし、それこそ何処にも行けなくなってしまいますが、それでも何かあると大変なんで、「ど~にかしたい!」ってのが本音ですよね。

 

そ~すると、高額な捜索・救助費用に備えるべく、「貯金をするか」、「山岳保険に入るか」、それとも事前に「捜索・救助は不要」と家族に伝えておくかになってきますよね~~

 

ちなみに私は、

 

 

「警察・消防の捜査が打ち切りになったら、以後の捜索は不要。」

 

 

 

「誰かと一緒に山登りしている最中に事故を起こし死んじゃっても、一緒に登ってた人の事を責めないでくれ。」

 

 

 と、家の者には伝えてあります。

 

 

 

自分に過失が有る無いに関わらず、山の中で死んでしまったなら、それは「寿命」であると私は腹をくくってます!

 

ま~遭難してしまっても、「オネーちゃんとウフフフ♡するまで絶対に死ねぬ!」と言う強い煩悩を駆使して最後の最後までジタバタするかと思われます(笑)

 

きっと、最後の表情は「昇天」した「エクスタシーな姿」だと思うので、捜索隊の皆様、少しキモいオジサンだけど、諦めず私のことを探し出してね♡と、いつもアピールしている毎日です(?)

 

 

え~なんだか分からなくなってきましたが、だいたい1週間前後で警察・消防の捜索が打ち切られるか、縮小され、変わりに民間の捜索へ切り替えの打診があるそうです。

 

 

自分の捜索・救助の為に、税金をモリモリ使ってしまい申し訳ないんですが・・・と、考えいるんですが、大掛かりな捜索をしても見つからないと更に酷い現実が待ち構えております。

 

 

まず、「遭難して発見されなかった場合はどうなるのか?」について記載してみたいと思います!

 

 

道迷いや滑落などしても、運よく発見されればラッキーですが、中には発見されず・・・てなパターンも多いですよね。

 

登山口に「尋ね人」の看板を見たことが有る登山者も多いかと思いますが、発見されないと家族や関係者にとっては重い負担になります。

 

 

一番大事な「経済面」で纏めると、こんな感じになります!

 

 

● 生命保険が受け取れません

 

山の中で行方不明になると、生きているのか死んでいるのか分からないので、法律上は「失踪扱い」になります。

 

「失踪」から「死亡」にするためには、「失踪宣告」を家庭裁判所に求めなければなりません。

 

失踪宣告を家庭裁判所に求める場合は、遭難し行方不明になってから「7年」経たなければ受理されません。

 

その間、生命保険は「死亡(死亡届)」してはじめて支払われるものですので、「失踪」の状態だと1円もおりません。

 

よって、既に死んでいると思われている状態でも、生命保険に加入しているならば「保険料の支払い」を続けなければならず、生命保険も受け取れないと言うダブルパンチになってしまいます。

 

これは、家族にとっては相当の負担になるかと思われます!
※住宅ローンを組む時に加入する生命保険も同じくおりません。

 

 

話が少し変わってしまうんですが、東日本大震災で多くの「行方不明者」がでる大惨事になりましたが、実はこちらの「失踪宣告」の絡みで、ご遺体が確認できない方の「生命保険」が受け取れず、社会問題になったことがあります。

 

本来だと「7年」の縛りが発生してしまい、生活再建に支障をきたしますので、「失踪宣告」の根拠になる「戸籍法」の特例が出て運用される事となりました。

 

簡単に書くと、「失踪宣告(7年待たなくとも)」をしなくても、行方不明になった状況や経緯などを記した書面を死亡届に添付すれば、死亡届が受理され、確定する運びになりました。

 

頭が固い我が国の政府とお役所ですが、チャンと実態に合った対応を被災者にしていた事は嬉しい話ですよね!

 

これで、多くの遺族が経済的に救われ、気持ちの整理が少しだけついたのかな~と思ってしまいました。

 

 

● 仕事を辞めなければならなくなる

 

生きているか死んでいるか分からない状態だと、仕事をどのような状態にするか悩ましくなります。

 

当面、「有給休暇」で凌げるでしょうが、長期になると「退職」するしかありません。

 

「休職扱い」にしてくれる会社もあるかもしれませんが、かなり少数ではないかと思われます。

 

独身なら露知らず、家族持ちだと生命保険もおりず生活に困窮してしまいます。

 

会社にとっても、「引継ぎ」が全くないので、業務に支障をきたしてしまいますよね。

 

 

● 年金・健康保険・その他税金の支払いが継続される

 

死亡した事になってませんので、生きていた時と同様に課税されます。

 

車を持っていれば自動車税等、家を持っていたら固定資産税等が課税されるかと思われます。

 

本人でないと、手続できないものもありますので、非常に面倒なことになると予想されます。

 

しかし、収入がなくなれば、年金・健康保険は免除申請ができるかと思われます。

 

また、厚生年金加入者の場合、年金受給前に亡くなると「遺族年金」の支給が遺族にありますが、そちらも死亡が確定するまで支給はされません。

 

しかし、「年金受給者」の場合、亡くなった事になってませんので、引き続き「年金」を貰う事が可能です。

 

年金受給者が遭難すると、もしかしたら家族は喜ぶかもしれませんよね!?

 

 

● 母子家庭としての優遇処置を受けれない

 

こちらも上記と同様、旦那さんが遭難し、生死不明の場合は「児童扶養手当」等の支給がされません。

 

配偶者の生死が3年以上明らかでない時は、「離婚」の訴えをすることができます。

 

ですので、旦那が行方不明の場合は、「離婚」も1つの選択肢になりえます。

 

離婚の場合は、7年間待つ必要はなく、3年後に手続きを取る事ができますが、生命保険などの絡みもあるので安易に離婚も考え物かも知れません。

 

 

思いついたものをザックリ書いただけでも結構あって、書いた本人が一番驚いております(笑)

 

 

こりゃ~なにがなんでも山で遭難なんかできないですよね~・・・

 

特に「家庭」をもっている登山愛好家にとっては、頭の痛い話なのかも知れませんよね。

 

前回書いた丹沢の滑落も、まったく難しい場所でもなく、「なんでこんな所で滑落するの?」てな場所で起こっております。

 

登山における「道迷い」もそうですが、「滑落事故」もどんな所でも起こりうるリスクである事に間違いございません。

 

 

「自分は大丈夫!」と言う、根拠のない自信を持ってませんか???

 

 

少し長くなってしまったので、次回「捜索・救助費用のリスクをどのように減らすか!?」、「最終的に行方不明者はどうなるのか?」を書いてみたいと思います!

 

aohige0718.hatenablog.com