アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

子ノ権現・伊豆ヶ岳・武甲山登山縦走!飯能駅~武川岳~妻坂峠~横瀬駅(後編)

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武甲山

 

 

 

子ノ権現・伊豆ヶ岳・武甲山縦走登山について

 前回に引き続き、今回も武甲山を目指して奥武蔵縦走をした記録を書いてみたいと思います!

 

未踏だった、奥武蔵の山々の子ノ権現・伊豆ヶ岳・武川岳を登れて良かったのですが、その代償は非常に大きく厳しいものになりました。

 

奥武蔵の山々は、低山ばかりなので、武甲山まで問題なく縦走できると思っていたのですが、そんな簡単なものではありませんでした。

 

そんな後編は、子ノ権現~天目指峠~高畑山~古御岳~伊豆ヶ岳~山伏峠~前武川岳~武川岳 ~妻坂峠~一の鳥居(武甲登山道入口)~延命水~横瀬駅への登山になります!

 

こんな悶絶・水責めの1日になりました・・・。

 

そして前編で縦走した武甲山・奥武蔵登山の記事がこちらになります!

 

www.aohigetozan.com

 飯能駅から入山し、天覧山~天覚山~スルギ~子ノ権現まで縦走した記録になります!

 

前編の縦走の事を「飯能アルプス縦走」と呼ぶ事もあるそうです。

 

子ノ権現・伊豆ヶ岳・武甲山縦走登山の日程・天候・メンバー・アクセス・登山装備

登った日:11月25日 [日帰り]

天  候:曇時々晴れ

メンバー:単独

交通手段:<帰りのアクセス>

横瀬駅 17:37発  東飯能駅18:17着 370円

東飯能駅に駐輪したバイクで帰途

武甲山登山口から横瀬駅まで徒歩で帰りました。

かなり距離がありますので、タクシー等呼んだ方が良いかもしれません。

 

そして今回の子ノ権現・伊豆ヶ岳・武甲山登山の装備がこちらになります!

 

水3.0L消費(余り 0L。)

※途中で水切れし、+1Lにすべきでした。

 

貧乏セット( スーパーカップ(味噌)、ご飯150g)

チョコレート80g、飴玉15個、柿の種2袋、コーヒーセット1式

 

アルコールバーナー、ヤカン、カップ1個、エタノール280ml(60ml消費)、フォーク
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋(厚手)、バラクラバ、日焼け止め、クマ鈴、地形図、コンパス、その他諸々

 

奥武蔵の山々にもツキノワグマが生息してますので、登山装備にクマ鈴を持っていると安心だと思います!

 

 

コースタイム・登山ルート・標高差(子ノ権現~伊豆ヶ岳~武川岳~妻坂峠~横瀬駅)

子ノ権現 12:20 → 12:44 天目指峠 12:46 → 13:15 高畑山 13:17 → 13:41 古御岳 13:44 → 13:56 伊豆ヶ岳 14:01 → 14:15 山伏峠 → 15:07 前武川岳 15:10 → 15:19 武川岳 15:26 → 15:40 妻坂峠 15:42 → 15:59 妻坂峠 16:04 → 16:28 一の鳥居(武甲登山道入口) → 17:32 横瀬駅

 

こちらが今回の縦走登山のコースタイムになります!

 

奥武蔵縦走(武甲山)を目指すなら、子ノ権現に11:30頃到着してないと厳しいと思います。

 

また、道中水を補給できるところが少ないです。

 

伊豆ヶ岳に到着した時間で武甲山へ行くか、下山するか判断したほうが良いと思います。

 

そしてこちらが今回の縦走登山のコース・標高差になります!

 

コース・標高差(飯能駅~子ノ権現~伊豆ヶ岳~武川岳~妻坂峠~横瀬駅)

子ノ権現~伊豆ヶ岳~武川岳~妻坂峠~横瀬駅までの登山区間

 後編で歩いた子ノ権現~伊豆ヶ岳~武川岳~妻坂峠~横瀬駅までの登山ルートと標高差の地図になります!

 

標高差の地図の通り、子ノ権現から伊豆ヶ岳までダラダラとアップダウンが連続し、武川岳へいったん下ってからの登り返しを繰り返し・・・てな流れになります。

 

 

子ノ権現周辺の様子について

子ノ権現の入口に鎮座する像

子ノ権現の入口に鎮座する像になるのですが、凄い威圧感がありますよね~!

そんな目でアタイを見ないで~~と呟いてしまいましたf^_^; 

子ノ権現の守衛さん!と呼んでも良いようなお姿でございます・・・。

私もこんなスベスベな筋肉になりたいな~と思いつつ、先を目指す事にしました!

 

 

子ノ権現周辺から奥多摩方面の山並み

子ノ権現周辺から奥多摩方面の山並みが綺麗に見えました!

奥武蔵も山深いところですね~!

 

 

子ノ権現

そんな感じで子ノ権現でございます!

周辺は、今までの静けさが嘘のような人の多さでした!!

子ノ権現は、足腰守護の神仏ですから登山者の聖地になりますよね~!

痛めている「股関節」にも神のご加護があれば助かるのですが、どうなんでしょうかね!?

 

 

子ノ権現の名物草履

子ノ権現の名物でる、「馬場さんの下駄」と「和田さんの草履」が干してありました。

あまりにも臭くて天日干ししているのでしょうかね!?(笑)

馬場さんの新必殺技として「64文キック」をご提案いたしですね~!

和田さんの新曲は「あの赤い下駄を鳴らすのは馬場だ」」ですかね(´∀`*) 

子ノ権現様に怒られちゃいそうですよねf^_^; 

 

 

伊豆ヶ岳で中央奥が武川岳

子ノ権現から、これから目指す方角の景色なのですが、見たくないアップダウンがモリモリ見えてきました・・・。

右奥のピークが目指す伊豆ヶ岳で中央奥が武川岳ですかね・・・。

「ゲッソリ指数」が急上昇中でございます・・・。

 

 

伊豆ヶ岳登山の様子とルートの詳細

子ノ権現から北側

先ほどの景色は見なかったことにし、子ノ権現から高畑山~古御岳~伊豆ヶ岳を目指します!

子ノ権現から北側へ少し進むとこちらの舗装路と交差します。

子ノ権現周辺は、伊豆ヶ岳等の案内も多いので迷うことはないかと思います!

 ※トイレもありました。

 

 

天目指峠

林道から少し登れば天目指峠でございます!

この時、スズメバチが飛んでいてビックリしたら、こちらの注意の看板がありました。

スズメバチも怖いですからね~・・・。

 

www.aohigetozan.com

 スズメバチについて記事にしておりますので、良かったらご参考にしてみてください!

 

 

天目指峠から先は工事中

天目指峠から先は、工事中で開けた感じになっておりました。

武甲山も、これくらい私に心を開いてくれると助かるのですが・・・。

それにしても、伊豆ヶ岳まで遠いですね~・・・。

 

 

伊豆ヶ岳から東側の奥武蔵の景色

開けた所からの奥武蔵の景色でございます!

伊豆ヶ岳から東側の景色になると思います。

アッチの尾根を使って、奥武蔵縦走をしたいものです!

今回のコースと同じようにアップダウンがモリモリなんでしょうけどね~・・・。

 

 

子ノ権現から伊豆ヶ岳キツイコース

それにしても子ノ権現から涙も枯れるほどのアップダウンが続きます・・・。

伊豆ヶ岳までは、標高以上にキツイコースでございます。

登山のキツさは「標高」だけでは測れませんよね~・・・。

 

 

高畑山

涙目になった辺りでよ~やく高畑山に到着です。

シャッターをきる元気もなく、先ほどからブレブレの写真が続いております。

私の人生以上に真っすぐと立っていられない証拠になってますよね(?)

 

 

高畑山周辺の紅葉

なんだか良く分かりませんが、高畑山周辺の紅葉がとても綺麗で見頃でした!

伊豆ヶ岳まではアップダウンがモリモリですが、時々癒しをくれるのが憎い演出でございます!!

「ツンデレ」に弱い誰かさんでございます♡

 

 

古御岳紅葉

古御岳に近づくと、さらに現実逃避させてくれる美しい紅葉がモリモリになってきました!

このまま紅葉と一緒に枯れ果てて奥武蔵の塵になるのも悪くないな~と思った誰かさんです。

きっと、そこの地表部分だけ「アオヒゲ」が生えてくると思われますので、誰が塵になったか一目瞭然でしょうね(笑)

 

 

奥武蔵の紅葉

 奥武蔵の山を愛する方が多いのも頷ける紅葉の美しさでした!

地元の山を愛する気持ちは、日本共通なんじゃないかな~と個人的には思っております。

地元を愛せない人間は、多分、自分の周りの人間も愛せないんだろうな~と思ってしまいます。

 

 

古御山(標高830m)

そんな感じで急登をこなすと古御山(標高830m)でした。

標高以上に登り応えがあった古御山へのルートでした。

伊豆ヶ岳だったら嬉しいよな~と思っていたのですが、そんな簡単にピークを踏ませてくれませんよね~・・・。

古御山とは簡単なご挨拶だけし、伊豆ヶ岳に急ぎました!

 

 

伊豆ヶ岳遠望

古御山を下っていくと、木々のモザイク越しに伊豆ヶ岳が見えてきました!

伊豆ヶ岳は綺麗な山容ですが、あのモッコリ具合は凶悪な予感が♡

 

 

伊豆ヶ岳(標高851m)

ゲッソリ(>_<)な快楽を注入してもらい、よ~やくお目当ての伊豆ヶ岳(標高851m)に登着でございます!!

伊豆ヶ岳は、未踏だったもので、今回の目玉の一座でございます!

伊豆ヶ岳は、奥武蔵縦走には欠かせないピークの1つですよね~(´∀`*) 

これで私も奥武蔵ファンと堂々と言えますね~♡

 

 

伊豆ヶ岳の山頂

伊豆ヶ岳の山頂は、凄い登山者の数でビックリしました・・・。

長居してもアレかは!?と思い、山伏峠・武川岳を目指しました!

伊豆ヶ岳の山頂からは、「こんなにゲッソリするくらい下るの?」ってくらいモリモリ下るルートになります。

ま~私の会社での評価に比べれば可愛いものですけどね(?)

 

武川岳登山の様子とルートの詳細

山伏峠

伊豆ヶ岳からの登り返しが怖いな~と思いながら進むと、山伏峠になりました。

前武川岳のルートは赤矢印の方に進みます。

それにしても、水がぼちぼち切れそうでヤバそうになってきました。

実は、この山伏峠周辺で水の残量が500mlを切ってしまい、だいぶ前から節約に励んでおりました。

う~ん・・・武甲山まで何とかなるかな~・・・

 

 

武川岳登山口

伊豆ヶ岳はからアレだけ下れば、ま~・・・。

分かってはいましたが、口から魂が抜けそうになり、生ゴミみたいなタメ息しかでませんでした(>_<)

武川岳登山は、ゲッソリ指数が高いです・・・。

 

 

奥武蔵の縦走路

 山伏峠から前武川岳へ目指す途中、奥武蔵の縦走路が綺麗に見えました!

アッチのお山はなんざんす???と、ぶつぶつ独り言の時間帯でした。

機会を作って、奥武蔵の山々を色々登りたいですね~(´∀`*) 

 

 

前武川岳への登山道

モリモリな急登をこなすと、林道の工事をしている箇所に出ました。

赤丸の階段が前武川岳への登山道ですので、ルートを間違わないようにしてください!

 

 

伊豆ヶ岳と古御山

先ほどまでいた伊豆ヶ岳と古御山が見えました。

綺麗な山容をしたお山ですよね♡

「双耳峰」と呼んでも良さそうな伊豆ヶ岳と古御山の距離感ですよね!

人付き合いもそうですが、程よい距離感が大切ですよね~

特に私みたいな曲者は、扱いに困ると思います(?)

 

 

前武川岳

何とか前武川岳に辿り着けました・・・。

いや~~遠いうえに急登が足腰とヒゲに堪えました・・・。

そして水が尽きそうで本格手にピンチになってきました・・・。

 

 

武川岳(標高1,051.7m)山頂

少し歩けば武川岳(標高1,051.7m)

前武川岳があるのに、何故「後武川岳」がないのだ!?と、独りで考え込んでしまいました。

答えが出ぬまま武川岳から武甲山を目指したいと思います!

 

 

武川岳の山頂奥武蔵の山々の眺め

武川岳の山頂から奥武蔵の山々の眺めでございます!

伊豆ヶ岳と同様に武川岳み未踏だったので、前から登り多たかったんですよね~!

こんなボロボロのお姿で武川岳とご挨拶するとは思いもしませんでした(笑)

 

 

目指す武甲山

目指す武甲山が、よ~やく見えてきました!

いや~まだまだ遠いですね・・・。

日没までに辿り着けるか微妙ですね~・・・

 

 

武川岳の下り

残念ですが武川岳を下りている途中で水切れになりました・・・。

だいぶ前から節水していたので喉がカラカラで・・・

武甲山の18丁目周辺の水場までは・・・

流石に無理だよな~~・・・

 

妻坂峠~横瀬駅への登山ルートの様子と武甲山の水場について

妻坂峠

 残念ながら水不足が激しく、武甲山への登山は諦めることにしました。

水がない中で登るのは無謀ですし、そこまで武甲山は甘くないですから~

非常に悔しいですが、妻坂峠から横瀬駅へ向かいたいと思います。

 

 

妻坂峠武甲山水場

妻坂峠を下っていくと、15分前後の所に貴重な水場がありました♡

も~~最高に旨いお水で生き返りました!!

いや~武甲山周辺のお水は本当においしいですよね(´∀`*)

水も得たことだし、武甲山へ!と思う気持ちもあったのですが、残念ながら登り返す気力は残っておりませんでした。

「武甲山敗退」でございます・・・。

 

 

武甲山一の鳥居

こちらが一の鳥居です。

この周辺に車を停めることが出来ますが、武甲山登山の玄関口ですので、非常に混み合います。

あのまま武甲山に登っていたならば、アッチから来るはずだったんですけどね。

残念です。

 

 

武甲山延命水水場

 横瀬駅へ向かっていくと、水場である「延命水」がコンコンと湧き出しておりました!

今回は、水の大切さを痛感した奥武蔵縦走になりました。

奥武蔵の山々は、標高こそ低いですが、油断すると痛い目に遭います!てか、遭いましたね~・・・。

 

 

横瀬駅

そんな感じで妻坂峠から舗装路をモリモリ歩き、石灰工場に往来するトラックに煽られ、散々な目に遭いながらも横瀬駅に辿り着けました。

 いや~横瀬駅まで遠かった・・・。

 

まとめ

飯能駅から奥武蔵の山々を縦走し、武甲山を目指して頑張ったつもりですが、結果は「敗退」でございます。

 

何を書いても「言い訳」になってしまうので、多くは語らないようにいたします。

 

とても勉強になった奥武蔵縦走の1日でした。

 

また、時期を変えて子ノ権現・伊豆ヶ岳・武甲山へ登山したいな~と考えております!

 

www.aohigetozan.com

奥多摩の鳩ノ巣駅から武甲山へ日帰り縦走した記録になります!

武蔵縦走は試練の連続ですね~・・・。

良かったらご参考にしてみてください!