アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

日高山脈の滑落事故に思うこと。冬山の怖さと憧れの日高山脈縦走路

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日高山脈での滑落事故の概況

 

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※HTBニュースより出典

 

 2月2日の正午頃、北海道の大樹町に鎮座するポンヤオロマップ岳(日高山脈)を縦走中に滑落事故が発生してしまい、北海道で山岳ガイドを営んでいる49歳の男性がお亡くなりになってしまいました。

 

夫婦で積雪期の日高山脈縦走をしていた最中の事故だったみたいです。

 

まずは、お亡くなりになった山岳ガイドの男性に対して心よりお悔やみを申し上げます。

 

正午に発生した北海道の日高山脈での滑落事故ですが、16:30頃には救助が完了し収容されたとの事ですので、比較的現地の天気は安定していたのかな~と思われます。

 

真冬の北海道は、天候が荒れる日が多いので、事故発生の一報が警察・消防に入ったとしても、中々事故現場までに辿りつけませんからね。

 

下手をすると、無事だった奥さんの方も危険な目に遭ってしまいますしね。

※個人装備で持っていたとは思いますが、もし、テントやシュラフ等の装備を担いだまま旦那さんが滑落してしまったならば、寒い夜を凌げなくなる。

 

死因は定かではありませんが、滑落による全身打撲によるものか、それとも低体温症によるものかな~と推測しております。

 

この厳しい環境で縦走されていた訳ですので、きっと「山岳ヘルメット」は装着されていたかと思われますので、もしかすると怪我によるものと言うよりは「低体温症」が致命傷だったのかなと勝手に思っております。

 

冬山登山の怖いところは、動けなくなってしまうと、寒さに耐えられなくなってしまい、さらに冷え込む夜を越すことが出来ない事ですよね。

 

色々考えると、冬山登山の怖さを痛感してしまいますよね。

 

 

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日高山脈ポンヤオロマップ岳について

 

こちらが、今回の雪山遭難滑落事故がおきた日高山脈のポンヤオロマップ岳の地図になります。

 

ポンヤオロマップ岳って、なかなか聞きなれないですし、覚えられない名前ですよね~・・・。

 

北海道の山や川の名前は、アイヌ語由来が多いので、イメージが湧かない部分がありますよね。

 

ポンヤオロマップ岳から近くの所に「ペテガリ岳(標高1,736 m)」があるのですが、こちらは「日本二百名山」に選ばれている山ですので、比較的に認知度が高いです。

 

ポンヤオロマップ岳を経由してペテガリ岳へ縦走できますので、もしかしたら「ペテガリ岳」を目指している途中に遭難滑落されたのかも知れません。

 

私もいつか憧れの日高山脈縦走路をテント泊で縦走したいな~と考えているのですが、日数も掛かりますし、怖いヒグマも出ますので、色々考えると中々挑戦できずでございます。

 

やはり、日高山脈縦走路を歩くなら、雪のあるこの時期なのでしょうね~

 

 

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※yahooより出典

 

写真の赤丸が、今回の滑落現場のポンヤオロマップ岳(標高1,404.9m)の山頂なのですが、等高線から地形を読み取れる登山者なら、ある程度はどんな形をした山なのか想像できますよね。

  

 

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国土地理院より出典

 

アップにしたポンヤオロマップ岳周辺の地形図なのですが、山頂直下が非常に等高線が混み合ってますので、結構な急登である事が分かります。

 

雪尻を踏み抜いてしまうと、かなり下まで滑落してしまいますよね。

 

私はポンヤオロマップ岳には登った事がないのですが、この地形からすると、結構綺麗な山容をしたお山なんだろうな~と妄想してしまいました。

 

周囲の地形を観ていると、周囲の山からもポンヤオロマップ岳は目立つ存在なのではないかと思われます。

 

今回の雪山遭難事故は、400mほど滑落したと報道されてましたが、この地形図からして納得でございます。

 

山頂の西側は、比較的緩い尾根なんだろうな~と思われますが、東や北、南側は滑落すると凄い事になるだろうな~と読み取れます。

 

多分、ある程度滑落してしまうと、自力で登り返すのは至難の業かな~と思ってしまいます。

 

日高山脈は、この時期は大豪雪地帯ですし、山頂付近は風を遮るものはないでしょうから、雪尻も凄い事になっていたかと思われます。

 

それ以上に、積雪量も相当なものだったでしょうね~・・・。

 

冬の北海道の山を登った事がないので、も~未知の領域ですね~・・・。

 

凄く大変な冬山登山になるとは思いますが、それ以上に素晴らしい雄大な日高山脈の雪の景色が広がっているのでしょうね~!

 

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日高山脈での滑落遭難事故のまとめ

今回は、北海道で山岳ガイドを営んでいる方が雪山で滑落し、残念な結果になってしまいましたが、日頃から慣れ親しんでいたであろう山でも、この積雪期に滑落事故を起こしてしまうと、非常に厳しい状況になってしまう事がよく分かりますよね。

 

地元周辺の山岳ガイド(お住まいからしてトムラウシ山のガイドかな?)をしていたならば、今回の山域の危ない場所も熟知していたでしょうし、雪山熟達者しか挑戦できない「積雪期日高山脈縦走」なんてやれませんからね。

 

1月25日から入山し、昨日(2月2日)事故までの9日間は、本当に厳しくも楽しい時間だったのではないかな~と思えるだけに残念でなりません。

 

どのような計画で「積雪期日高山脈縦走」をやられたのかは分かりませんが、日数的にも長く、極寒の登山ですので、荷物も相当重かったでしょうね~

 

いくら山登りに慣れた方でも、チョッとした事で命を落としてしまう訳ですので、技術や体力、経験が不足している一般登山者は、さらに注意が必要ですよね。

 

今回の日高山脈での遭難滑落事故は、よくニュースになる無謀な登山者の事故とは訳が違います。

 

北海道と言う極寒の山の中で、滑落事故が起きるまでの9日間を過ごせるのは、相当の熟達者です。

 

計画もシッカリしていたでしょうし、技術も体力も申し分なかったはずです。

 

ですので「無謀な登山者の雪山遭難滑落事故」と簡単に決め付けて欲しくはないよな~と思います。

 

登山は確かに自己責任です。

 

遭難したり滑落事故を起こしてしまうと、救助に来た方達にも危険な目に遭わせてしまいます。

 

ただ、一生懸命責任がとれるように準備して臨んだ登山者を「無謀な・・・」とか「自業自得だ・・・」の様な形で見て欲しくはないな~と個人的には思ってしまいます。

 

 

「次は我が身だ気をつけよう」

 

 

胸に刻んで、こらからも登山を続けたいと思います。

 

 

www.aohigetozan.com

 ※八ヶ岳の天狗岳で夫婦の方が遭難した時の記事になります。

天狗岳の方も、夫婦で登山中の遭難事故だったもので、今回の日高山脈の事故を聞いて思い出してしまいました。

良かったらご参考にしてみてください。