アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

奥多摩三頭山の遭難事故に思うこと。無謀な雪山登山!?

 

 

奥多摩三頭山での雪山遭難について

奥多摩三頭山での雪山遭難

 ※日テレNews24より出典

 

 

奥多摩の三頭山で遭難があったそうです。

 

登山中の登山者13人(外国人登山者含む)が大雪のため下山できず、身動きが取れなくなってしまったものの、無事に発見され救助中だそうです。

 

滑落して怪我をされた方もいるそうですが、命に別状はないみたいです。

 

今朝から動けなくなった登山者は、ヘリコプターを使って救助をしているそうですが、身近な山でも遭難はあり得ますので怖いことですよね。

 

昨日は、関東の山沿いは大雪が降るとニュースでやってましたが、私が住む地域でも一時的に雪が降っておりました。

 

 

「山の上はかなり積もっているのだろうな~」

 

 

「週末の登山が楽しみだな~」

 

 

と、思っていた矢先の三頭山での遭難騒ぎに驚いてしまいました。

 

「遭難騒ぎ」というよりは、も~完全な「雪山遭難」ですよね。

 

ニュースによると、3月21日の午後8時前に三頭山付近から消防に救助要請があり、翌22日の午前0時半頃に、動けなくなった登山者全員を発見したそうです。

 

迅速な救助活動によって、人的な被害がなかったのは良かったですが、色々と思うところがありますので、自分なりの意見をあわせて三頭山の遭難事故について書いてみたいと思います!

 

奥多摩三頭山の地図と周辺の概要について

まずは、今回の遭難があった三頭山周辺の地図になります。

 

三頭山は「奥多摩三山」の1つに数えられる名峰で、日本三百名山の1つにもなっております。

 

また、山梨百名山の1つにも選ばれておりまして、天気が良いと富士山の景色をみる事が出来ますので、登山者に人気がある山になります!

 

三頭山は、名前のとおり3つの頂上があるので「三頭山」と言う名前がついたと言われております。

 

3つの山頂の標高は、西峰が1,527m、中央峰1,531m、東峰1,528mになりまして、最高峰が東峰になります。

 

 

三頭山山頂

私も三頭山が好きで、何度も登っているのですが、こちらが山頂の写真になります。

 

三頭山は意外と広い山頂ですので、今回の遭難した登山者が13人が十分座れる広さになります。

 

また、三頭山には「避難小屋」が設置されてまして、もしかしたら今回の遭難した13人はそちらに逃げ込んだのではないかな~と、このニュースを聞いた時に思ってしまいました。

 

三頭山避難小屋も、それなりに大きな建物ですので、13人が避難する事ができる十分なスペースがあります。

 

 

www.aohigetozan.com

奥多摩三山を日帰りで縦走した時の記録になります。

今回の遭難が起こった三頭山も登ってますので、良かったらご参考になれば幸いですにしてみてください!

 

遭難事故がおきた場所について 

今回の13人は、三頭山からヌカザス山に向かう登山ルートの途中で動けなくなってしまったみたいです。

 

三頭山からヌカザス山までは、それなりに距離とアップダウンがあり、時間もかなり掛かります。

 

もしかすると、大雪が影響して避難小屋まで戻れなかったのかもしれませんよね。

 

三頭山での雪山遭難のニュースからすると、「三頭山避難小屋」の話が出てきてませんので、吹きさらし何も無い登山道で動けなくなってしまったのでしょうね。

 

 

三頭山からヌカザス山登山道

去年の似たような時期に、奥多摩の三頭山周辺を縦走していたので、その時の写真を載せたいと思います。

 

登山した日が2017年3月4日なのですが、三頭山からヌカザス山までは、こんな感じの急斜面と雪がありまして、下山するのも非常に大変でした。

 

今回は、大雪が降る中での下山ですので、私が歩いた時とは比較にならないほど大変だったと思われます。

 

この先も痩せ尾根がありますので、登山道を踏み外しての「滑落事故」が起きやすい場所になります。

 

 

ヌカザス山とムロクボ尾根と分岐き

途中で、ヌカザス山とムロクボ尾根と分岐きもあたりして、下山コースも少し分かり難い箇所があります。

 

三頭山から奥多摩湖へ下山するルートは、この界隈の山域の中でも「急登」と呼ばれているコースになります。

 

奥多摩三頭山は、大好きな山の1つですが、あまりこのルートで登りたくないな~と思っております。

 

三頭山での雪山遭難に思うこと

少し辛口で書きたいと思いますが、なぜ、天気が悪いことが分かっている状況にも関わらず、登山を強行したのかな~と思ってしまいました。

 

だいぶ前から「雨」が降ると天気予報では伝えてましたし、山沿いは「大雪」になると散々予報してましたよね。

 

3月21日は春分の日で祝日ですので、三頭山の山頂でお祝いをしたい気持ちも分からなくはないのですが、それでも日頃から登山をする方なら「中止」の判断をする天候だったと思います。

 

奥多摩の集落周辺も標高が高く、都心よりも4度前後気温が低いので、登山口付近にも既に雪があったと思われます。

 

天気予報では、天候が1日回復しないと伝えてましたので、登山口付近の状況を見て判断し「登山中止」をなぜ選択出来なかったのかな~と思ってしまいました。

 

また、21日午後8時頃に「救助要請」をしたみたいですが、連絡するのが遅すぎますよね。

 

前述してますが、三頭山の山頂の直ぐ近くに「三頭山避難小屋」があります。

 

状況から、三頭山の山頂には上っていると思われますので、避難小屋があることは知っていたと思います。

 

午後8時にヌカザス山の登山道に居たと言う事は、三頭山の山頂に着いた時には、既によい時間(夕方)だったのではないかと思われます。

 

標高が100m上がると気温が0.6度下がると言われておりますので、下界の気温よりも10度前後寒い計算になります。

 

三頭山の標高が1,531mですので、山頂付近は凄い積雪量だったと思います。

 

ニュースですと、山頂付近は40cmくらいは雪が積もっていたのではないかと報道がありますので、装備がシッカリしてないとサクサク歩くことが困難だったと推測できます。

 

三頭山の山頂に着いたときに、「避難小屋で1泊する」という判断が出来なかったのかな~と思ってしまいました。

 

今回遭難した13人が、同じパーティーかどうかは分かりませんが、こんな団体で行動するなら、なおさら下山に時間が掛かるのは明白ですからね。

 

もし、避難小屋で1泊することを決断できていたならば、今回のような大騒ぎにならずに済んだはずですよね。

 

どのような登山経験の方がいたのか分かりませんが、なんとなく「登山初心者」だったのかな~と思ってしまいました。

 

登山初心者なら、何故、雪が降る悪天候の山に登ったのか?と、なりますが、「無謀登山」をしたかったのでしょうかね。

 

そこは本人に聞かないと分かりませんよね。

 

シッカリとした理由があるならばアレですが、今のところ報道等を聞いているとフォローできる部分が少ないよな~と思っております。

 

2018年4月1日追記

 

奥多摩三頭山での雪山遭難事故について調べてみると、今回遭難した13人は「三頭山の山頂付近に雪が積もっていることは分かっていた」、「日程の関係で奥多摩登山を中止にすることが出来なかった」との理由で強行したそうです。

 

これですと「山を舐めている」と言われても仕方がないですよね。

 

結局、この遭難した13人から「謝罪」らしき文言を見つける事が出来ませんでした。

 

救助に携わった警察や消防には謝罪したのかも知れませんが、この救助費用は我々の税金で賄われております。

 

遭難すべくして遭難した訳ですので、無謀ともいえる状況で登山をした場合は「救助費用の請求」をしても良いのではないかなと思ってしまいます。

 

安易な登山への抑止の面からも、遭難事故の状況に応じた救助費用の請求は必要な事ではないかと考えます。

 

奥多摩の三頭山という、比較的初心でも登りやすい山においても、雪が降り積もる状況になると一気に難易度が上がる点が怖いところですよね。

 

どんな山でも舐めてかかってはいけない~と、改めて思いました。

 

三頭山の遭難のまとめ

今回遭難した13人が無事に発見されたのは良かったですが、この件でますます登山愛好家にとっては肩身の狭い思いをしてしまいますよね。

 

このような遭難事故が起こってしまうと「登山は自己責任」、「無謀登山」、「登山は危ない」など、色々といわれてしまいますよね。

 

次は我が身と思い、今回の遭難の経緯を色々と調べてみたのですが、「なんだかな~」と思ってしまいました。

 

大雪が降る中、夜遅くまで救助に携わった方には本当に頭が下がる思いです。

 

色々な方によって、我々は守られているんだな~と思いつつ、私も雪山で遭難しないように注意したいと思います。

 

 

www.aohigetozan.com

今回の奥多摩山塊ではないですが、私の地元の丹沢山塊でおきた滑落事故の救助の様子を書いた記事になります。

救助するのが大変で、とても長い1日になりました。