- 菰釣山から御正体山登山について
- 菰釣山から御正体山登山の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場・登山口付近地図
- 菰釣山・御正体山縦走(鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋)のコース状況
- トイレ・水場(菰釣山・御正体山)の状況と登山装備・登山アイテム
- 鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋~菰釣山のコースタイム・コース標高差
- 鳥ノ胸山~平指山~大界木山登山の様子
- 菰釣山避難小屋~菰釣山登山(甲相国境尾根)の様子
- まとめ
菰釣山から御正体山登山について
今回は、菰釣山から道志山塊の盟主である御正体山へ日帰り登山に出没した時の記録になります!
菰釣山や道志山塊は、アクセスが悪いので、なかなか行き難い山域ですよね~
丹沢山塊をホームグランドにしている私ですが、やはり「西丹沢」はアクセスが悪いので、あまり登れていない感じです。
特に菰釣山は、数えるくらいしか登ってないのですが、天気が良いと富士山の眺めが素晴らしいお勧めな一座になります!
今回は、菰釣山から綺麗な富士山をみる事が出来てラッキーな一日だったのですが、ラスボスである御正体山に苦しめられた感じです。
しかしながら、菰釣山から御正体山は上述したとおりアクセスが悪いので、後々の事を考えると、今回のコースで一気に歩いてしまうのも手かな~と思います。
御正体山は、道志山塊の最高峰になりますし(御正体山の標高は1,681m)日本二百名山の1つに数えられているみたいですので、ピークハンターにとっては避けては通れない1座ですしね。
そんな感じで前編は、道の駅どうしから入山し、鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋~菰釣山までになります!
積雪が多く、悶え苦しんだ菰釣山から御正体山への縦走登山になりました・・・。
菰釣山から御正体山登山の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場・登山口付近地図
登った日:2月23日[日帰り]
天 候:晴れのち曇り
メンバー:単独
そして、非常にアクセスしにくい菰釣山から御正体山縦走の駐車場・登山口付近地図がこちらになります!
道の駅どうし周辺地図
今回、菰釣山から御正体山登山で利用したのが、道の駅どうしになりまして、そちらにバイクを駐輪しました。
道の駅どうしは、とても広い駐車場ですので、満車になることはないと思います。
しかし、この寒い時期になりますと、菰釣山・御正体山の登山口周辺の道路は凍結します。
冬用タイヤが必要ですので、スリップには十分注意してください!
菰釣山・御正体山は、公共交通機関のアクセスも悪いので、自家用車を持ってないと、結構面倒臭いことになると思います。
菰釣山・御正体山縦走(鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋)のコース状況
道の駅どうし~鳥ノ胸山~雑木ノ頭~平指山~浦安峠
道の駅どうしから「花の森オートキャンピア(キャンプ場)」の内に入ると「鳥ノ胸山登山道入口」の看板が出てきますので、それに従って登っていきます。
鳥ノ胸山の登りがかなりの急登で、Mな登山者には嬉しい時間になると思います!
鳥ノ胸山~雑木ノ頭間は、アップダウンがあるものの、難しいところはございません!
道も明瞭ですので、鳥ノ胸山~雑木ノ頭間で道迷いをすることはないと思います。
しかしながら、平指山・浦安峠までは、藪があったりで分かり難い区間があります。
浦安峠~大界木山~城ヶ尾山~ブナ沢ノ頭
浦安峠~大界木山~城ヶ尾山~ブナ沢ノ頭の区間も、コース上に雪が多く、ノートレースのツボ足歩きになったのですが、あまり人が歩かない区間だと思います。
大界木山への破線ルートの取付地点は、浦安峠に下りてから左(東)の方角に林道を進むと直に「大界木山登山口30分」と書かれた道標が見えてきます。
「ここ登るの?」って感じ入口になるのですが、少し登るとルートが明瞭になってきます。
ダラダラ登っていくと、別の尾根に合流しますが、そこから左(東側)へ登っていくと「甲相国境尾根」と合流します。
甲相国境尾根から浦安峠へ行く場合は、かなり分かりにくいと思います。
トイレ・水場(菰釣山・御正体山)の状況と登山装備・登山アイテム
道の駅どうしにトイレ・自動販売機があります。
菰釣山避難小屋から「ブナ沢」方面に下っていくと水場があるそうです。
菰釣山避難小屋から水場まで往復40分ほどかかるそうなので、日帰り登山での利用は限定的かな~と思います。
しかしながら、こんかい水場を確認してませんが、通年枯れる事はなさそうです。
また、御正体山の山頂周辺には、水場・トイレはございません。
そして、今回の菰釣山から御正体山登山でしようした、登山装備・登山アイテムがこちらになります。
水 2.6L(2.6L持参、余り 0.2L)
スポーツ飲料 1.0L(1.0L持参、余り 0.0L)
貧乏セット(ピザ、カレーパン)、チョコレート135g、飴玉6個
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋、カップ、焼き網、コンパス、着替え(シャツ)、軽アイゼン、スパッツ、ハンディーウォーマー、熊鈴、地形図、コンパス、その他諸々
菰釣山から御正体山の稜線上に水場がありませんので、少し多く持参しました。
また、この時期は大変寒いので、防寒対策グッツを登山装備に追加しております。
積雪が多いと、登山コースが分かり難くなりますので、コンパス、地形図を登山装備に加えておくことをお勧めします。
鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋~菰釣山のコースタイム・コース標高差
道の駅どうし 6:22 → 6:38 鳥ノ胸山登山口 7:24 → 鳥ノ胸山 7:32 → 7:51 雑木ノ頭 → 7:59 平指山 → 8:11 浦安峠 → 8:43 大界木山 8:45 → 9:07 城ヶ尾山 → 9:48 ブナ沢ノ頭 9:51 → 10:08 菰釣山避難小屋 10:11 → 10:30 菰釣山
今回登山した、鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋~菰釣山のコースタイムになります!
思った以上に雪が深く、無雪期よりも大分コースタイムが掛かっております。
前編で歩いた鳥ノ胸山~大界木山~菰釣山避難小屋~菰釣山のルートと標高差になります!
今回のルートですと、鳥ノ胸山~大界木山までの間が少し分かりにくいので注意してください!
鳥ノ胸山~平指山~大界木山登山の様子
今日は、道の駅どうしから出発です!
菰釣山を始め、道志の山々は、自宅から直線距離こそ短いものの、非常にアクセスが悪く、近くて遠いお山でございます。
多分、丹沢をホームグランドにしている方には、この意味が通じますよかね!?
道の駅から鳥ノ胸山を目指しまて進んで行くと、こんな案内板があります。
花の森オートキャンビア(キャンプ場)内をウロウロしていきます。
色々と遊歩道のコースがあるので方向に注意でございます!
こちらが鳥ノ胸山の登山口になります!
左に描かれている「秋葉様展望台」が気になりますね~
「秋葉様」と書かれてますが、「秋葉山」のような気もしますが、ま~今日は秋葉様で行きたいと思います!
鳥ノ胸山の登山口からいきなり強烈な急登が始まります・・。
丹沢の山は何処もそうですが、登山口からいきなり急登が始まりますよね~
この辺で、白目になに魂が抜けかけておりました・・・。
早く鳥の胸肉を味わいたいものです・・・(?)
魂が抜けかけた頃に、秋葉様(破線ルート)の分岐となります。
朝日がとても綺麗ですね!
今度、秋葉様(秋葉山)にも行ってみたいものですね!
秋葉山の分岐から少し登ると鳥ノ胸山(標高1,208m)に到着です!
胸の胸肉も好きですが、個人的にはチラチラ見える太ももが大好物です♡
よっ!富士山!!
太ももも好きですが、貴方の事も大好きです♡
右に写っているピークがこれから向かう御正体山になります!
地味に遠いですね~~
あそこまで登れるのでしょうか・・・。
私の太ももが「スジ肉」になってしまいそうです。
鳥ノ胸山からアップの富士山でございます!
富士山も負けず劣らず綺麗なお姿でございます!
筋張っている太ももな私の事を愛してくれますか?と、問いかけてしまいました。
鳥ノ胸山から平指山を目指すと、結構急な下りとなります。
滑って怖いですね~~
鳥の胸騒ぎ!ってやつでしょうか!?
モリモリ下っていくと、平坦な尾根道歩きになりました。
積雪期も雰囲気が良いですね~(´∀`*)
新緑の頃も綺麗でしょうね!
そんな感じで雑木ノ頭の分岐になります。
浦安峠は「道志の湯」方面に進みます。
シッカリと道標もあって驚きました。
地味に歩く登山者が多いのでしょうね~
よ~やく平指山です。
平指山は、展望がないのが残念ですね。
しょうがない、サービスで1枚服でも脱ぎましょうか?(笑)
ニーズがないみたいですので、先に進むことにしました(?)
平指山からモリモリ下ると浦安峠に到着です!
白銀の世界でとても綺麗でした♪
林道(浦安峠)に出て 左(東側)に進むと、こちらの道標が見えてきます。
こちらが大界木山の取り付き地点になります。
大界木山へは、林道から斜めに登っていきます。
あの道標がないと気付きませんね・・・
てか、道標があっても、ここが登山ルートだとは思えないですよね・・・。
林道を振り返っての1枚です。
先ほどの大界木山の道標が、写真中央のアソコですので、こんな感じに登っていきます。
大界木山を目指しモリモリ登っていくと、加入道山と道志山塊が綺麗に見えてきました!
いや~絵になる景色ですね!
段々と登山道が明瞭になってきます。
しばし登ると別の尾根と合流します。
赤い矢印方面から登ってきた感じです。
写真右手(東側)に登っていくと、お目当ての甲相国境尾根と合流します!
合流してから菰釣山方面に少し進むと大界木山に到着です!
いや~地味なお山ですが、新興宗教にありそうな名前ですよね(笑)
今度、宗教を立ち上げる時は「大界木アオヒゲ山」という名前で布教活動を行いたいと思います(?)
菰釣山避難小屋~菰釣山登山(甲相国境尾根)の様子
信者の獲得が難しそうな感じですが、城ヶ尾・菰釣山避難小屋方面へ戻りたいと思います!
先ほど登って来た浦安峠方面への分岐になります。
この看板が目印で、赤い矢印方面に行くと先ほどの合流ポイントになります。
甲相国境尾根は青い矢印方面になるのですが、この周辺は少しり分かり難いですね。
美しい尾根ですよね~
甲相国境尾根は、静かで大好きでございます!
モリモリ進むと、城ヶ尾峠でございます。
さらに進むと城ヶ尾山に到着です!
城ヶ尾山お標高が1,199mになるのですが、あと1mなんとかならなかったのですけどね~
四捨五入してあげて~!!っと、思ってしまいます。
城ヶ尾山から少し進むと、展望が開けた場所になります。
屏風岩山と大野山方面かな!?
甲相国境尾根は、木々が多いので、開けているところが貴重です!
ダラダラな尾根かな~と思ったら、菰釣山避難小屋まで細かなアップダウンが激しいです・・・。
チラチラと白いのが見えたり見えなかったり焦らしプレイにやられてしまいました!
くぅ~~私のツボを心得ておりますな~~~
隠しているのは菰釣山だな♡
菰釣山避難小屋まで雪深いものの、静かで癒しの空間でした!
煩悩は消えませんが、心が浄化されていきますね~
中ノ丸になります!
次はブナの丸かな?と思ったらブナ沢ノ頭でした。
段々と笹の道になってきました。
そろそろパンダと遭遇したいものですね~(?)
笹の道を進んで行くと、菰釣山避難小屋・ブナ沢の分岐になりました。
ブナ沢方面に15分ほど下っていくと、水場があるそうです。
少し登ると菰釣山避難小屋です!
トイレはありませんが、職人の心意気を感じるシッカリとした造りですよね!
菰釣山避難小屋の中になります!
10人前後は泊まれる広さかな~と思います。
私の部屋よりも綺麗で驚きました(笑)
菰釣山避難小屋から地味に辛い登りをこなすと、菰釣山となります!
菰釣山の標高が1,379mになります。
前半戦の目的地でございます。
腹も減ったので、菰釣山の山頂で昼飯にしてみました!
今日はピザとカレーだよ♪
よっ!富士山!!
菰釣山からこの景色を見たかったのです(´∀`*)
富士山が近くて迫力がありますよね~!!
ミニロースターを使ってピザを焼いてみました!
少し網が小さいような気もしますが、小は大を兼ねない証拠となりましたね(笑)
どうしても表面の温度が足りませんので、アルミ箔で蓋をする感じに焼くと、美味しくできると思います!
登山用のミニロースターのレビュー記事になります!
お餅を焼いたり、ウインナー、パン等の調理にも使えて非常に便利な山飯調理器具になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!
ボーノ♪ボーノ♪髭ボーボー♪
これを菰釣山の山頂で叫びたかったのです(笑)
富士山のアップでございます!
とても綺麗な富士山の景色に、菰釣山がお気に入りの1座になった瞬間でした!
菰釣山から南アルプスの山々も見えましたよ!
展望が素晴らしく、ず~~~っと見入ってしまいます。
まとめ
今回の核心部は、鳥ノ胸山から大界木山周辺の登山かと思われます。
甲相国境尾根まで登ってしまえば、菰釣山避難小屋はゆるやかなアップダウンで癒しの尾根道になります!
※地味にきつい個所もあります。
登山者も少なく、ブナの大木が多い甲相国境尾根ですが、個人的にはツボな縦走路でございます。
やっぱり、人の少ないところを歩くのが気持ちが良いですしね!
そんな感じで菰釣山から御正体山への縦走は、次回後編に続きます!
甲相国境尾根の積雪の深さに悶絶し、癒しにならない御正体山への道のりになりました・・・。
菰釣山から甲相国境尾根を縦走し、御正体山へ登った後編になります!