アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

大室山・檜洞丸・鐘撞山!犬越路避難小屋・神ノ川ヒュッテ周回!シロヤシオのトンネル!(後編)

この記事をシェアする

西丹沢富士山

 

 

 

大室山・檜洞丸・鐘撞山!

前編の丹沢源蔵尾根から檜洞丸・大室山・鐘撞山への登山の続きになります!

 

この時期の丹沢山塊は、シロヤシオを始めとしたお花がモリモリ咲き乱れ、一年の中でも絶好の登山シーズンになりますよね!

 

これから蒸し暑くなってくると、標高の低い丹沢へ登山したいと思わないので、今のうちに色々と出没したいな~と考えております。

 

それにしても鐘撞山ってあまり聞かない地味な山ですよね!? 丹沢山塊を愛する登山者なら聞いた事がある山かと思いますが、私は2、3年前まで存在を知りませんでした・・・。

 

大室山はご存知の方が多いと思いますが、鐘撞山には行かずに加入道山へ行かれる事が多いのではないでしょうか。

 

そんな不運な鐘撞山にスポットを当てて、今回書いてみたいと思います!

 

鐘撞山といったらアオヒゲ!(私)ってなくらいになりたいな~と考えているのですが、何を目指しているかは本人も良く分かっておりません(笑)

 

そんな分からぬまま後編の大室山・鐘撞山への登山に突入でございます!

 

前編の記録(神ノ川ヒュッテ~源蔵尾根~檜洞丸)

 

www.aohigetozan.com

 神ノ川ヒュッテを出発し、源蔵尾根から檜洞丸へ登った前編の記録になります!

 

源蔵尾根の急登と痩せ尾根に苦しめられましたが、シロヤシオ・ミツバツツジがとても綺麗でした!

 

登山動画(源蔵尾根~檜洞丸~犬越路避難小屋~大室山~鐘撞山)

 上記写真を押すと、今回登山をした源蔵尾根~檜洞丸~犬越路避難小屋~大室山~鐘撞山の山行動画が観られます!

 

短い登山の動画になりますが、今回歩いた源蔵尾根を始め、檜洞丸、大室山周辺のシロヤシオ、ミツバツツジの花の様子も撮ってますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい!

 

シロヤシオが咲く季節の丹沢は、登山者が多くお祭り状態になりますが、檜洞丸周辺はまさにその通りになりました。

 

丹沢の熱気が登山の動画から伝われば幸いです!

 

 

大室山・檜洞丸・鐘撞山・神ノ川ヒュッテの日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場・地図について

登山日程:5月12(土) [日帰り]

天  候:晴れ

メンバー:単独

 

今回の大室山・檜洞丸・鐘撞山登山の起点として利用した、神ノ川ヒュッテ(源蔵尾根登山口周辺)地図になります!

 

大室山・檜洞丸登山の起点になる神ノ川ヒュッテまでは、道が狭く落石がおきそうな場所もありますので、通行に注意してください。

 

神ノ川ヒュッテの駐車場の詳細は、前編に記載してあります。

 

地図の通り、神之川ヒュッテまでのアクセスは、公共交通機関では行けれません。

 

自家用車やバイクでの利用が一般的です。

 

大室山・檜洞丸・鐘撞山のコース状況

 檜洞丸から先の大笄・小笄から犬越路避難小屋までの間に、鎖場が3箇所ほどあります。

 

難しくない鎖場ですが、そこそこ高度感がありますので、「下り」で使う場合は要注意です。

 

 当初、鐘撞山の山頂から下山をしようと思ったのですが、下山ルートが見つからず(気付かず)橋へ降りるルートから下山しました。

 

この鐘撞山からのルートが中々の曲者で、道が狭く、登山道が崩壊している箇所もあったりと、中々痺れる感じでした。

 

雪が残っている時期に歩くのは危険ですし、あまりお勧めできるルートではありません。

※昭文社山と高原地図ですと「破線ルート」の扱いになっております。

 

犬越路避難小屋について(トイレ・水場)

犬越路避難小屋は、そこそこ大きな避難小屋になっておりまして、大人で8人くらいがゆったり寝られるスペースになっております。

 

避難小屋の内部には土間になってまして、テーブル、椅子もありますので、食事や休憩するのに便利です。

 

犬越路避難小屋トイレ

汚い写真でごめんなさい!

 

でも、避難小屋とは思えない綺麗さだったので、ついつい撮ってしまいました。

 

犬越路避難小屋には、こちらのトイレがありますが、水場はありません。

 

トイレに紙もありませんので、持参してください。

 

なお、犬越路避難小屋のトイレは使った紙を捨てれません。

 

袋に入れて各自で持ち帰る必要がありますので注意してください。

 

シロヤシオ・ミツバツヅジの開花状況について

5月12日現在の開花状況ですが、標高1,300m前後でシロヤシオ・ミツバツヅジの花が満開を迎えておりましたが、檜洞丸の山頂付近はまだ早い状況でした。

 

檜洞丸やツツジ新道のシロヤシオ・ミツバツヅジの旬は、5月20日前後かと思われます。

 

大室山・鐘撞山の山頂周辺には、シロヤシオ・ミツバツヅジの木々が少ない(ほぼ無い)ので、お花を目当てに登ると残念な結果になると思います。

 

既に標高1,000m付近のシロヤシオ・ミツバツヅジの花が散ってました。

 

例年よりもかなり早く咲いて早く散ってしまうと思われます!

 

 

大室山・檜洞丸・鐘撞山のコースタイム・コース・標高差

檜洞丸 9:34 → 9:57 熊笹ノ峰 → 10:27 大笄 10:29 → 10:52 小笄 → 11:00 東沢ノ丸 → 11:24 犬越路 11:36 → 11:50 大杉丸 → 12:42 大室山 12:59 → 13:24 神ノ川ヒュッテ分岐 → 14:05 鐘撞山 14:08 → 15:14 神ノ川ヒュッテゲート前登山口

 

後編で歩いた大室山・檜洞丸・鐘撞山登山のコースタイムになります。

 

檜洞丸から大室山まで、だいぶ時間が掛かっております。

 

時間が微妙なら、犬越路避難小屋から下山を選ぶのも大事な決断になると思います!

 

コース・標高差(神ノ川ヒュッテ~源蔵尾根~檜洞丸~大室山~鐘撞山)檜洞丸~大室山~鐘撞山コース・標高

そしてこちらが後編で歩いた大室山・檜洞丸・鐘撞山の登山区間と標高差になります!

 

鐘撞山から橋への下山が後編の核心部かと思います。

 

道が狭いので、滑落に要注意です!

 

標高差の通り、大室山から結構急斜面を下っていきますので、転落にも注意してください。

 

檜洞丸~犬越路避難小屋までの登山の様子とシロヤシオの花の状況

檜洞丸の山頂

後編は檜洞丸の山頂からスタートです!

写真には写ってませんが、登山者で溢れかえっておりました・・・。

 

 

富士山

よっ!富士山!!

素晴らしい景色でございます!!

 

 

アップの富士山

アップの富士山でございます!

檜洞丸の山頂から、綺麗な富士山を見ることが出来ます!

 

 

モッコリな富士山

たまにはモッコリな富士山も良いかな!?と思い、撮ってみました。

私もこれくらい立派なモッコリになりたいものです・・・。

 

 

大室山のモッコリ

大室山のモッコリ具合も良い感じでした!

さ~檜洞丸の山頂から犬越路避難小屋と大室山を目指したいと思います!

 

 

大室山で、手前のモッコリが大笄

奥に見えている山が大室山で、手前のモッコリが大笄(おおこうげ)になります!

大笄もなかなか立派なモッコリ具合ですね~☆彡

私も負けていられません♡

 

 

風巻尾根地蔵尾根

左からのびる尾根が風巻尾根ですね!

木々に隠れ気味ですが地蔵尾根も見えてますね。

残念ながら歩いてきた源蔵尾根は見えてませんね・・・。

どんだけ地味好きなんでしょうかね、源蔵さんは・・・

 

 

富士山の絶景スポット

大室山へ向かう稜線上は、富士山の絶景スポットになります!!

丹沢ですと、檜洞丸~大室山への稜線から見る富士山が特にお気に入りでございます!

 

 

蕾

標高1,300mがツツジのお花の境目になってまして、標高が高いところは、まだ蕾の状態でした!

 

 

痩せ尾根箇所

大室山へ進むルートは、こんな感じの痩せ尾根箇所が所々出てきます。

檜洞丸周辺は、地味に滑落事故が多くいです。

特に「ツツジ新道」は結構怪我したり滑落死亡事故が毎年起こっております。

低山とはいえ、ルートによっては危ない所があるのが登山の怖さですよね。

 

 

富士山雪

それにしても富士山が美しいですね!

だいぶ雪が解けてきましたね~

 

 

振り返っての檜洞丸の山頂

振り返っての檜洞丸の山頂になります!

登るのは白目になりますが、下るのはあっと言う間ですよね~

 

 

熊笹ノ峰
ヤタ尾根

大室山へモリモリ進んで行くと、熊笹ノ峰になります。

ここから「ヤタ尾根」を使って、神ノ川ヒュッテへ下山することが出来ます。

ヤタ尾根は、かなり急登ですので、あまり登りで使いたくない誰かさんです!

 

 

ノンフライ麺

健康を考えて「ノンフライ麺」のカップラーメンにしてみました。

何かが間違っている貧乏タイムになりました(笑)

 

 

シロヤシオと富士山の夢のコラボ

シロヤシオと富士山の夢のコラボでございます!

私も仲間に入りたいです☆彡

 

 

大笄南西尾根入口

それにしても大室山まで遠いですね~・・・。

この辺が「大笄南西尾根」の入口になります。

「下り」で使うのはお勧めしませんが、静かなバリエーションルートで、また使いたいな~と思っております!

 

www.aohigetozan.com

丹沢マニアックルートの大笄南西尾根について書いた記事になります。

良かったらご参考にしてみてください!

 

 

シロヤシオがトンネル

シロヤシオがトンネルのように咲き乱れてきました!

 

 

梯子

時々「出初式」の練習に使える梯子の時間にもなったりします!

雨降ると梯子が滑るので要注意です!

私もお正月に向けて練習しないと・・(?)

 

 

鎖場

梯子が終わったかと思うと、今度は鎖場になります。

難しくはないですが、檜洞丸から大室山へ向かう場合は「下り」になりますので、滑落に注意してください。

結構、この鎖場で滑落している人が多いみたいです。

 

 

シロヤシオと富士山

鎖場が終わると、シロヤシオと富士山のコラボタイムになりました!

私も仲間に入れて欲しいです☆彡

 

 

鎖場岩場

さらに檜洞丸登山の核心部である鎖場になります。

縛るのも好きですが、縛られるのも嫌いじゃないので、ジックリこちらで楽しみたいと思います(?)

 

 

シロヤシオアップ

私も仲間に入れて♡と、言っている様なシロヤシオでした(笑)

 

 

ミツバツツジ

私も忘れないで♡と、ミツバツツジが言っているようでした!

 

 

両方花

面倒だから、両方とも仲間に入れて♡と、言っているようでした!

 

 

新緑

も~ネタがなくなったので、勘弁してくれ!と、言っているようでした(笑)

 

 

犬越路避難小屋周辺

犬越路避難小屋に近づくにつれ新緑がとても綺麗でした!

 

 

目指す大室山

目指す大室山が見えてきました!

あの急登を登るのか~!!となり、急速に萎えてしまいました・・・。

この景色はメンタルの毒なので、早々に犬越路避難小屋へ目指すことにしました。

 

 

西丹沢の山並み

西丹沢の山並みでございます!

山深く、緑がモリモリで癒される景色です♡

 

 

犬越路避難小屋中
犬越路避難小屋看板

そんな感じで犬越路避難小屋になります!

そこそこ広く、とても綺麗な避難小屋でございます!

 

 

ノート

犬越路避難小屋にノートがありましたので、一筆書いてみました!

ミミズが這いつくばった象形文字ですが、犬越路避難小屋にお越しの際には、是非確認してみて下さい!

下部にコメントを書いておきました!

ネットでコメントをさらさないでね♡

きっと、「アオヒゲ真理教」の隠れ信者が、モリモリ巡礼する事でしょうね~(笑)

「お金を愛する者は救われる」

皆さんと一緒にゴスペルしたいです☆彡

 

大室山登山の様子とシロヤシオの花の状況

富士山の展望

何だか分からなくなってきましたが、安定の富士山の展望を得ることが出来ました!

さ~犬越路避難小屋から大室山を目指したいと思います!

 

 

大室山の中腹

大室山の中腹からの富士山になります!

檜洞丸から見る富士山とは、また違った趣がありますよね~

 

 

大室山周辺シロヤシオ

大室山周辺もシロヤシオのトンネルになってました。

ただ、大室山の山頂にシロヤシオの木々が少ないので要注意です!

 

 

白い花と富士山

この時期は、富士山とシロヤシオのコラボが本当に絵になりますよね~(´∀`*) 

 

 

急登

分かっていましたが、大室山まで結構な急登が続きます・・・。

 

 

神ノ川ヒュッテ方面の景色

神ノ川ヒュッテ方面の景色になります!

尾根が綺麗ですよね!

 

 

アップの富士

アップの富士山も素敵です!

 

 

アップの階段

アップの階段も素敵です♡

も~好きすぎて溜息しか出ません(>_<)

 

 

大室山直下の木道

大室山直下の木道が好きだったりです!

緑の絨毯が素敵ですよね~!

 

 

大室山山頂

久しぶりの大室山山頂でございます!

山梨県と神奈川県の県境にあるお山になります。

そして山梨百名山にも選ばれている大室山でした!

 

 

ゼリー

も~ヘロヘロなので、「女子力高めのアイテム」でカロリー補給してみました!

果実の恵み最高です!!

私が来ることを察してか、大室山n山頂は寂しい感じでした。

 

鐘撞山から神ノ川ヒュッテ登山の様子

鐘撞山ルート

そんな感じで本日のメインイベントである鐘撞山を目指したいと思います!

大室山山頂から鐘撞山のコースは、一気にルートが不鮮明になってきますが、踏み跡あるので迷うことはないと思います。

 

 

檜洞丸と大室山の稜線

歩いてきた檜洞丸と大室山の稜線になります!

こっちから見る檜洞丸も絵になりますね!

 

 

蛭ヶ岳

丹沢最高峰の蛭ヶ岳になります!

どこからみても絵になるお山です!

 

 

神ノ川ヒュッテの分岐

大室山からモリモリ下っていくと、神ノ川ヒュッテへ下りれるルートの分岐がありました。

こちらは未踏なので、機会作って歩いてみたいですね~

 

 

木々境目

陰と陽な感じですが、両方好きなので境目を歩くことにしました。

八方美人とは、私の事を言うのでしょうね(笑)

 

 

大室山看板

「至る」と書かれてしまうと「至でござるか!」と時代劇っぽく話しかけたくなってしまいます(?)

 

 

丹沢山岳耐久レース看板

大室山・鐘撞山周辺は、丹沢山岳耐久レースの会場だったみたいです。

耳を澄ますと、悶絶の呪いの言葉が聞こえてくるような・・・

 

 

鐘撞山山頂

ジャスト900mの鐘撞山に到着でございます!

 

 

鐘撞山から大室山景色

先ほどまでいた大室山になります!

鐘撞山までガツンと下ってきたことが分かりますよね。

 

 

鐘撞山周辺
鐘撞山鐘

折角なので鐘撞山で1曲歌ってみました。

結果は、動画でお楽しみください!

 

 

折花橋へのルート

当初、鐘撞山から長者舎へ下山しようと思ったのですが、ルートに気づかず、こちらの折花橋へのルートで下山することにしました。

この道標が見えたら右に進みます。

 

 

折花橋道標

要所要所に大室山・鐘撞山の道標がありました。

この辺までは、踏み跡明瞭でした。

 

 

道が狭い

段々と道が怪しくなり・・・。

 

 

崩壊

ついに、何だかルートが分からなくなってきました・・・。

崩壊しているところもあるので要注意です!

 

 

鐘撞山案内
鐘撞山への道標

ただ、道標がそれなりにありますので、道間違いはないと思います!

 

 

折花橋
鐘撞山への登山口

折花橋が見えてきました!

右の写真が鐘撞山への登山口になります!

 

 

長者舎の登山ルート

当初、予定していた長者舎の鐘撞山登山ルート入口になります。

道標のとおり、こちらからも鐘撞山へ登ることが出来ます。

 

 

神ノ川ヒュッテ駐車場n

 無事に神ノ川ヒュッテまで戻ってきました!

シロヤシオのトンネル歩きができ、西丹沢の名峰大室山・檜洞丸・鐘撞山を歩けて満足度の高い1日でした!

 

まとめ

檜洞丸・大室山間のシロヤシオ・ミツバツツジのお花のトンネルにモリモリ癒された1日になりました!

 

地味地味な鐘撞山は、やっぱり地味地味な感じでした、誰も居なかったので、山頂にある鐘をモリモリ叩いてストレス発散できたのが良かったです!

 

きっと、「遠くからカンカン鳴っているけど、火事でもあったのか!?」と、思った登山者が多かったと思います。

 

犯人は私ですので、混乱させてしまったならば謝罪したいと思います!

 

また、季節を変えて檜洞丸・大室山・鐘撞山へ出没したいと思います!

 

www.aohigetozan.com

違う季節に神之川ヒュッテから登山をした時の記事になります!

犬越路避難小屋についても詳細に書いてますので、良かったら登山の参考にしてみてください!