- 鶏冠山(山梨百名山)&甲武信ヶ岳周回について
- 鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳周回登山の日程・天候・メンバー・駐車場・トイレ
- 鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳登山のコースタイム・コース標高差
- チキン野郎卒業登山(道の駅みとみ~鶏冠山登山口)の様子
- 鶏冠尾根登山の様子!滑落注意な登山道
- 鶏冠山山頂の様子と木賊山までの登山道の様子について
- 甲武信ヶ岳周回登山と甲武信小屋の様子について
- 鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳周回のまとめ
鶏冠山(山梨百名山)&甲武信ヶ岳周回について
今年の目標の一座である、「鶏冠山(とさかやま)」へ登ってきました!
鶏冠山は、山梨県の山梨百名山の一角をなすお山なのですが、登山地図にコースの記載がなく、岩稜や藪漕ぎもあったりで、中々痺れる行程でした。
柳沢峠の近くにも鶏冠山(こちらも山梨百名山)があるのですが、今回の記録は西沢渓谷の近くにある鶏冠山になります!
とは言え、山梨百名山に選出されている鶏冠山だけあって、踏み跡もそこそこ明瞭で、危ない所には鎖もアリ、最低限の案内もあるので、登れないお山ではないと思います!
鶏冠山や甲武信ヶ岳は、この6月頃になると「石楠花」がモリモリ咲き乱れてとても綺麗に色づきますので、お花の開花にあわせて登った感じです。
思惑通り、石楠花の花が綺麗な1日になりました!
痩せ尾根が続き、チキン野郎には少し荷が重い行程になりますが、とてもスリリングで楽しい登山の時間になりました!
鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳周回登山の日程・天候・メンバー・駐車場・トイレ
登った日:6月04日(土) [日帰り]
天 候:晴れ → 曇りからガス
メンバー:私含めて4名。(3名は登山仲間)
6月になると、鶏冠山を含め、奥秩父の山々は、天気が安定致しません。
今回登山した鶏冠山は、岩稜歩きやキレ落ちた箇所が多く、滑落すると命取りに繋がります。
天候が悪い場合は、登山してはいけないコースになりますので、十分注意してください!
そして、鶏冠山登山で利用した駐車場とトイレですが、下記の通りになっております!
駐車場:道の駅みとみにバイクを駐輪(無料)
トイレ:道の駅みとみ、甲武信小屋(有料100円)
鶏冠尾根上にトイレはありません。
また、水場も甲武信小屋までありませんので、飲料水は多めに持参してください!
鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳登山のコースタイム・コース標高差
道の駅みとみ 7:09 → 11:20 鶏冠山 11:57 → 14:40 木賊山 14:54 → 15:21 甲武信ヶ岳 15:31 → 18:52 道の駅みとみ
こちらが今回登山した鶏冠山(山梨百名山)と甲武信ヶ岳へのコースタイムになります!
鶏冠山(鶏冠尾根)は、バリエーションルートになりますので、昭文社山と高原地図にはコースタイムの記載ございません。
のんびり歩いているのでコースタイムの参考にならないかもしれませんが、1つの目安として眺めていただけたら幸いです!
そしてこちらが、今回登山した鶏冠山・甲武信ヶ岳のコース・標高差になります!
道の駅みとみから出発し、鶏冠山~木賊山~甲武信ヶ岳~道の駅みとみへ周回しております!
標高差の地図からすると、それほど急斜面の登山に思えないかもしれませんが、実際は白目泡吹きの刑になりますので、十分注意してください。
また、鶏冠尾根上部から木賊山までは、藪が結構濃いので、ルートにも注意してください。
チキン野郎卒業登山(道の駅みとみ~鶏冠山登山口)の様子
正面のゴリゴリのお山が、本日登る予定の鶏冠山と鶏冠尾根でございます!
かなりゴツゴツしておりますが、無事に登れますかね~~
アレを登れれば「チキン野郎」から卒業ですかね!?
道の駅みとみから、西沢渓谷の道を進み、吊り橋を渡った後すぐに右手の方へ続く踏み跡と「鶏冠山」と書かれた小さな看板があります。
それをなぞっていくと、こちらの東沢へ出ます。
対岸に取り付き地点がありますので、渡渉しなくてはいけません。
雨降った後は、渡渉できないと思いますので、数日前の天気も忘れずチェックして下さい!
鶏冠山の登山口からいきなり急登が始まり、延々と続きますが、お花がチラチラ咲いていて癒されました!
陰と陽な感じですが、綺麗ですよね~♡
勿論、優しいキスをしてイワカガミと受粉したのはご想像の通りです(笑)
鶏冠山の登山口周辺は、地味にお花が多く癒されます!
いきなり展望が開けた所に出ます!
奥秩父の景色が良いですね~!!
あまりの絶景に、不覚にも「バブー(>_<)」と叫んでしまいました(笑)
左手に見えるお山は何でしょうかね?
興味もありません( ̄O ̄)ノ (雁坂嶺や古礼山かも?)
鶏冠尾根登山の様子!滑落注意な登山道
鶏冠尾根を登っていくと、両側が鋭く切れ落ち、「きりきり舞い」になってしまいます!
落ちたら・・・
流れ星を見たら・・・僕の事を思い出してください(-∧-)
そんな感じです!
奥秩父最高峰の北奥千丈(きたおくせんじょう)岳(標高2601m)が見えました!
GWに縦走したのですが、(瑞牆山荘→奥多摩駅 約80km)そちらの記録も追々こちらで書かせて頂きます!
奥秩父をテント泊で縦走した時の記録になります!
瑞牆山荘→奥多摩駅 約80kmの縦走登山の様子になりますので、良かったらご参考にしてみてください!
さ~チキンハートの「本丸」である、鶏冠尾根の縦走路が見えました!
ここから木賊山まで長く茨の縦走路が永遠に続きます\(^o^)/
僕の事を鶏冠山は歓迎してくれているみたいでガスが出てきました!
ま~「メタンガス男」の本領発揮でございます( ̄O ̄)ノ
登山仲間のKさんです。
岩を使って「カドニー」を楽しまれておりました。
うん、うん。その気持ち痛いほど良く分かります!(笑)
鶏冠尾根は、こんな感じの岩場の鎖場多く滑落すると命取りになる可能性があります。
鶏冠山の第3岩峰でさらなる快楽を得るために登っているKさんです!
僕も仲間に入れて欲しいです(笑)
ここは直接岩を登る方もいるみたいですが、迂回路を使った方が無難だと思います。
第3岩峰も、滑落注意箇所になります。
鶏冠山山頂の様子と木賊山までの登山道の様子について
よっ!!鶏冠山!
よ~やく悲願であるチキン野郎を卒業することが出来ました♡
鶏冠山までは、中々手強く面白いコースでした!
登山用ヘルメットを着用した方が良いかも知れませんが、私は頭でっかちなんで持ってきませんでした!
鶏冠山の山頂からは雄大な景色が広がっておりました!!
ヤッホー!!!
お山ではお約束ですよね(笑)
国師ヶ岳方面が本当に綺麗に見えました!
鶏冠山を後にし、木賊山を目指したいと思います!
ここから先がシャクナゲがモリモリ咲いていて癒されるのですが、だいぶ登山道を覆っているので歩き難くなります。
ピンクと言ったらシャクナゲとおパンテ~♪で決まりですよね!
甘いオネーちゃんの匂いがしました(´∀`*)
鶏冠山~木賊山~甲武信ヶ岳までシャクナゲ街道でした!
登山道は、シャクナゲパラダイスでした♡
何処を見てもシャクナゲだらけです!!
6月の鶏冠山・甲武信ヶ岳への登山は、この石楠花がないと始まりませんよね!
今年は石楠花の当たり年ですね~♡
イワカガミパラダイスですね~!
この時期に鶏冠山・木賊山・甲武信ヶ岳への登山が出来て、私は幸せものでございます!!
よっ!富士山!日本一!!
富士山がチラチラ見えていたのですが、恥ずかしいみたいでほんの少ししか見せてくれませんでしたf^_^;
天気が良いと鶏冠尾根から富士山の絶景をみる事が出来そうですね!
なんだか奥秩父のお山らしい雰囲気ですよね~♪
鶏冠尾根の荒々しい岩稜歩きがなくなってくると、木賊山の山頂は近いです!
いや、噓をつきました。
結構遠いです(笑)
登山道の激藪をこなすと、よ~やく木賊山の近くにでました!
ここまで本当に藪が凄かった・・・。
甲武信ヶ岳周回登山と甲武信小屋の様子について
木賊山から見る甲武信ヶ岳が好きだったりです♡
甲武信ヶ岳は、本当に絵になるお山ですよね!
木賊山から下っていくと、甲武信小屋に到着です!
こちらは、甲武信小屋のテント場の様子です!!
凄く混み合ってました・・・。
シャクナゲの時期にあわせて、全国から甲武信ヶ岳に集まってくるのでしょうね~
そんな感じで甲武信ヶ岳の頂上からの一枚です!
右上のアオヒゲが私でございます!
山で見かけたら、石でも投げつけて下さい(笑)
街で見かけたら、お金を投げつけて下さい(笑)
ベットの横で寝ていたら、優しい口づけをして下さい(笑)
正面の山が、先ほどまで居た木賊山でございます!
鶏冠山から右の尾根から登ってきた感じです!
甲武信ヶ岳も景色が良いお山でございます!
甲武信ヶ岳を後にし、甲武信小屋に戻ってきました!
甲武信小屋は、登山者で大盛況でした!
カレーが名物なので今度食べてみたいですね~!!
鶏冠山(山梨百名山)・甲武信ヶ岳周回のまとめ
このシャクナゲの時期(5月末~6月中旬)の甲武信ヶ岳周辺は、登山者で混みあいますので、静かな時期を狙ってまた出没してみたいな~っと思っております!
奥秩父の山は、やっぱり良いな~っと改めて思い知った一日でした!
鶏冠山は、バリエーションルートですので、滑落に注意して利用してください。
下りで鶏冠尾根を使うのは、大変危険だと思いますので、慎重な判断と計画が必要だと思います!
鶏冠尾根を使う場合は、ヘルメットもあったほうがよいかな~と思いますが、結構な薮地帯を突入しますので、荷物が邪魔になるかな~とも思います。
肌の露出を避け、出来たら身軽な装備で鶏冠山・甲武信ヶ岳を楽しんでみてください!
今回登山した甲武信ヶ岳を違うルートで周回した時の記事になります!
この時は、テント泊縦走をしたのですが、昔から歩かれている甲武信ヶ岳クラシックルートになりますので、良かったら登山の参考にしてみてください!