アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

ファイヤースターターの使い方!登山・アウトドアに必須!火がつかない時の最後の砦!

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ファイヤースターターの必要性と購入を決意した登山の出来事について

今日は、登山やアウトドアで困った時に大活躍する「ファイヤースターター」について記載したいと思います。

 

ファイヤスターターは、あまり馴染みがない言葉ですが、日本語でいうと「火打石」になりまして、1つ持っている非常に重宝致します!

 

火をつけるには、ライターやマッチが一般的ですが、忘れてしまったりしますよね~

 

また、寒いところで火を起こす時には、ライターだと点かない場合がありますよね!

 

そんな時に、「手動」で火を起こせるのが、今回記載する「ファイヤースターター」になります!

 

そんなファイヤースターターですが、当初は不要だったと思っていたのですが、登山中が大惨事に遭ってしまい・・・

 

過去の事例ですが、こんな火がつかなくて困った出来事が登山中にありました。

 

「くぅ~~~何故つかない・・・」

 

「う~~こんなにシコシコ擦って自家発電しているのに・・・全然つかないな~・・・」

 

「こんにゃろ~!!いつもダラダラしているんだから、たまにはちゃんと働けー!!こんちくしょー!!!」

 

「こんにゃろ~!!にゃろめ~~!!寒いんだから早くついてよ~~!!」

 

「おねげーしますだ・・・おねげーしますだ・・・火さ、ついてけろ~・・・」

 

カグツチ様(火の神様)、チャンティコ様(火の神様)、ヘーパイストス様(炎の神様)、も~オネーちゃんの太股はガン見しませんので、聖なる灯火で冷えた心に愛と情熱とヘソの下でくすぶったアレを鎮めてたも~れ~~・・・・m(_ _)m 」

 

余りの寒さに登山用バーナーの自動点火装置が作動せず、頼みのライターも全然つかずでイライラしながら上記の通りモジモジ呪文を唱えておりました。

 

「やべ?食料と道具も有るのに火がつかず、オラ、テント場で遭難してしまうだ(*´з`)もっと神様に祈りを捧げ、お供え物もしなくては!! 」

 

半ば諦めていた時でございます。

 

体温で温めたライターが「ザオリク」の呪文と共に生き返り、一丁前に「メラゾーマ」を噴出してくれるではないですか!!!

 

「・・・チョッと火力弱いけど火がついたぞ!!助かった!!」

 

 

火と炎

本文と関係ありませんが、何故か炎を見ると興奮してきます(笑)

 

登山・アウトドア中に火がつかなくて非常に困り、これをきっかけにファイヤースターターの購入を決意致しました!

 

 

登山・アウトドアの相棒に購入したファイヤースターターについて

そんな感じで前々から火がつかなくて不便だな~っと思い、色々と考えていたのですが、先日こんなファイヤースターターを買ってみました!

 

ファイヤースターター

 

こちらが長年愛用している私のファイヤースターターになります!

 

ファイヤースターターの詳細は、こんな感じになっております!

 

  • 品 名 マグネシウムファイヤースターター(火打石)
  • 値 段 500円位(関東は送料無料でした)
  • 重 さ 14g
  • 奥行き × 幅 × 高さ 6.5 x 20 x 14 mm

 

なんだか安っぽい鍵みたいですよね!!

 

こちらのファイヤースターターは、説明書がついてませんが、品名で検索するとモリモリ使い方が出てきます!

 

ただ、説明書がなくても全然使い方は難しくありません!

 

ファイヤースターターついて簡単に書くと手動で火花を飛ばして火をつける道具です。

 

「ヘラ」みたいな鉄板を鍵みたいな棒に擦って火花を飛ばす感じです。

 

それではファイヤースターターの使い方について書いてみたいと思います!

 

ファイヤースターターの使い方について

ファイヤースターター

 

 ファイヤースターターの使い方になりますが、大きく分けて2種類のやり方があります。

 

1つは上述した「火花を飛ばす」に重きを置いた場合と、もう1つは「発火」になります。

 

登山・アウトドアで火花を飛ばす場面としては、ガスバーナーとアルコールストーブの着火になります。

 

自動点火装置が壊れたり、ライター・マッチが使えない場面でのファイヤースターターの利用になるかと思いますが、鍵のような黒い棒が「マグネシウム」になってまして、付属のヘラで擦ると簡単に火花が飛びます。

 

しかし、金属部分(黒い部分)にフィルムの様なものでコーティングされているものがありますので、ある程度表面を削る必要があります。

※私が購入したファイヤースターターは、表面にコーティングされていて火花が直ぐに出ませんでした。

 

表面を付属のヘラを使って削っていくと、銀色(マグネシウム)の金属が出てきますので、直ぐに使えるわけではないので注意が必要です。

 

何度やっても火花が出ない場合は、マグネシウムが露出していない可能性がありますので、確認して頂けたらと思います。

 

マグネシウムを露出させたあと、スナップをきかせて上から下に滑らせながら擦ると下部から火花が飛ぶ仕組みになります。

 

「火花を飛ばす」だけなら、ファイヤースターターを数回練習さえすうれば直ぐに習得できると思います!

 

問題なのが「発火(着火)」になります。

 

ファイヤースタータで「着火(発火)」させる場面としては、登山・アウトドアでは「焚火」などになるかな~と思います。

 

ファイヤースターターで着火させる為に用意するのは、ティッシュペーパー、小枝、中枝になります。

 

ティッシュペーパーが火種になりまして、そこから小枝・中枝・大枝のうように大きくしていくと火も勢い良く燃え上がります。

 

まず、ティッシュペーパーの上に、ファイヤースターターの黒い棒の部分(マグネシウム)をヘラで削っていきます。

 

ファイヤースターターのヘラには必ずギザギザした部分がありますので、その部分を使って黒い棒(マグネシウム)を1g前後削って1つに集めて山のようにします。

 

モリモリ削った方がやり易いのですが、そこは経験になってしまうかも知れません。

 

削ったマグネシウムに向かって、ファイヤースターターの火花を飛ばします。

 

すると、ファイヤースターターの火花で削ったマグネシウムが発火いたします。

 

ティッシュペーパーに火が燃え移りますので、直ぐに小枝をあてがって火を大きくさせます。

 

それを火種にして炎を大きくさせれば発火は完了でございます!

 

マグネシウムを削ってファイヤースターターの火花で着火させるまでが少し経験が必要だと思います。

 

 

ガスバーナーに火がつかないとガス中毒の原因になります

安堵の表情を浮かべたかどうかは別にして、寒い時は中々火がつかずでイライラしますよね~・・・

 

ガス缶から漏れる「シュ~~♪」って音が虚しく響き、また、密閉されたテントの中だと段々とハイになっていくアノ臭いが病みつきになりますよね~ ♡

 

ガス臭を色んなフレーバーから選べるようにすれば、ガス缶メーカー様、結構売れまっせ!って思っているのは本当でございます!

 

私なら「豚骨しょうゆ味」とか、「ウナギの蒲焼風味」とか、「鳥の唐揚げマヨネーズモッコリ味」など希望いたします (^^)

 

寂しいテントでの食事も、この匂いとなら一緒に逝けるはず!っと思いつつ、ガス中毒には本当に気をつけないといけませんよね!

 

偉そうに言ってますが、何度かテントの中で酸欠になり死にそうになったことがございます・・・。

 

死んだ婆様が、ガスマスク着けて三途の川で手を振っているのが見えたような見えないような・・・(笑)

 

それも、いつかこちらのブログで書きたいと思います!

 

www.aohigetozan.com

テントの中で調理をしてたら酸欠になってしまいました。

その時の詳細を書いた記事になります!

 

切り火とまじない、厄除けについて

時代劇などで、おとっつぁんが外出する時に、おかっつぁんが石(火打石)みたいなのを両手で「カンカン♪」って叩いて、おとっつぁんの後頭部辺りに火花を飛ばし火傷させる?やつと原理は同じです。

 

って言っても分からん方も多いですかね!?

 

これを「切り火」と言う昔から我が国で行われている「まじない」と言うか「厄除け」みたいな儀式の事です。

 

現代においても、落語屋さんとか、大工さんあたりは毎朝やっているかと思われます!

 

昔から生活の一部だった「火打石」ですが、ライターやマッチなどの進出でスッカリ生活の場から消えてしまったツールですが、イザ!って時は原理が単純なのが一番ですからね!

 

ファイヤースターターを使った感想

そんな感じでファイヤースターターを使ってみた感想は・・・

 

コツが少しいりますが、何回か練習すれば「ピュッ♪ピュッ♪」っとアレを飛ばす事が可能になります!

 

ティッシュでプレーする時は(ティッシングタイム)、結構簡単に火がつきます!

 

上述してますが、アルコールバーナや、ガスバーナーも火花が上手く着地すれば(?)簡単に着火します。

 

私はプリムスのP-153バーナーを愛用しておりますが、問題なく着火し「カルシファー(炎)」が出現しました(笑)

 

あと、ファイヤースターターの良いところは水に濡れても拭き取れば問題なく使えるところですかね !

 

難点は・・・

 

結構火花が奇天烈に飛びますので、テントの近くではやらない方が無難です。

 

火花でテントに穴が開きますので、勿論、前室でもやらない方が良いかもです!

 

現代においては簡単に「火」を得ることが出来ますが、不便さを逆に楽しむのも登山やアウトドアにおいては醍醐味の1つかな~っと個人的には思っております 。

 

友人は、私のより豪華でごついファイヤースターターを使っております!

 

 

私のより値段が5倍近くするだけあって、火花の量が豪華にみえましたf^_^;

 

原理は一緒ですが、不安がある方はこちらのファイヤースターターの方が良いかも知れません!

 

まとめ

登山中やアウトドア中に火が使えないと本当に困ってしまいますよね~・・・。

 

そんな時の保険の1つとしてファイヤースターターを1つ持つことをお勧めいたします!

 

何処かのお山で「ピュッ♪ピュッ♪」アレを飛ばしている「自称爽やかなオジサン」が居ましたら是非言ってやってください!

 

「火遊びばかりするとお漏らしするぞー 」

 

・・・

 

も~だいぶ本格的なオジサンになってきましたが、気をつけたいと思いますし、何処かで「鬼平犯科帳プレー」をする時には、「おかっつぁん役」にアレを後頭部と尻に飛ばしてお仕置きして欲しい!そー思っている今日この頃です ♡

私の恋のスイッチに点火してくれるオネー様がいましたらふるってご連絡ください!(笑)

 

え~・・・防災にも使えると思いますし、とてもコンパクトですので、一家に1つ有れば安心だと思います!

 

水と火が有ればなんとかなりますからね~!

 

そんな大災害が来ない事を切に願いつつ、今日はこの辺で失礼いたします!