- 八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山を計画した経緯
- 観音平の駐車場・アクセス・混雑・熊出没について
- 八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山のコースタイム・ルート・標高差
- 観音平から青年小屋までの登山とルートの詳細
- 八ヶ岳権現岳登山とルート・権現小屋詳細
- 八ヶ岳キレット越え登山の様子とルート・キレット小屋詳細
- まとめ
八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山を計画した経緯
久しぶりに八ヶ岳の夕日と朝日を見てみたくなり、テント担いで登山してきました!
登山ルートにつきましては、観音平から権現岳~赤岳~青年小屋にテント泊になります!
前々から考えていたルートだったのですが、バイクの調子がイマイチだった事や、やる気スイッチが入らなかった事も影響し、私のパンツのゴムみたいに延び延びになっておりました・・・。
これじゃ~勝負の日に勝負にならん!!
となり、重い腰をあげて八ヶ岳のキレット越えを試みる事に致しました!
今回、延び延びになっていたパンツのゴムが切れるほど素晴らしい八ヶ岳の景色を見る事が出来ました!
なんだか分からんですが、八ヶ岳と相性が良く好天に恵まれることが多い感じです♡
私の魅力、分かる人には分かるんですよね~!っと、思っているのですが、ま~八ヶ岳と煙と虫くらいしか分かってくれてないみたいだと妄想しております・・(苦笑)
そんな感じで、八ヶ岳キレット越えでテント泊縦走登山をしたのですが、だいぶ長くなってしまったので、前編・後編の2部構成でブログで書いていきたいと思います!
まずは、登山をした八ヶ岳キレット越えテント泊縦走の日程などの詳細がこちらになります!
登った日:6月10日~ 6月11日(土) [1泊2日テント泊]
天 候:6月10日 AM曇りのち晴れ、PM晴れ/曇り/雨
メンバー:単独
観音平の駐車場・アクセス・混雑・熊出没について
今回、八ヶ岳キレット越えをするに辺り利用した駐車場が、観音平になりまして、こちらにバイクを駐輪(無料)しました。
観音平駐車場は、とても広い駐車場になるのですが、八ヶ岳の登山シーズンになると大混雑しますので、早い時間に駐車しないと林道の路肩に停める事になります。
今回も凄い混雑になってまして、八ヶ岳の人気の高さを改めて感じる時間になりました。
観音平で車の駐車を考えている場合は、駐車場で前泊がおすすめになります。
駐車場内に簡易トイレがありますので、その辺も便利だと思いますが、水場はありませんので注意してください。
高速道路でアクセスする場合は、コンビニが数店舗ありますので、そちらで資材の購入やトイレを利用ください!
そして八ヶ岳の熊出没についてになりますが、生息頭数が少ないものの活動しているので注意が必要です。
八ヶ岳の中でも特に観音平周辺で熊(ツキノワグマ)がの目撃が多くあります。
観音平周辺で数頭クマが生活しているのだと思われますので、熊鈴等を持参してください!
八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山のコースタイム・ルート・標高差
観音平 7:38 → 9:19 青年小屋(テントを張る) 9:23 → 10:37 権現山 10:40 → 11:32キレット小屋 11:32 → 12:26 赤岳 12:45 → 14:37 → 15:14 青年小屋
こちらが今回登山をした、観音平~権現岳~赤岳~青年小屋までのコースタイムになります!
駐車した観音平からテント泊をした青年小屋まで、約2時間のコースタイムになりました。
また、青年小屋から八ヶ岳キレット越えをして赤岳の山頂まで3時間のコースタイムになりました。
青年小屋でテント泊する場合、赤岳まで往復6時間位のコースタイムになります。
ただ、権現山~赤岳間の「キレット越え」に時間が掛かりますので、コースタイムを見ながら引き返すなどの判断が必要になります。
そしてこちらが八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山のルートと標高差の地図になります!
登山をスタートした観音平の標高が1,600m付近になるのですが、標高差の地図の通り結構な急登が連続します。
特に権現岳~赤岳のキレット越えのアップダウンが強烈でして、足場が悪い所も多いので滑落・落石に要注意です。
観音平から青年小屋までの登山とルートの詳細
こちらが八ヶ岳登山の起点になります観音平の駐車場になります!
あまり広くないので、シーズン中は停めれず路肩駐車になってしまう事が多いと思います。
そして、この周辺に熊が数頭住んでいるそうです。(住所は不明)
可愛いプーさんが住んでいる訳ではないので、十分気を付けて下さい!!
観音平から青年小屋までの登山ルートは、清々しい空気でした!
肺が浄化され音痴も少し改善したと思います(?)
地味に登ると地味な分岐が出て来ます。
も~中年な私ですが、青年小屋へ行きたいと思います!
青年小屋を目指していると、中年な私をイワカガミが出迎えて下さいました!
可愛いね!ありがとう!!
そんな感じで、遠い飲み屋で名高い「青年小屋」でございます!
「青年」と言うよりは「初老」な感じの外見ですが、それは思っていても言ってはいけない感じです(笑)
今回はこちらの青年小屋でテント泊しました。
少し傾斜のあるテント場になるのですが、水場も近く居心地の良い感じでした。
青年小屋にテントを設営し、権現岳から八ヶ岳キレット越えをしたいと思います!
八ヶ岳権現岳登山とルート・権現小屋詳細
青年小屋から八ヶ岳権現岳を目指して少し登ると北アルプスが一望できました!
右端のツンツンとした尖がりが、名峰槍ケ岳でございます!
人が多い所が嫌いなんでアレですが、そのうち登ってみたい一座でございます。
権現岳方面の景色になります!
鞍部が八ヶ岳キレットになるのですが・・・
う~~・・・
登れる気がしません・・・。
大丈夫かしら!?
う~~・・・
登れる気がしません・・・。
大丈夫かしら!?
写真の撮り方がアレですが、権現岳までの登山ルートは、スタンスが豊富なので、それほど難しくはありません!
「ファイト!モッコリ!!」と掛け声だせば何とかなります!!
左のピークがギボシでございます!
酸素が薄かった影響か、頂上に行くのを忘れちゃいました・・。
右手に権現小屋と権現岳が見えてますね!
権現岳への登山道が無いじゃない!!!
ってな感じですが、心の目で見れば道は開けます(笑)
心が汚い私ですが、心が綺麗になる八ヶ岳キレットの景色が広がっておりました!!
「初老小屋」じゃなくて、こちらは「権現小屋」でございます!!
泊まった事はないですが、評判の良い山小屋なので、いつか利用してみたいです!
権現小屋を少し登ると権現岳の山頂にになります!
権現岳の標高は2,715mになります!
裏側が切れ落ちていますので、寒いギャグを言ってはいけない場所でございます!!
八ヶ岳キレット越え登山の様子とルート・キレット小屋詳細
さ~権現岳から赤岳へ続く八ヶ岳キレット越えの縦走路の始まりです!
雲が良い感じで幻想的でございます!
振り返ってのギボシちゃんです。
こっち側から見ても、中々やんちゃなお姿ですね・・・
登山道の途中に大きなケルンが鎮座してました。
多くの方の思いがここにつまっているのでしょうね~
まずはキレット小屋を目指したいと思います!
こちらがキレット小屋でございます!
まだ営業する前だったので、静かなもんでした!
水場もあるのですが、枯れることが多いので要注意です!
この時もキレット小屋の水場は枯れていて使えませんでした。
また、キレット小屋のテント場は、斜めな場所が多いですね~
キレット小屋の周辺に、高山植物の女王である「コマクサ」が咲き乱れておりました♬
私みたいに可愛いですよね♡
キレット小屋から赤岳を目指して進むと、ラスボスが居そうな雰囲気がしてくるお山達が見えてきました!
この辺が八ヶ岳キレットの核心部になります。
ここから八ヶ岳キレット越えの核心部であるガレガレが始まります。
落石多発地帯なので、起こさない・貰わないを心掛けたいですね!
八ヶ岳キレットを振り返っての一枚です!
歩てきた山々が見えました♡
真ん中奥の最高峰が、先ほど居た権現岳ですね!
だいぶ来ましたね~~
中央の邪悪な峰が「阿弥陀岳」でございます!
時間的に、今日は登れないな~~
残念ですね~・・・
一応、分かり難いんですがこちらも登山道です。
なんだか鬼が出てきそうな雰囲気がしていた八ヶ岳キレットのルートでした(笑)
可愛いお花が咲き乱れてました♡
八ヶ岳は、本当に高山植物の宝庫です!
鉢巻とふんどし姿で「出初式」をやってみたい衝動を抑えるのに必死でした(笑)
こちらが八ヶ岳キレット越えの名物であります梯子になります。
ここは高度感があるので要注意です。
一応、こちらも八ヶ岳キレット越えの登山道です・・。
高所恐怖症の人にとっては辛い時間帯かも知れません・・・
途中、登山道に意味深な突起がチン座してました。
ウフフフ♡
なんか優しい気持ちになれますよね!
荒々しい八ヶ岳キレット越えですが、高山植物が多くて癒しの時間も多かったです!
八ヶ岳では、こんなお花の景色を見られるので、辛い道が続きますが登山は止めれませんよね!!
先ほどキレット小屋付近から見えていた阿弥陀岳です!
いや~登ってみたい欲求が凄く鼻水が止まらなくなってきました(?)
よ~~~~やく八ヶ岳キレット越え終着点の赤岳山頂が見えてきました!
いや~~権現岳から遠かった・・・
そんな感じで八ヶ岳最高峰であります赤岳山頂での1枚です!
下半身が異様にモッコリしてますが、アレはカメラケースなので、山ガールの皆様、興奮しないように!(笑)
大変見苦しい下半身をお見せし、申し訳ございませんでしたm(__)m
折角なので、赤岳の頂上山荘(山小屋)へ物色しに行きたいと思います!
赤岳山頂に到着すると、横岳・硫黄岳を始めとする、素晴らしい八ヶ岳のお山達が出迎えてくれました!
赤岳も山岳遭難事故が多い山になります。
赤岳山頂山荘付近で起きた遭難事故について書いた記事になりますので、良かったら参考にしてみて下さい!
やっぱり気になる阿弥陀岳でございます!
凄いそそり具合ですよね~~
どっかのカメラケースのオジサンとは比較になりません(笑)
八ヶ岳の中でも阿弥陀岳は遭難が多い山になりますので注意が必要です!
八ヶ岳の阿弥陀岳で起きた遭難事故について書いた記事になります!
良かったら登山の参考にしてみて下さい。
さ~時間もアレなので、初老小屋じゃなくて、青年小屋へ戻りたいと思います!
戻ると言っても、再度八ヶ岳キレット越えをしなければなりませんので、時間と体力との戦いになります。
キレットのガレガラザラザラな所を下っていきます。
とても滑りますし、浮石も多いので落石起こさないように注意して下さい!
八ヶ岳のキレットと言ったら、この長い梯子が有名ですよね!
全部で60段くらいあるそうですが、高度感はそれほどありません!
「出初式」10年分くらいは出来るスペースがあるので、興味がある方は挑戦してみてください!
八ヶ岳キレットを振り返っての一枚です!
言葉になりません!!!
良い景色ですよね~~♡
そんな感じで今宵のお宿、青年小屋のテント場へ戻ってきました!
左手前の緑色のテントが私のです。
結構テント場が広く静かでお勧めです!
歩いて3分くらいのところに「乙女の水」という水場もあるので便利です。
夜中から明け方にかけて大雨が降ってかなり微妙でした・・・
今日と言う日が終わろうとしております・・・
このテント泊の時間がたまらなく大好きです。
まとめ
前から歩きたかった八ヶ岳キレットを越えて権現岳~赤岳を歩けてよかったです!
なかなかハードな道のりでしたが、八ヶ岳の荒々しさを感じれた1日になりました。
また、青年小屋のテント場が素晴らしく、静かで癖になる時間になりました!
そんな感じで、八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山は、翌日(後編)へ続きます!
八ヶ岳キレット越えテント泊縦走登山の続きの記事になります!
編笠山からのご来光が素晴らしく素敵な登山の時間になりました!
立場川キャンプ場を起点にして阿弥陀岳、赤岳、八ヶ岳キレット、権現岳、西岳へ縦走登山した時の記事になります!