プラティパスについて
今日は、水筒の代わりに使っている方も多くいるかと思いますが、「プラティパスの活用方法」について記事にしていきたいと思います!
プラティパスは、重さが50g以下と非常に軽量で、しかもコンパクトに持ち運びが出来るので、登山やアウトドアのアイテムの中でも大活躍する水筒の1つではないでしょうか!
とても柔らかい素材出てきているプラティパスですので、入れておいた水がなくなったら小さく折り畳めるのも登山・アウトドアで重宝しますよね!
私はプラティパスは長い間愛用しておりまして、必ず予備で2つはストックしていつでも使えるようにしている状況です!
プラティパスについてご存じない方もいるかもしれませんので、詳細について書いていきたいと思います!
プラティパスの活用方法!テント泊縦走中の体調不良について
GWに3泊4日で奥秩父主脈縦走路をテント泊で縦走をしたのですが、珍しく途中で調子が悪くなり、結構大変でしたf^_^;
縦走2日目から胃の調子が悪くなり散々な目に遭いました。
歩くスピードも上がらず、直ぐに息切れがし、恋煩いかと思うほどのドキドキでした・・・
しかも、
「胃がムカムカし気持ち悪いんだけど何故かお腹は空く」
と言う、訳の分からない流行り病に冒され、体の節々も痛いというか臭いというか自分の体じゃないよう卵白みたいなフワフワした感じになってしまいました。
「無骨でカタイお煎餅」が私のイメージにピッタリなのですが、あの時は「マカロン」とか「エクレア」とかが似合うお洒落なシティーボーイな感じでした!
???って感じですが、私は結構強烈な偏頭痛持ちなもので、「頭痛薬」は必ず常備しているのですが、その薬袋の中を見ると奇跡的に1袋だけ「胃薬」が入っておりました!
たまらず胃薬を一気飲みしたのですが、苦いだけで喉越しも悪く、「治らん!どうしよ!?」となり、とりあえず神頼みする事に致しました(-∧-)
日頃から鍛えぬいた「舞」でも山神様に披露しようかと思ったのですが、そんな余力は既にありませんでした(-∧-)
「え~~私に憑りつく貧乏神よ・・・この胃のムカムカと共に離れ去れ~~~(-ω-)/」
「神頼み」と言うよりは、「悪霊退散!」になってますが、余計に体力を使ってしまい、胃がさらにムカムカしてしました・・・
「長い付き合いなんだし、冷たい事を言うなよ~~ニャロメ~」
と、貧乏そうな顔をした神様が私に語りかけ、優しく温和な性格な私なもので、素直に聞き入れてしまい「一緒に頑張ろう!」っとなってしまいました♡
素直なのは良いのですが、体調がやっぱり悪く、
「薬草でも探すか・・・それとも『キアリー』の呪文を習得する方が先か・・・いや、それには時間が掛かり過ぎる。手持ちの登山装備で何とか治療できないものか!?」
と、ブツブツ考えてしまいました。
・・・・
そうだ!プラティパスがあるぞ!!
珍しく閃きを感じました!!!
プラティパスを使っての温熱療法について
体調が悪い中、色々対策を考えていると、重量がとても軽く、水を入れるのに便利な「プラティパス」は、耐熱温度が本体・蓋共に90度位なのを思い出しました。
ダメもとでプラティパスを使って温熱療法をやってみて、自力で体調不良の治療を試みる事に致しました!
こちらがプラティパスなのですが、とても軽くてソフトな素材で出来ております!
非常にコンパクトにたためて便利なアイテムなもので、山に行く時は必ずプラティパスに水を入れて持って行くようにしております。
私は汗をかくとお腹と背中が冷えることが多いのですが、触ってみるとやっぱり冷たく、これが体調不良の原因の1つかな?と思った次第です。
熱いお湯で温めると火傷してしまうので、湯気が出る程度の熱さにし、プラティパスに2L程お湯を注ぎタオルで包んで首、肩、腰、お腹(特に出ベソの周辺)に乗せて暫く温めてみました。
「オネーちゃんとイチャイチャしているみたいだ~~ 」
「チョット吸ってみようかな・・・モミモミしながらチュー♪チュー♪するとアソコからお湯が出てくるぞ ♡」
と、なり(?)、暫く続けていると体もどんどん温まり、それに比例して胃の調子もなんだか良くなり、その日の晩はグッスリ寝ることが出来ました!
プラティパスのフニャフニャな感じの強度が冷えた患部に良い感じにフィットし、凝り固まった筋肉がほぐれる感じでした!
特にヘソの周りには「胃腸系のツボ」が集中してますので、その周辺をプラティパスを使って温めたのが結果的には良かったのかも知れないな~と思いました!
また、腰の方にも胃腸系によく効くツボ(胃兪・腎兪・脾兪など)がありますので、そちらもプラティパスで温めると効果的です!
登山中の体調不良は大きなリスク
登山中に冷えてしまったり、重い荷物を背負っての縦走ですので、疲れが溜まってしまったことが、体調不良の遠因だと思っております。
今回は、軽度の症状で済んで良かった感じですが、症状が悪化し、山の中で動けなくなってしまうリスクが登山にはあるのだな~と、改めて感じました。
単独山行だったのでアレですが、もし、誰か相棒が居たら間違いなく迷惑をかけたと思います。
テント泊縦走となると、荷物を極力減らし軽くしたくなるの人情ってものですが、装備を減らしす過ぎるのもリスクが増えてしまうので、とてもジレンマでございます。
今回は燃料(ガス缶)に余裕があったので、モリモリとお湯を沸かせたのですが、ピチピチの装備だったらと思うと・・・
ウルトラライト山行が流行ってますし、何が正解かはわかりませんが、少なくとも自己完結できる装備を持って臨む事が基本中の基本なんだと改めて思った次第です。
登山中に調子が悪くなった時の対処の方法について、改めて勉強したいな~って思っている誰かさんでございます!
山を舐めたら痛い目に遭いますからね~~
心して登らんとですよね!!
プラティパスの活用法のまとめ
今回のテント泊縦走は、とてもシンドイ感じになりましたが、とても良い経験になりました !
薬が無い中で、いかに自力で治療するかとなると、方法は限られてきますからね~
「温める」という原始的な方法ですが、プラティパスを使って試してみる価値はあるかと思います!
しかし、1つ注意しなければならい点としては、虫垂炎や、その他炎症の場合は、温めると逆効果になる場合が有ります。
症状をよく観察し、少しで異変が有る場合は直ぐに温めるのを中止して下さい。
筋肉疲労(筋肉痛)は、筋肉に熱を帯びている時はアイシングし、その後は温めたりマッサージ(ストレッチ)すると回復が早くなります。
プラティパスは、「湯たんぽ」としても活用できますので、冷えて眠れない時にも重宝するかと思います!
少ない登山アイテムを使って、自分の窮地をいかに脱するか。
登山やアウトドアの醍醐味の1つなのかもしれませんが、あんまり経験したくは無いですよね。
テント泊縦走中に体調不良になってしまった時に、この記事がお役に立てば幸いです!
プラティパスは、色々と使えますのでお勧めでございます!