アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

奥駈道熊野古道170km5泊6日テント泊縦走!21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉編

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奥駈道熊野古道ゴール地点熊野本宮大社

 

 

奥駈道熊野古道170km5泊6日テント泊縦走について

今日は奥駈道4日目の21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉編でございます!

 

奈良県の吉野から熊野本宮大社までの約90kmの修験道を「大峯奥駈道」と呼びます。

 

ですので、今回の記事で長かった熊野古道「奥駈道」のテント泊縦走は最後になり、1つの区切りになります。

 

私の場合、奥駈道の終着地点であります熊野本宮大社は「中継地」な感じで、「熊野三山巡り」の為、さらに太平洋を目指して先に進む計画です!

 

しかしながら、奥駈道の破壊力に、既にヘロヘロ状態で、無事に那智勝浦の海岸までいるか心配な状況でございました・・・。

 

歩かなければゴールに辿り着けませんので、振り絞って進むことに・・・。

 

そんな感じで、こんな熊野古道奥駈道のフィナーレになりました!

 

そんな感じで奥駈道熊野古道170km5泊6日テント泊縦走の前回までの記録がこちらになります!

 

www.aohigetozan.com

奈良吉野から入山(スタート)し、山上ヶ岳~小笹宿で1泊した記録になります!

 

www.aohigetozan.com

小笹宿から出発し、弥山~八経ヶ岳~釈迦ヶ岳~千丈平(泊)を歩いた記録になります!

 

www.aohigetozan.com

千丈平から出発し、行仙岳~笠捨山~21世紀の森でテント泊した記録になります!

 

 

奥駈道熊野古道テント泊縦走の日程・天候・コースタイム(21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉)

登った日:5月01日(金) ~ 5月06日(水)

天  候:5月4日(月) AM雨/霧雨PM霧雨/曇

メンバー:単独

※交通機関については、最終章に記載。

 

こちらが熊野古道奥駈道最終日の日程と天候になります。

 

奥駈道の縦走路は、日本屈指の雨量の多い地帯になりますので、晴れている日の方が珍しい感じになります。

 

奥駈道縦走の秘訣としてましては、雨にも負けない強い心と防水対策だと思っております。

 

そして今回歩いた21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉のコースタイムがこちらになります!

 

21世紀の森森林植物公園 4:38 → 6:53 玉置山 6:59 → 7:06 玉置神社 7:35 → 7:06 玉置神社 7:35 → 7:06 玉置神社 7:35 → 8:57 大森山 9:04 → 11:12 大黒天神岳 11:18 → 13:04 七越峰 13:59  → 14:12 熊野本宮大社 14:20 → 15:26 川湯野営場(泊)

 

早朝から歩き始め、約12時間でテント泊地であります川湯野営場に到着出来ました。

 

21世紀の森からスタートしますと、下山がギリギリになりますので、やはり王道の「玉置辻」でテント泊するのが行程的にも楽だと思います。

 

コース・標高差(21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉)

コース・標高差(21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉)

奥駈道熊野古道170km5泊6日テント泊コース・標高差21世紀の森~玉置山~熊野本宮大社~川湯温泉

こちらが今回テント泊縦走したコースと標高差になります!

 

上記地図の80km地点から110km地点の間を歩いた感じになります。

 

上述の通り、21世紀の森から出発し、玉置山~大森山~熊野本宮大社~川湯温泉まで歩いたのですが、標高こそ低い玉置山、大森山ですが、地味なアップダウンの連続で体力をモリモリ削り取られてしまいました。

 

奥駈道の終盤ということもありまして、疲労の蓄積が大きく、標高差以上に白目になった1日になりました。

 

 

奥駈道熊野古道21世紀の森から玉置山テント泊縦走の様子

21世紀の森から奥駈道熊野古道スタートの様子

昨晩から雨が降ってますが、奥駈道熊野古道テント泊縦走も4日目に突入でございます!

水は2Lスタートにしました!

酒がきれてきたせいか、手が震えてブレブレな写真になってしまいました(苦笑)

も~禁断症状ですね・・・

そんな感じで、21世紀の森から玉置山を目指して出発したいと思います!

 

 

21世紀の森から玉置山周辺の登山ルート石楠花

 雨で濡れたテントが重く、肩に食い込んで快楽を注入し続けてくれます♡

21世紀の森から玉置山周辺の登山ルートには、石楠花がモリモリ咲いておりました!

 

 

奥駈道の縦走路は世界遺産石碑

 今回歩いた奥駈道の縦走路は「世界遺産」でございます!

世界遺産と言うだけあって、かなりキツイコースでございます・・・

この手前に展望台とトイレがあります。

今日で奥駈道ともお別れだと思うと、なんだか寂しいですね~

 

 

熊野周辺は日本でも有数の雨の多い地域

 小雨がパラパラと降り続いておりますが、雰囲気の良い道が続きます!

熊野周辺は、日本でも有数の雨の多い地域ですからね~

豪雨じゃないだけまだマシですね。

 

 

玉置山山頂

地味な登りをこなしていくと、よ~やく玉置山(標高1076m)の山頂になりました!!

展望は全くありません!!

玉置山の山頂もビバーク適地になってまして、3、4張り位はテントが張れると思います。

この玉置山の山頂が、奥駈道最後の1000m峰です。

段々と下界が近づいてきましたね~

 

 

 玉置山の強大な桧巨木

玉置山の山頂の近くにある桧3兄弟です!

立派な大木ですね~

オジサンも負けていられませんね!!!(?)

 

 

玉置山周辺の雰囲気

 玉置山周辺は、雰囲気が良いですね~!

熊野と言う場所なだけに幻想的でウットリしてしまいます♪

 

 

玉置神社の手水

こちらが玉置神社の手水でございます!

渇水の為、水を止めている箇所が有りました。

ここで2L補給しました!

 

 

世界遺産玉置神社

こちらが世界遺産の玉置神社です!

歴史を感じる佇まいですね!/p>

ここで大阪から遊びに来たカップルに、今後の天気予報をザックリと聞いたつもりが、ネットで詳しく調べてくれて教えてくれました。

その節は、どうもありがとうございました!!

 色々とお話しできて楽しかったです!

21世紀の森から玉置山周辺は、登山者が少ない区間になりますので、人と話すのが2日ぶりでした。

 

 

玉置辻奥駈道熊野古道170km5泊6日テント泊縦走ビバーク候補地

 そしてこちらがビバーク候補地だった玉置辻です。

平地が少なく、テント4張り前後張れるかな~っと思われるスペースでした。

玉置辻は、トイレ・水場がないのでアレですが、熊野本宮大社から吉野を目指す場合は、さらに進んで玉置神社で給水し、先ほどの玉置山山頂付近のテント適地でビバークが良いかも知れません。

玉置山から大森山までが地味な登り坂が続き濃い白目になってきます・・・。

 

 

大森山山頂

やっとの事で玉置山から大森山に辿り着けました・・・。

大森山は、標高こそ低いんですが、地味地味な感じでかなりキツイ登りでした。

山頂からの展望もなかったような・・・

 

熊野本宮大社までの登山とルートの様子

熊野本宮大社までの登山とルートと五大尊岳

奥駈道は、小さいながらも強烈なアップダウンが続きます。

念仏を唱えながらやっと五大尊岳に着けました。

奥駆道のルートは、本当に巻くことを知りません。

そして、ピークには必ずこんな感じのお祈りの場所があります。

どれだけの修験者が、ここを歩いたんでしょうかね~

 

 

七越の峯

所々展望が開け、熊野川も見えたのですが、生憎のガスガスなので写真には撮りませんでした。 

そんな感じで七越の峯です。

ここまでもアップダウンが結構強烈で、流石に嫌になってきました・・・(-_-;)

 

 

熊野側の奥駈道の登山口

 小さなアップダウンこなし進んで行くと、熊野側の奥駈道の登山口に辿り着けました!

やっと奥駈道を攻略し、下界に降り立つことが出来ました!!

いや~嬉しいです!!!

ここまで本当に辛かった・・・。

大峯奥駈道のゴールである熊野本宮大社も、あと少しです!

 

 

熊野川景色

熊野川で沐浴し、体を清めようかと思ったのですが、既にずぶ濡れでスケスケランジェリー状態でした・・・

河原でテントを張る方もいるみたいで、何張りか見かけました。

私と同じようなコースで来たんでしょうかね!?

 

 

熊野本宮大社入口の鳥居

 大峯奥駈道の終着地である「熊野本宮大社」です。

熊野本宮大社に着いた時の感動と達成感は、一生忘れないと思います。

この経験は、人生の宝物ですね。

も~ボロボロですが凄く嬉しかったな~

 

 

熊野本宮大社に参拝の様子

 折角なので熊野本宮大社に参拝してみたのですが、ボロボロのスケスケランジェリー姿と泥棒ヒゲがベストマッチし、凄く目立ってしまいました(*´з`)

今なら「アオヒゲ真理教」を開山しても、威厳に満ちた教祖様として君臨出来そうな予感が致します(笑)

 

 

熊野日本一の大きさの大鳥居

熊野本宮大社の近くに、日本一の大きさの大鳥居があります!

前からこれを見たかったんです!

本当にデカくて迫力が有りました!!

 

川湯温泉・川湯野営場の料金・営業時間について

川湯野営場

 雨に濡れボロボロのスケスケ姿で少し周辺を観光し、今日のお宿である川湯温泉にある「川湯野営場」に着きました!

川湯野営場で受付すると、サービスドリンク(ミニビール)を貰いました。

この世のものとは思えない旨さに、ビックリ玉手箱!でした♡

川湯野営場は、GWだけあって凄い賑わいでお祭り状態でした。

 

川湯野営場のテント泊料金は、1張800円、ビールが300円(350ml)になりまして、ゴミ(ガス缶等)も捨てれて便利です。

 

 

川湯温泉の公衆温泉

こちらが川湯温泉の公衆温泉になるのですが、こちらで数日ぶりに入浴しました!

獣臭が凄く、だいぶ前からハエとお友達になってしいましたf^_^;

川湯温泉の入浴料は250円、シャンプー50円です。

 

www.anzairen.com

 川湯温泉については、こちらの姉妹サイトで詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

川湯温泉の目の前の川

 お世話になった川湯温泉なのですが、名前の通り川を掘ると温泉が湧いてきます。

残念ながら水着着用でないと利用できないそうです。

次回来る時は、綺麗に永久脱毛してから入りたいですね!

 

 

天然の川湯温泉を楽しめる川の様子

 いや~癒される川の色ですね♡

 私のスケスケ姿と良い勝負な川のスケスケ度です♡

この辺も、川を掘れば温泉が湧きだしますので、天然の「川湯温泉」を堪能することが出来ます!

 

 

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 そんな感じで川湯温泉を堪能し、川湯野営場に戻ってきました。

熊野本宮大社参拝と大峯奥駈道の縦走達成記念と称し、臭いテントの中でささやかなパティーをしてみました♪

いや~美味すぎて涙が出てきます!

それして、色んな臭いがテント内で混ざり合い、気分が悪くなってきました・・。

 

まとめ

奥駈道熊野古道テント泊縦走の1つの目標であった「熊野本宮大社詣」も無事にでき、気分的にも少し楽になりました。

 

熊野本宮大社から那智勝浦の海まで、あと80km程残しておりますが、当初の計画通り小雲取・大雲取越経由して「熊野那智大社」、「熊野速玉大社」を目指したいと思います!

 

熊野古道歩きも終盤になりますが、次回、小雲取・大雲取越へと続きます!

 

熊野古道らしい道が続き、大好きになりました!


www.aohigetozan.com

川湯温泉から熊野古道小雲取・大雲取越ルートについて書いた記事になります!

THE熊野古道と呼べるほど苔むした癒しの道が続き大好きな区間になりました!