アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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丹沢主脈縦走【厳冬期】蛭ヶ岳~黍殻山~焼山~宮ヶ瀬湖 霧氷の世界(後編)

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丹沢主脈縦走厳冬期景色

 

 

 

丹沢主脈縦走【厳冬期】登山について

 前回に引き続き、今回も厳冬期丹沢主脈日帰り縦走をした時の記録を書いてみたいと思います!

 

後半戦も雪が深くて大変難儀し、特に蛭ヶ岳~姫次~黍殻山間は悶絶してしまいました・・・。

 

塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳の区間も雪が凄いですが、やはり北斜面になる蛭ヶ岳~黍殻山は、雪のレベルが違うような気が致します。

 

丹沢主脈縦走路は、蛭ヶ岳山荘より北側には通年営業の山小屋がなく、唯一逃げ込めるのが黍殻山の近くにある黍殻山避難小屋になります。

 

縦走中に何かトラブルがあれば、黍殻山避難小屋で一夜を過ごすことが可能ですので、

丹沢主脈縦走を計画する時には、必ずこちらの施設を使用する可能性を加味したものにしてください。

 

黍殻山避難小屋にはトイレもありますし、焼山方面に少し進むとある「大平分岐」の近くに水場もあります。

 

大倉から入山の場合、蛭ヶ岳の山頂到着した辺りで相当疲労も溜まっていますので、先に進むかどうかしっかりと自分の体力・技術力を考慮して決めてください。

 

無雪期ならアレですが、厳冬期の丹沢主脈縦走は甘いものではございません!

 

 

そんな感じで、前回の丹沢主脈縦走の続きに移らせていただきます!

 

後編は、蛭ヶ岳の山頂から黍殻山~焼山~宮ヶ瀬湖になります!

 

こんな霧氷の世界の縦走路歩きでした!

 

厳冬期丹沢主脈縦走の前編の記録と日程・天候・メンバー

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こちらが大倉から入山し、塔ノ岳、丹沢山、不動ノ峰までの丹沢主脈日帰り縦走の前編の記録になります!

 

登った日:1月24日(日) [日帰り]

 天  候:雪のち曇り時々薄日

メンバー:単独

交通手段:前編に記載

 

蛭ヶ岳の山頂近くから天候が悪くなり、風も出てきてかなり寒かったです。

 

寒さ対策でZIPPOのハンディーウォーマー(ホッカイロ)を持ってきて大正解でした!

 

 

丹沢主脈縦走のコースタイム・コース・標高差(蛭ヶ岳~黍殻山~焼山~宮ヶ瀬湖)

 不動ノ峰休憩所 10:01 → 10:54 蛭ヶ岳 11:04 → 12:21 腹小屋平 12:12 → 12:43 姫次 12:54 → 13:49 黍殻山 13:51 → 14:31 焼山 14:34 → 15:41 焼山登山口バス停 → 17:13 宮ケ瀬バス停

 

こちらが今回の丹沢主脈縦走のコースタイムになります。

 

蛭ヶ岳から姫次、黍殻山まで積雪深く、無雪期と比べると、だいぶコースタイムが遅いです。

 

丹沢主脈縦走路のコース

 こちらが後編で歩いたコースと標高差になります。

 

今回は、蛭ヶ岳の手前から~姫次~黍殻山~焼山~宮ヶ瀬湖までになります。

 

丹沢主脈縦走路のコースになりますが、標高差もあって骨の折れるルートでございます。

 

 

丹沢主脈縦走の写真(鬼ヶ岩~蛭ヶ岳~姫次~黍殻山避難小屋~黍殻山)

丹沢主脈縦走路弁当沢ノ頭岐

 貧乏セットを食べ終わり、蛭ヶ岳を目指して進むと「弁当沢ノ頭」へ通じる分岐となりました。

美味しそうな頭ですが、流石にこの積雪なのでノートレースでした。

アッチの尾根も楽しいでしょうね~~♬

 

 

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳方面

鬼ヶ岩からの蛭ヶ岳方面の一枚です!

薄っすら富士山も見えてますね~

 

 

鬼ヶ岩直下の下り

 鬼ヶ岩直下の下りが中々痺れる感じでした。

雪があると、なかなかの鬼ヶ岩になります!

6本爪アイゼンでも大丈夫でしたが、ここの通過は神経を使いました。

 

 

姫次

 奥多摩方面も良い景色でした!

アッチも真っ白ケ~ですね!

真ん中の平らな大地が姫次になります。

まだまだ丹沢主脈縦走路に苦しめられそうですね~

 

 

痩せ尾根歩き

 蛭ヶ岳の山頂まで、結構痺れる痩せ尾根歩きがございます。

雪がモリモリになると、丹沢も登山レベルが上がりますよね~~

まだまだ「鼻く●登山愛好家」なんで、もっとレベルを上げていきたいです。

 

 

丹沢主脈縦走路霧氷に青空

 うわ~~♡

やっぱり霧氷には青空が映えますね!!

私のアオヒゲをバックに写せば、もっと霧氷も活き活きと躍動感溢れる感じになるはずです!(?)

ここまで来ると、丹沢主脈縦走路最高地点である蛭ヶ岳まであと少しです!

 

 

丹沢主脈縦走路の稜線

 歩いてきた丹沢主脈縦走路の稜線を振り返ってです。

だいぶ来ましたね~~・・・

いや~~雪が凄くて太ももからピクピク悲鳴が聞こえ、なんだかムダ毛が濃いいけど美脚になってきました(?)

 

 

丹沢主脈縦走路の稜線天気が悪い

 グレーな世の中も、そんなに悪いもんじゃないかもですね!

白か黒かなんでもハッキリさせちゃうと、面白みに欠けてしまいますよね!

そんなアヤフヤな空気の中で生きていきたい!そんな感じです!

 

 

丹沢三峰

 丹沢三峰の三兄弟も同調してくれそうな雰囲気を醸し出しておりました。

アッチのコースも中々アップダウンが強烈ですからね~~

展望もなく、ひたすら雪の中を歩きたくないな~~

 

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ドカ雪が降った後に丹沢三峰へ登山した時の記事になります。

凄いツボ足歩きになりまして、今回の厳冬期丹沢主脈縦走とはまた違った辛さがありました。

少し変態気味な登山者に捧げたい雪の丹沢歩きの記録になります!

 

 

丹沢の景色

丹沢の厳冬期の景色が良すぎて写真ばっかり撮ってしまいます。

 

 

丹沢主脈縦走路の稜線振り返ってはウットリ

 ついつい振り返ってはウットリ♡してしまいます!

も~丹沢山は見えてません。

 

 

丹沢最高峰かつ神奈川県の最高峰蛭ヶ岳

 よっ!蛭ヶ岳!!

蛭ヶ岳は、丹沢最高峰かつ神奈川県の最高峰です!

蛭ヶ岳の山頂は私だけの貸し切りでした♬

とりあえず、丹沢主脈縦走の3/5が終わった感じですね。

 

 

蛭ヶ岳山荘と霧氷

 蛭ヶ岳山荘と霧氷の夢のコラボです!

夢氷」てな言葉を流行らして、アイスクリーム屋さんに売込みたい感じでした!

これで、今年の流行語大賞はいただきですね(・´з`・)

え?も~大賞決まっているよ!?

ガビーン( ゚Д゚)

 

 

蛭ヶ岳の山頂から雄大な景色

 儚い夢がとけてしまうほど、蛭ヶ岳の山頂から雄大な景色が広がっておりました。

 

 

正面のピークが檜洞丸

 正面のピークが檜洞丸ですね!

アッチも雪が凄そうですね~~

 

 

蛭ヶ岳の霧氷のトンネルをくぐって丹沢主脈縦走路を歩いて

 さ~蛭ヶ岳の霧氷のトンネルをくぐって丹沢主脈縦走路を進みたいと思います!

蛭ヶ岳到着が12:00だったら諦めて来た道を戻るつもりでした。

まだ11時過ぎなので、少し時間の貯金がありますね~~

 

 

正面のお山が大室山

 正面のお山が大室山ですね!

道志山塊のお山も見えてきました。

 

 

檜洞丸と大室山

 檜洞丸と大室山の夢のコラボです!

綺麗な稜線ですね~!

 

 

蛭ヶ岳を振り返って

 蛭ヶ岳を振り返っててです。

こっちは北斜面なので、一気に積雪が増えてきました・・・。

たっ、助けてケロ~~・・・。

 

 

丹沢主脈縦走路を歩いている先行者

丹沢主脈縦走路を歩いている先行者が1人いる感じでした。

トレース泥棒が出来て助かりますが、それでも雪深く歩くのが難儀します。

 

 

丹沢主脈縦走路目指す姫次

 目指す姫次・黍殻山が見えてきまし!

右端に焼山も見えてますね!

一面霧氷の森でございます!!!

こりゃ凄いや~~♡

 

 

厳冬期に丹沢主脈縦走路を登って来た

 これが見れただけでも厳冬期に丹沢主脈縦走路を登って来た甲斐がありますね!

紫外線が強くて辛いですが、冬の時期でないと見れない景色ですからね~ 

 

 

丹沢主脈縦走路静かな時間

 丹沢主脈縦走路は、とても静かな時間が流れております・・・

聞こえてくるのは、私の悶絶音ぐらいですね(苦笑)

 

 

先行者に追いつき

 この手前で先行者に追いつき、私がファースト登山者になりました!

トレース泥棒じゃアレなので、今度は私が伝道師になりたいと思います!

 

 

ファーストのツボ足

 前言撤回いたします・・。

やっぱり、ファーストのツボ足は体に毒でございます・・・。

毛穴という毛穴から「邪悪なエキス」が染み出てきます(>_<)

いや~雪が多くて一歩進むのも大変です・・・。

ワカンやカンジキが欲しいですね~

 

 

ゼブラ模様した雪の登山道

 なんだか踏み抜いてしまうのが忍びなかったです。

でも、ゼブラ模様した登山道も芸術的で綺麗ですよね!

 

 

逆から来た登山者様と合流

 ここで逆から(姫次方面)来た登山者様と合流しました!!

何故かビデオカメラを撮りながら歩いてました。

もしや、私の熱烈なファンか!?(笑)

 

 

足跡を拾いなが雪の登山道歩き

 ファンの足跡を拾いながら愛を確かめてみました♡

 それにしても蛭ヶ岳~黍殻山の間の積雪が凄まじく・・・。

 

 

蛭ヶ岳が堂々と鎮座

 蛭ヶ岳が堂々と鎮座しておりました!

だいぶ下りてきましたね~~

 

 

蛭ヶ岳先っちょはモザイク

 よっ!下半身だけ日本一の富士山!!

先っちょはモザイクが濃い目ですが、私の脳内変換を舐めてはいけません!!!

薄眼で見ればハッキリ映るんですよ!!!

 

 

姫次食事

 なんのこっちゃー!?って聞こえてきますが、こちらが姫次です。

既に貧乏セットを消化してしまったので、こちらで新たな貧乏を注入してみました。

あまりの貧乏ぶりに写真はお蔵入りとさせていただきます(笑)

それにしても、姫次も雰囲気の良い所ですよね!

 

雪の丹沢主脈縦走路のルートの様子(姫次~黍殻山避難小屋~黍殻山~焼山)

雪見大福のようなベンチ

 時間もだいぶ押してますので、姫次から黍殻山を目指したいと思います!

雪道を進んでいくと、雪見大福食べたいな~~と思ってしまったベンチがありました。

 

 

宮ヶ瀬湖

 姫次から黍殻山を目指して進むと今度は宮ヶ瀬湖が見えてきました!

アソコのバス停まで歩くのか~~~っと思うと、急速に萎えてしまいました・・・。

雪道ですし、距離もかなり遠いですね~~

丹沢主脈縦走を舐めてはいけませんね・・・。

 

 

丹沢三兄弟

 今度は丹沢三兄弟が綺麗に見ました!

夏のリベンジで登らないとな~~・・・

 

 

黍殻避難小屋

 さらに丹沢主脈縦走路を進むと、途中に黍殻避難小屋がありました。

こちらトイレもありまして、小屋も綺麗に改築されたばかりで居心地最高な感じになっております!

ここで一生避難したいところです(?)

トイレは写真右手にあります。

 丹沢主脈縦走で不測の事態になってしまったら逃げ込める唯一の小屋になります。

 

 

丹沢主脈縦走路から少し外れた所に在る黍殻山

 少し遠回りですが、丹沢主脈縦走路から少し外れた所に在る黍殻山へ登ってみました!

雨量計?があるだけで展望もない地味地味山頂なのですが、そんなお山が何故か好きだったりします。

厳冬期に黍殻山に登ったのは初めてのような・・・。

 

 

黍殻山から焼山

 黍殻山から焼山へ進むと、鳥屋への分岐が見えてきます。

宮ヶ瀬湖へ抜けるならこっちの方が近くて速いのですが、今日は「丹沢主脈縦走路」にこだわりたいと思います!

 ※鳥屋へ抜ける場合は、崩壊地がモリモリありますので、十分注意して下さい!てか、通行止めの看板もありますしね。

 

 

丹沢主脈縦走路の最後のピーク焼山

 そんな感じで丹沢主脈縦走路の最後のピークである焼山です。

厳冬期になると、標高が105mになるみたいです(笑)

 大倉から焼山まで、本当に遠かったです。

雪の丹沢主脈縦走路は、やっぱり極悪でございます・・・。

 

 

焼山登山口バス停

 焼山からモリモリ下ってよ~やく焼山登山口バス停です!

非常にバスの本数が少なく・・・

計画通り、宮ヶ瀬バス停まで車道歩きで行きたいと思います!

 

 

宮ヶ瀬バス停周辺

 車がモリモリと猛スピードで走り去り、歩道が無い所が多くとても怖かったです。

明るい内に宮ヶ瀬湖まで辿り着けて良かったです。

こちらの宮ヶ瀬バス停から小田急本厚木駅までは、1時間に1本バスがあり遅い時間までバスがあるので助かります。

 

 

夕日の宮ヶ瀬湖

 夕日の宮ヶ瀬湖でございます!

とても寒く、色んな毛根が凍死してしまいました(>_<)

 

まとめ

丹沢主脈縦走路の雪が多くてかなり難儀しましたが、それでも綺麗な霧氷の景色に元気づけられ、日没前に下山も出来て楽しい1日でした!

 

今年もモリモリ雪が積もりますかね~!?

 

例年通り、丹沢山塊は年明け以降でしょうかね!?

 

丹沢の霧氷を狙って、また出没したいな~って思っている今日この頃でした!

 

www.aohigetozan.com

今回は、蛭ヶ岳の山頂から更に主脈縦走路を歩きましたが、こちらの記事は桧洞丸へ至る丹沢主稜縦走をした時のものになります。

写真の通り、積雪期に同角山稜も絡めて縦走した記事になりますので、良かったら参考にしてみてください!