- 本間ノ頭南東尾根 丹沢山マニアックルートで周回について
- 本間ノ頭南東尾根登山の日程・天候・メンバー・コースタイム
- 登山の様子と山行写真(塔ノ岳~丹沢山~本間ノ頭南東尾根)
- 本間ノ頭南東尾根入口から塩水バリエーションルートの詳細
- 塩水橋から雨量観測所、札掛登山道とコースの詳細
- 登山のまとめ
本間ノ頭南東尾根 丹沢山マニアックルートで周回について
前回に引き続き、今回刃丹沢マニアックルートについて書いてみたいと思います!
天気も素晴らしく展望に恵まれた登山になったのですが、普通の登山道では満足できない体のもので、普段、あまり歩かれる事の少ないルートで塔ノ岳・丹沢山を攻めてみました!
今回は、塔ノ岳~丹沢三峰を経由して、本間ノ頭南東尾根を使い塩水橋・札掛へ戻る感じです!
本間ノ頭南東尾根がバリエーションルートになるのですが、無事に迷わず歩けたのか・・・
登山をしていると、時々耳にする「バリエーションルート」ですが、言葉の意味をご存じない方も多いと思います。
バリエーションルートは、簡単に書くと、整備されていない登山道を歩く行為になるのでしが、道標や案内もないので、道迷いや滑落のリスクが高まります。
今回歩いた丹沢山塊にも、数多くのバリエーションルートがある感じです。
本間ノ頭南東尾根は、そんなバリエーションルートの中でも初級~中級に位置しているコースになります。
特に本間ノ頭南東尾根を「下り」で利用する場合は、枝尾根が多く「道迷い」のリスクがかなり高いです。
初めて本間ノ頭南東尾根(バリエーションルート)を歩く場合は、「登り」で使うことをおすすめします!
バリエーションルートとマーキングの意味について書いた記事になります!
登山中級者向けの記事かな~と思いますが、良かったら参考にしてみて下さい!
こちらが前編で歩いた丹沢マニアックルートの1つである、境沢林道から新大日・塔ノ岳までの記録になります!
境沢林道コースも、結構登山道が荒れてますので要注意です!
バリエーションルートではないですが、一般登山道と思わず臨んで下さい!
本間ノ頭南東尾根登山の日程・天候・メンバー・コースタイム
日 程:12月17日(土) [日帰り]
天 候:快晴
メンバー:私とSさんの2人
交通手段:札掛自然の家手前の無料駐車場を利用
コース・高低差:前編に記載
塔ノ岳 10:27 → 11:26 丹沢山 12:17 → 13:30本間ノ頭 13:45 → 14:05 P1137 → 14:41 P741 → 15:10塩水橋 → 16:11 雨量観測所 → 16:56 札掛森の家駐車場
こちらが今回歩いた丹沢山マニアックルートのコースタイムになります!
何度も書きますが、本間ノ頭(本間ノ頭南東尾根)から塩水橋までは一般登山ではございません。
天候が悪い時に歩くと、ガスや濃霧で道が分からなくなり危険なコースになります。
日没時間等も考慮して、慎重にご利用ください。
登山の様子と山行写真(塔ノ岳~丹沢山~本間ノ頭南東尾根)
腹も減ったので丹沢山・本間ノ頭を目指します!
塔ノ岳の北側は結構凍結してました。
そろそろアイゼンが必要ですね~~
遠くに蛭ヶ岳が綺麗に見えました!
山頂が見えると、アッチも登りたくなるのが人情ですよね!
よっ!富士山!日本一!!
それにしても綺麗な日本一です!
塔ノ岳周辺は展望良好でございます!
振り返っての塔ノ岳です!
木と一体化できる辺りが流石でございます!(?)
丹沢山も近いようで地味に遠いんですよね~~
展望が良い稜線歩きなのが救いですけどね~!
そんな感じで丹沢山でございます!
今日は天気も良いので、丹沢山の山頂は登山者でお祭り状態でした。
丹沢山から間違いない景色が待っておりました!
丹沢山の山頂で「貧乏セットタイム」にしてみました!
奇遇にも、Sさんと似たような昼飯になりました。
あの赤いキツネなんですが、「お揚げ増量中」とのことで、本来1枚のところ、今回は2枚も入っておりました。
私のタヌキは増量になってなかったので、羨ましいな~~っと見つめておりました(笑)
「生きてて良かった~♡」と実感できる至福の時間でございます♬
やっぱり、山で食べるカップ麺は最高ですね!!
「YES!アオヒゲクリニック~♬」っとヘリコプターに乗っているCMを流したくなりました(?)
アオヒゲになりたい方は、是非ご連絡ください!
きっと、素晴らしい泥棒ヒゲな登山の時間になれると思います(?)
時間もアレなので、本間ノ頭が鎮座する丹沢三峰へ行きたいと思います!
途中、丹沢最高峰の蛭ヶ岳が良く見えました。
「丹沢三峰」と言うだけあって、アップダウンが続きます。
3つだと思っている方が多いみたいですが、地味に5個くらいピークがあり、ゲッソリしてきます。
ついつい覗き込んで撮影しちゃうんですよね~~
も~少し技術が向上したら、街に出て収集したいと思います(?)
本間ノ頭南東尾根入口から塩水バリエーションルートの詳細
そんな感じで、本間ノ頭に到着です!
本間ノ頭の山頂には、ベンチもあって、大変居心地が良いお宅でございます。
本間ノ頭南東尾根入口は、宮ヶ瀬湖の方へ少し下った所にあります。
下りて直ぐ右側にこちらの踏み跡があるのですが、ここの入口は間違いなので注意して下さい。
薄っすら踏み跡もあるので、間違って下らないようにしてください!
本間ノ頭から5,6分下った所に大きな看板があり、それが本間ノ頭南東尾根の取り付き地点(入口)の目印になります。
枝に黄色のビニーテープが張ってあるので目印になります。
さ~本間ノ頭南東尾根は、丹沢バリエーションルートですが、安全に頑張りましょう!!
赤丸の中にある杭が本間ノ頭南東尾根のルートの案内になります!
本間ノ頭南東尾根は、それなりに踏み跡とマーキングもあるので、それを探しながら下りて行きます。
振り返っての本間ノ頭方面の一枚です!
尾根が広いですが、この辺は支尾根もないので難しくはありません!
巨木も多く、飽きの来ない行程になります!
新緑・紅葉の季節も綺麗でしょうね~~
ただ、初めて本間ノ頭南東尾根を使う場合は、落葉しルートが見やすいこの時期がお勧めです!
本間ノ頭南東尾根は、バリエーションルートですので、道迷いのリスクが付きまといますしね。
こちらがP1137です!
歴史を感じさせるコケ具合ですね~♬
さらに下っていくと、こんな看板もありました。
本間ノ頭南東尾根は、昔は結構使われていた登山ルートだと思います。
段々踏み跡もなくなり地形が複雑になってきました。
本間ノ頭南東尾根歩きで間違ってはいけない支尾根の箇所です。
ここは右側(南西)に行きます!
赤丸の中の杭をよく見ると・・・
小さく塩水橋へのルート表示がされてました。
南西へ進むと踏み跡は消滅し結構な急坂になってきます・・・
塩水橋を目指しモリモリ下りるとコルになるのでそれを登り返すとこちらのP741になります。
ここでルートが南東になりますので、進む方向を間違わないように!
途中、こんな看板もありました。
ここら辺から塩水橋の管理道っぽくなり、道が明瞭になってきます。
途中に柵が出きますがそのまま真っすぐ進みます。
さらに柵が出てきます!
ここは鍵が掛かっているので扉が開きません!
木を利用して有刺鉄線に引っかけないように越えてきます。
こちらが本間ノ頭南東尾根の最大の難所になると思います(笑)
アクロバティックな体位になるので、足や腰が攣らないように注意して下さい!
疲れていると、脚が攣りやすくなりますからね~~
柵を越すと直ぐの所に水山神様が鎮座しておりました。
ここまで来ると、塩水橋まであと少しです!
塩水川の河原に出ました!
この辺も雰囲気が良いですね~~♬
ただ、ヒルが結構出ますので、活動期は(4月~11月)は注意が必要ですよ!
よ~やく塩水橋が見えてきました!
ここも車を数台駐車できるんですが、一応「駐車禁止」みたいです。
丹沢山マニアックルート(バリエーションルート)の本間ノ頭南東尾根完歩の瞬間です!
塩水橋から雨量観測所、札掛登山道とコースの詳細
舗装路を歩くのもアレなので、塩水橋から雨量観測所経由で札掛の駐車場へ戻りたいと思います!
こちらも歩く方が少ない丹沢山マニアックルートになります。
塩水橋から雨量観測所への登山は、途中まで綺麗な道だったんですが、いつの間にか悪路になり、地味に大変な行程になってきました・・・。
バリエーションルートを彷彿とさせる道の悪さです。
五右衛門風呂がゴロゴロしてました。
確かにここなら「秘湯」と呼んでも大丈夫かもしれません(笑)
雨量観測所への登山道は、踏み跡は全然ありませんが、尾根を外さなければ問題ありません!
綺麗な森が広がり個人的には嫌いじゃないコースですね~
よ~~~~やく雨量観測所です!
塩水橋から地味に登り、地味に遠かった・・・
雨量観測所から札掛まであと1時間・・・
日没突入の予感が・・・
何故か雨量観測所から札掛への道がとてもきれいに整備されてました。
歩き易くて鼻歌にも力が入ります!
こちらが雨量観測所(塩水橋方面)と本谷橋との分岐です!
ここまでくれば、日没になっても大丈夫ですね~!
なんとかヘッドライトを使わずに駐車場がある札掛まで戻ってこれました!
塩水橋からだいぶ時間が掛かってしまいまいた・・・。
登山のまとめ
流石に塔ノ岳・丹沢山周辺は登山者が多かったですが、それ以外は皆無で静かな山歩きが出来ました!!
特に、本間ノ頭南東尾根は歩く人もいませんので、冒険心を掻き立てられる面白いルートだと思います!
隣の尾根である「円山木ノ頭南東尾根」を使えば、駐車場として利用できる塩水橋から周回もできるので、登山の幅も広がりますしね!
人が多い所が苦手なんで、ついつい一般登山道以外の所歩いてしまうんですが、道迷いのリスクも高くなりますので、十分な装備で臨まないとですよね!
今年は特に熊の出没も多いので、ソッチも気を付けないとですよね~!
また機会を作って、本間ノ頭南東尾根のようなマニアックなルートを絡めながら愛する丹沢山塊を冒険したいと思います!