- 甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山日帰り登山(ピストン)の経緯
- 甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山登山の日程・天候・メンバー
- コース・高低差 ・コースタイム(道の駅みとみ~甲武信小屋~甲武信ヶ岳~三宝山)
- 甲武信小屋・甲武信ヶ岳のコース状況
- 道の駅みとみ~徳ちゃん新道・木賊山登山の様子
- 厳冬期甲武信小屋の様子
- 厳冬期甲武信ヶ岳登山の様子
- まとめ
甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山日帰り登山(ピストン)の経緯
今回は、厳冬期に奥秩父部の名峰甲武信ヶ岳・三宝山・木賊山へ日帰り登山(ピストン)した登山の記録を書きたいと思います!
調度、甲武信小屋の小屋締めの日に登ったもので、名物小屋番さんの「ヅメさん」に会うことが出来、少しお話しする機会がありました!
甲武信小屋は、甲武信ヶ岳から近い所にあり、小屋泊は勿論の事、テント場も整備されているので、登山するにはありがたいですよね!
甲武信小屋のテント場も、だいたい30張り位は大丈夫なのですが、それでも週末はかなり混み合います。
また、シャクナゲが咲く6月頃になると、甲武信小屋の混雑もピークを迎えますが、意外と7月、8月は比較的空いていると話で聞いたことがあります。
梅雨が明けると夕立が怖い時期ですが、地形的な影響か、甲武信小屋を始め、奥秩父の山には必ずと言ってよいほど雷雲が発生するので、その影響もあるのかな~と、思っております。
それにしても、 今日はクリスマスですね~~!
季節感が全くないオジサンなんでアレですが、今晩辺り「サンタのコスプレをしたオネーさん」が、窓ガラスを割って不法侵入し、私の枕元に来て「ウットリ♡」な展開になる事を夢見ている感じです♡
ま~現実は厳しい事も良く知っておりますので、「唐草模様の風呂敷を持った泥棒ヒゲのサンタさん」が枕元に来て、
「チッ・・・領収書と請求書しかね~なー・・・使い終わったテレホンカードぐらい処分しろよ。」
と、耳元で囁かれるかも知れないな~っと、淡い期待をしております(笑)
そろそろ年末ですし、火事もそうですが空き巣にも注意せんといけませんよね!
話が脱線してしまいましたが、甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山へ日帰りピストンで登山した時の記録へ移りたいと思います!
今年の初めに登ったんですが、雪も少なくサクサク登れてよかったものの、それでもこの時期に標高2,000mを越すお山は寒く厳しい一日でした。
今回も地味に長いので、2部構成(前・後編)で行きたいと思います!
今回は、道の駅みとみから甲武信小屋・甲武信ヶ岳までになります!
後編は、甲武信ヶ岳~三宝山~三宝岩~道の駅みとみに戻る感じになります!
甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山登山の日程・天候・メンバー
登山日程:1月04日(月) [日帰り]
天 候:快晴
メンバー:単独
交通手段:「道の駅みとみ」にバイクを駐輪(無料)
西沢渓谷の入口近くにも広い駐車場がありますが、道の駅の方がトイレもあったりと何かと便利です。
甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山登山の拠点になる施設でございます!
また、道の駅みとみまでは、この時期は雨が降ると雪になりますので、スノータイヤが必須になります。
コース・高低差 ・コースタイム(道の駅みとみ~甲武信小屋~甲武信ヶ岳~三宝山)
こちらが今回登山をした甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山のコースと標高差の地図になります!
標高差の地図の通り、甲武信ヶ岳登山口からひたすら登りになります。
甲武信ヶ岳・三宝山の間は、比較的なだらかなコースになりますので、日帰り登山でも十分狙えるピークになります。
そしてこちらが道の駅みとみ~甲武信小屋~甲武信ヶ岳までのコースタイムになります!
道の駅みとみ 7:02 → 7:28 徳ちゃん新道登山口 → 10:12木賊山 10:14 → 10:26 甲武信小屋(昼食)11:09 → 11:23 甲武信ヶ岳
厳冬期の登山になりますので、無雪期のコースタイムとしては全然当てになりませんので注意してください。
それでも、3時間くらいで甲武信小屋まで登れてますので、ペースはそこそこ良いのではないかな~と思っております。
甲武信小屋・甲武信ヶ岳のコース状況
この厳冬期の時期での甲武信ヶ岳登山には、6本爪以上のアイゼンが必要です。
12本爪アイゼンでも良いかな~と思いますが、その分足元が重くなりますので、すぽーどが上がらないのがネックになります。
甲武信ヶ岳・三宝山を日帰りピストンで登山する場合、ある程度のスピードが要求されます。
ピッケルも有った方が良いです。(使う場面は少ないですが)
樹林帯は、ガジガジに凍りますので、ストックだと刃が立たない場合があります。
特に、甲武信ヶ岳の北側(三宝山方面)は急斜面な上、凍結が凄いので要注意です。
道の駅みとみ~徳ちゃん新道・木賊山登山の様子
今日は道の駅みとみから甲武信小屋・甲武信ヶ岳・三宝山 日帰り登山のスタートです!
いや~バイクの運転が寒いです(>_<)
山登りする前に凍死しちゃいますね~~
よっ!モルゲン木賊山!!
今日はアソコまで登るんか~っと思うと一気にここで萎えてしまいしたf^_^;
あのお山を「甲武信ヶ岳」と思っている方も多いみたいですが、木賊山に隠れているので、道の駅みとみからは見えません!
モルゲン鶏冠山も綺麗に色付いておりました!!
まさに「レッドホットチキン♪」ってやつですね(笑)
先日、よ~やく鶏冠尾根から鶏冠山を登る事に成功しました!
鶏冠山登頂した時の記録でございます!
今回の甲武信ヶ岳登山んとは、テイストが少し違いますが、良かったらご参考にしてください!
西沢渓谷方面に至る林道をモリモリ歩いて行くと、こちらの山荘が見えてきます。
この付近に「徳ちゃん新道の入口」と「トイレ」があります。
ここのトイレは、冬季閉鎖されないので、いつでも利用可能です!
徳ちゃん新道入口の近くにトイレがありますので、行けば直ぐに分かると思います。
徳ちゃん新道の凄い急登をこなすと、「徳ちゃん・近丸新道の分岐」になります!
少し休めるスペースがあるので、ここで白目から黒目に回復するまで休憩しました(笑)
疲労具合が分かり易くて重宝しているんですけどね(笑)
よっ!富士山!!
徳ちゃん新道をさらに登っていくと段々景色が開けてきます!
富士山と右手に見えるのが黒金山でござます!!
黒金山も綺麗な山容をしてますよね~(´∀`*)
西沢渓谷経由で登った事が有るんですが、中々の急登の連続で悶絶した記憶があります。
また、悶絶したいな~~♡って、変態丸出しの発言ですよね!(?)
甲武信ヶ岳登山中に、南アルプスも綺麗に見えました!
真ん中右手のお山が聖岳ですかね!?いや、違うな!?荒川か?それともイナバウアーか???と、色んな分野へ飛躍していた時間帯でした(笑)
富士山と広瀬湖の夢のコラボですね~♬
こりゃ~きっとここで恋も生まれますね!
大菩薩様方面も綺麗でした!
そろそろ出没したいな~って考えております!
アッチも日本一のビュースポットがモリモリですからね~(´∀`*)
いつまでも見続けられる奥秩父の景色でございます・・・♡
甲武信ヶ岳登山の醍醐味は、やはり富士山の景色ですよね~!
甲武信小屋を目指しに登って行くと、標高2,200m付近から雪がチラチラ出てきました。
登りは良いのですが、下りは凍結しているのでかなり怖かったです。
最低でも6本爪軽アイゼンは必要な感じでした。
よっ!木賊山!!
よ~やく道の駅みとみから眺めていたお山の山頂に立てました!!
木賊山まで遠かった・・・
そして、思っていた以上に雪が少ないですね~・・・。
例年はもっと凄いのですが、今年はどうでしょうかね~~!?
よっ!甲武信ヶ岳!!!
木賊山から少し下った所から甲武信ヶ岳を眺められる感じです!
私の一本眉毛に引けを取らない綺麗な土砂崩れの跡ですね~~
なんだか無性にライバル心がメラメラしてしまったのは言うまでもございません!(笑)
なんだか良く分かりませんが、甲武信ヶ岳周辺から八ヶ岳も綺麗に見えました!
厳冬期に登ってみたいのですけどね~~
こちらが奥秩父主脈縦走路です。
国師ヶ岳の奥に金峰山も綺麗に見えてますね!!
厳冬期奥秩父主脈縦走やってみる!?と、少し妄想の中でエアー登山しちゃいました(笑)
厳冬期の奥秩父主脈縦走は、かなり時間が掛かるんでしょうね~・・・
無雪期?になりますが、GWに奥秩父主脈縦走した記録でございます!
テント泊で3泊でもかなりキツかったので、雪がある時期は、ど~なっちゃうんでしょうかね!?
厳冬期甲武信小屋の様子
甲武信小屋に着くと、小屋番のヅメさんと後藤さんが小屋締め作業をしてました!
それにしても、甲武信小屋周辺もガチガチ凍っていて雪が多いです。
厳冬期の甲武信小屋も、なんだか素敵な佇まいですよね~♡
甲武信小屋をバックに1枚です!
今度、甲武信小屋名物のヅメさんカレーと後藤さんの笑顔を目当てに泊まりに行きたいですね♡
この写真も、お渡ししないとな~♬
※2019年現在、ヅメさんは甲武信小屋から転職し在籍しておりません。
ヅメさんとの私のツーショットです♡
甲武信小屋は、ここ数年の年始の営業はしないみたいです。
残念ですね~~・・・。
甲武信小屋の小屋締めをしたお二人をお見送りし、昼飯にしてみました!
赤いキツネには、クラムチャウダーが全然合わず、ほろ苦い昼食になりました(苦笑)
なんでこんな無謀な組み合わせにしたのか、昨晩の自分に聞いてやりたい感じでした!!
そして、「クラムチャウダーは止めておけ!!」と、忠告したかったです!!
こちらの記事で、甲武信小屋について詳細に書いております!
甲武信小屋でテント泊をしたのですが、料金やトイレ・水場についても書いてますので、良かったら甲武信ヶ岳登山の参考にしてみて下さい。
厳冬期甲武信ヶ岳登山の様子
口の中に、色々な味が広がり景色を楽しむ余裕はありませんでした(笑)
「何故、クラムチャウダー???」と何度も自分に問いかけました!
そんな感じで、厳冬期の甲武信ヶ岳登山を楽しみたいと思います!
甲武信ヶ岳から振り返ると、先ほどまでいた木賊山が綺麗に見えました。
甲武信小屋から甲武信ヶ岳へ少し登ると富士山と秩父の山並みが美しく見えます!!
この奥秩父と富士山の景色が見たかったんです!!
奥秩父は、本当に山深い所でございます!
甲武信小屋・甲武信ヶ岳周辺は、癒しの空間ですね~!
国師ヶ岳と金峰山が本当に綺麗でした!
これで惚れない山好きは「山好きでない」と思います!(笑)
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳までの縦走は、中々ヤンチャなルートですので、装備と時間に余裕を持って臨んで下さい!
途中で水場がないのも痛いですよね~~・・・
そんな感じで無事に甲武信ヶ岳の山頂に到着です!!
この凛としたお姿が大好きでございます♡
「磔の刑」の時に使いたいくらい、立派な作りですよね♡
厳冬期の甲武信ヶ登山成功の瞬間でございます!
まとめ
厳冬期の甲武信ヶ岳山頂は、風が強くて冷たく、長く居るには耐えられい感じでした・・・
も~甲武信小屋に戻って、とっと下山したかったのですが、初志貫徹が大事ですので、早々に目指す埼玉県最高峰の「三宝山」へ行きたいと思います!
って事で、次回後編に続きます!!
厳冬期三宝山登山について書いた後編の記事になります!
甲武信ヶ岳から三宝山まで積雪・凍結が凄く、地味に難儀した登山の時間になりました。