- 丹沢主稜・同角山稜積雪期日帰り縦走について
- 丹沢主稜縦走路・同角山稜積登山の日程・天気・メンバー・アクセス・コース標高差
- コースタイム(蛭ヶ岳・檜洞丸・同角ノ頭・大石山・ユーシンロッジ・寄)
- 丹沢主稜縦走路・同角山稜のコース状況
- 丹沢主稜縦走路の山行写真(蛭ヶ岳~臼ヶ岳~檜洞丸)
- 同角山稜縦走路の山行写真(檜洞丸~同角ノ頭~キレット~大石山)
- ユーシンロッジ・雨山峠・寄バス停の登山ルートの写真
- まとめ
丹沢主稜・同角山稜積雪期日帰り縦走について
前編に引き続きまして今回も丹沢主脈縦走路・丹沢主稜縦走路・同角山稜縦走路を積雪期に日帰り縦走した登山の記録を書きたいと思います!
それにしても、今週末はかなり冷え込みそうですね~~
この時期は仕方がありませんが、それでも登山をするにはキツイ季節の到来ですよね。
天気が悪いと何処へ行こうか悩んでしまいますが、私はどの山域に登山し行ったら良いでしょうかね!?
え??自分で考えろ??
まさにその通りですよね(笑)
多分、「あの世」とか「針の山」、「銭湯の煙突」、「三途の川でも渡渉したら!?」ってな返答がきそうで怖いです!
なんだか分からなくなってきたところで、檜洞丸・同角ノ頭・大石山・ユーシンロッジ・寄バスまで歩いた後編に移らせていただきます!
こんな積雪期の丹沢主稜縦走路、同角山稜縦走路の景色と時間でした!
そんな感じで、こちらが前編の登山記録(塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳(丹沢主脈縦走路縦走))になります!
天気が少し微妙でしたが、霧氷が素晴らしい丹沢主脈縦走路登山の時間になりました!
丹沢主稜縦走路・同角山稜積登山の日程・天気・メンバー・アクセス・コース標高差
登った日:03月12日(土) [日帰り]
天 候:曇り時々雪
メンバー:単独
アクセス:前編に記載
コース・標高差:前編に記載
積雪期の登山はリスクが高いので、単独で登るのは控えたほうが無難です。
コース・標高差につきましても、アップダウンが激しいコースですので、滑落に要注意です。
コースタイム(蛭ヶ岳・檜洞丸・同角ノ頭・大石山・ユーシンロッジ・寄)
蛭ヶ岳 10:01 → 10:49 臼ヶ岳10:53 → 12:10檜洞丸12:12 → 13:13 同角ノ頭 13:15 → 14:00 大石山14:03 → 14:44 ユーシンロッジ 14:46 → 15:34 雨山峠 15:44 → 17:43 寄バス停
今回歩いた後編の丹沢主稜縦走路、同角山稜縦走路のコースタイムになります。
積雪期ですので、蛭ヶ岳から檜洞丸まで時間がかなり掛かります。
同格ノ頭から大石山まで時間が掛かりますので、コースタイムにゆとりをもって計画して下さい!
ユーシンロッジから寄バス停までも、近いようで結構遠いので要注意です!
丹沢主稜縦走路・同角山稜のコース状況
蛭ヶ岳~臼ヶ岳までの間に鎖場が数本あります。
積雪が多いと鎖が雪に埋まり使えずませんので、ザイルがないと檜洞丸方面に進めません。
また、鎖場周辺の岩場が凍っている場合は、アイゼン装備していても滑るので十分注意して下さい。
積雪がある時期は、蛭ヶ岳~檜洞丸の丹沢主稜縦走路の区間は、利用を控えた方が良いと思います。
また、檜洞丸~同角~大石~ユーシンロッジ(同角山稜積)の区間も積雪があるとかなり危ないです。
特に、同角ノ頭~大石山の間は険しいコースですので、積雪がある時の利用は避けた方が良いと思います。
丹沢主稜縦走路の山行写真(蛭ヶ岳~臼ヶ岳~檜洞丸)
さ~お腹もイッパイになったので蛭ヶ岳から檜洞丸へ進みたいと思います!
なんだか「黄泉の国」へ誘われているような感じの天気でございます。
丹沢主稜縦走路に、黄泉の使者がおりました!!
寒い中、丹沢のシカも頑張って生きておりますね!!!
餌が少なく、だいぶ痩せておりました。
丹沢主稜縦走路の最初の鎖場になります。
有難い事に鎖が出ていて使えました。
ただ、岩場が凍っていて、アイゼン着けていても滑る事・・・
まだまだアイゼン技術が未熟でございます・・・。
こちらが丹沢主稜縦走路の2本目の鎖場ですかね。
降下し、蛭ヶ岳方面を見上げながらの一枚になります。
ここも凍結が酷く、滑る滑る・・・
下りは本当に怖いですね・・・
蛭ヶ岳から檜洞丸の区間は、痩せ尾根の箇所もあるので油断なりません。
この辺は、人の痕跡がなく、暫く誰も歩いていない感じでした。
一応、正面が丹沢主稜縦走路の登山道になります!
霧氷の重みで枝が折れ、登山道を塞ぎゲッソリしてしまいました・・・。
頼んでいないのに、引っかかった枝がしなり、それが尻や胸に快楽を注入してくれます♡
何故か、弱い所を的確にヒットさせてくるんですよね~!
自然の力には敵いませんな~(笑)
倒木エリアを突破すると、こちらも凄い霧氷の世界が続いておりました。
「も~3年分くらいの霧氷を味わったんで、も~結構です!」と叫んでおりました(笑)
よ~~~やく丹沢主稜縦走路上に鎮座する臼ヶ岳に辿り着けました・・・
ここまでえらく辛かった!
臼ヶ岳南尾根も久しく歩いていないので、今度歩きたいもんです!
書策新道を絡めて臼ヶ岳南尾根を歩いた時の記録になります!
ツツジが綺麗で癒された登山の1日になりました!
さ~臼ヶ岳から檜洞丸へ行きたいと思います!
尾根が広い場所なので「ルートファインディングかな?」と思っていたのですが、積雪が地味に少なく檜洞丸へのルートが見えていて良かったです。
この臼ヶ岳周辺も冬の景色でした!
生命の感じが全くしませんね~
丹沢主稜縦走路の崖のトラバースもそれほど難儀せず良かったです。
ここが雪で埋まる事は無さそうですが、もし埋まると厄介ですよね~~
薄っすら、目指す檜洞丸の山頂が見えてきました!!
まだまだ遠く、結構登らないとイカンですね・・・
涙なくしては語れない行程を経て、よ~やく檜洞丸の山頂に辿り着けました。
いや~足腰髭から疲労物質の悲鳴が聞こえてきました(苦笑)
さ~帰りのコースはどうしよう!?となり、時計を見るとまだ12時だったので、当初の予定である同角山稜・ユーシンロッジ方面に行く事に致しました!
一応、13時までに檜洞丸に着けなかった場合は、素直に下山するつもりでした。
同角山稜縦走路の山行写真(檜洞丸~同角ノ頭~キレット~大石山)
檜洞丸周辺にある私の大好きな木道でございます!
新緑の頃や、秋の紅葉もこの辺は大変素晴らしいです!!
雪の時期も、独特の景観をしておりますよね~!
ここで、よ~やく1名の登山者の痕跡がありました。
ここにも物好きがいたみたいです(笑)
さ~~同角山稜を経由してユーシンロッジへレッツゴー!!ですね♡
同角ノ頭までは結構登り返しが辛いです。
木道が整備されているのが救いでございます!!
若干、積雪があるとルートが分かり難い箇所があるので慎重に進んで下さい!!
暫し登ると同格ノ頭山頂に到着しました!
純白のキャンパスが私の到着を待ってくださいました!!(笑)
折角なので、「aohige0718」と記載しておけば良かったですね(笑)
雪見大福が食べたいな~♬っと思った瞬間でした♡
同角山稜も雪が多いですね~・・・。
こちらが同角山稜の核心部の1つである、噂のキレットでございます!
丹沢山塊にもキレットがあるんですよ!!!
樹木がモリモリで下が見えませんが、落ちるとシャレにならない高さになりますので、注意して進んで下さい。
先行者のトレースが心強いですね~!
景色と同化しておりますが、結構長い梯子が何本かあります。
道も痩せていてキレ落ちているところが沢山あるので、この周辺は要注意です!!
同角山稜は、アクロバティックな体位になれるので最高です♡
同格ノ頭から大石山までは、こんな感じのなだらかで癒しの尾根道もあるんですけどね~!
ズ~~~っと家まで続いてくれ!!と願わずにはいられない感じでした。
今日のメインである、大石山直下の長い鎖場です!
鎖が出ていて大変助かりました!!
かなり長い鎖場ですが、傾斜が緩やかなので、思ったほど怖い所ではございません。
冷たい鎖に生気を吸い取られ、よ~やく大石山でございます!
天気が良いと展望が最高なのですが、今日は生憎の雪模様でした。
同角山稜は、大石山までくれば、も~危ない所はほぼ無いので、安堵した時間帯になりました。
大石山の山頂から近くのところにある名物の大石です!
かなりデカい石ですよ!!
岩の上に行くルートもありまして、景色も良いのでチャレンジしてみて下さい!
檜岳山稜もモヤモヤ~な感じでした。
結局、今日は晴れなかった。と言う結論ですね!
ユーシンロッジ・雨山峠・寄バス停の登山ルートの写真
モリモリ急坂を下っていくと、ユーシンロッジがありまして、現在、営業はしてないのですが、避難小屋として活用されております。
ユーシンロッジの避難小屋は、写真右手に進み、建物脇を大石山方面に進むと左手に入口があります。
ユーシンロッジは、そろそろ営業を再開するという話があるそうです。
ユーシンロッジの営業が再開すると、この周辺の山のアクセスが一気に向上し、人気のエリアになるかも知れませんよね。
静かな山が好きな私にとってはアレですが、良いお山なので皆様にも楽しんで欲しいな~と思う気持ちが拮抗しております。
さ~ユーシンロッジを堪能したところで、雨山峠経由で寄(やどりき)へ戻りたいと思います!
ここから地味に登りになるので、かなりシンドイ時間帯でした・・・。
雨山峠まで沢沿いを歩くので、良い景色が随所にあって飽きの来ない行程になります!
ただ、地味に登るので・・・。
ジワジワと拷問に遭っているような時間帯でした・・・。
こちらが雨山峠になりまして、色々な方面へ進むことが出来ます!
あと5歳若ければ、迷わず鍋割山経由で下山するんですけどね~~
も~~そんな気力・体力はありません・・・。
雨山峠から寄までは、沢の中を歩くルートもあるので、大雨の後は通行できません。
道も不明瞭なので注意して下さい!
小さいながらも渡渉が数回あります。
増水さえしなければ問題ないと思います!
途中、寄バスまでの間に寒桜が綺麗に咲いておりました!
可愛いお花ですよね~♡
河津桜も咲いてました!
春が待ち遠しいですよね!!
ミツマタも咲いておりました!
「アオヒゲ ハッチ」がブンブン飛びながら女王蜂のお母さんを探しいそうでした(?)
そんな感じで「寄生虫の寄」と書いて「ヤドリキ」に到着です!
とても読めない漢字ですよね~~
寄バス停付近には、自動販売機、トイレもあるので登山の拠点に便利なところです。
まとめ
バスが来るまでとても寒く、待っている時間が一番の核心部になりました・・・。
低山とは言え、この時期の山登りは本当に寒さが身にしみます・・・。
ダウンパンツ、ダウンジャケットを持ってこれば良かったと後悔してしまいました・・・。
冬山登山では、やっぱりダウン系のアイテムを持ってくることが重要ですよね。
ダウンパンツ、ダウンジャケットは、軽量なのは良いのですが、かさ張るのが難点ですよね。
今回登山した丹沢主稜縦走路、同角山稜縦走路は、変化に富んだコースで、体力的にはキツイですが、とても楽しい一日なりました!
どうせ登るなら人が少ない登山コースを縦走したいですしね!
雪があると丹沢主稜縦走路、同角山稜縦走路の難易度も一気に高くなりますので、正確な状況判断が大事ですよね!
丹沢はこれからが冬山シーズンの本番ですが、安全に登山を楽しみたいものですよね!
丹沢主脈縦走路を厳冬期に日帰り縦走した時の記事になります!
良かったらご参考にしてみてください!
秋の紅葉の時期に丹沢主稜縦走路を歩いた時の記録になります。
丹沢山塊の中でも、特に紅葉が綺麗な所ですので、必見でございます!
丹沢主稜縦走路、同角山稜縦走路への登山の参考になれば幸いです。