- 甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山と縦走大菩薩縦走について
- 甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- コースタイム・ルート標高差(甲州高尾山~棚横手山~大滝山~源次郎岳~中日川峠~大菩薩峠)
- 甲州高尾山登山の様子(勝沼ぶどう郷駅~大善寺~柏尾山)
- 棚横手山登山の様子
- 大滝山登山の様子
- まとめ
甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山と縦走大菩薩縦走について
今回は、雪がモリモリ積もる大菩薩を南から北へ縦走したときの記録になります!
登山コースとしては、勝沼ぶどう郷駅から出発し、甲州高尾山~棚横手山~源次郎岳~中日川峠~砥山~大菩薩峠~裂石へ縦走した記録になります。
甲州高尾山から大菩薩嶺まで日帰りで縦走しようと登山に突撃したのですが、予想以上の積雪量に、白目泡噴きの連続となりました・・・。
今回の甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山と大菩薩嶺への縦走は、ここ数年でかなり厳しい1日になりました。
私は大菩薩界隈のお山が好きで良く登っているんですが、結構お気軽に登れるイメージがありますが、積雪期はかなり邪悪な縦走路に変身しておりました・・・。
ただ、色々な登山コースがありまして、結構登山者で混んでいるイメージがある大菩薩嶺周辺ですが、今回歩いた南大菩薩(甲州高尾山・棚横手山・大滝山)の方は、比較的静かでノンビリとした登山を楽しむことが出来ます!
今回の大菩薩日帰り登山は、距離も長く写真も多くなってしまいましたので、前・後編の2部作で書きたいと思います。
前編は、甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山までの登山の記録になります。
読み難くなってしまって申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。
甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
登山日程:1月17日(土) [日帰り]
天 候:濃霧、曇時々晴れたものの暴風で目も開けられず・・・
メンバー:単独
交通手段:
<行きのアクセス>
JR相模湖駅までバイク。
5:23 JR相模湖駅発 6:16 勝沼ぶどう郷駅着 842円(IC)
<帰りのアクセス>
16:43 大菩薩峠登山口バス停発 17:07 JR塩山駅着 300円(現金のみ)
17:20 JR塩山駅発 18:29 JR相模湖駅着 972円(IC)
登山装備:後編で記載。
天候のところで書いてますが、大菩薩嶺の稜線は、展望が良く綺麗な景色を見れる反面、樹木が少なく風が強くなりやすい地形になります。
特に寒い季節は風が強い日が多いですので、防寒対策をしっかりとして登山に臨んでください!
前編で歩きました甲州高尾山~棚横手山~大滝山までは、樹林帯が多いものの、風をもろに受けるところもありますので、寒さ対策が必須になります。
大菩薩嶺は、バスでアクセスできるので、縦走愛好家にとっては便利な山域だと思います。
コースタイム・ルート標高差(甲州高尾山~棚横手山~大滝山~源次郎岳~中日川峠~大菩薩峠)
勝沼ぶどう郷駅 6:25 → 6:53 大善寺 → 6:52柏尾山6:56 → 8:00 甲州高尾山 8:03 → 8:50 棚横手山 8:53 → 9:06 大滝山
前編で歩きました、甲州高尾山~棚横手山~大滝山登山のコースタイムになります。
勝沼ぶどう郷駅駅から甲州高尾山の登山口までは、舗装路歩きになります。
結構長く歩きますが、甲州高尾山(大善寺)の登山口まで案内も豊富ですので、迷う事はないかな~と思います。
そしてこちらが甲州高尾山~棚横手山~大滝山~源次郎岳~中日川峠~大菩薩峠までの登山ルートと標高差の地図になります!
勝沼ぶどう郷駅から入山し、甲州高尾山~棚横手山~大滝山源次郎岳~砥山~大菩薩峠~裂石へ日帰り縦走した登山ルートと標高差になます!
甲州高尾山まで急登が続きますが、棚横手山から先は、平坦な登山コースで比較的歩きやすいです。
しかしながら、積雪期の大菩薩嶺周辺は、雪の量が多く、ツボ足歩き、ラッセルになる可能性が高いです。
コースタイムに余裕を持った計画で登山に臨んでください!
甲州高尾山登山の様子(勝沼ぶどう郷駅~大善寺~柏尾山)
今日は、歩いた事のないコースで大菩薩嶺を目指し縦走したいと思います!
そんな感じで、初めて降りたった「勝沼ぶどう郷駅」から出発です!
何故、「桃」にせず「ぶどう」にしたんでしょうかね!?
ラムレーズン好きなオジサンが命名したんでしょうね(?)
甲州高尾山の登山口が近くにある大善寺を目指して歩いていると、ガスガスの桃源郷が見えてきました!
今日は、晴れるって予報だったんですが・・・。
勝沼ぶどう郷駅から大善寺への案内が豊富なんで助かりますね~(´∀`*)
そんな感じでこちらが大善寺でございます!
凄く立派お寺で驚いちゃいました!!
時間が厳しいので、大善寺には寄らなかったのですが、今度時間がある時に境内に行ってみたいですね~
大善寺のこちらの門を見るだけでも価値があると思います!
当初、大善寺の中に登山道があると思い少しウロウロしたのですが見つからず・・・
地図を広げてよく見たら、大善寺の入口の直ぐの所(大月方面)に甲州高尾山の登山口がありました。
なんだか先が思いやられます・・・
大善寺からかなりの急登をこなし甲州高尾山を目指していくと、途中で柵が出てきます。
柵の上に電流が流れていて大仁田さんと「電流爆破デスマッチ」で勝負したくなりました!
最近、肩凝り腰痛が酷いので電流を流して治療したい今日この頃です・・・。
天気が微妙ですが、甲府盆地は白銀の世界で美しいですね~♪
柏尾山までかなりの急登が続き、私の視界も白銀の世界になってきました(>_<)
座布団は要らないので、「山田君の愛情」だけ欲しいですね~(?)
傾斜が緩やかになると、こちらの鉄塔があります。
山名プレートが無いんですが、多分、この付近が柏尾山だと思われます。
柏尾山からさらに進んで行くと、甲州高尾山が見えてきました!
なかなか清々しく気持ちの良い尾根歩きです!
柏尾山周辺から下界を見下ろすと、一面雲海が広がっておりました♪
凄い景色ですよね~(´∀`*)
正に「来た甲斐」が有りますね~って、洒落じゃないですよ(笑)
正面に見えるお山が南アルプスです!
こ~見ると、山梨は盆地なんだね~って分かりますよね。
柏尾山から甲州高尾山を目指しさらに進んで行くと、こちらの林道と合流します。
林道を歩いても行けそうですが、矢印の通り階段を登って甲州高尾山へ登って行きます。
なんだか意味深なゴムをかぶった木々が印象的ですね~♡
アレなら漏れる事は無さそうですね(´∀`*)
何が漏れるか分からぬまま、無の境地で勤め上げると「甲州高尾山剣ヶ峰」に到着出来ました!!
アッチの高尾山は凄く有名で人ばかりですが、こっちは人が少なくとても静かな山頂なんで私の好みですね~♡
さらに少し進むと、本物の(?)甲州高尾山になりました。
高尾山の影武者を用意している辺りが流石でございます・・・。
流石、信玄公が治めた地ですよね~(?)
いや~~本当に来た甲斐が広がっております!
甲州高尾山は、南大菩薩のお山の中でも展望抜群な1座でございます!
雲が多めですが、とても幻想的な世界ですよね~!!
ミステリアスな感じが私と瓜二つでございます(笑)
雲に隠れているのは富士山ですか!?って感じの甲州高尾山の山頂からの展望でした。
天気が良い日にまた来たいですね~
甲州高尾山からは、ズ~~っ見ていられる景色でございます。
すみません、嘘つきました。
も~寒くて立っているのが辛いです(笑)
棚横手山登山の様子
景色を満喫したので、甲州高尾山の次は棚横手山へ進みたいと思います!
棚横手山への登山道は、木々がなく、展望抜群の縦走路歩きになります!
棚横手山を目指し進んでいくと、段々風が強くなり、南アルプスが見えてきました!
ここから見る甲府の夜景が綺麗でしょうね~♪
キット、恋が生まれるんでしょうね~♡
それにしても、手前のモッコリした「塩ノ山」が妙に気になりますね~
何かの機会に登ってみたいです!
振り返っての甲州高尾山の1枚です!!
寒々しい感じですが、展望もよくて開放感抜群です!
目指す棚横手山が見えてきました!
この棚横手山界隈は、山火事が頻発し木々が燃えてしまった影響で展望が開けたそうです。
なんだか複雑な景色ですよね~~
三ツ峠方面も真っ白な世界になっておりました!
天気が良いと富士山も見れて絵になるんでしょうけどね~
今日は残念です(>_<)
少し登ると再度林道と合流します。
棚横手山へは、壁に赤矢印が描かれておりますので、その通りに階段を上がっていきます。
左側に見えているピークが、先ほどいた「甲州高尾山」方面になります!
甲州高尾山は、「甲府盆地の大展望台」と言っても過言じゃないですよね!
いや~棚横手山周辺は、考えていた以上の絶景でございます!
標高低いのに侮れませんね~(´∀`*)
よっ!棚横手山!!山梨百名山、1つゲットでございます♪
棚横手山が山梨百名山に選ばれる理由が分かった気が致します。
想像以上に良いお山でした!
棚横手山は、狭い山頂ですが展望抜群です!
大菩薩・小金沢連嶺の稜線も綺麗に見えました!!
水墨画みたいな景色が広がり、一句詠みたくなってきます。
詠みたくなるだけで、気の利いた言葉は全然出てこないんですけどね(笑)
大滝山登山の様子
時間もないので大菩薩目指して進みたいと思います!
棚横手山の山頂から大滝山のルートは、ノートレースのフカフカでした♡
やっぱりファーストは最高ですよね(´∀`*)
最初の10分位はそんな感じに思うものの、歩くにつれてツボ足がシンドクなり「2位じゃダメなんですか?」と言ってみたくなります(?)
棚横手山~大滝山間は、結構雪が降ったみたいで、枝に触れるとモリモリ上から首筋に落ちてきて快楽を注入してくれます♪
首筋弱いの何で知っているんだ!?(笑)
快楽に酔いしれいていると、大滝山に着きました!
大滝山は、山名プレートも無く静かな山頂でした
大滝山の山頂から大菩薩方面へノートは、赤矢印の通り右(東)へ下りて行きます。
左の方が踏み跡が明瞭ですので間違わないようにして下さい。
藪が少しあるものの、大菩薩方面へのマーキングもありましたので問題ないかと思います。
大滝山山頂の「左側のルート」を歩いた時の記録になります。
奥秩父マイナールートの登山になりますが、大滝山登山についても詳しく触れてますので、良かったら参考にしてみてください!
まとめ
寒い中、大菩薩目指し甲州高尾山・棚横手山・大滝山を目指し登っていくと、思わぬ好展望にテンションも上がりっぱなしになりました!
標高こそ低いですが、それを感じさせない雄大な景色が広がっておりました。
そんな感じで、大菩薩日帰り登山は、次回後編に続きます!!
大滝山から源次郎岳を経由して、中日川峠大菩薩峠へ縦走したのですが、本当の試練はここからでした・・・