- 北奥千丈岳・甲武信ヶ岳奥秩父テント泊縦走について
- 大弛小屋のテント泊・水場・トイレ・料金・混雑について
- コースタイム・コース・標高差(北奥千丈岳・甲武信ヶ岳・大弛小屋)
- 甲武信ヶ岳から国師ヶ岳までの奥秩父テント泊縦走の登山の様子
- 北奥千丈岳・夢の庭園・大弛峠への様子について
- まとめ
北奥千丈岳・甲武信ヶ岳奥秩父テント泊縦走について
前回に引き続きまして、今回もテント泊で奥秩父を奥多摩駅から瑞牆山まで4泊5日で縦走した記録を書いてみたいと思います!
テント泊でウロウロするのが大好きな私なのですが、今回の奥秩父主脈縦走がテント泊のデビュー戦になっております。
初めてのテント泊が奥秩父主脈縦走路というのも、あまりいないと思いますが、今でも鮮明に覚えている山行の1つでございます。
今回歩いた区間は、甲武信小屋から出発し、甲武信ヶ岳~水師~富士見~両門ノ頭~東梓~国師ノタル~国師ヶ岳~北奥千丈岳~前国師~夢の庭園~大弛小屋でテント泊になります。
今回の区間は、標高も高く樹林帯が続き積雪が一気に増えるので、「奥秩父縦走の核心部」だと思っておりました。
過去の先人たちの記録を読むと、甲武信ヶ岳~北奥千丈岳への通過に丸2日(2日ビバーク)掛かった年もあったみたいで、積雪の状況によって難易度が変わってくる感じです。
雪が深いと、ルート間違いを起こしやすいですが、奥秩父縦走において、この甲武信ヶ岳~北奥千丈岳の区間は、非常に遭難が多いところになります。
無雪期にも道迷いから遭難する登山者が時々いますが、積雪期になるとさらにルートが分かり難くなるので要注意コースになります。
状況を見て甲武信ヶ岳登って「下山」も視野に入れていたんですが、大弛小屋から来た縦走者からルートの状況を聞けたので進む事にいたしました。
しかしながら、疲労がかなり溜まっている影響か、脚が上がらなくなってきました。
また、重い荷物を背負ってますので、負荷が特にかかる「肩」と「腰」が靴擦れみたいな感じになってしまい、歩くたびに痛みが走る感じです・・・。
段々と「ボロボロおじさん」に変身中ですが、こんな北奥千丈岳・甲武信ヶ岳の1日になりました!
そんな感じで、前回までの奥秩父主脈縦走の記事がこちらになります!
奥多摩小屋から出発し、雲取山~飛龍山~将監小屋~笠取山~笠取小屋(幕営)の区間の記事になります!(その1)
笠取山から出発し、水干~雁坂峠~ 破風山避難小屋~甲武信ヶ岳の区間になります!(その3)
大弛小屋のテント泊・水場・トイレ・料金・混雑について
こちらが今回お世話になりました、大弛峠から直ぐのところで営業している大弛小屋になります!
大弛小屋のテント泊料金(幕営料)は800円/日になります!
到着した時間からに、先にあります大日小屋まで行けそうでしたが、小屋で売っている缶ビールが見えてしまい、そんなことはどうでも良くなり大弛小屋でテント泊しました(笑)
大弛小屋へ到着したのがお昼過ぎだったので、テント場は空いていたのですが、15:00を過ぎるとほぼ全てのスペースが埋まってしまう混みようでした。
GWの大弛小屋は、結構混みますので、テント泊の場合は、早めの到着が良いかと思います!
最悪、林道にテント張れるので大丈夫だとは思いますが、斜めになっているので寝難いです。
それにしても、北奥千丈岳・大弛小屋周辺は雪が凄い事になってますね~~・・・
この積雪量なんで、融けている場所がなく、雪の上にテントを張りました。
あまりの寒さに寝袋の中で悶絶してしまいました(>_<)
そしてこちらが大弛小屋の裏側にある水場になります。
この年は水量乏しく、柄杓ですくってチビチビと補給しました。
去年、大弛小屋宿泊した時は、モリモリ出ていたので、年によって水量が違うんでしょうね~
小屋泊、テント泊者の場合は無料ですが、それ以外の方は水量関係なく1回の給水で100円と記載がありました。
そして真っ白な雪の景色になりますが、大弛小屋の近くにあるトイレが右手建物になります。
トイレの水は出ませんが、紙はモリモリ置いてありました。
雪の為、この時期の大弛峠へ至る林道は閉鎖中です。
そして、天気が悪くなり雪が降ってきました。
GWでも、山の上はまだまだ冬でございます。
この日は、本当に冷えたので防寒対策が必須でございます!!
そしてやる事もなく、早々に夕食にして17:00過ぎには寝てしまったんですが、翌日起きると大弛小屋で盗難騒ぎがあり、色々なやり取りがありました。
盗難騒ぎの顛末についてこちらの記事で書いてますが、縦走を諦めて林道から下山したのか、それとも続行したのか分かりませんが、本当に酷い話だよな~っと思います。
あの積雪だと、アイゼンないとかなり厳しく危ないですからね~・・・。
どこで悪人が居るか分かりませんので、皆様もテント泊、キャンプの時は自分の持ち物の管理には十分気を付けてください!
また、北奥千丈岳・甲武信ヶ岳奥秩父テント泊縦走の日程・天候・メンバーは気の通りになっております!
登った日:5月01日(水) ~ 5月05日(日)
天 候:5月4日 AM 晴れ / PM 曇りのち雪
メンバー:単独
装 備:最終章に記載
コースタイム・コース・標高差(北奥千丈岳・甲武信ヶ岳・大弛小屋)
4:23 起床 → 甲武信小屋出発 5:34 → 5:58 甲武信ヶ岳 6:02 → 6:15 千曲川源流・梓山分岐 → 7:27 両門ノ頭 7:30 → 9:39 昼食 10:02 → 11:20 国師ヶ岳 11:24 → 11:32 北奥千丈岳分岐 → 11:38 北奥千丈岳 11:49 → 11:58 前国師岳 → 12:22 大弛小屋(幕営)
こちらが今回歩いた甲武信ヶ岳・国師ヶ岳・北奥千丈岳への縦走のコースタイムになります!
雪が多く難儀しましたが、思った以上に早く大弛小屋に到着できてよかったです。
そして、今回のコース・標高差がこちらになります!
その4で歩いた甲武信ヶ岳~水師~富士見~両門ノ頭~東梓~国師ノタル~国師ヶ岳~北奥千丈岳~前国師~夢の庭園~大弛小屋で幕営した登山のルートと標高差になります。
距離こそ短いですが、国師ヶ岳への急登と積雪に泣かされたコースでございます。
こちらの区間も、コースタイムに余裕を持って臨んでください!
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳までの奥秩父テント泊縦走の登山の様子
風がとても強く寒い夜でした。
そんな感じで甲武信小屋からテント泊縦走のスタートです!
も~テントの撤収にも慣れてきて、だいぶ早く行動開始が出来るようになりました!
よっ!富士山!!
空気が澄んだ朝の時間は、最高に綺麗ですよね!
奥秩父の夜明けでございます!
これから歩く奥秩父縦走路が見えてきました。
国師ヶ岳・北奥千丈岳が堂々と鎮座しております。
雪がどれ位あるか分からず、ちょっと不安でございます・・・。
大きな山と山の間のコルの地点に本日の幕営を予定している大弛小屋があります。
よっ!甲武信ヶ岳!!
凛っとしたお姿に惚れてしまいました♡
「磔の刑」の時には、ここで綺麗に散りたいもんです(?)
甲武信ヶ岳からモリモリ下ると千曲川源流の分岐となります。
水干と同様に「桃」を流しに源流へ行きたかったんですが、少し遠いので止めておきました。
雪がかなりモッコリですが、国師ヶ岳方面のトレースも明瞭でした!
甲武信ヶ岳からモリモリと奥秩父主脈縦走路を進み、こちらが「国師ノタル」周辺です。
ここから国師ヶ岳まで急登が続きます。
先ほどの分岐から国師ノタルまで何ヵ所かビバークポイントがあります。
最悪、雪を融かして水にすれば良いかな~っと思っていたのですが、微妙に落ち葉が多く、水を作るのも大変かもです。
ビバークを想定し、今日だけ水を3.0Lスタートにしております。
※それ以外は2.0Lスタートです。
朝のうちは雪が締まって歩きやすい感じだったんですが、暖かくなってくるとズボズボになり・・・
荷物も重いし、ツボ足が堪えてきます・・・。
この辺で、九州から来られたご夫婦?と仲良くなりました。
登山には、色々な出会いが待ってますよね!
正面に見えているのが国師ヶ岳になります!
北奥千丈岳は、さらに奥に進んだところに鎮座しております。
よっ!国師ヶ岳とハートマークのオジサン!!
アオヒゲから黒ヒゲに昇格し本格的な泥棒ヒゲになってきました。
それにしても、国師ヶ岳山頂までの急坂には嫌になってしまいました・・・。
しかし、思いのほか早く来れてビックリでございます!!
国師ヶ岳に14:00着を目標に歩ていたんですけどねf^_^;
奥に見えているピークが北奥千丈岳になります!
近いようで地味に遠く・・・。
北奥千丈岳・夢の庭園・大弛峠への様子について
国師ヶ岳の山頂を堪能し、北奥千丈ヶ岳へ進みたいと思います!
こちらが北奥千丈ヶ岳と大弛峠(大弛小屋)への分岐になります。
凄い雪の量ですよね~・・・。
今まで歩いてきた奥秩父の稜線が一望できました!!
ここまで無事に歩けて良かった限りです。
も~奥秩父縦走の半分以上の行程を消化してますしね。
分岐から少し登ると北奥千丈岳になります!
北奥千丈岳が今回の縦走の最高峰(奥秩父最高峰)になります!!
右手に見える赤いザックの方が、私と同じ日に奥多摩の鴨沢から入山した方でした。
殆ど同じ行程で、雲取直下の蜀の桟道の踏み痕の主は彼でした。
まさかお会いできるとは思ってなかったんで、驚きのご対面でした!
彼からしたら、「この泥棒ヒゲは誰だ?」って感じなんでしょうけどね(笑)
北奥千丈岳まで来ると八ヶ岳も近く、迫力モッコリですね~(´∀`*)
GWに、あの八ヶ岳の稜線をテント泊縦走出来たら最高でしょうね~~!
空気が凄く澄んでいて、北奥千丈岳から五丈石もバッチリ見えました!
明日、アソコにいるんだろうな~っと思うと、色々と考えてしまいます。
北奥千丈岳から見る金峰山の稜線です!
アップダウンがキツそうですね~~f^_^;
脚はガクガク、泡も使い切り、口から出すことが出来なくなってきました(?)
何度も見入ってしまう奥秩父の絶景でございます♡
金峰山周辺は、今回の縦走で唯一の「森林限界」より上になります。
森が友達」の私にとっては、辛い別れでございます(笑)
八ヶ岳の迫力が凄いです!!
まだまだ極寒な稜線なんでしょうね~~
北奥千丈岳周辺は、本当に景色が良いです!
そして数年後、この場所を目指し、乾徳山から入山してテント泊縦走した記録がこちらになります!
この年も積雪が深く、かなり難儀したテント泊縦走になりました!
北奥千丈岳に着いたときの感動は、今でも忘れることができません!
北奥千丈岳から大弛峠方面に進むと前国師岳がありました。
北奥千丈岳・国師ヶ岳からから来る場合、ピークらしくない感じの山頂でした。
次は「後国師岳かな?」と思っていると、夢の庭園に誘う木道が出てきました。
雪が凄く、「なにが夢の庭園なんだ?」って感じで良く分かりませんでした。
「妄想の世界で楽しんで♡」って事なんでしょうね~(´∀`*)
その後無事に大弛峠に到着し、そこで営業している大弛小屋でテント泊をして翌日に備えました!
夜になると雪が降り、とても寒い大弛小屋でのテント泊になりました。
まとめ
早いもので、今回の奥秩父テント泊縦走も明日が最終日!
どんなフィナーレになったのか・・・
奥多摩駅から出発し、奥秩父の最高峰である北奥千丈岳まで登れて安堵したものの、残る金峰山・瑞牆山がとても手ごわく・・・。
そして、積雪・凍結がモリモリで、テント泊装備で歩くには酷な状況でした・・・。
そんな感じで次回、最終章に続きます!!
奥秩父テント泊縦走最終章である金峰山・瑞牆山登山の記事になります!
どんなフィナーレになたか、乞うご期待です!