- 金峰山・瑞牆山登山!奥秩父4泊5日テント泊縦走について
- 金峰山・瑞牆山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- 4泊5日テント泊装備の詳細について
- 金峰山・瑞牆山登山のコースタイム・ルート・標高差
- 奥秩父朝日岳・金峰山登山の様子について
- 瑞牆山登山・大日小屋・富士見平小屋の様子について
- まとめ
金峰山・瑞牆山登山!奥秩父4泊5日テント泊縦走について
「奥秩父テント泊特集!」と銘打ってUPを続けてきた「奥秩父主脈4泊5日テント泊縦走」も、今日で最後になります!
今回は、奥秩父縦走のフィナーレを飾るのに相応しい、金峰山と瑞牆山登山編になります!
奥秩父にも名峰が多くありますが、その中でも金峰山と瑞牆山の人気は、必ず上位に入るほどファンが多いですよね!
そんな金峰山・瑞牆山を擁する奥秩父ですが、「初日から荷物が全然軽くならないのが謎だよな~」っと思いながら奥秩父を歩いてきた5日間でした。
全身筋肉痛ですが、ここまで来ればゴールである瑞牆山荘は目前でございます!!
そんな感じで、今回歩いた区間は、大弛小屋から出発し、朝日峠~朝日岳~金峰山~五丈岩~砂払ノ頭~大日岩~国師ヶ岳~大日小屋~富士見平小屋~瑞牆山~瑞牆山荘になります。
4泊5日のテント泊縦走のフィナーレに相応しい山登りになりました!
そしてこちらが、奥秩父4泊5日テント泊縦走の前回までの記事になります!
奥多摩小屋から出発し、雲取山~飛龍山~将監小屋~笠取山~笠取小屋(幕営)の区間の記事になります!(初日の記事です)
甲武信ヶ岳から出発し、奥秩父主脈縦走路の核心部である水師~富士見~両門ノ頭~東梓~国師ノタル~国師ヶ岳~北奥千丈岳~前国師~夢の庭園~大弛小屋でテント泊をした前回の記事になります
金峰山・瑞牆山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
登山日程:5月01日(水) ~5月05日(日)
天 候:5月5日 快晴
メンバー:単独
アクセス:山梨峡北交通バス みずがき山荘バス停 12:55発 JR韮崎駅行き 2,060円
韮崎駅へ行く途中にある「日帰り入浴増富の湯バス停」で途中下車しました。
途中下車しましても追加料金は発生せず、2,060円で韮崎駅まで行けれます。
運転手に「増富の湯に行きたい」と告げると整理券と割引券(100円引き)が貰えます。
GWは、金峰山・瑞牆山登山者が多いですので、バスも大変混雑します。
瑞牆山荘周辺にあります無料駐車場もかなり混雑しますので注意して下さい。
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4泊5日テント泊装備の詳細について
こちらが、今回の奥秩父主脈縦走を4泊5日テント泊した時の登山装備の詳細になります!
テント泊縦走の、何かのお役に立てば幸いです!
テント泊装備装備:約23kg
水2.0Lスタート。(5月3日のみ3.0Lスタート。)
スポーツ飲料1.0Lスタート(粉末で作成。)
※水・スポーツ飲料合わせて3Lスタートです。5月3日の登山のみ4Lスタート
ロールパン2袋(10個で300g)、菓子パン3個、チョコレート3袋約400g、コーンポタージュ3本60g、ココアスティック他4本80g、飴玉2袋140g、アクエリアス粉末1L用(4袋200g)、レトルト味噌汁2袋40g、キクラゲ50g、ワカメ50g、乾燥エビ20g、アルファー米6袋(600g)、インスタントラーメン他4袋(約500g)、スープパスタ2個(90g)、鳥皮2袋(80g)、ミックスナッツ180g、肉ニョイボー4袋(200g)、中華丼・マーボーレトルト(2袋)360g
流石にアルファー米には飽きてしまい、生米から炊こうと決意いたしました。
メスティンというアルミ素材の飯盒を使って、美味しく生米からご飯を炊けるやり方について書いた記事になります!
無洗米についても書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
<燃料他テント泊装備>
プリムスP-153バーナー、チタンコッヘル、プリムスガス缶大1缶(T500)、小1缶(T250)(大:4/5消費。小:未使用)
※初日、最終日は10分、それ以外は毎日30分前後、ガスを使いましたが、10分前後使用できる位の残量が残りました。
プリムスガス缶(大)の使用できる時間は、火力や利用環境によりますが、約110分前後です。
(ガス缶(小)の利用時間は約55分)
あくまでも参考ですが、食事内容を調整しガスを節約しながら使えば、4泊5日でガス缶(大)だけでやっていけます。/p>
<テント一式>
テント(パイネ)1.33kg、テントマット180g、ボトムシート170g、寝袋(モンベルU.L.スパイラルダウンハガー#3)570g、テントシューズ200g、サーマレスト寝袋マットMサイズ 約450g
<着替え、その他>
6本爪軽アイゼン、スパッツ、ダウンパンツ、カイロ2個、細引き、エアー枕、合羽、ライトダウン、Tシャツ2枚、長袖2枚、靴下2枚、オパンティー1枚(色は内緒♪)ダブルストック、ヘッドライト、予備電池、予備バッテリー(カメラ)、熊鈴、耳栓、歯ブラシ、消臭スプレー、胃薬・頭痛薬・コンタクト、登山地図、その他諸々
奥秩父の夜は寒いので、防寒対策はしっかりと準備してください!
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金峰山・瑞牆山登山のコースタイム・ルート・標高差
2:28 起床 → 大弛小屋出発 4:18 → 5:21 朝日岳 5:26 → 6:11 金峰山 → 6:16 五丈岩 6:20 → 6:49 砂払ノ頭 → 7:23 大日岩 → 7:42 大日小屋 7:45 → 8:22 富士見平小屋 8:25→ 10:20 瑞牆山 10:27 → 11:47 富士見平小屋 → 12:12 瑞牆山荘 → 12:55 JR韮崎駅行きバス乗車
こちらが奥秩父縦走最終日の金峰山・瑞牆山登山のコースタイムになります。
砂払ノ頭周辺は、樹林帯で凍結が酷く、通過するのに時間が掛かりました。
そしてこちらが、今回の4泊5日奥秩父テント泊縦走のコース・標高差になります!
大弛小屋から出発し、金峰山~瑞牆山~瑞牆山荘へ下山した登山コースと標高差になります!
奥多摩駅から80km歩いて、よ~やくゴールでございます!
5日間かけて、奥多摩駅~雲取山~甲武信ヶ岳~金峰山~瑞牆山~瑞牆山荘を無事に縦走できて安堵ともに達成感がモリモリになりました!
奥秩父朝日岳・金峰山登山の様子について
昨日は17:00頃に寝てしまいました・・・。
朝起きると、色々とありましてスタートが遅れてしまいました。
そんな感じで今日は奥秩父テント泊縦走の最終日!
ご来光に間に合うように奥秩父朝日岳・金峰山を目指します!!
金峰山には間に合わず、朝日岳の手前でご来光になりました。
それにしても朝日が綺麗ですよね~~!
余計な言葉はいりませんね~~
よっ!日本一!!
朝靄の富士山も趣がありますね~(´∀`*)
奥秩父から見る富士山も綺麗です!
南アルプスがとても綺麗でした!
3,000m峰は、本当にデカいですよね~~!
朝日岳周辺は、展望が開けて非常に景色が良いです!
朝日岳山頂からの金峰山の山頂の景色です!
段々と五丈岩が近づいてきましたね~!
あの登りは萎えそうですね~~(>_<)
奥秩父の登山の中でも、白目指数が飛びぬけて高い所です!
金峰山の山頂が近づくと、雪がかなり深くなり・・・
この周辺が森林限界かと思われます!
奥秩父の山で、森林限界があるのは金峰山と北奥千丈岳くらいですかね!?
さ~金峰山の稜線まで登れば、素敵なご褒美が待ってそうですよね~!
白目になりながらも、何とか金峰山の稜線まで登りきることが出来ました・・・。
手前右のお山が先ほどまでいた朝日岳ですね!
よっ!金峰山!!!
今まで金峰山に登ったことがなかったもので、今回初めて来ました!
展望も素晴らしく、一発でお気に入りのお山になりました!!
そしてクライマックスを飾る金峰山の五丈石でございます!!
この五丈石の迫力は凄い!の一言です!!!
なんでこんな岩が山頂にあるんでしょうかね~~!?
金峰山と五丈石について書いた記事になります!
UFO騒動の甲府事件や、金峰山の霊山登山について書いてますので、参考にしてみて下さい!
今日も綺麗に八ヶ岳が見えました!
アッチも縦走したいもんですね~
よっ!富士山!!
奥秩父縦走最終日のご褒美ですかね!?
金峰山から綺麗な姿をたくさん見せてくれます!!
迫力のある金峰山の稜線でございます!
360度の絶景でした!
南アルプスを始め、登ってみたいお山ばかりで困ってしまいます。
私の寿命が尽きる前に、色々と登山で出没したいもんです。
瑞牆山登山・大日小屋・富士見平小屋の様子について
これから行く瑞牆山が見えてきました!
アッチもかなりの急登の予感が・・・。
瑞牆山を目指しモリモリ下っていくと、大日岩が見えてきます。
この手前の「砂払ノ頭」周辺は、凍結もあり悪路で雪もモリモリなので滑落しないように注意してください!
山梨側は、かなりの絶壁ですので、覗き込むと意識が遠のく感じですf^_^;
少し下ると大日小屋になります。
大日小屋では、15張り前後テント張れますが、平地は少ないです。
幕営料は600円みたいで、小屋は無人です。
夕方、富士見平小屋の方が料金徴収に来るという噂です。
逆からくる場合は、富士見平小屋で受付する必要があります。
大日小屋小屋のすぐ横に水場があります。
水量豊富でとても美味しいです!
さらにモリモリ下っていくと、富士見平小屋になります。
富士見平小屋は、テント100張り前後張れるスペースがあり、この日もテン泊者でお祭り気味でした!
幕営料は、1,000になります!
ここで荷物をデポすれば良かったのですが、何故オモザックを背負いながら瑞牆山を目指しました!
瑞牆山の登山中にあるパッカリ岩♪ございます!
これくらい、私のお尻も割れて欲しいもんです(?)
これが噂の大やすり岩ですかね~!
ここまで来ると、目指す瑞牆山の山頂も近いです!
結構な急登が続き、鎖場や梯子も何ヵ所かあります。
瑞牆山の山頂直下は凍結していてアイゼンが必要な状況でした。
さ~瑞牆山の山頂が見えてきましたね!!!
瑞牆山の山頂でございます。
ここに立ちたくて奥多摩駅から歩いてきました。
5日間、本当にお疲れ様。
最後のピークである瑞牆山からの展望になります!
この景色を見たかったのです!
奥秩父主脈縦走路の最後の山に相応しい絶景が待っておりました。
アソコの金峰山から来たのか~っと思うと、色々と考えてしまいます。
荷物も重く、辛い行程でしたが、終わってしまうと思うと無性に寂しくなりました。
奥秩父最後の瑞牆山を堪能し、富士見平小屋まで戻ってきました!
GWだけあって、非常に賑やかなテント場でした。
ここから3分ほど下った所に水場があります。
4泊5日奥秩父テント泊縦走のゴール地点である瑞牆山荘です!
「またいつか、ここからスタートしよう!」
この時に再縦走を誓いました。
その誓いを果たすべく、去年のGWに歩いた次第です。
瑞牆山荘のソフトクリームが本当に美味しかった♡
今まで食べた中で3本の指に入る美味しさでした。
疲れた体に沁み渡りました(´∀`*)
バスを途中下車し、立ち寄った増冨の湯です!
素晴らしいお湯で、疲れが一気に回復いたしました!!
体中から異臭がしていたので、数日前から温泉に入りたかったんですよね~~
このビールが本当に旨かった♡
増冨の湯について詳細に書いた記事になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!
まとめ
今回、初めてのテント泊縦走が「奥秩父主脈縦走路」と言う、山を舐めているとしか思えない無茶なことをやってしまいましたが、普段の日帰り登山では味わえない感動や達成感がモリモリで、この山行で「テント泊」にハマってしまいました。
テントを担いでいつまで山をウロウロできるか分かりませんが、体力・気力が続く限り、色々な山の中で過ごしていきたいな~と考えております!
今回の奥秩父縦走の成功のカギは、装備・計画・体力に尽きると思います。
荷物をいかに減らしつつ、寒い夜を乗り切り、熟睡して体力を戻せるかが重要かな~っと感じております。
「寒くて寝られない」が一番最悪だと思います。
今回、3シーズンの寝袋を使ったんですが、重くなるのを覚悟して4シーズンとかでも良いかも知れません。
合羽等の着れる物は全て着て寝袋に潜ったんですが、それでも寒かったです。
行程的には、今回の4泊5日のが無理なくて良いのではないかな~っと感じております。
5泊だと荷物が増えてしまうので、個人的には微妙かな~と思っております。
去年は少なかったんですが、例年、甲武信ヶ岳~金峰山周辺は雪が深いです。
軽アイゼンは必須ですので、忘れないようにしてください!!
長くて辛い日々でしたが、とても得るものが多い5日間でした。
自分への自信にもなりますし、今回の経験が色々なところで応用できております。
安全には十分注意し、奥多摩駅⇔瑞牆山の80kmを完登し、ゴールした時の感動と達成感を味わってほしいな~と思っております!!
きっと、忘れられない人生の思い出になると思います。
其の1でも記載しましたが、去年のGWに今回の逆コースで奥秩父をテント泊縦走しております!
その時のコース状況等を、今回の縦走の記録の中にも一部書いております。
上記記事は、瑞牆山から出発し奥多摩駅ゴールの記録ですが、良かったら奥秩父主脈縦走の参考にしてみてください!