アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

丹沢三峰ラッセル・ツボ足丹沢山縦走!宮ヶ瀬湖~本間ノ頭~塔ノ岳~大倉(前編) 

丹沢三峰大雪

 

 

 

丹沢三峰大雪ラッセル・ツボ足丹沢山縦走について

3月末から寒い日が続いておりますが、天候も悪かったことが影響し、私の地元「丹沢山塊」も雪が降り積もっております!

 

積雪期の丹沢登山ですと、登山ルートが限られてしまいますが、その中でも丹沢三峰から丹沢山へ抜けるルートは積雪が一段とモリモリになり、Mな山行が大好きな方にとってはたまらないかと思います!

 

そんな中、3月29日に蛭ヶ岳に登ろうと出没したのですが、その時も大雪に阻まれ撤退し、悔しい思いをしたのでリベンジしようと今回は丹沢三峰経由で丹沢山へ出没してきました!!

 

凄い大雪でラッセルとなり、なかなか前に進まず大変でした・・・。

 

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こちらが丹沢三峰登山の途中でアクシデントがあり、撤退した時の記録になります!

 

ヤマビルがモリモリの中での撤退となり非常に大変でした。

 

残念ながら、直近の天気予報が思わしくなかった事もあり、今回も蛭ヶ岳は諦め、登山者が少なく静かな山登りが出来る「丹沢三峰」を絡めて登ってみました。

 

丹沢三峰は、アップダウンが激しいコースで、無雪期でも中々シンドイ行程になるのですが、例年、雪が多く積もるエリアになりますので、かなり大変な登山になると想定し臨みました。

 

結果、丹沢三峰の途中でノートレースになり、一番深い所では腿まで積雪がある中をラッセルする羽目になり、とても大変な一日になりましたf^_^;

 

今回も地味に長いので、今回も前・後編の2部作で行きたいと思います!

 

前編は、宮ヶ瀬三叉路~御殿森~本間ノ頭までです!

 

前置きが長くなりましたが、こんな一日でした!

 

ラッセルとは?ツボ足とは?山岳用語の意味

雪山登山で時々耳する「ラッセル」という言葉ですが、普段の生活では聞き慣れない単語ですよね!?

 

私も雪山登山をする前までは私も意味がよく分からず、「ラッセル」という言葉を聞くたびに???となっておりました。

 

ラッセルは山岳用語になってまして、登山道に降り積もった雪を崩したり払ったりしながらルートを作り進む意味となっております。

 

ラッセルと似たような言葉「ツボ足」があるのですが、こちらは膝くらいの高さまでの新雪のところを歩くと、その雪の痕が「壷のような形」をしているので「ツボ足」という名前がついております。

 

ラッセルは、膝より上の積雪の高さになりますので、脚が上がらず雪を崩しながら進むのに対し、ツボ足はズボズボと脚が上がる高さの雪道を歩く違いがあります。

 

ラッセルとツボ足を比較すると、体力的に消耗するのはラッセルの方になりまして、ツボ足よりも格段に大変になります。

 

ラッセルの語源ですが、除雪車を考案したアメリカ人の名前が由来となっておりまして、その方の名前が「ラッセル」になります。

 

「ツボ足車」を考案すれば、もしかすると新しい山岳用語に自分の名前が登録されるかも知れませんよね!(笑)

 

本間ノ頭(丹沢三峰)までの動画

 途中でカメラの電池がなくなってしまい、丹沢三峰本間ノ頭までの動画になります。

写真を押すと展開され動画が始まります!

丹沢三峰の積雪量と登山のツボ足・ラッセル歩きの状況が分かるかと思います!

 

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丹沢三峰ラッセル・ツボ足丹沢山登山の日程・天候・メンバー・アクセス

登った日:4月02日(日) [日帰り]

天  候:薄曇り

メンバー:単独

交通手段:

<行きのアクセス>
神奈中バス 小田急本厚木駅(北口5番乗り場) 6:55発(始発) 宮ヶ瀬行き 三叉路バス停 648円(IC)

 

冬山登山装備:後編に記載

 

4月上旬とは思えない丹沢三峰の積雪量で、まさかラッセル・ツボ足歩きをするとは思わず・・・。

 

コースタイム・コース標高差(宮ヶ瀬湖~本間ノ頭~塔ノ岳~大倉)

三叉路バス停 7:76 → 8:23 御殿森 → 11:18 本間ノ頭(昼食)11:47 

 

大雪でラッセル・ツボ足の行軍のため、無雪期に比べ時間がかなり掛かっております。

 無雪期の丹沢三峰登山のコースタイムの参考になりませんので、注意して下さい。

 

コース・標高差(宮ヶ瀬湖~本間ノ頭~塔ノ岳~大倉)

宮ヶ瀬湖から入山し、丹沢三峰本間ノ頭まで歩いた前編の登山ルート

宮ヶ瀬湖から入山し、丹沢三峰本間ノ頭まで歩いた前編の登山ルートになります!

 

標高差の7.5km地点が丹沢三峰本間ノ頭の頂上付近になります!

 

雪道の中、この標高差は結構キツイと思いますので、コースタイムにゆとりをもって臨んでください。

 

三叉路~御殿の森~高畑山の登山道の様子と山行写真

三叉路から丹沢三峰経由で丹沢山を目指し

 今日は、三叉路から御殿の森、高畑山、丹沢三峰経由で丹沢山を目指したいと思います!

途中まで多くの登山者が居たんですが、ここで下車したのは私含めて2人で、もう一人の方は反対方向へ向かわれました・・・。

既に今日は嫌な予感がいたしております・・・。

 

 

丹沢三峰登山口

 三叉路のバス停を宮ヶ瀬バス停の方に進み、最初の信号を左に曲がるとこちらの登山口が見えてきます。

さ~どれくらい雪があるか分かりませんが、丹沢三峰登山を頑張りたいと思います!!

 

 

丹沢三峰祠

 少し登ると石の階段が左手に見えてくるので、登ってみるとこちらの祠がありました。今日の安全を祈願しつつ、「宜しくお願い致しますの舞」を披露しておきました(笑)

 この時は強烈なラッセル・ツボ足になるとは想像もせず・・・。

 

 

宮ヶ瀬バス停(春ノ木丸)分岐

 こちらの道標を赤矢印の方に進みますと、宮ヶ瀬バス停(春ノ木丸)の方に行けれます。

若干分かり難いですが、踏み跡もありますし、マーキングも随所にあります。

ただ、この周辺は非常にヤマビルがでますので、これからの季節は要注意です!!

 

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※良かったらヤマビル対策について書いてますので、ご参考にしてください!

 

 

仏果山や経ヶ岳

 御殿の森、高畑山を目指して行くと、途中で仏果山や経ヶ岳が見えてきました!

 

 

仏果山や経ヶ岳雪が積もってた

 写真だとアレですが、結構上の方は雪が積もっておりました!

 

 

丹沢三峰の尾根

 標高600m位から雪が出てきました。

前日に、下りでこの丹沢三峰の尾根を使った方が1名いたみたいで、トレースが残っておりました。

まさか途中からノートレースになるとは、この時は思いもしませんでしたf^_^;

 

 

蛭ヶ岳撤退

 前回の天気が悪く蛭ヶ岳撤退の教訓から、今日も雪が凄いと思い、巻ける山は全て巻いて体力温存する事にしました。

なんだか言い訳になってますが、高畑山は素直に巻きました。

結果的には、これが大正解でした。

 

 

高畑山の巻き道

 高畑山の巻き道も道が細くて歩きにくく、雪もあるので非常に滑りました。

結構切り落ちているので、こちらは慎重に歩いてください。

 

 

丹沢三峰ラッセル・ツボ足登山の様子と霧氷の写真(金冷シ・本間ノ頭)

青宇治橋のコースは、ノートレース

 青宇治橋のコースは、ノートレースにでした。

こちらも道が細くてかなりの急斜面ですので、雪がある時は滑落の危険性もあり、利用しな方が良いかと思います。

去年だか、このコースで落石に遭ってお亡くなりになった登山者がいましたので、そちらにも注意してください!

 

 

丹沢三峰積雪

 標高が上がるにつれて積雪がモリモリになってきました・・・。

この橋がとても滑り、肝を冷やしました・・・。

 

 

金冷シ周辺の危険地帯

 金冷シ周辺の危険地帯です。

こちらも岩が凍り付いていて、下るとき滑って怖かったです。

雪質にもよりますが、この辺でアイゼンを装備した方が良いと思います。

今回、パウダースノーでアイゼンが利かないと思い、丹沢山まで装着しませんでした。

 

 

丹沢山まで長い

 危うい箇所を慎重にこなし、よ~やく金冷シでございます。

まだまだ丹沢山まで長いですね~~

 

 

金冷シ展望

 金冷シはそこそこ展望が良い所です!

玉を冷やすほどの快楽はありませんが、それなりに絶景でございます(笑)

 

 

積雪トラバース箇所

 今回、一番怖かったトラバース箇所です。

ここは滑落すると「さような~」になりそうな予感がす所でございますf^_^;

ツボ足歩きとはいえ、地味に滑るので、積雪がある時は要注意です!!

 

 

丹沢三峰鎖場

 禁冷シ付近の鎖場は、さほど難しくありませんでした。

たっだ、岩が凍っているので、それなりに滑ります。

 

 

真っ白な丹沢山塊

 真っ白な丹沢山塊でございます!!

前日も、結構雪が降ったんでしょうね~~

この時期に、こんな大雪になるとは・・・って感じですよね。

 

 

丹沢三峰自然の造形美

 自然の造形美でございます♡

大雪が降らないと、こんな波打つような感じにならんですよね~(´∀`*)

 

 

丹沢三峰一面銀世界

 一面銀世界でございます!!

寒々しい景色ですよね~~

 

 

丹沢積雪が増えて

 丹沢を歩いているとは思えない感じでした・・・。

それにしても、段々と積雪が増えてきて疲労がたまってきました・・・。

 

 

ラッセルツボ足

 標高1,000m弱でこんな感じの積雪量です。

まだ、ラッセルと言うにはアレですが、だいたい足首位の積雪ですのでツボ足になりますね!

これが太モモまで積雪量が増えるとは、この時は全く想像してませんでした。

 

 

静かな雪の登山道を独り占め

 静かな雪の登山道を独り占めでございます(´∀`*)

今日は、こっちのルートで正解だな~♬と、この時はノンキなものでした(笑)

 

 

丹沢三峰霧氷

 標高が上がるにつれて霧氷が出迎えてくれました!

 

 

丹沢三峰氷の芸術

 うわ~~♡

こりゃ~氷の芸術だ!!と、独りで大興奮してました!!

 

 

トレースとツボ足丹沢三峰

 興奮の最中も、足元はゲッソリするような感じで・・・。

トレースとツボ足があるだけまだマシなんですけどね~・・・。

 

 

霧氷の森丹沢三峰

 さらに進むと、霧氷の森になってきました!

霧氷の丹沢は本当に素敵です!

 

 

丹沢三峰霧氷の成長

 凄い霧氷の成長ぶりですね!!

昨晩は、風も結構強かったですしね~~

 

 

エビの尻尾

 綿菓子みたいな感じですよね~~

でも、「エビの尻尾」とも言いますから、感じ方は人それぞれな事が良く分かりますよね(笑)

折衷案として、「綿菓子の尻尾」にしておきましょうか?(笑)

 

 

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 標高1,200m弱の所でついに積雪が膝くらいになってきました。

 大雪のラッセル作業の始まりですね・・・。

予想していたよりもかなり低い所でこの積雪量なので、今日はかなりの苦行になるとこの時に察しました。

 

 

霧氷の美しさ

 足元は大雪であれなのですが、それでも霧氷の美しさにウットリ♡してしまいました。

いや、足元の方でウットリ♡していたのかも知れません!!

「Mな乙女心」を持っている私なもので、色んなことに敏感なんです♡

 

 

看板から赤矢印の方に進むと塩水橋へ下りられます

 こちらの看板から赤矢印の方に進むと「塩水橋」へ下りられます。

バリエーションルートなんで、歩くときは準備万端で使ってください!

 

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※丹沢マニアックルート本間ノ頭南東尾根について詳細に書いた記事になります!

ご参考にしてみてください!

 

 

丹沢三峰は、圧巻な霧氷

 丹沢三峰は、圧巻な霧氷でございます!!

 

 

氷のオブジェ

 氷のオブジェですよね~~

まだまだ丹沢の春は遠そうですね・・・。

それにしても本間ノ頭まで本当に遠いです・・・。

 

 

丹沢三峰の本間ノ頭(東峰)

 よ~~~やく、丹沢三峰の本間ノ頭(東峰)に到着できました!!

ここまでツボ足・ラッセル地獄となり本当に遠かったです(>_<)

 

 

丹沢三峰の本間ノ頭(東峰)ベンチ

 本間ノ頭にはベンチがあるので昼飯にしようと思ったんですが、雪が凄くて「なんじゃこりゃ~!!」な景色になっておりました・・・。

 ベンチまでラッセルしなければならない状況でした・・・。

中々休ませてくれません・・・。

 

 

丹沢三峰の本間ノ頭(東峰)食事

 雪かきをして、なんとか丹沢三峰の本間ノ頭(東峰)で食事をとれる状態にしてみました!

今日は、久しぶりに登山用アルコールストーブを持ってきました!

アルコールストーブの弱点は、「寒い環境で使えない」になるのですが、すっかり忘れてました(笑)

 

 

熱々のお湯で作るカップラーメンは旨い

 苦戦しながらもアルコールストーブでお湯を沸かす事に成功しました!

やっぱり、熱々のお湯で作るカップラーメンは旨いですよね~♡

登山のお供に、アルコールストーブやシングルガスバーナーの火器が必需品ですよね!

 

まとめ

予想していたよりも大雪で、考えていた地点よりだいぶ前からツボ足・ラッセルとなり、思っていたよりも苦行になってきた丹沢三峰への登山でございます!

 

お腹も満たされ、温かくなり、鼻水ズルズルでダダ漏れになったところで、次回後編に続きます! 

 

本間ノ頭から丹沢山への行程がとても悲惨な状況となり・・・。

  

丹沢三峰雪山登山の本当の試練は、むしろこれからでした・・・。

 

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後編の丹沢登山の様子になります!

題名の通り、ラッセル地獄の1日になりました。