アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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厳冬期鳳凰三山テント泊!御座石温泉~鳳凰小屋~地蔵岳(前編)

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鳳凰三山からみた甲斐駒ケ岳

 

 

 

鳳凰三山テント泊(厳冬期)について

この時期は低山山行が多く、ボチボチ標高が高いお山に行きたいな~っと思うものの、雪が凄くて日帰りで行くには難しいですよね~

 

そんな中、鳳凰三山の登山口で通年営業している「御座石温泉」は、厳冬期でも数少ないアルプスへのアプローチの拠点になる貴重は所ですよね!

 

御座石温泉の駐車料金が無料なのも嬉しいところですよね!

 

そんな感じで、数年前になりますがお正月の厳冬期の時期にテント泊で鳳凰三山へ登った記録を今日は書きたいと思います!

 

今回も地味に長いので、前・後編の2部作で行きたいと思います!

 

前編は、御座石温泉~旭岳~燕頭山~鳳凰小屋~地蔵岳でございます!

 

こんな2日間になりました!

 

鳳凰三山テント泊の日程・天候・メンバーアクセスについて

登った日:01月04日(土) ~ 01月05日(日)

天 候 :1月4日晴れ

メンバー:私含めて計5名

交通手段:御座石温泉にある市営無料駐車場を利用20台ほど停められて近くにトイレもあり、入浴も可

※御座石温泉までの道のりは、至る所で凍結しており、スタッドレスタイヤかチェーンがないと通れません。

 

厳冬期鳳凰三山テント泊のコースタイム

御座石温泉 6:11 →  7:13 西ノ平 → 9:01 旭岳 →  9:41 燕頭山(昼飯) 10:09 →  12:00 鳳凰小屋(テント設置) 13:10  → 14:08 地蔵岳 14:43  → 15:23 鳳凰小屋(幕営)

 

コース・標高差(御座石温泉~鳳凰小屋~鳳凰三山)

コース・標高差(御座石温泉~鳳凰小屋~鳳凰三山)

前編は、御座石温泉から鳳凰三山を目指して出発し、鳳凰小屋~地蔵岳ピストンの記録になります!

 

 

鳳凰三山テント泊山行写真(御座石温泉~鳳凰小屋~地蔵岳)

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 冬の時期は中々入山しにくいアルプスの山々ですが、御座石温泉からスタートです!

凄い形相ですが、こちらは私ではないので悪しからずです(笑)

最近ご無沙汰ですが、元気にしますかね!?

 

 

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 心が洗われる日の出でございます(´∀`*)

洗っても洗っても心にこびり付いた頑固な汚れが落ちないのは何なんでしょうかね?(笑)

 

 

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 朝日に照らされ昇天しちゃいそうな感じでした(´∀`*)

太陽信仰が昔かあるのが分かる気がいたします。

日出づる国・・・良いネーミングでございます!

 

 

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 分かり難い所は、分かりやすい感じになっておりました。

何もないと、真っすぐ進んじぃそうですよね!

 

 

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 工事渋滞を待っているような感じのお二人でした。

鳳凰三山も雪深いですね~

 

 

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 それにしても急登が続きます・・・。

厳冬期ですのでモリモリな積雪も相まって、歩きにくいったら仕方がございません!!

 

 

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 段々と、この尻の景色にも見飽きてきました(笑)

この時期は、洒落にならい位寒いので、皆様荷物がモリモリですよね~

そんな重みに喜びを感じている面々でございます・・・。

ノーマルなのは私くらいなんで、ビックリすることの連続でした♡

 

 

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 なんかの頂上に着きました!

多分、こちらが旭岳かと思われます。

鳳凰三山までは、まだまだ遠いですね~

 

 

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 よっ!日本一!!

非常に寒々しい感じの景色が広がっております・・・。

厳冬期の富士山も、凄い世界なんでしょうね~

 

 

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 アッチに見える尾根が、去年歩いた千頭星山に至るルートですね!

アッチも極悪な感じのアップダウンでした・・・。

 

www.aohigetozan.com

※甘利山・千頭星山経由で鳳凰三山縦走した記録になります!

良かったらご参考にしてみてください!

 

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 途中で、厳冬期の八ヶ岳が綺麗に見えました!!

いや~迫力がありますね~(´∀`*)

厳冬期に赤岳へ登ってみたいんですが、中々機会がございません・・・。

誰か、私を赤岳の山頂に連れて行って♡って感じでございます!

 

 

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 誰も居ない鳳凰三山の山道をゾロゾロ行進中でございます!

なんだかドラゴンクエストみたいな感覚になってきます。

戦士・僧侶・魔法使い・小僧・遊び人ってな感じの陣形ですかね?(笑)

今度会った時に、「痛恨の一撃」を喰らいそうな予感がするのはなんざんしょ?(笑)

 

 

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 敵も現れず、すんなりと燕頭山でございます!!

標高2,000mを越してくると、積雪が一気にモッコリしてきますね~・・・。

「ヒャダルコ!」から「マヒャド!!」の呪文を覚えないとこれから大変そうです(?)

 

 

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 目指す鳳凰三山が見えてきました!

地蔵岳のオベリスクが見えてますね!

とても綺麗ですね~♬

そして、まだまだ山頂まで遠いですね~~(>_<)

 

 

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 山頂に見えるイボみたいな突起が、地蔵岳のオリベスクでございます!

それにしても、雪が深さそうでゲッソリしそうですね・・・。

鳳凰小屋まで遠くて萎えてきました・・・。

 

 

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 よっ!厳冬期の甲斐駒ヶ岳!!

雪をまとったお姿も絵になりますよね~(´∀`*)

今日は天気も良くて最高でございます!!

 

 

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 それにしても八ヶ岳が美しいです!!

こんなに間近に見えるとは思いませんでした。

 

 

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 危ない箇所にはロープ等があるので、安心でございます!

でも、雪があるとやっぱり滑りますので要注意です!

 

 

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 これから滑り落ちるみたいです!(?)

それにしても寒く、止まっていると凍えてきます・・・。

 

 

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 さらに進むと積雪が一気に深くなり・・・。

鳳凰小屋までトレースがあるだけマシですけどね~~

 

 

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 段々とオ地蔵岳オリベスクが近づいてきました!!

青空に映える景色ですね~(´∀`*)

 

 

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 薄っすらですが富士山も見えました!!

何処から見ても目立つお山でございます!!

 

 

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 よっ!富士山!世界遺産!!日本一!!!

ついつい見えると叫んでしまいます(笑)

ここまで来れば、本日のテント場である鳳凰小屋は、も~直ぐになります!

 

 

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 よ~~~やく今日のお宿の 鳳凰小屋でございます!

幕営料(テント泊)は¥800/人でございます!

お正月営業をしていたので、何人か小屋泊の方が居ました。

 

 

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Tさんが撮影した、鳳凰小屋のテント場の様子です!

周りが木々に囲まれているので、風の影響を受けずに快適な感じでした!

鳳凰小屋の水場は、凍結のためドンドコ沢の源頭から直接汲む感じでした。

※水場までのトレースは明瞭でしたが、小屋が閉まっていると、分かり難いかも知れません。

鳳凰小屋のトイレは、普段と同じように利用できました。

 

 

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 パオ~ン♪な感じですが、鳳凰三山の一角をなす、地蔵岳に登りたいと思います!

空身なので、足取りも軽いですね~(´∀`*)

 

 

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 鳳凰山三山と言えば、正面に見えるオリベスクが有名ですよね~!

下界からも見るくらい巨大な岩でございます!

 

 

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 空身なのになぜか全然先に進みませんf^_^;

この辺りの斜度がかなりキツイです・・・。

無雪期は砂地なんで、ズルズル滑りさらにタチが悪いです・・・。

 

 

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 なんでこんな所にこんな岩があるんだ???って感じですよね。

奥秩父の金峰山の五丈石と同じくらい不思議ですよね~~

「UFOの目印」とかだったら、矢追さんが喜んで登りそうですよね(笑)

 

 

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 斜度もキツク、森林限界を越えているので、風が強く吹きぬけるんでしょうね~

地蔵岳周辺は、思ったほど雪は積もっておりませんでした。

 

 

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 右手のピークが鳳凰三山最高峰の観音岳で、奥に富士山が見えてますね!

 

 

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 そんな感じで、オリベスクの真下に辿り着けました!

小僧が登るそうです!

登る勇姿を見届けたい気持ちがモリモリなんですが、かなり寒いので「放置プレー」をしたいと思います(^_-)-☆

 

 

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 残念ながら、仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳方面は雲がモクモクで・・・。

 

 

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 朝は雲1つ無い絶景だったんですけどね~・・・。

明日の楽しみですね~~

 

 

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 寄り添うお地蔵さまに、何故かホッコリしてしまいました。

富士山の眺めが良い所に鎮座していて羨ましい限りです!

 

 

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 バカと煙は・・・とは思ってないんで安心してください!!

私も1度オリベスクの先端に挑戦したことがあるんですが、怖くて諦めました。

最後の一歩が怖いんですよね~~・・・。

 

 

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 いつまでも見ていられる景色でございます!

いや、かなり風も冷たく寒いので、も~~無理でございます(苦笑)

 

 

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 若干、一名いませんが、ま~昇天している最中なんでしょうね♡

 

 

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 この周辺が地蔵岳付近に広がる「賽ノ河原」になります。

何年か前に、お地蔵様をここまで運んでいる2人の方を見たことがあります。

色々な思いを込めて、ここまで運んだんでしょうね~

 

 

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無事にオリベスクの先端まで登ったみたいです!

大したもんですね~~!!

色々とルートの説明をしてくれましたが、竹輪の穴みたいな耳になっていた誰かさんでございます(笑)

 

 

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 今日のメインディッシュは・・・

 

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 滑落停止の練習でございます!

大変勉強になりました(´∀`*)

色々と教えていただき、ありがとうございました!!

 

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まとめ

 

その後、夜が更けていくのですが、非常に寒くて寝れたもんじゃなかった感じですf^_^;

 

厳冬期用の寝袋ではなく、3シーズン用の寝袋だったので、アルプスの寒さには歯が立たない感じでした・・・。

 

よく、寝袋の中で凍死しなかったと思います(笑)

 

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※こちらの寝袋になります。最低使用温度がマイナス10℃なんです、歯が立ちませんでした。

 

 

 そんな感じで、次回後編に続きます!!

 

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早朝の天空縦走路からの絶景にウットリ♡してしまいました(´∀`*)