丹沢・奥多摩・奥武蔵の熊出没情報について
「春眠暁を覚えず」な陽気になってきましたが、登山やアウトドア愛好家にとっては嬉しい季節の到来ですよね!
私も寒さに負けて「家で冬眠」していたもので、ブクブクと贅肉がモリモリになっております!
この肉付きなら、あと1年くらい冬眠していても大丈夫な感じでございます(笑)
温度が上がるに比例して、草木も芽吹き、虫も活動を再開しますが、山で遭いたくない熊も冬眠から目覚めウロウロ動き出す時期ですよね~
私の地元「丹沢山塊」のツキノワグマは、基本、冬眠しないと言われておりますが、それでも春の方が活動的になるので注意が必要ですよね!
そんな感じで、「丹沢・奥多摩・奥武蔵の熊出没情報」を少し調べてみましたので、今日はそちらについて記事にしていきたいと思います!
まずは、私の地元「丹沢山塊の熊出没情報」ですが、既に活動をしている感じでした。
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丹沢山塊の熊出没情報について
※神奈川県庁より出典
190番以降が、2017年度の丹沢山塊でのクマ出没になるんのすが、既に4件あったみたいです。
そして、2016年度もかなりの件数が載っておりました。
長年、丹沢山塊の熊出没情報を見ているのですが、基本的に似たような場所での目撃が多いです。
同じような所でクマが出没しているという事は、その付近をねぐらにしている表れなのかも知れませんよね。
この情報は、あくまでも自治体に「熊を目撃しました!」と、申告した件数ですので、実際はこれ以上の目撃があるかと思われます!
そんな私も、2017年1月15日に、丹沢大山の「境界尾根」で登山中に熊とニアピンしたのですが、自治体には連絡しませんでした。
何故かと申しますと、普段人が歩くコースではないのと、そもそもこのコースを歩くという事は「全て自己責任を負える人」だけですしね。
「余計な事をするんじゃない!」と、他のバリエーションルート愛好家に言われてしまいそうなのと、自分自身もそ~思うので自治体への連絡は止めました。
熊が怖いなら山に登らなければ良いだけですし、そこは「暗黙の了解」なんじゃないかな~と私は思います。
※もし、一般登山道で熊とニアピンしたならば、自治体に連絡いたします。
※その時の山行記録と、ニアピンの顛末について詳しく書いた記事です。良かったらご参考にしてみてください。
前に書いた記事の通り、丹沢の熊は1月という寒い時期でも冬眠しないんでしょうね!
厳冬期である1月にも熊は活動していますので、「冬は冬眠しているから大丈夫」と思わないほうが身のためですね。
奥多摩山塊の熊出没情報について
そして、時々山行でお世話になる「奥多摩山塊の熊出没情報」は、下記の通りになっております!
※奥多摩ビジターセンターより出典
意外なことに、1月なのに奥多摩の熊も冬眠せずに活動してるのですね~・・・。
1月2日の日陰名栗山は、奥多摩の石尾根にある標高1,700m程のお山なのですが、厳冬期になのに活動しているんだな~っとビックリしてしまいました。
過去の熊出没情報を観ていても、七ツ石山や六ツ石山でも熊の目撃が有ったみたいですが、日陰名栗山にも近い山なので、あの周辺にツキノワグマが数頭住んでいるんでしょうね!
それ以外に熊の出没があった奥多摩の山の名前を見てみると、標高の低い所での目撃が多いですよね~
標高が100m高くなると温度が0.6℃下がると言われておりますが、標高が高ければそれだけ寒くなるので、熊の行動も鈍化するためなんだと思われます。
これを観るまで、「丹沢と一緒で、奥多摩も標高1,600mより上で生活しているツキノワグマは冬眠し、それよりも低い所に生息している熊は冬眠しない。」と勝手に思っていたのですがで、気象条件によっては、1,700m以上の標高でも冬眠しないんでしょうね~~
丹沢もそうですが、奥多摩の山に登る時も、季節関係なく「熊鈴」を携帯した方が安心かもですね~・・・。
※熊鈴の効果と、熊の冬眠について記事にしてみましたので、良かったらご参考にしてみてください。
奥武蔵野熊出没情報とどんぐりの実の不作について
去年は、熊の餌になるドングリの実や、その他果実が不作だったと言われてましたが、今年は豊作の年になってほしいですよね~!
餌が少ないと、人里まで下りてきて人間と熊との接触が多くなり、お互いにとってメリットになりませんからね・・・。
こちらの資料は、奥武蔵の山域を要する埼玉県の最新の熊出没関係の速報値でございます。
餌不足といわれた去年は、一昨年の倍の遭遇件数からも分かりますよね~
私は熊や木の実の専門化ではないのでアレですが、だいたい1年サイクルで、熊の餌になる木の実の豊作・凶作が繰り返されているみたいです。
※埼玉県より出典
奥武蔵のどの地域で熊が出たかは載ってなかったのアレなんですが、それでも結構な件数の目撃や人身事故があるみたいですねf^_^;
熊が関わる事故と言えば、去年の5月頃、東北の秋田地方で「竹の子採り」の最中にツキノワグマに襲われ、死傷事故がおきましたよね。
「熊が出るから危ない」と言われていた場所にも関わらず、お小遣い稼ぎで入山し、そして襲われ・・・ってな感じでしたけど、襲った相手がヒグマではなくツキノワグマである事に非常に驚きました。
ヒグマよりは大人しいと言われているツキノワグマでも、人を死傷させるだけのパワーがある事をまざまざと見せ付けられた感じですよね・・・。
まとめ
野生動物のテリトリーにガシガシ侵入しお邪魔していると思い、配慮しながら登山やアウトドアを楽しまないと痛めに遭っちゃいますよね・・・。
人が少ないマイナールートが好きな私にとっては耳が痛い話ですが、熊やイノシシとニアピンしないように細心の注意を払って楽しい時間を過ごしたいものですよね!
また、丹沢・奥多摩・奥武蔵の熊出没情報については、どこかで取り上げたいと思います!
熊との共存は、なかなか難しい話ですが、上手なお付き合いをしたいものですよね!
その後の丹沢・奥多摩・奥秩父地方の熊出没情報を記事にしました!
最新の神奈川県での熊出没情報について書いた記事になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!