- 谷川連峰主脈縦走+苗場山登山について
- 谷川連峰主脈縦走+苗場山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- 谷川連峰主脈縦走+苗場山登山のコースタイム・ルート・標高差(谷川岳~大障子避難小屋)
- 谷川岳登山と登山装備・ルートの様子
- 谷川岳肩の小屋・トマノ耳・オキノ耳谷川岳山頂の様子
- 谷川連峰主脈縦走路の登山とルートの様子
- 大障子避難小屋の詳細(水場・トイレ)
- まとめ
谷川連峰主脈縦走+苗場山登山について
GWも近くになり、テント泊でモリモリ縦走を考えている方も大勢いるかと思いますので、今日は2泊3日のテント泊で縦走した時の記事を書きたいと思います!
谷川岳から苗場山までテント泊で縦走したんですが、天気が微妙だったものの、大変山深くとても静かで、お気に入りの縦走コースになりました!
谷川連峰主脈縦走路は、谷川岳から万太郎山・仙ノ倉山~平標山になるのですが、今回は少し欲張りまして、赤湯温泉で1泊し、苗場山まで登山をして帰路につきました。
2泊3日の谷川連峰主脈縦走と苗場山登山になるのですが、標高2,000mの天空縦走路をモリモリ歩けて癒しの時間になりました。
特に、谷川連峰主脈縦走路の山々が素晴らしく、縦走途中にテント泊した「秘湯赤湯温泉」がとても泉質が良く、縦走の疲れを癒すのにもってこいで最高でした!!
そんな感じで、今回の谷川連峰主脈縦走+苗場山登山は、地味に行程が長いので、前・中・後の3部作で行きたいと思います!
前編は、谷川連峰主脈縦走の前半部分に当たります、土合駅~天神平~谷川岳(トマノ耳・オキノ耳)~オジカ沢ノ頭~子障子ノ頭~大障子避難小屋でございます。
こんな谷川連峰主脈縦走の一日になりました!
谷川連峰主脈縦走+苗場山登山の日程・天候・メンバー・アクセス
今回の2泊3日テント泊で歩きましたが、谷川連峰主脈縦走+苗場山登山の日程・天候・メンバー・アクセスの詳細がこちらになります!
日 程:7月13日(土) ~ 7月15日(月)
天 候:7月13日AM 曇 PM ガス/雨/強風
メンバー:私含めて3名
アクセス:
<行きのアクセス>
JR土合駅 9:24着
谷川岳ロープウェー 天神平迄 片道大人1,260円
谷川岳ロープウェー の営業時間等は、下記の通りになっております。
※谷川岳ロープウェイより出典
神奈川県民である私にとっては、谷川岳の登山口である土合駅までアクセスが非常に悪く、この時期限定の登山列車でアクセスしました。
完全予約制になりまして、結構混雑してました。
また、この時期の谷川連峰主脈周辺は、梅雨が明けきってないため天候が安定しませんので、雨、濃霧に要注意です。
谷川連峰主脈縦走+苗場山登山のコースタイム・ルート・標高差(谷川岳~大障子避難小屋)
JR土合駅 9:44 → 10:06 谷川岳ロープウェー(天神平) 10:41 → 11:47 田尻尾根分岐(昼食) 12:02 → 12:17 熊穴沢避難小屋 → 13:18 天狗の留まり場 13:22 → 14:17 谷川岳肩の小屋 14:24 → 14:33 谷川岳 トマノ耳 → 14:49 谷川岳 オキノ耳 → 15:11 谷川岳肩の小屋 15:16 → 16:44 オジカ沢ノ頭 16:48 → 16:47 オジカ沢ノ頭避難小屋 → 17:27 小障子ノ頭 → 17:36 大障子避難小屋(宿泊)
こちらが前編で歩きました、谷川連峰主脈の谷川岳~大障子避難小屋までのコースタイムになります。
谷川岳の登山口である土合駅の到着が、どうしても遅くなってしまうので、初日は谷川岳ロープウェイを使い、大障子避難小屋で1泊しました。
苗場山登山のことを考えると、大障子避難小屋から更に先で宿泊したかったのですが、時間的にギリギリでした。
そしてこちらが谷川連峰主脈縦走+苗場山登山のルート・標高差の地図になります!
谷川連峰主脈縦走+苗場山登山のルート・標高差の地図になりますが、谷川岳から苗場山まで距離も長く、アップダウンもかなり強烈です。
特に万太郎山、仙ノ倉山、平標山が地味にキツク、赤湯温泉からの苗場山登山もかなりシンドイです。
前編で歩いた谷川連峰主脈縦走区間つきましては、土合駅から青色の所までになります。
時間があれば、西黒尾根から谷川岳へ登りたかったのですが、時間がなく断念しました。
谷川岳登山と登山装備・ルートの様子
今回の谷川連峰主脈縦走+苗場山の登山装備でございます!
2泊3日とは言え、それなり荷物が多くなってしまいます・・・。
登山装備の詳細につきましては、「後編」で記載したいと思います!
先に少しだけ書きますと、谷川連峰主脈縦走路はテント泊禁止になります。
赤湯温泉はテント泊OKになりますが、オープンになっている訳ではなく、あくまでも「お願いベース」になります。
赤湯温泉でのテント泊につきましても、後編で詳しく書きたいと思います!
そんな感じで谷川岳の登山口の最寄り駅になりますJR土合駅でございます!
こちらは看板の通り、土合駅は「日本一のモグラ駅」になります。
非常に深い所にある駅で、エレベーターやエスカレーターもなく、462段の階段をえっちらおっちら登らなくてはいけません・・・。
20kg以上のオモザックを担いでいる身にとっては、この階段で「撤退」ってな事も起こりえますので、心して登ってください(笑)
土合駅はかなりキツイです!!!
よ~やく地上に出れました!!
セミの気持ちが少し分かった誰かさんでございます(?)
それにしても人が多いですね~
調度、今日が谷川岳の「山開き」なんですかね!?
※谷川岳の山開きを調べたら、例年7月上旬でした。
土合駅から天神平までロープウェーに乗り楽チンでした!
正面の山は、朝日岳ですかね!
残雪期に谷川~巻機山国境稜線(上越国境稜線)を歩いた記憶が蘇ります!
朝日岳~巻機山国境稜線を歩いた記事になります!
良かったらご参考にしてみてください!
今年は、「谷川馬蹄形日帰り縦走」に挑戦してみようかな~っと考えております!
「馬蹄形」だと芸がないので、「谷川♡形日帰り縦走」にしてみようかな?と思っているような、いないような・・・(笑)
大きくそびえたつあのお山が、目指す谷川岳ですね!
ロープウェイを使っても、かなり登るんですね~・・・。
天気がスッキリしませんが、それでも谷川岳の空気は本当に美味しいです!!
バター醤油で炒めると、さらに美味しい感じになると思います( ̄O ̄)ノ
冗談を言ってる場合ではない所が出てきました!
しかし、鎖もアリ、フォールドもモリモリあるので、さほど難しくはございません!
谷川岳の登山もかなり骨が折れますね~
登山道から振り返っての一枚です!
左側に少しだけ見えるのが西黒尾根ですかね!?
日本三大急登の1つである西黒尾根ですが、個人的には???って感じでした。
残る2つの日本三大急登は、下記になります!
南アルプス甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根
北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根
ブナ立尾根は登ったことないんでアレですが、黒戸尾根よりも、笊ヶ岳の方がきつかったです。
ま~感じ方は人それぞれですしね~~
笊ヶ岳へ登山した時の記事になります!
良かったら登山の参考にしてみてください!
谷川岳の登山道で咲いていたお花になります!
チカチカした感じが可愛いですよね~♡
谷川岳を目指しモリモリ登ると、天狗の留まり場に着きました!
「夜の天狗プレー」にもってこいの場所かもですね!(笑)
天狗の悪戯なのか、谷川岳を目指して登っているはずなんですが、何故か辿り着けません!!
登山は「山頂が見えてからが遠い」ですよね~~
お金でも落ちてましたか?
谷川岳は、流石に登山者が多く驚きました!
お金では買えない景色でございます(´∀`*)
も~暫くすると、あの谷川連峰主脈縦走路の稜線を歩くんだろうな~っと考えていたと思われます!
それにしても谷川岳周辺はお花が多いですね~♡
「アオヒゲハッチ」が、ブンブン飛びまわっておりました(?)
谷川岳肩の小屋・トマノ耳・オキノ耳谷川岳山頂の様子
よ~やく「谷川岳肩の小屋」に到着です!
結構な人混みですね・・・
谷川岳肩の小屋は、谷川岳を代表する山小屋ですので、宿泊者が多く、大賑わいでした。
ちなみに谷川岳肩の小屋にはトイレと売店があります。
いつか泊まってみたいな~っと思っております。
そして、なぜ「首の小屋」に名前をしなかったのか聞いてみたいです(笑)
そんな小さなことが気にならなくなるほど谷川岳肩の小屋周辺で綺麗に咲き乱れておりました♡
いや~谷川岳の山頂付近はお花が多いです。
よっ!谷川岳のトマノ耳!!
あ!だから「肩なんだ!」と思ったんですが、それは不正解な予感がしますよね(笑)
谷川岳トマノ耳周辺も、登山者が大賑わいでした!
谷川岳トマノ耳周辺は、ケイバイソウがモッコリでした♪
今回は当たり年だったみたいです!
宝くじに当たったような嬉しさでした!と、書いたものの、それほどの感動はなかったことをリークしたいと思います(笑)
この辺が、谷川岳の鼻になるのかな~っと思っていたような・・・
鼻ではなく花がモリモリでした(´∀`*)
達筆ですね~!!って褒めて良いのか分からん感じの谷川岳オキノ耳でした。
こちらのオキノ耳が谷川岳の山頂(最高地点)になります。
谷川岳は双耳峰になってまして、こちらのオキノ耳とトマノ耳の2つのピークがあります。
ピークを「耳」に例えるのは面白いですよね!
谷川岳オキノ耳に到着すると、世界は真っ白になったとさ・・・。
この辺が「目ヤニ」なのかも知れません(?)
谷川岳オキノ耳周辺は、綺麗なリンリン俱楽部が咲き乱れておりました!
申し訳ございません。私、花の名前が全く分かりませんf^_^;
分からない時は、色々なカタカナで表現しますので、「あ~こいつ、花の名前が分かんないから誤魔化しているのね。」と察してくださいませ(笑)
谷川連峰主脈縦走路の登山とルートの様子
さ~谷川岳オキノ耳・トマノ耳を堪能し下山すると、谷川連峰主脈縦走路の始まりですかね~!!
とりあえず、谷川連峰主脈縦走路上にあります万太郎山を目指して進みたいと思います!
谷川岳から苗場山まで無事にたどり着けるのでしょうかね!?
今更ながら、チョッとドキドキしてきました(笑)
天気が微妙ですが、こんなガスガスの谷川連峰主脈縦走路の景色も悪くないですよね!
相変わらず、強がりばかり言う誰かさんでございます!
ルートの斜面には、色とりどりではない、単色のお花の世界でした(´∀`*)
振り返っての谷川岳でございます!
既に、谷川岳肩の小屋が小さくなってしまいましたね~~
見えているピークがトマノ耳ですね。
これはコメツヅジですね!
珍しく知っているお花でしたので、モリモリ褒めて欲しいです!!
谷川連峰主脈縦走路は、雄大な景色ですね~!!
一気に登山者が少なくなり、貸し切りの縦走路でした。
快晴の時なら絶好調になっちゃいますよね!!
いや~稜線フェチはたまらない縦走路です♡
こちらが中ゴー尾根ですかね!?
ヒルがいるみたいでアレですが、機会作って今度歩いてみたいですね~!!
ウフフフ♡
可愛いお花ですね!
甲斐駒ケ岳の刃渡りみたいな尾根ですねが、左から巻けますので大丈夫です!
谷川連峰主脈縦路は、前半(谷川岳より)に悪路が多く、テント泊装備ですとチョッと怖い箇所があります。
縦走路上は、中々アップダウンがもりもりでございます!
しかしながら、悪路ながらも踏み跡も明瞭で、管理もされているので問題なく歩けるかと思います!
ハクサンシャクナゲですね~♡
白山にも登ってみたいな~~・・・。
えげつない急登と、偽ピークに惑わされながらやっとの事でオジカ沢ノ頭に到着です!ここまでかなり遠かった・・・。
いや~谷川連峰主脈縦走路は、思った以上にヘビーでございます・・・。
山頂から少し進むと「オジカ沢ノ頭避難小屋」が見えてきます。
定員3名前後でテント幕営は狭くて不可です。
むしろ、谷川岳~平標山までは、幕営禁止になっております。
谷川岳周辺の残雪が絵になりますね~!!
快晴の時に見たかったです・・・。
開放感あふれる谷川連峰主脈縦走路でございます!
ガスがなかったら、きっとドラマの1シーンみたいに走り出してしまうと思います(笑)
大障子避難小屋の詳細(水場・トイレ)
そんな感じで、本日のお宿の大障子避難小屋です。
定員7名で、テント5張り前後は植生を傷つけずに張れそうです。
結局、ソロテント泊の方と、我々だけの静かな夜になりました。
大障子避難小屋内は、地味に斜めになっていて少し寝にくいです。
また、ネズミ?みたいな動物の音も聞こえたので、食料の管理には気を付けてください。
なお、トイレはございません。
大障子避難小屋の水場は、この写真の位置からだと、小屋の手前から左に下りていく踏み跡があります。
かなり笹薮が深く、足元が見難いので注意してください!
こちらが大障子避難小屋の水場でございます!
大障子避難小屋難小屋から15分ほど下ると流れが有ります。
水量豊富なので、枯れる事は無さそうですが、ここまで道が悪く難儀しました。
暗いとかなり危ないので、行かない方が無難かもです。
大障子避難小屋と水場までは、往復40分前後掛かりますので、水汲みは一度で済むようにした方が楽だと思います。
まとめ
天気があまり良くないものの、谷川連峰主脈縦走路の雰囲気の良さに心癒された1日になりました!
やっぱり、谷川岳周辺は良いですよね~!
オキノ耳・トマノ耳からの景色が見れなかったのが心残りになりましたが、また、天気がほい日を狙って谷川岳へ登りたいと思います!
そんな感じで、谷川連峰・苗場山までの縦走は、次回中編(万太郎山~仙ノ倉山~平標山~赤湯温泉)に続きます!!
中編で歩きました、万太郎山~仙ノ倉山~平標山~赤湯温泉までの記事になります!
谷川連峰主脈縦走路の核心部になります!!