- 平ヶ岳登山と日帰り難関ルートについて
- 平ヶ岳登山のコースタイム、ルート・標高差(玉子石~池ノ岳(姫ノ池)~鷹ノ巣登山口 )
- 平ヶ岳登山と山頂周辺の景色、ルートについて
- 玉子石への登山と平ヶ岳の水場について
- 池野岳(姫ノ池)で山飯の様子について
- 鷹ノ巣尾根ルートで平ヶ岳下山の様子
- まとめ
平ヶ岳登山と日帰り難関ルートについて
平ヶ岳に登った前回の続きについて書いてみたいと思います!
日帰り難関ルートとしてよく知られている鷹ノ巣尾根ルートで平ヶ岳へ登ると、そこは雲上の楽園でした♡
平ヶ岳を日帰りでピストン出来れば、日本のどの山でも登ることが出来る体力を持ち合わせている、1つの判断になるそうです!
日本には多くの山がありますが、長丁場である平ヶ岳へ日帰りで登れれば、自分の登山レベルを測る1つの「目安」になるルートになります。
それだけ平ヶ岳を日帰り登山するのはハードルが高いと言えますが、そんな難関ルートを歩き切れた時に待っている山頂の景色が素晴らしいので、「脚試し」に打ってつけのお山かと思います!
今回、平ヶ岳はテント泊で登山をしたのですが、夕日と朝日が素晴らしく、とても貴重な山の時間になりました。
また平ヶ岳を代表するシンボルストーンである「玉子石」にも寄ってみたいのですが、そちらも名前の通りの迫力に、度肝を抜かれてしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが、こんな平ヶ岳での登山の一日になりました!
こちらが前編の平ヶ岳テント泊の記事になります!
鷹ノ巣登山口から入山し、鷹ノ巣尾根を只管登り、池ノ岳(姫ノ池)でテント泊をした記録になります。
そしてこちらが、平ヶ岳登山の天候、アクセスなどの詳細になります!
登った日:10月13日(日) ~10月14日(月)
天 候:10月14日 晴れ
メンバー:私含めて2名
アクセス:前編に記載
10月になりますと、平ヶ岳山頂付近はかなり寒いです。
防寒対策が必須ですので、ダウンジャケットなどの装備があると安心です。
平ヶ岳登山のコースタイム、ルート・標高差(玉子石~池ノ岳(姫ノ池)~鷹ノ巣登山口 )
池ノ岳(姫ノ池) 5:36 → 5:55 平ヶ岳 5:58 → 6:32 水場 6:37 → 6:54 玉子石 7:02 → 7:20 池ノ岳(姫ノ池) 朝食 8:59 → 10:33 台倉山 10:36 → 11:13 下台倉山 11:15 → 12:24 平ヶ岳登山口 18:01 → 12:36 鷹ノ巣登山口駐車場
こちらが平ヶ岳登山のコースタイムになります!
池ノ岳(姫ノ池)から平ヶ岳の山頂、玉子石までは、空身で行動しております。
池ノ岳(姫ノ池)鷹ノ巣登山口までは、テント担いでますので、コースタイムが余計にかかっていると思います。
やはり平ヶ岳の山頂付近で1泊すると、コースタイムに余裕が生まれ、優雅な山な時間を過ごすことが出来ますよね!
そしてこちらが今回の平ヶ岳登山のルート・標高差になります!
玉子石・池ノ岳(姫ノ池)・平ヶ岳を散策し、鷹ノ巣登山口へ下山したルート図と標高差になります!
平ヶ岳の山中付近は、山の名前の通りフラットになってまして、アップダウンもほとんどなく歩きやすい感じでした。
玉子石までのルートは、チョット道が悪く滑りやすいので注意して下さい。
ルート上に道標もありますので、迷わず進むことが出来ると思います!
平ヶ岳登山と山頂周辺の景色、ルートについて
平ヶ岳の山頂は、風が強く寒い夜でした。
外に出ると今日という日が始まろうとしてました!
目が覚める景色でございます!
モルゲンロートの燧ヶ岳です!
言葉になりませんね~(´∀`*)
平ヶ岳の山頂は、本当に景色が良いです!
只見湖方面には雲海が出てました!
平ヶ岳の池塘とのコラボが絵になりますよね~!
右下の模様が「半分の女性の顔」に見えるのは私だけでしょうか?
なんだか悲しい瞳をしてますね~~
大丈夫。アオヒゲさんは、皆のアオヒゲさんだからね♡(?)
え~・・・氷が張るほど平ヶ岳の山頂は寒い夜になりました。
平ヶ岳から見事なご来光でした(-∧-)
ありがたや~・・・と、ついつい拝んでしまいます。
余計な言葉は要らないですよね。
燧ヶ岳の双耳峰が印象的ですよね~
日の出を堪能し、平ヶ岳の山頂を目指し登ってみました!
7年越しで、よ~やく平ヶ岳の山頂に立てたKさんです!
喜びを爆発させております!!!良かったですね!!
7年間って、セミと良い勝負ですからね~!(?)
私は、平ヶ岳の存在を知ってから10日も掛からないで登れました(笑)
Kさんのお陰ですね~!
平ヶ岳の山頂で嬉しくて男泣きするKさんです!
やっと来れましたね!!
下山した後に、平ヶ岳が日本百名山であり、その中でも日帰りで登頂が困難な難関なお山であることを知りました。
無知って、案外幸せな事なのかも知れませんよね~(´∀`*)
どうりで行程がきつい訳が分かりましたf^_^;
なんか臭うな・・・と思ったら私の足跡でした。
何を食べらこんなに臭う足の裏になるんでしょうかね~~
それにしても、平ヶ岳で雪が降ったみたいですね~
寒い訳ですね~
朝の散策の始まりです!
平ヶ岳の登山道は、開放的で良いのですが、足元は非常に凶悪な感じでした。
何度も「合わせ技で一本!」になるところでしたf^_^;
一本は、一本眉毛で十分でございます!!
奥に見えるのが平ヶ岳山頂でございます!
名前の通り、本当に平坦な山頂ですね~!
私の腹回りも、これくらい平坦だと嬉しんですが・・・f^_^;
平ヶ岳の最高点からは360度の大展望でした(´∀`*)
心が洗われる景色でございます・・・♡
ま~心臓の毛が邪魔をして「邪悪な乙女心」から卒業できないんですけどね(笑)
平ヶ岳の山頂周辺は、池塘がいくつもあって驚かされました!
「高層湿原」って、なんだか言葉が素敵ですよね~!
私の眉毛は「剛毛湿原」なんですけどね(笑)
よっ!至仏山!!
いや~~平ヶ岳って本当に良い所ですね!!
何も情報がない中で登ったんで、全てが新鮮でございます!!
登ってみたいお山ばかりで本当に困ってしまいますf^_^;
最高の日の出ですよね~!!
燧ヶ岳が本当に絵になります!
玉子石への登山と平ヶ岳の水場について
朝日に向かってのびるビクトリーロードみたいですよね~!
さ~平ヶ岳の山頂を満喫したので、玉子石へ向かいたいと思います!
平ヶ岳の登山道から景色が良すぎて足が止まって遅々として進みません!
苦労して登ったことですし、山頂を思いっきり楽しまないと勿体ないですからね~
正面真ん中の平らなところが「池ノ岳(姫ノ池)」ですね!
その奥の山々が「越後三山」ですね~~!
アッチも縦走してみたいんですよね~~!
銀山平だと、尾瀬の御池駐車場より近いので、今年行ってみようかしら♡
最高の時間だよな~っと思いながら玉子石を目指して歩いてました。
これほど良い山頂だとは思いもしませんでした!
尾瀬の山々をはじめ、谷川岳方面や武尊山も綺麗に見えてました!
武尊山も結構きつい登山道が続きますが、山頂の景色が素晴らしくて好きな一座になります。
それにしても、平ヶ岳は、あまりメジャーな山の仲間入りをしてほしくないな~っと思ってしまいました。
マイナーだからこそ美しい自然と静けさが残っているんだと思います。
振り返っての一枚です!
平ヶ岳の山頂は、忘れられない時間になりました。
再訪したいお山の筆頭でございます!
残雪の頃に登ってみたいですね~(´∀`*)
積雪期だと、道間違いから遭難しちゃいますよねf^_^;
むしろ、豪雪で登山口までたどり着けないでしょうね~
池ノ岳も、平ヶ岳と劣らず平らな山頂でございます。
双耳峰と呼んでも良いような気がするんですけどね~
名前を付けるなら、
「平平ヶヶ岳!」
舌噛んでアッチの世界に旅立つ事が出来る素敵なお名前ですよね(笑)
それにしても、平ヶ岳の山頂から玉子石までは、地味に遠いです・・・。
こちらが、平ヶ岳の山頂直下にある水場と幕営指定地になります。
少し斜めですが、テント3張位は大丈夫です!
テント張っていた方に聞いたところ、行政に連絡したら「水場付近はOKです。」と回答が有ったみたいです。
平ヶ岳の山頂付近にはトイレは有りませんので、登山用簡易トイレを持って行った方が良いかと思います。
(今回、2人分用意しました。)
他の登山者の話ですと、中ノ岐林道コースから登ってきた登山者が、こちらの方達に「テント泊するんじゃない!!」と怒鳴り散らしていたそうです。
もし、私に怒鳴ってきたら「自然を破壊して造られた楽なコースから登ってきた分際で偉そうなこと言うな!」と逆ギレするつもりでした。
ま~会わなかったんですけどね(笑)
こちらが平ヶ岳の水場の様子です。
水量は豊富ですが、薄い麦茶の色でした・・・。
煮沸して飲みましたが、ミネラルたっぷりな感じで特に問題はありませんでした。
それしても、標高2,000m前後の山頂にあるとは思えない高層湿原ですね~!
来世は「剛毛湿原」から卒業したいもんです(>_<)
水が豊富なのも平ヶ岳の魅力なのかもしれません。
これだけ池塘の水がありますので、アウトドア浄水器を持ち込めば、水の不安は全て解消されると思います!
「剛毛湿原グッジョブ♬」と言っているような爽やかさでした。
こちらが平ヶ岳の玉子石になります!
玉子石周辺から、雲海と奥只見湖も見えましたよ!
釣りも好きなんですが、ここから竿を投げて湖に着水させる自信はございません!て、普通無理か!?
「アオヒゲ三平」ならきっと夢を見させてくれるはず!と、思った誰かさんです(?)
越後三山方面ですかね!?
歩いている人もいるんでしょうけど、それ以上にクマがモリモリ居そうですよね~~
平ヶ岳周辺は、熊の出没が多い地域ですからね~
とてもお山の上にいるとは思えない景色ですよね~(´∀`*)
雪がある時期も綺麗なんでしょうね~!!
薄っすら見えている山腹の木道の登山道を登ってきた感じです。
よっ!玉子石!!
手前に見える雪ダルマみたいな岩が「玉子石」になります
平ヶ岳のランドマークと呼んでも良い過ぎじゃない玉子石でございます。
凄い造形美ですね~!
不思議ですね~!!
こんな感じの池塘が平ヶ岳の玉子石周辺にいくつもあります。
それだけ雪がモリモリ降るんでしょうね~
玉子石方面を振り返っての一枚です!
素敵な天空縦走路ですよね~!
クララが歩いていたら絵になるよな~っと思っていた玉子石周辺の時間帯でした。
眼鏡をかけたトライさんが居たら嫌だな~っと思っていた時間帯でもありました(笑)
きっと、平ヶ岳も入会金は無料だと思います( ̄O ̄)ノ
こちらが平ヶ岳とたまご石の分岐になります。
鷹ノ巣登山口まで9.7kmと言う現実は知りたくなかったです(笑)
「たまごッチ」と書き直したら怒られちゃいますかね!?
なんだかKさんの頭が「のりたま」のフリカケみたいに見えてきたのは疲れのせいなんでしょうね(笑)
写真の通り、たまご石と記載された道標もありますので、玉子石までのルートは、迷うことはないと思います!
のりたまにはアツアツの銀シャリだよね!って感じのたまご石方面の風景でした!
よっ!平ヶ岳!
右のピークが平ヶ岳で真ん中奥が至仏山でございます!
夢のコラボですね~♪
視力が悪いと「たまご右」と読んでしまいますよね。
平ヶ岳を周回して池野岳(姫池)まで戻る感じのルートで今回玉子石を鑑賞しました。
池野岳(姫ノ池)で山飯の様子について
さ~平ヶ岳・玉子石の景色に心が満たされたので池ノ岳(姫ノ池)まで戻って朝飯(山飯)でございます!
お洒落に「パン」を食べちゃいました!
残念ながら「たまご」を忘れた大馬鹿野郎は私でございます(>_<)
一生の不覚でした・・・。
パンを焼いている網が、ユニフレームのミニロースターになります!
パンやお餅等を焼いたりするのにとても便利で、テント泊の料理の幅が広がるのでお勧めですよ!
良かったら登山用ミニロースターについて書いた記事ですので、ご参考にしてみてください!
「剛毛湿原グッジョブ♬」とお褒めにあずかりました。
今年のどこかで、「aohige0718」から「goumouaohige0718」にユーザー名を改名したいと思います!!
きっと、髭剃りのCMの依頼がモリモリ来ることでしょうね(笑)
それにしても、優雅な山飯の時間になりました。
昨晩の強風が嘘のような穏やかな時間になりました。
そりゃ~褒められればチョキチョキしたくなるのが人情ってもんですよね(笑)
それにしてもゴミが散乱で私生活がバレちゃいますね!
ま~ハエとお友達なんで許してやってくださいませ。
池ノ岳は、池塘も素晴らしく、平ヶ岳の景色も綺麗なので休憩や山飯作りにうってつけの場所になります!
池ノ岳の最後は、「剛毛湿原最高\(^o^)/」で〆たいと思います!
とても楽しく癒しの平ヶ岳の時間でした。
またいつか、必ず平ヶ岳に再訪したいです。
この美しい景色が変わらず残っていて欲しいです。
鷹ノ巣尾根ルートで平ヶ岳下山の様子
そんな感じで平ヶ岳から鷹ノ巣尾根を使って下山したいと思います!
途中でただずむKさんです。
カッコ良過ぎですね~(´∀`*)
ただずむアオヒゲさん・・・寝癖がモリモリです・・・。
真似してみたのですが駄目だこりゃ~~ですね・・・.
こんな私を愛してくれる山ガールがおりましたら、奮ってパンチをお見舞いしてくださいませ♡(?)
最後に池ノ岳を眺めて長い鷹ノ巣尾根の下山に入りたいと思います。
運上の楽園だった平ヶ岳でした!!
さ~~見たくない長い鷹ノ巣尾根の下りの始まりです・・・。
天国から地獄とはこのこと言うんでしょうね~
それでも鷹ノ巣尾根は、開放的な景色が広がり楽しい時間でした。
膝も「大笑い」な感じで楽しさを表現してました!
それにしても鷹ノ巣尾根は長い尾根ですね~~
平ヶ岳が日帰り困難な訳が分かりますよね~~
山登りは、距離だけでは測れない部分が多いですからね~
よっ!池ノ岳!
笹の急登に泣かされました・・・
滑って滑ってパンダになっちゃいそうでした(?)
燧ヶ岳にも大変癒されました!
尾瀬もまた行きたいな~!
鷹ノ巣尾根は、日当たり良好なので暑くて暑くて・・・。
日焼け止めは必須でございます!
直射日光にやられると、こんな変態登山者になってしまうので注意してください(笑)
下台倉山の山頂で、よ~やく下山口である鷹ノ巣駐車場まで3kmとなりました。
歩いても歩いても下山できません・・・。
それにしても鷹ノ巣登山口まで遠いです!
戻りたくない思いもあるんですが、こ~長いと早く下山したい気持ちがモリモリになってきます。
そんな感じで鷹ノ巣尾根をモリモリ下山し、よ~やく平ヶ岳の登山口に戻って来ました!
最後までKさんは爽やかですね~♪
よ~やく鷹ノ巣登山口の駐車場に戻ってこれました!
ここまで本当に遠かった・・・。
まとめ
平ヶ岳は、長くてキツイ行程にはなりますが、それ以上に素晴らしい景色が広がる雲上の楽園でございます!!
アクセスが大変なお山でもありますが、個人的には大変お勧めな一座でございます!
出来たら日帰りではなく一泊して欲しいところですが、平ヶ岳には山小屋がないのでテントになってしまうのがアレですよね。
簡易トイレを持って、是非登って高層湿原や360度の大展望を味わってほしいなと思います!
平ヶ岳から直ぐ近くにあります尾瀬でテント泊をした時の記事になります!
ニッコウキスゲが本当に綺麗で癒された時間になりました。
平ヶ岳も良いですが、尾瀬の登山もおすすめです!