- 小辺路 伯母子岳3泊4日テント泊縦走について
- 小辺路伯母子岳3泊4日テント泊縦走の日程・天候・コースタイム(高野山~水ヶ峰越~大股~伯母子岳避難小屋)
- コース・標高差(高野山~水ヶ峰越~大股~伯母子岳避難小屋)
- 熊野古道小辺路高野山から水ヶ峰越、大股までのルートと登山の様子
- 萱小屋跡・伯母子岳避難小屋までのルートの様子について
- 伯母子岳避難小屋の詳細(水場・トイレ・内部の様子)
- 伯母子岳の詳細と伯母子峠周辺の様子
- まとめ
小辺路 伯母子岳3泊4日テント泊縦走について
前回に引き続きまして、今回も世界遺産である熊野古道の小辺路を歩いた時の記録を書きたいと思います!
本編は、高野山から抜け出し~水ヶ峰越~大股~伯母子避難小屋(泊)な感じになります。
今回のコースは、残念ながら小辺路のルート中でも、林道・舗装路歩きがかなり長いので、熊野古道を歩いている感じにはならないかも知れません。
林道、舗装路歩きが地味に長いので、少し変態気味な登山者でないと楽しめないと思われます(笑)
私は結構、小辺路の林道歩きが楽しめたので、やはり少し変態なんだと再確認できました♡
そんな感じで、高野山から小辺路を使って最初のお宿である伯母子岳を目指した記録に移らせていただきます!
まず始めに熊野古道小辺路の高野山から伯母子岳への縦走登山の様子について撮った動画がこちらになります!
写真を押すと20秒弱の小辺路の動画が観られますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
そしてこちらが前回書きました熊野古道小辺路の記事になります!
小辺路のスタートとして、極楽橋駅から出発し~大門~根本大塔~千手院橋~高野山までの記録になります!
前置きが長くなりましたが、こんな小辺路での縦走登山の1日になりました!
小辺路伯母子岳3泊4日テント泊縦走の日程・天候・コースタイム(高野山~水ヶ峰越~大股~伯母子岳避難小屋)
登った日5月02日(火) ~ 5月05日(金)
天 候:5月3日(水) AM晴/曇 PM曇
メンバー:単独
装 備:最終章に記載(利用した地図等もこちらでご紹介します!)
こちらは、小辺路伯母子岳3泊4日テント泊縦走の日程・天候になります。
雨の多い高野山ですが、天候に恵まれラッキーなスタートになりました!
下手すると3泊4日全て雨とかもありうる地域だけに、天候には要注意ですよね。
千手院橋 10:58 → 11:15 大滝口女人堂跡 11:17 → 11:44簿峠(昼食) 12:17 → 15:13 大股登山口 15:19 → 15:56 萱小屋 16:00 → 16:43 桧峠 → 17:20 伯母子峠(幕営) 18:10 → 18:20 伯母子岳 18:42 → 18:49 伯母子峠
そしてこちらが小辺路伯母子岳までの縦走登山ののコースタイムになります。
高野山のスタート地点であります千手院橋から水ヶ峰越、大股を経由してお宿の伯母子岳避難小屋まで、コースタイムで約6時間になりました。
思いのほかアップダウンが連続しますので、高野山観光はほどほどにしておいた方が良いかと思います。
コース・標高差(高野山~水ヶ峰越~大股~伯母子岳避難小屋)
こちらが今回の小辺路 伯母子岳3泊4日テント泊縦走したルートと標高差の地図になります。
標高差の地図の通り、かなりアップダウンが強烈な縦走コースになっております。
今回は0km~30km前後の区間を縦走登山しております!
高野山から出発し、水ヶ峰越~大股~伯母子岳へ登り、伯母子岳避難小屋で1泊した感じになります。
3泊4日で熊野本宮大社を目指すならば、初日の小辺路歩きは、高野山から伯母子岳までは進みたいところになります。
熊野古道小辺路高野山から水ヶ峰越、大股までのルートと登山の様子
高野山かほどなくして「ろくろ峠」になります。
多分、その辺に「首」が落ちているんだろうな~っと妄想してました(笑)
テント張るには狭いですが、休憩するには丁度良いと思います!
高野山から水ヶ峰越、大股までは「THE林道!」ってな感じの道が続きます。
分岐には、ほぼ必ず道標が立っているので安心感があります!
優しく微笑んだら無表情で咲き乱れておりました。
そんなツンデレな感じが可愛いな~っと思ってしまった誰かさんでございます!
も~ミツバツツジが見頃でした!!
それにしても伯母子岳まで先が長いです・・・。
ゴールが見えないのって精神衛生上よろしくないですよね~
歩き続ければゴールに近づくと信じて進むのみですよね!
こんなに頑張っている姿を山ガールにアピールしたいところですが、残念ながらおじさんすら歩いていな静かな小辺路ルートでした(涙)
薄峠でございます!
漢字が読めなくて「ぼとうげ」とこの道標を観るまで読んでました(笑)
仕事が経理なもので、「簿記」が必須ですので、ま~・・・
今度から「すすききの資格を持ってます。」と愛する貴女に伝えたいと思います!て、何かが間違ってますよね(笑)
なんだか分からなくなってきましたが、とりあえずカツ丼は間違いのない旨さでした!!
それにしても、299円って安く感じちゃいますよね~
「肉」にからめて29にしたんでしょうかね!?
小辺路歩きの楽しみは、やっぱり食事ですよね!
すすきき峠から快調な感じの道が続きます!
段々と熊野古道の雰囲気が出てきました!
現実に戻った雰囲気がモリモリの鉄橋がありました。
小辺路ルートは、本当に整備が行き届いておりますね~
橋を渡ると、再度舗装路歩きになります。
今日の小辺路の行程は、舗装路をモリモリ歩いてナンボの世界です。
段々と足の裏が痛くなり臭くなってきました・・・。
大股まで遠いですね~~
振り返っての一枚です!
手前が薄峠で奥が高野山だと思われます。
だいぶ歩いてきましたね~~
急登の舗装路を歩いていくと東屋が有ります!
小辺路歩きをしていた方が休憩しておりました。
景色も良いですし、ここで昼飯でも良かったですね~
テント張るのも丁度良いので、3泊4日の縦走にこだわらなければ、この辺で幕営も良いかもです。
樹林帯きになるとヒンヤリします。
小辺路は、地味な行程が続きますが、私は嫌いじゃないですね~!
どれだけの方が小辺路を歩いて熊野本宮大社を目指したんでしょうかね~
妄想の燃料が多くて飽きません!
モリモリ進むと、本日の小辺路核心部である「高野龍神スカイライン歩き」になります。
車両がひっきりなしに通りますので要注意です!
こんな看板が有りました!
私の場合は、「歩行者」と言うよりは「変態者」が正解かもです(笑)
小辺路の縦走者が歩いていることを知ってか、クラクションで鳴らされることもありませんでしたし、皆さんスピード控えめなドライバーが多かったです。
正面に見える人工物が「野迫川村総合案内所」と「鶴姫公園」でございます!
今回の小辺路のルートから少し外れ、急登をこなさないといけないので、寄りませんでした。
景色も良く、自動販売機・トイレも有るので休憩するには良い所だと思います!
真ん中に小さく見えるのが高野山だと思われます。
いや~妄想していたら何時の間にかモリモリ進んでおりました。
これ以降、高野山をみる事はありませんでした。
よ~~~やく長い舗装路歩きが終わり、水ヶ峯越のスタートでございます!
ここからもかなり長く悶絶しました・・・。
世界遺産の小辺路を歩いているんだな~っと感慨深くなってしまいました。
それにしても、大股まで長いですね~~
小股の内股でモジモジしながら歩くオジサンなもので、中々近づきません・・。
分かっていた事ですが、ここから水ヶ峰越・大股は舗装路の林道歩きになります。
今日の行程は、舗装路歩きが目白押しでございます!!
ただ、気づくと高野山を出て10km越してきましたね。
それでも、こんな景色を見せてくれたりします!
水ヶ峰越は景色が良い所が多いです!
右の尖がっているお山は「釈迦ヶ岳」だと思われます!
水ヶ峰越から、大峯奥駈道の稜線がとても綺麗に見えました!
前回、大峯奥駈道を歩いている時に、コッチ方面が気になっていたんですよね~
山深く、なんだか癒されますね~♡
日々のストレスがどんどん蒸発していきます♪
林道を歩いていると、途中に東屋が有ります。
水場・トイレは有りませんが、ここもテント泊適地です。
こんな感じの景色を東屋周辺から見る事ができます!
林道ですので、通る車もなく、とても静かでした。
それにしても大峰山脈の稜線が本当に綺麗でした!
また、機会作って大峯奥駈道を逆から(熊野本宮大社→奈良吉野)歩いてみたいもんです!
この分岐で林道とおさらばになります!
思わず「あばよー!!良い夢見ろよー!!」と投げキッスをしてしまいました(笑)
ミツバツツジがまさに見頃で良い匂いでした♡
何度もクンクン♪してしまいました!!
水ヶ峰越からモリモリ下っていくと大股に辿りつけました。
そんな感じで伯母子岳の手前まで舗装路歩きが再度始まります・・・。
萱小屋跡・伯母子岳避難小屋までのルートの様子について
萱小屋跡・伯母子岳登山口の途中にあるトイレと自動販売機です。
この周辺に、テント張るスペースは有りません。
駐車場のスペースにテントを張れなくはないですが、傾斜がややキツイかな~と思います。
橋を渡った赤丸の所に・・・
水道が有り、水もちゃんと出ました。
伯母子岳の水場の様子が分からなかったので、念のため、こちらで2.5L補給しスタートしました。
川がとても綺麗でウットリ♡してしまいました!
なんだか青い水面に癒されますよね~
私の口の周りの青い毛根とは訳が違いますよね(笑)
先ほどの水道の直ぐ近くに伯母子岳・萱小屋跡への登山口の案内があります!
この舗装路がえらく急登で悶絶しました・・・。
悶絶していると道の脇に水道がありました。
モリモリ水が出ますので、先ほどの所で給水せず、こちらで頂いた方が荷物を軽くする事が出来て良いかもです。
有るなら有るって言って欲しいですよね!!
居るなら居るって言って欲しいですよね!!
危うく踏んづけるところでした・・。
青大将ですかね?ちなみに私は「アオヒゲ大将」です。
良く分かりませんが、何故か張り合ってしまいました(笑)
なだらかな様で実は結構きつい急登が伯母子岳避難小屋まで続きます・・・。
写真では伝わらないですよね~
私の良さも女性には伝わらないですよね~(笑)
ログハウス風のシャレオツな建屋がありました。
こちらが「萱小屋跡」になります。
「跡」なのですが跡ではない、不思議な景色でございます。
萱小屋跡で泊まると思われる登山者が1名いました。
テント泊適地で、10張り前後は余裕で張る事が出来ます。
水場・トイレはありませんので注意です。
※若干、飲み水の貯えがあるみたいです。
萱小屋跡からさらに伯母子岳を目指してモリモリ小辺路を登って行くと桧峠になります。
ここで、よ~やく伯母子峠まで半分ですね・・・。
この情報は要らなかった・・・。
途中、伯母子岳・夏虫山への登山とルートの分岐がありました。
なんだか「漢方薬」にありそうな名前ですよね(笑)
よ~やく登りから、なだらかな巻き道歩きになってきます。
結構、岩が脆いので、落石に注意してください。
小辺路には珍しく、切れ落ちた所もありますので、滑落にも注意です!
情報が多い分岐に到着しました。
情報処理が追い付かず、眩暈がしそうなので伯母子峠を目指しました!
伯母子岳避難小屋の詳細(水場・トイレ・内部の様子)
よ~やく今日のお宿の伯母子峠にある伯母子岳避難小屋に到着でございます!
左の建屋が小屋で、右の建屋がトイレになります。
伯母子岳避難小屋の内部の様子です。
私の部屋よりも綺麗な感じでした(笑)
大人で6人~8人程度が窮屈なく過ごせる広さになります。
内部はかなり暗いです。
伯母子岳避難小屋の水場の案内が小屋の中に貼ってありました。
1.5L残っているので、明日給水することにしました。
明日歩く小辺路のルート上に水場がありますので、詳細は次回の記録でご確認ください!
伯母子岳の詳細と伯母子峠周辺の様子
伯母子峠から伯母子岳へ少し登った場所の展望になります!
いや~景色が良い峠でございます!!
こちらが伯母子峠になるのですが、伯母子岳の水場は赤矢印方面になります。
夕日の時間になったら、伯母子岳へ登り夕日を見たいと思います!
とりあえず伯母子岳避難小屋の裏側にフラットな所があるのでテントを設営しました。
伯母子峠周辺では、やや斜めになりますが、テント5張り位は張れると思います!
段々日が傾いてきたので伯母子岳へ登りたいと思います!
綺麗な稜線ですね~!
伯母子峠から10分ほど急登をこなすと伯母子岳の山頂が見えてきました!
本日の小辺路最高峰の伯母子岳山頂になります!
夕日に染まる山並みが本当に美しいです!!
色んなパターンの伯母子岳山頂がでございました!!
伯母子岳山頂から360度の大展望が待ってました♡
伯母子岳からの護摩壇山方面の景色でございます!
護摩壇山は、和歌山県の最高峰でございます!
伯母子岳から護摩壇山へ縦走できるみたいですので、今度歩いてみたいですね~!
大峯奥駈道の稜線も綺麗に見えました!
右側の尖がっているお山が釈迦ヶ岳ですね!
大峰山脈最高峰の八経ヶ岳が左側に見えてますね!
また、歩いてみたいもんです。
伯母子岳周辺は、山深くとても綺麗です!
熊野には、手付かずの自然がモリモリ残っておりますね~
余計な言葉は要りませんよね!
今日と言う日が終わろうとしております・・・。
伯母子岳の山頂を独り占めでした。
贅沢な時間が流れていきます・・・。
目まぐるしく空の色が変わり、その一瞬一瞬がとても綺麗で幻想的でした。
まとめ
高野山からの小辺路ルートは、舗装路歩きが多い区間でしたが、最後の最後にご褒美がちゃんと待っておりました♡
アクセスが悪い伯母子岳ですが、素晴らしい展望が待っておりますので、テント泊に限らず、日帰り登山でもお勧めでございます!
そんな感じで、3泊4日小辺路テント泊縦走は、次回(伯母子岳~大股~三浦峠~十津川温泉~観音堂(泊))へ続きます!
熊野古道小辺路テント泊縦走2日目の記事になります!
伯母子岳から観音堂編になるのですが、こちらもアップダウンが強烈なルートになっておりまして涙目になりました・・・。