- お勧め日帰り登山ザックレビューについて
- 登山ザックの日帰り・小屋泊・テント泊の容量の目安について
- ドイター(deuter)フューチュラプロ42ザックの詳細
- カリマー(karrimor) リッジ40の詳細について
- ドイター日帰りザックの動画
- ドイター日帰りザックのメリット
- ドイター日帰りザックのデメリット
- まとめ
お勧め日帰り登山ザックレビューについて
GWも終わってしまい、少し寂しく体も「仕事モード」に戻っていない誰かさんなんですが、陽気も良くて山歩きするには調度良い季節の到来ですよね!
むしろ、既に下界は暑いですが、少し山へ登ればまだまだヒンヤリとした空気が流れてますよね~!
先日、紀伊半島のお山を歩いたんですが、標高800m位で結構寒くて驚きました。
ま~暑いよりは涼しいほうが水の消費も少なく、歩きやすいですよね!
そんな山歩きシーズン到来な感じですが、今日は登山で必要不可欠な「ザック」についてレビューしたいと思います!
登山用のザックにつきましては、今まで色々なメーカーの物を使ってきたのですが、どれも一長一短ですよね~
その中でも、日帰り登山でお勧めなザックであるドイター(deuter)と カリマー(karrimor)について書いてみたいと思います!
ドイター・カリマーの日帰りザックは、とても評判が良く、お勧めしてくる登山愛好家の方がとても多いですよね!
火のない所に煙は立ちませんので、人気がある理由についても触れてみたいと思います!
登山ザックの日帰り・小屋泊・テント泊の容量の目安について
登山用のザックは、色々なタイプが発売されておりますが、登山の行程とザックの容量を纏めると、こんな感じになるかと思います!
無雪期のザックの容量の目安
- 日帰り登山・・・・・20L~40L
- 山小屋で1泊・・・・35L~50L
- テント泊で1泊・・・45L~60L
積雪期のザックの容量の目安
- 日帰り登山・・・・・30L~40L
- 山小屋で1泊・・・・40L~50L
- テント泊で1泊・・・50L~60L
あくまでもザックの容量の目安になりますが、予定している山行に合った容量のザックを使う事が荷物の軽量化にもつながり重要かな~っと思ってます!
防寒対策で冬山登山は、荷物が増えてしまいますので、容量が大きいザックが必要ですが、雪がない時期はさほど大きな物は必要ないですよね!
しかしながら、何が起こるか分からないのが山登りですので、日帰り登山でもザックの大きさは30L前後は欲しいところですよね!
容量の大きなザックなら、色々な装備や食料等を入れる事が出来て便利ですがが、その反面、荷物もさることながらザック自体も重くなるのがネックですよねf^_^;
前回、テント泊で使っている「大型ザック」のレビューを書きましたが、そちらにつきましては「75L」を使っております。
容量が75Lのザックならば、無雪期で1週間ほど山の中に籠もれる装備を入れることが出来る感じです!
しかしながら、ザック自体の重さが約2.7kgほどあるので、荷物と合わせると相当重くなります。
※大型ザックグレゴリーバルトロ75Lについた記事になります!
参考にしてみてくだささい!
そ~しますと、登山は歩いてナンボの世界ですので、軽くて背負い心地が良いザックを使う事こそが「疲労低減」に大きく関わってきますよね!
そんな感じで今回は、「日帰り登山」で私が愛用しているドイター(deuter)のザックについてレビューしたいと思います!
ドイター(deuter)フューチュラプロ42ザックの詳細
名前:ドイター(deuter)フューチュラプロ42
寸法:27x 34 x70cm
気になるザックの重さは1.7kgでございます!
ドイターフューチュラプロ42は、レインカバーが内蔵されての重さですので、日帰り登山で使うザックの許容範囲の重さだと思っております!
少し前のザックには、レインカバーが内蔵されていなかったので、別売りのザックカバーを買わないと駄目でした。
ザックにレインカバーが内蔵されているのは嬉しいですし、なんだか得した気分になりますよね!
そして、大きさの方ですが、容量が42Lと聞くとかなり大きく感じますが、構造上、思ったほど荷物は入りません。
イメージ的には、35L前後のザックと同じ位の荷物を入れられる感じだと思います。
それでも、ドイターフューチュラプロ42なら、日帰り登山から小屋で1泊分の荷物を十分入れる事が出来る感じです!
ちなみに、ドイター(deuter)の語源は、 創業者の名前がハンズ・ ドイタ―さんから来ております!
そして、ドイターフューチュラプロ42を購入するにあたり、非常に迷った日帰りザックがこちらになります!
カリマー(karrimor) リッジ40の詳細について
名前:カリマー(カリマー) リッジ40タイプ3
寸法:67×32×31cm
気になるカリマーのザックの重さは1.63kgでございます!
こちらもドイター(deuter)のザックと同じくレインカバーが内蔵されての重さでございます!
容量の方は、40Lなのですが、ドイターよりも多く荷物を入れられると思われます!
カリマーも、日帰り登山から~山小屋で1泊過ごすのに十分な容量になります!
ちなみにイギリスブランドのカリマー(karrimor)ですが、その語源は「carry more=もっと運べる」から来ております!
なかなか上手い感じですよね~(´∀`*)
てっきり、「カリ」をこよなく愛するドラマーだとばっかり思っておりました(笑)
え~・・・ドイター・カリマー両方とも性能面では甲乙付けがたく、登山用品店に行って物色しては「う~~~~・・・」てな感じに迷いに迷ったんですが、結局、ドイターに決めて「ネット」で購入しました!
店員さんにモリモリ質問したのに、最後はこの仕打ちですからね~
そのうち、「お尋ね者」とか「説明不要」や「出入り禁止」になりそうですよね(笑)
そんな感じで、何故、日帰りザックでドイター(deuter)を選んだのか、そして使った感想等をメリット・デメリットで纏めてみたいと思います!
まずはドイターフューチュラプロ42日帰りザックの外観と背中の面を撮った動画がありますので、そちらを添付したいと思います!
動画を見た上でメリット・デメリットを読んでいただくと更に分かりやすいかな?と思います。
ドイター日帰りザックの動画

※写真を押すと30秒弱の動画が見られます!
ドイターのザックの外観と背中のワイヤーの状態が分かるかな~と思います。
良かったらご参考にしてみて下さい!
ドイター日帰りザックのメリット
高い通気性で背中が蒸れません!
汗っかきなもので、通気性が良いのは非常に魅力的に映りました。
少し見難くて申し訳ございませんが、こちらがドイターのザックになります。
背中の所がメッシュのワイヤーになっていて、通気性が抜群です!!
この点は、カリマーはイマイチです。
また、このワイヤーは非常に堅牢で、簡単には故障するような作りにはなっておりません。
上手い具合にしなるので、背中の形にフィットして、背負いやすい感じになっております。
背負い心地が良いです!
上記と同じ理由なのですが、背中の所がメッシュのワイヤーになっているので、ザックの中の荷物が背中に当たることがございません。
体の線に合ったカーブになっているので、荷物の重さも分散され非常に軽く感じます。
この点については、カリマーも非常に背負い心地は良いです!
あとは、体の相性ですかね~♡
防臭性も良いです!
こちらも上記と同じ理由なのですが、メッシュのワイヤーなので、臭いが背中にこもったり、臭いが布に移ったりいたしません。
ショルダーの所はメッシュではないんですが、だいぶ使っている割に臭くなっておりません。
これから暑い季節には、非常に有り難い感じです!
通気性が良いのと、防臭性が高い加工をしているのだと思われます。
荷物を入れるのに2気室ザックはやっぱり便利です!
ザックの下部を開けている写真がこちらになります!
ザックの中が2気室に分かれているので、使用頻度に応じたパッキングがしやすくなっております。
ザックの上部で25L、下部で10L位の容量を入れられると思います!
私は、ザックの下部にアイゼンや寝袋(小屋泊等)、合羽に着替え等を入れる事が多いです。
ちなみに、レインカバーは下部に内蔵されていて、ザックの中を探す手間もなく、結構簡単にセッティングが出来ます!
急な雨にも素早く装着できるので、イライラの低減にもなりますよね!
ドイターのザックは、荷物はそれほど入りませんが、それなりに快適に使用できます。
ドイター日帰りザックのデメリット
冬山は背中が寒いです。
構造上、これは仕方がないかな~っと思ってます。
ザックの背中がメッシュのワイヤーである時点で、これは予想がついてました。
厳冬期に、高い山に登らないので普通に使っちゃっているんですが、寒がりな方には辛いかな~っと思います。
ドイターのザックは、3シーズンの使用を前提に考えた方が良いかと思います!
サイドポケットの位置が地味に高い。
水筒やペットボトルなどをザックのサイドポケットに入れる事が多いかと思いますが、少し位置が高いため、取り出しにくいです。
この点は、カリマーの方が取りやすくて良いと思います!
サイドポケットの位置が高いと、出し入れが難しく、入ったと思ったら入ってなく、荷物を落としてしまう事が結構あったりします。
ザックの構造上、自立しません。
説明しずらいんですが、横からザックを見ると「ノ」な感じにカーブしているので、どこかに寄りかかって置かないと倒れてしまいます。
濡れた地面に置く場合は、倒れてザック全体が汚れてしまいますので、注意が必要です。
ドイターのザックは、自立が出来ないと思った方が良いかと思います!
容量の割に荷物が入らない。
こちらも上述した内容と一緒で、ザックの構造が「ノ」な感じなので、どうしても背中の部分の容積が狭いです。
42Lのザックの割には、あまり荷物が入りません。
綺麗な円筒状ではないので、荷物のパッキングが少し難しいかもしれません。
ザックリと書くと、こんな感じのドイターのザックのレビューなのですが、どんなザックも一長一短ですからね~!
全ての要求を満たしてくれるザックは皆無ですから、上手く使いこなすことも「山登りの技術」なのかも知れませんよね!
まとめ
登山靴と同様、ザック選びも難しく、登山者にとっては永遠の悩みとも言えますが、少しでも快適に山登りをするためには、慎重に選びたい道具の1つですよね!
今使っているドイターのザックが壊れたら、候補の1つだったカリマーのリッジ40にしてみようかな~っと今から悩んでいる誰かさんです(笑)
ザックの容量につきましては、日帰り登山でも40L前後がベストかな~っと思っております。
テント泊装備で時々縦走するので、日頃から少し重い物を背負って歩きたい!と言う考えも有ったりします。
何が起こるか分からないので登山ですので、「自己完結できる装備」を背負って登るのが重要ですよね~
なにか起こった時に貧弱装備だったら対応できませんしね。
「自己責任」とは言っても、何かあれば助けを呼ぶんでしょうから、その時に「貧弱装備」だったら助ける側はどう思うでしょうか!?
「山を舐めるんじゃない!」と思うのが普通だと思いますし、そんな相手を助ける苦労は察するに余りあるものがございます。
ザックも重要ですが、何を持っていくか?にも注意を払う必要がありますよね!
話が飛んでしまいましたが、今回ご紹介したドイター・カリマーの2つのザックは、かなりお勧めですので、興味がある方はチェックしてみてください!