- 命を守る登山用ヘルメットについて
- 山岳ヘルメット着用奨励山域について
- ペツル(PETZL)エリオス登山用ヘルメットの詳細(重さ・サイズ感)
- マムートSKYWALKER 2登山用ヘルメットの詳細(重さ・サイズ感)
- ペツル登山用ヘルメットのメリット
- ペツル登山用ヘルメットのデメリット
- 登山用ヘルメット着用で滑落事故から助かった事例について
- まとめ
命を守る登山用ヘルメットについて
先日、南アルプスや、八ヶ岳が良く見えるお山に登ったんですが、だいぶ山頂付近の雪が少なくなっておりました。
梅雨明けから「夏山シーズン到来!」って感じですが、遠くから見ていると「なんとなく登れるかな?」と思ってしまうところが怖いところですよね。
私みたいな素人にアオヒゲが生えた登山者には、まだまだ荷が重い頂きかな~って感じでございます。
しかしながら、ぼちぼち標高の高い山に登りたいな~ってな思いもあり、夏の計画を少しずつ決めている最中でございます。
今日は、アルプス等の急峻な山域を登る時に自分の命を守る装備として重要な「登山用(山岳用)ヘルメット」についてレビューを書いてみたいと思います!
ちなみにアルプスが鎮座する日本屈指の登山のメッカである長野県ですが、平成25年度より滑落、転落、転倒事故の多い山域を「山岳ヘルメット着用奨励山域」に指定して、登山用ヘルメットの着用を登山者に呼びかけております。
山岳ヘルメット着用奨励山域について
「山岳ヘルメット着用奨励山域」につきましては、こんな山域が指定されております!
※長野県警より出典
登山愛好家なら、1度は聞いたことがある有名なお山ばかりですよね~!
登った事がないお山もあるので、機会作って出没したいな~とも考えております。
このように、登山用ヘルメットを装着するよう色々と働きかけているという事は、それだけ山での滑落や遭難事故が後を絶たない1つの証拠ですよね。
何もなければ登山用ヘルメットを着用しなさい!とは、呼びかけませんよね。
そんな感じで、現在わたしが愛用している山岳用ヘルメットはこちらになります!
ペツル(PETZL)エリオス登山用ヘルメットの詳細(重さ・サイズ感)
使っている登山用ヘルメットの名前は「エリオス2」で、PETZL(ペツル)から発売されている山岳ヘルメットになります!
エリオスの登山用ヘルメットのスペックにつきましては、こんな感じになっております。
まず、サイズにつきましては2種類ありまして、サイズ:1ですと「48-56cm」、サイズ2ですと「53-61cm」になっております。
頭がデカくミソが少ない私なもので、迷わずサイズ2を購入しました(笑)
気になる重量ですが、山岳ヘルメットとしては軽めの385gになっております。
100g台のという驚異的な軽量ヘルメットも売られているんですが、お値段が1万円以上になってしまい、考えていた予算よりもオーバーだったので断念しました(>_<)
「ヘルメットおじさん」として活躍したいのは山々なのですが、メットに1万円以上はだせませぬ・・・。
現在使っているPETZLのヘルメットは、非常に「汎用性」と「耐久性」に優れたモデルですので、登山は勿論、クライミングや沢登り(キャニオニング)等、様々なアクティビティにも使用できる感じです。
また、写真の通り、ペツルのヘルメットには、頭部側面に「通気孔」があり、イライラして頭に血が上ったときにクールに冷やしてくれる安全装置がついております(笑)
勿論、スライド式カバーが付いておりますので、気温や天候に応じて開閉することができます。
こちらが通気孔を閉めた状態になります!
頭が臭い時は、常時閉めるようにしております(笑)
そして、購入するにあたり、非常に迷ったモデルがこちらになります!
マムートSKYWALKER 2登山用ヘルメットの詳細(重さ・サイズ感)
名前は、MAMMUT(マムート) SKYWALKER 2になります!
気になる重さは380gでございます!!
前に使っていたヘルメットがマムートだったもので、今回も真っ先にSKYWALKER 2を試着してみたんですが、何故かシックリしませんでした・・・。
お値段の方も、PETZL(ペツル)よりもMAMMUTの方が数千円安く、また、重量の方も若干(5g)ほど軽いので良かったんですけどね~・・・。
そんな感じで、3年前後PETZL(ペツル)の山岳用ヘルメットを使ってみて感じたメリット・デメリットを少し書いてみたいと思います!
ペツル登山用ヘルメットのメリット
思った以上に小型・軽量な登山用ヘルメット
想像以上に小型なヘルメットですので、上手くパッキングすれば現在使っている42Lのザックの中に入れることが出来ます。
多分、35L前後のザックの中にも入れられるかと思われます!
外にヘルメットを括り付けていると、岩や木などにぶつかり歩く邪魔になりますので、その点は扱いやすいです。
PETZL(ペツル)ヘッドランプとの相性が良い
現在、PETZL(ペツル)のヘッドランプを使っているもので、当たり前の話になりますが、ヘルメットとの相性が良いです。
最近の山岳ヘルメットには標準装備されてますが、こちらの「エリオス」のヘルメットにもヘッドランプを装着するためのクリップが付いております。
ペツルのヘルメットに、同社のヘッドライトを装着した写真になります!
青色で統一感があるというか、同化しているというか・・・(笑)
ヘッドランプを装着すると、こんな感じになるのですが、ヘルメットのツバの所に窪みがあって、ヘッドライトを上手く支えてくれます。
それなり激しく動いてもヘッドランプがズレたり落ちたりすることはございません!
暗い所や、夜の行動もこれで安心でございます!!
ま~どのヘッドランプとも相性は大丈夫だと思いますが、気になる方は、ヘルメットの購入前に登山用品店等で確認した方が良いのかも知れません。
ヘルメットの強度は問題ございません!
そこそこ大きな落石を喰らったり、出っ張ている岩に思いっきり当たった事があるんですが、小さな傷がヘルメットに出来ただけで、特に問題はありませんでした。
衝撃は感じたものの、頭にダメージは全く無く、ヘルメットの有り難味を再確認しました。
ヘルメットをしていなかったら、大事な頭皮の毛根が死滅していたかと思うと恐ろしくなってしまいます(´-`).。oO
ヘルメットをかぶっていると「玄人登山者」になった気分を味わえる!
多分、そ~感じているのは私だけだと思います(笑)
しかし、安全登山に対して意識が高いと思われますので、その点は良いのかも知れませんよね。
危ない所でもヘルメットを着用しないのが「美徳」と思っている登山者も多いのかな~と思いますが、昔と比べてだいぶ時代も変わってますしね。
青色を選べば「ドラえもん」になった気分を味わえる
ユーザー名やブログタイトルの通り、私は年季の入ったアオヒゲなんですが、青いタイツを着て山へ登れば、簡単に「ドラえもん」の完成でございます!
お腹がすいたときに「ドラ焼き」を食べれば、も~何も怖い物はございません!!
最後は「ネタ」になってしまいましたが、続いてはペツルの登山用ヘルメットのデメリットでございます!
ペツル登山用ヘルメットのデメリット
あご紐が短くタイトな作りです!
頭がデカく、態度もデカく、顔もデカイのが影響してか、あご紐が短く感じます。
何度か装着していくうちに、頭部の緩衝材が馴染んできたせいか、購入当初よりもユトリが出てきたものの、まだまだ・・・ってな感じです。
しかしながら、あまりユトリがあるのも何かあるとズレたり外れたりしますので、難しいところかも知れません。
頭のサイズが大きい方や、帽子を被った上にヘルメットの装着を考えている方は、小さくないか確かめてみる事をお勧めします!
外国製なので頭の形と合ってないような・・・
ペツルは、フランスの企業ですので、どうしてもアジア人の頭蓋骨に合わせた設計ではないような気が致します。
それは、マムートにも言えるかな~と思われます。
更に言うと、ブラックダイヤモンドの登山用ヘルメットも同じような感じに思いました。
鼻も高く、小顔が多いヨーロッパの人たちと比べると、ドラえもんみたいな私には合わないのかも知れません。
許容できないほどではないんですが、「アジアモデル」とかがあると良いのかな~っと思ってしまいます。
そ~しますと、国内メーカーのモンベルさんのヘルメットは、けっこう狙い目なのかも知れません。
試着したことが無いのでアレですが、次回、山岳用ヘルメットを購入する際は、1度試してみたいと考えております。
荷物が多いとやっぱり邪魔になる。
メリットの方で、小型軽量と書いているのにアレですが、やっぱり邪魔だよな~っと感じることが多いです。
ザックの中にしまうと、取り出すのが面倒で、ついつい「ノーヘル」で歩いてしまいます。
公道なら「青切符」、滑落なら「赤切符」になってしまいます(笑)
日帰りのザックは、ドイターの42Lを使っているんですが、登山用ヘルメットをしまうのにこんなアイテムがあります。
一応、ドイターのザック用と謳っておりますが、調べた限り、どんなザックでも使用可能です。
気になる重量は80gと軽量で、これでザックの中を広く使えるなら購入しようかな~っと考えております。
購入し、使用しましたら再度レビューを書いてみたいと思ってます!
※ドイターの日帰り用ザックについてレビューを書いております!良かったらご参考にしてみてください!
登山用ヘルメット着用で滑落事故から助かった事例について
なかなか山岳用ヘルメットを購入するのは敷居が高いもんですが、私はヘルメットが有ったお陰で怪我をしなくて助かった経験があります。
※若気の至りと言うか、無謀な山行で恥ずかしい限りなんですが、下山できなかった時の記事になります。
また、ヘルメットをしていたお陰で頭部の怪我が致命傷にならず、生還を果たした登山者も多くいます。
山登りは、何処で何があるかわかりませんからね~・・・
「運が悪い」と簡単に言うのではなく、道具などを使っていかにリスクを減らしていくかが大事なのかな~っと思います。
ヘルメットは、滑落事故もそうですが、落石等にも大変有効です!
上述した「山岳ヘルメット着用奨励山域」は勿論の事、他の山域でもリスクがありそうだな~ってな場所を歩く時には「お守り」として装備したいもんですよね!
まとめ
今回ご紹介した、ペツルとマムートのヘルメットは、登山の相棒にお勧めですので、購入を考えている場合は、一考の価値があるのではないかと思います!
色々なメーカーから登山用ヘルメットは発売されてますが、山に持っていかなければ宝の持ち腐れになってしまいますので、面倒臭いと思わず積極的に使いたいものですよね!
登山中の安全対策として、私もヘルメットはモリモリ使って楽しい山登りをしたいと思います!
登山中に落石と遭遇し肝を冷やした時の記事になります!
どんな山でも落石は起きますので、注意したいものですよね!
良かったらご参考にしてみて下さい!