アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

秋田県の熊出没事故に思う事。山菜採りと水芭蕉もクマには要注意!!

秋田県のクマ襲撃事故

 

 

秋田県の熊出没襲撃事故について

秋田県仙北市で、5月27日に山でタケノコ採りをしていた方が熊に襲われ死亡する事故が起きてしまいましたね~!!

 

去年、あれだけクマが出没し死傷者をだした山域で、今年も同じような事故が起こるとは、正直、驚きを隠せません。

 

当ブログでも、今年の4月に近隣の熊出没情報と合わせて少し触れましたが、今回の事故は、起こるべくして起こった感が否めません。

 

www.aohigetozan.com

※熊出没情報について書いた記事になります!

 

 

秋田県仙北市熊襲撃事故詳細

※ロイターより出典

 

 

去年、人を襲ったクマのうち、数頭捕獲し処分しましたが、それでも「主犯格」と思しき3~4頭のクマが逃げていると言われておりました。

 

これは、捕獲したクマの内容物から、「消化を考慮してもあるべき物が足りない」ことが分かり、ほかにも関わったクマが逃げている根拠と言われておりました。

 

 よ~は、捕獲した熊の胃の中に、それほど多くアレが残っていなかったみたいです。

 

 また、あの現場付近にどれだけのクマが集まっているかも定かでないので、幾ら数頭捕獲したからと言っても「安全地帯」になりえない状況であったはずです。

 

多分、こんだけ騒がれたクマの騒ぎですので、地元でもこの情報は共有されていたと思われるだけに、なんでこんな危険な山域に入ってしまったのか・・・と、思ってしまいました。

 

今回、「頭に怪我ある」とニュースでやってましたが、もしかすると、もっと酷い状態だったんではないかと勝手に推測してしまいました。

 

熊は森の「お掃除番」ですので、人間だろうか動物だろうが死体がそこに転がっていれば処分するのが彼らの役目ですからね~

 

 一度、人間の味を知ってしまったクマは再度襲ってくると言われてますが、「人間の塩気」がクマにとっては美味しく感じると、言っている方もいたりします。

 

 

北海道の熊に襲われた事故(三毛別羆事件)と人食について

人間の肉の味については、熊に聞かないと分からない事ですので、信憑性はチョッと・・・てな感じですが、昔、北海道で起こったヒグマが村を襲撃し人を襲った事件が1つのヒントになるかも知れません。

 

 内容が少し生々しいので、こちらで書くことは控えますが、リンクだけ貼っておきたいと思います。

 

明治以降、一番多く人間が熊に襲われ命を落とした事件になります。

 

三毛別羆事件 - Wikipedia

 

 

三毛別羆事件は、映画にもなった有名なヒグマに襲われてしまい多数の人が亡くなった事件ですが、興味深いのは「女性」に異常な執着がありました。

 

特異な点としましては、私みたいに女好きの熊で、女性ばかり狙って襲っていた点を挙げることが出来ます。

 

ただ、「男性」も襲って食害してますので、腹が減っていればなんでも食べるのが本当のところだと思います。

 

昔の中国でも、「人食」の文化がありましたが(今もひっそり有ると思ってます)、その中で言われているのが、上=子供、中=女性、下=男性とランク別けされておりました。

 

ちなみに、日本でも有名な「孔子」も人の肉が好きだったらしく、とくに「ナマス料理」には目がなかったと言われております。

 

市場でも人の肉は売買され、「両脚羊」と呼ばれていたのですが、あんまり書くとアレなんで、この辺で止めておきます!

 

ネマガリタケとは!?熊出没に怯えながら高価で売買される副業の道具

今回の熊の被害も、「竹の子採りの最中」に発生しましたが、危険を冒してまで採る者もいれば、それを買い取る者、加工する者・・・と市場が形成されている点に根深いものがあるよなな~と感じております。

 

そんな採る者が群がる「竹の子」ですが、正確には「ネマガリタケ(月山筍・姫竹・根曲がり竹)」 と言い山菜?の一種でございます。

 

 そんなネマガリタケですが、こんな感じの形をしております!

 

ネマガリタケ月山筍・姫竹・根曲がり竹

 見た目はまさに「タケノコ」ですよね!

 

これが秋田県のお年寄りたちが命を懸けて採っている「副業の道具」になっていると思うと、見る目が変わってしまいますよね。

 

 

ネマガリタケ

ネマガリタケは、本州の中部から北海道 まで分布し採取出来るのですが、収穫時期は春~初夏までと言われております。

 

ちなみに気になるネマガリタケのお値段ですが、300~500円/1kg前後と言われていて、収穫時期になると業者が高値で買い取ってくれる高級食材(山菜)でございます。

  

中々良い値段で買い取ってくれるので、頑張って採れば、かなりのお小遣いになります。

 

調子が良いと、1日で2万円前後のネマガリタケを一人で収穫する方もいるそうです。

 

私もネマガリタケを食べたことがあるのですが、非常にジューシーで美味しく癖になる味と食感でございます!!

 

親戚が宮城県にいる関係で、この時期遊びに行くと時々食べさせてくれるんですが、ネマガリダケを採るのは結構難しい(見つけ難い)そうです。

 

ネマガリタケを味噌汁や鍋に入れたりするのですが、そのまんま焼いて塩や醤油で食べるのが、一番美味しいかな~と個人的には思っております。

 

熊の大好物であるネマガリタケと水芭蕉について

人間が美味しく感じる物は、熊にとっても・・・

 

多分、今回のクマの襲撃も、自分の大好物の餌場を荒らす人間への「排除攻撃」だったのではないかな~と個人的には思っております。

 

確かに、「お小遣い稼ぎ」になるなら私も頑張ってネマガリタケを採ってしまうかも知れませんが、人間を襲ったクマが数頭いると思われる山域に入ってまで、稼ぎたいとは思えないですよね~・・・

 

話が逸れてしまいますが、この時期、尾瀬の水芭蕉がシーズンを迎えとても綺麗ですが、ツキノワグマは、そんな水芭蕉が大好物でございます!

 

 

水芭蕉

 とても綺麗な水芭蕉が、まさか熊の餌になるとは想像できないですよね!

 

冬の間、長い冬眠をしているクマにとって、体内の老廃物(宿便)を排出するためにミズバショウを食べていると言われております。 

 

そして、栄養価が非常に高い水芭蕉の種(8月~9月頃)は、さらに熊の大好物と言われてまして、活発に探し回るそうです。

 

水芭蕉の種の時期は、クマがウロウロ動き回りますので、遭遇に注意を払わないとならない感じです。 

 

ですので、「山の中に水芭蕉の群落」がある場所に行くときは、クマの出没の事も頭に入れておいた方が良いと思います。

※尾瀬もそうですが、長野県戸隠の水芭蕉の群落にもクマが良く出没しております。

 

長野県戸隠付近の地図

戸隠森林植物園も、熊の出没が比較的多い所になります。

特に、水芭蕉の季節は要注意になります!

 

今回の、ネマガリダケの自生地が「笹薮」と言う事も有って、クマの接近に気付き難いのも事故がなくならない1つの要因かも知れません。 

 

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熊鈴・ラジオなどの熊除けの限界について

冒頭で触れた通り、一度、人間の味を知ったクマは、「熊鈴」や「ラジオ」の音で人間がいる事を察知し、逆に呼び寄せてしまった可能性も否定できません。

 

本来熊は、非常に憶病で大人しい動物ですが、一度人間を攻撃すると、

 

「あれ?人間ってこんなに弱いんだ!?逃げるのも遅いし、餌に調度良いな!」

 

と、思う節があり、味をしめて何度も攻撃を仕掛けてくると言われております。

 

人間を襲ったことがない熊には「熊鈴」や「ラジオ」等の音が出るアイテムは有効ですが、襲ったことがある熊には効果がありませんので、注意が必要ですよね。

 

 「熊鈴の効果がない」みたいな報道もありますが、自分の実体験からすると「熊鈴は効果がある」と思っております。

 

今回のようなレアなケースだとアレですが、それでも自分の身を守るのには大変有効だと思いますので、これからもTPOに応じて積極的に音が出るものを使って不要な接触を回避したいものですよね!

 

秋田県仙北市で熊に襲われたと思われる死体を発見について

去年(2017年)と同じような熊の仕業と思われ襲撃事故が、今年(2018年)も起こってしまいました。

 

2018年6月24日、秋田県仙北市の山林で、遺体の損傷の激しく性別も分からないご遺体が発見されたそうです。

 

食害があったかどうかまでは報道されてませんが、「遺体の損傷が激しい」ということは、食べられてしまった可能性が高いと思われます。

 

今回の遺体発見現場の近くは、去年、「人食い熊」で大騒ぎになったところからも近い場所になります。

 

もしかすると、去年、人間を次々に襲った熊たちの仕業の可能性が非常に高いと思われます。

 

冒頭でも記載してますが、残念ながら人間を襲った主犯格の熊たちが捕獲されずに生き残っております。

  

なお、今回獣に襲われたと思われる遺体付近では、66歳、78歳の男性が行方不明になってまして、そのどちらかの可能性が非常に高いと思われます。

 

二人とも、熊が大好きな「ネマガリタケ」を採りに来ていたみたいですので、去年の熊襲撃事故と同じ原因になります。

 

去年、あれだけ熊の出没で騒がれていた現場に入った訳ですので、不謹慎ながら「自業自得」であると思ってしまいます。

 

行政からも、単独でのタケノコ採取は自粛要請が出てますしね。

 

まとめ

去年、数頭クマの駆除が行われたので、それで安心してしまったのか、それとも「自分は大丈夫」と言う訳の分からない自信が有ったかどうか分かりませんが、行政の指示に従って入山を控えるのが賢明だったよな~っと思ってしまいました。

 

なんでも「需要と供給の世界」ですので、最終消費者である「都会の人間」がいなくならない限りこの問題はいつまでも燻り続けるんでしょうね~

 

命とお金を比べ、どっちが大事かを考えると・・・

 

やっぱり命かな~・・・

 

私は体中アオヒゲが凄いので、クマの食欲を一気に萎えさせるさせる実力があると思っているのですが、それでもニアピンしないことが重要ですよね。

 

同じようクマの襲撃事故が、再度起こらない事を願わずにはいられない今日この頃です。

 

※2018年6月25日に加筆