痴漢冤罪保険と痴漢に間違われた時の話について
天気予報が目まぐるしく変わり、週末の予定をどうするか右往左往してる誰かさんなんですが、前回に引き続き「痴漢に間違われてしまった話」と最近話題の「痴漢冤罪保険」について、書いていきたいと思います。
まさか山登りの帰り道に、こんな痴漢に間違えられる目に遭うとは夢にも思わず・・・。
前編の痴漢に間違われた記事
普通に歩いていただけで痴漢に間違えられそうになった経緯について書いた記事になります。
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痴漢に間違われて女子高生トラブルについて
特に意識して女子高生にピッタリとくっ付いて歩いて訳ではないのですが、ど~もそれが気に喰わなかったみたいな感じでした。
私は既に登山後で体がボロボロのヘロヘロで、頭を垂れながら歩いていたのが悪かったのか、ど~も「スカートの中を覗き込んでいる」と勘違いしたみたいでした。
縦走登山の初日よりは荷物は全然軽いですが、それでもテントが入ったおモザックはそれなりに重く、前屈みになってしまうのが私の悪い癖もであります。
そんな中、ジャイアンみたいな女子高生が、何故か歩く速度を落とし2~3mほど後退し軍団から後れを取りました。
すると、私の前を歩くスカートが一番短い女の子に、こんな感じの事を叫びました。
「◎×△(名前だったと思われます)パンツ見えそうだよ、大丈夫???」
「大丈夫!今日は●×△(聞き取れず)なんだ!」
そして、私に聞こえるような大きな声で
「後ろの人が(私)ジロジロ見ているよ!!」
「え~~ヤダ~~キモイ~!本当!?」
直後、3人で私の事を舐め回すように見つめてきました・・・。
ジャイアンみたいな女の子(以下:ジャイアン)が、私の事を監視するかのように後ろ向きの体制でわざわざ歩いているではないですか!!
ず~~~とジャイアンがコッチをチラチラ見なが歩いているので、思わず問いかけてしました。
「さっきからなんだよ。失礼だろう。後ろを歩いているだけだろ。」
※流石に頭にきてました。
「え?だって見てたでしょ!?それって痴漢でしょ?」
「何様のつもりなんだ!後ろを歩いていて痴漢になるのかよ。それは失礼だろ?俺が盗撮か何かしてたのかよ!?」
「だって見てたでしょ?」
「いい加減にしろよ。なんなら警察呼べばいいだろ。それで何もなかったら名誉毀損で両親と一緒に訴えるぞ!」
「・・・」
緊迫したやり取りの中、スカートが一番短い女の子が割って入ってきました。
「も~いいよ。いこ!」
そそくさと小走りで女子高生3人は去って行ったんですが、暫く私は怒りが収まりませんでした。
文字で書くとこんな感じなんですが、実際はもう少し緊迫したやり取りだったんですが、これ以上、詳細に書くことは止めておきます。
制服からして、どこの高校かは察しがついているんですが、ま~普通から上くらいのレベルでおバカな高校ではない感じです。
ま~「見たか?」と言われれば、正直に告白すると「太ももは見ていた!」でございます。
それは事実ですので、その点については私が悪かったと思ってます。
こんなブログで「太ももを見ていた!」と白状するもなんだか変感じでよね(笑)
世界に向けて、こんな恥を晒す必要があるのか!?って感じですが、見たことは確かですが、それ以上でもそれ以下でもなく、「覗いてやれ!」とか悪意があって見ていた訳ではございません。
「視線に入った延長で・・・」と書くと言い訳になってしまいますかね!?
上り坂や階段・エスカレータ等だったらまだ分からんでもないですが、ただの「普通の道」を後ろで歩いていただけで痴漢呼ばわりですからね~・・・。
そんなに見て欲しくないなら、「隠すような服装にすれば良い!」と書くと、また女性は怒るんでしょうけどね。
しかし、「女性の可愛い」と「男性の可愛い」は、全然違う事をもっと知って欲しいな~とも思います。
それにしても、怒りに任せて言ってしまいましたが、アレで本当に警察呼ばれていたらと思うと、今更ながら背筋が凍る感じです。
ま~3対1でのトラブルですし、風貌が非常に怪しく、口の周りも年季の入った「泥棒ヒゲ」な私の言い分なんて聞いてくれないことでしょうね~・・・。
断片的に何も知らない人間が会話を聞いたら、間違いなく私が悪者になりますよね~
これが満員電車の中だったら、正義感に燃える男性が現れ、話が余計にややっこしくなった事でしょうね~・・・。
否定すれば否定するほど怪しまれますしね・・・。
ただ、アレだけ短いスカートなんで、「公衆猥褻」とかにならんのか?とも思ってしまうので、どのような判断がなされたかは今となっては分かりません。
痴漢の発生件数と検挙数、痴漢の冤罪の詳細
冒頭に書いたように「痴漢」が一定数いるのは確かですが、それに巻き込まれてしまった「痴漢冤罪」も少なからずあるはずですよね。
ちなみに、ここ数年の痴漢などの犯罪の推移を纏めたものがあったので載せたいと思います!
※警察庁より出典
直近の平成26年で3,439件の痴漢行為によって捕まって検挙さた人間がいるそうです。
1日にすると、約9.4人が痴漢行為で御用になっている計算です。
電車内だと更に少なく、年間284件で、1日0.8人が警察に御用になった計算ですが、実際はそれ以上に多いでしょうね~!!
女性にとっては、痴漢に遭ったら怖いでしょうし、恥ずかしいやら何やらで申告できない方が多いでしょうしね~・・・。
密閉され、密着した空間だと、中々特定が困難な部分も有りますので、犯人を捕まえるのも大変ですよね。
そんな被害者の真情を察してか、言い分が一方的に採用される事が多いみたいですが、そんな捜査に非常に違和感を覚えます。
痴漢をやってなくても、行為を認めれば示談・釈放になり、初犯だと会社や家族などにも連絡が行かずにすむパターンが多いみたいです。
逆に、痴漢行為を認めなければ、長い裁判になり、金銭的にも精神的にも非常に重い負担になります。
「法治国家」として、悪い事をした人間には厳罰が必要ですが、何もしてない人間に罰を与えるのが本当ににあるべき姿なのか非常に疑問に感じます。
グルになって、痴漢を作り上げ、「示談金」をせしめる輩もいるみたいですしね~・・・。
「君子危きに近づかず」じゃないですが、極力関わらないように日頃から注意しないと自分の人生を一瞬にして棒に振ってしまいますよね。
そ~は言っても、電車に乗らないわけにもいきませんし、道路だって歩かなければ何もできませんしね~ ・・・。
<痴漢対策参考書籍>
まさか、道路を歩いている時に「痴漢」と間違えられるとは夢にも思ってませんでした。
今でもこの事を思い出すと腹が立つんですが、暫くの間、トラブルになった道を歩けなくなったのは内緒ですよ♡
もしかすると、その女子高生達も電車とかで痴漢に遭った事があり、それを引きずって警戒したのか分かりませんが、後ろを歩いてるだけで痴漢呼ばわりするのは乱暴のような・・・。
私も大人気なかったと今頃反省しているんですが、毅然とした対応をしないとドンドン話が大きくなりエスカレートしますからね~
なんだか益々住み難い世の中になってきましたが、そんな「痴漢冤罪のリスク」を減らしたいと考えるのが人情ってもんですよね!
痴漢冤罪保険について
先日、少しニュースで話題になりましが「痴漢冤罪保険」が発売されました。
凄い世の中になったな~って感じですよね・・・。
この「痴漢冤罪保険」について簡単に触れますと、加害者と間違われてしまった場合の弁護士相談費用を補填してくれる契約になります。
痴漢に間違われてしまった場合、弁護士から色々とアドバイスをしてもらえる補償内容らしく、痴漢冤罪保険の月額保険料金が590円になっております。
こんな感じの補償を受けることが出来るそうです!
年間6,400円で、この痴漢冤罪保険料が安いのか高いのか意見が別れそうですよね・・・。
痴漢冤罪保険の詳細はこんな感じなのですが、直ぐに弁護士が駆けつけてくれ内容になってないところが気になりますよね・・・。
こちらの痴漢冤罪保険を利用できる時間帯からして(平日:7:00~10:00、17:00~24:00)、通勤・通学をピンポイントに想定した内容であることが分かります。
逆に言うと、この時間に痴漢行為が多いということなんでしょうね~
この痴漢が多い時間帯を外して通勤するしかないですが、なかなか一般サラリーマンにとっては難しいですよね~・・・。
しかも、痴漢冤罪保険の保障が平日のみなので、今回みたいに休日に対応してくれないのは困ってしまいます。
ただ、私の知り合いに弁護士が1名いるのですが、何か相談すると、お金が相当掛かるのは事実でございます。
弁護士によって値段が違うみたいですが、だいたい1時間の相談料が1万円前後と言われてますしね。
私の場合、相手負担にさせたんで、結果的には丸儲けだったんですが、ま~この話は長くなるのでこの辺にしておりきます。
まとめ
長い人生、色々な出来事がありますが、今回の件も含め、人間嫌いに拍車が掛かった出来事でした。
今回の教訓としては!
- 胸を張って堂々と歩こう!
- 女子高生を敵にまわすと怖い!
- 女子高生(スカートの女性)の近くに寄らない。
- 口喧嘩は女性の方が上手なんで、相手のペースに乗らない
- 理不尽な言い掛りには、相手にもダメージがある事を伝える(訴えるぞ!は効果的かも!?)
これから暑くなると「薄着の季節」になりますので、誤解を招かない行動をとりながら、自分の身を守らないといけないですよね。
ただでさえ、白目になりながらの下山後の帰宅だったのに、このやり取りがダメ押しになり、更に白目になった嫌な夏の思い出でした。
皆様も、充分注意して冤罪事件に巻き込まれないようにしてください!
何処で何があるか分かりませんからね・・・。
なんだか後味の悪い、お山からの帰り道でした。