アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

テントの火災と一酸化炭素中毒(酸欠)の恐怖。テント内の調理のメリット・デメリット

炎酸欠

 

 

 

テントの火災と一酸化炭素(酸欠)の恐怖について

前回に引き続きまして、今回もテント泊に伴う「一酸化炭素中毒(酸欠)、「テントの火災」について書いていきたいと思います。

 www.aohigetozan.com

こちらが前回のテント内の調理のメリット・デメリットについて書いた記事になります!

 

お恥ずかしいテント泊での失敗体験ですので、あんまり大きな声で書きたくはないのですが(?)、失敗から学ぶ事も多いかですよね。

 

今回、自分の備忘録としての意味も込めてテントの火災と一酸化炭素中毒について書いていきたいと思います。

 

テント内の調理で一酸化炭素中毒(酸欠)の恐怖体験について

まずは、テント内での調理していた時の「一酸化炭素中毒(酸欠)」の話ですが、南アルプスの農鳥岳近くにある「農鳥小屋」で幕営していた時でございます。

 

 

南アルプスの農鳥岳農鳥小屋

 その時の写真です!

 

この時は、まだ元気だったんですけどね~・・・

 

写っておりませんが、左側と手前間ノ岳側にテント場があります。

 

ちなみに私は左の方ではございません!

 

こちらが色々と有名な農鳥小屋の小屋番さんでございます。(別名:農鳥おやじ)

 

標高2,800mと高所に位置する山小屋なのですが、縦走4日目の幕営で、疲労が溜まりかなりヘロヘロ状態でした。

 

夕食の調理を外ですれば問題なかったのですが、その日は体調があまり良くなく、夕方になるにつれて風も冷たく強かったのでテントの中で調理をしました。

 

翌日下山の計画だったので、食料を残しても荷物になるだけですし、捨てるのも勿体無いので、モリモリ作ってモリモリ食べよう!と調理に取り掛かりました。

 

ベンチレーター(換気口)がシッカリ開いている事を確認したものの、寒いのでテントの入口を開けずに調理を始めました。

 

最初は全然大丈夫だったんですが、途中から気分が悪くなり、なんだか目もショボショボしてくるではないですか・・・

 

縦走登山4日目なので、足が臭いのは誰が嗅いでも間違いなく、目がショボショボするのと吐き気がするのは足クサ病の影響か!?と、その時は思いました。

 

しかし、段々と気分が悪いのと比例して、なんだか視野が暗くなるような、そんな目の不調が出てきました。

 

疲れているのは間違いないからな~・・・と思いつつ、調理を続けていくと、更に気分が悪くなり・・・。

 

ミゾオチ周辺が詰まったような息苦しい感じになり、いつの間にか後頭部までズキズキしてくるではないですか・・・

 

 

「この不調はなんざんす???」

 

 

と感じ、食欲もスッカリなくなり、少し横になろうとガスバーナーを止めて体を動かすと、開けていたはずのベンチレーターが強風で折り曲がっていて密閉状態になっていて、全然換気出来ていない状態でした!

 

私が使っているパイネのテントのベンチレーター(換気口)は、何か筋が入ってシッカリと口が広がる構造ではなく、フニャフニャと柔らかい感じなので、風向きによっては、テントに押し付けられて閉まってしまう感じです。

※他のテントも似たような構造で、今回と同じような一酸化炭素中毒(酸欠)が起こるのではないかと推測してます。

 

ベンチレーター(換気口)がシッカリと閉まっている姿を見た瞬間、全てを悟り、急いでテントから出てモリモリ深呼吸をしたらスッカリ良くなりました!

※暫く気分が悪く、寒い外でモジモジしてました。

 

一酸化炭素によるものかどうかは分かりませんが、多分、体調不良の原因は「テント内の酸欠」だったんだろうな~と推測しております。

 

疲労もたまり、4日目の縦走途中と言う事もあってか、注意が散漫になっていたのが今回の酸欠騒ぎの原因ですよね~

 

テント場が標高が2,800mと高所に位置する場所で、酸素が薄かったのも影響したんじゃないのかな~っと思われます。

 

パイネのテントは、入口の下の部分(地面付近)にも換気口のような「切れ込み」が入っているのですが、銀マットで穴を塞いでしまったのも酸欠の1つの原因であると思ってます。

 

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一酸化炭素中毒(酸欠)の症状と致死量について

一酸化炭素中毒の初期症状は、こんな感じになるそうです!

 

一酸化炭素中毒(酸欠)の症状と致死量

※東京消防庁より出典

 

一酸化炭素の濃度によって、症状が違いますが、高濃度ですと1、2分で死んでしまうところが恐ろしいですよね!

 

 

一酸化炭素中毒の影響を見ていると、私の症状もシッカリと載ってますね~・・・

 

ただ、耳鳴りはしなかったので、体質なども影響するんだと思います。

 

ベンチレーターと、テントの入口をシッカリ開けてからテント内で調理しないと「さような~!」になってしまいますので、換気には充分注意ですよね!

 

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テント内で調理する場合の調理器具の安全な使い方について

プリムスガスバーナー注意喚起

※プリムスより出典

 

私が愛用しているガスバーナーの製造元のプリムスからも、こんなテント内での調理する場合の注意喚起がなされておりました。

 

シッカリと「ガスバーナーを使用すると大量の酸素を消費する」と書かれてますので、テント内で調理する時は、十分喚起に気をつけなければなりませんよね。

 

結構、安易にガスバーナーを使ってしまっている部分も有りますが、テント内で使うのはかなり危険であることが分かりますよね!

 

 一酸化炭素中毒による窒息死の恐怖があるとは言っても現実は・・・てな感じですよね~・・・。

 

テント火災の体験談について

一酸化炭素中毒(酸欠)に続きまして、テント内での調理でやっちまった火災(ボヤ)に移りたいと思います。

 

こちらもお恥ずかしい話なのですが、この件を思い出すたびに、私は「大馬鹿者」だよな~っと凹んでしまいます。

 

事の顛末は、テント内でコッヘルを使ってお湯を沸かしていた時でございます。

 

現在使っているコッヘルのレビューにも記載してますが、持ち手の部分が金属丸出しなもので、バーナーの炎で熱せられて素手では持てない時があります。

 

その時も持ち手が熱くて持てず、カップラーメンにお湯を注げず「お預け状態」でした。

 

腹も減ったので早く食べたかったのですが、何しろ熱くて持つことができず・・・。

 

塗らした雑巾等を使って持てば良いものの、その時は何故か近くにあった「トイレットペーパー」に目が留まり、そちらを重ねて握る事にしました。

 

 

トイレットペーパーコッヘル

取っ手が熱かったので、トイレットペーパーを使ってこんな感じに掴んだのが大間違いで・・・

 

も~ネタバレしてますので簡単に書くと、バーナーの五徳の所にトイレットペーパーが触れてしまい、それが燃えて火がついてしまいました!!

 

「うわ~♡カルシファーだ~!『ハウルの動く腰』って面白いよね~♪」

 

と思うこともなく、事態を飲み込めず一瞬固まりました( ゚Д゚)

 

幸い、直ぐにティッシュが燃え尽き事なきを得たんですが、アグラをかいていた私の大事な所に火の粉が舞い落ち、登山ズボンに穴が開いてしまいました。

 

火の粉で穴が開いた場所がまた微妙なのですが、こんな感じの場所でございます。

 

 

登山ズボン火の粉で穴が開いた場所

危うくアソコで養殖させている「白魚」が、「焼き魚定食」になるところでした( ゚Д゚)

 

街を歩くには躊躇しちゃう穴の場所ですが、山の中なら大丈夫かな?と思い、いまだに履いております!(笑)

 

平気でバスや電車にも乗っているんですが、「見るなら見やがれ!」の精神で頑張っております(?)

 

また、私が飼っている「白魚」の成育には、暑いよりも涼しい方が良いそうで、穴がベンチレーターになって一石二鳥だと無理矢理思うようにしております(笑)

 

今でこそ笑い話になりますが、右手の親指と手首を軽く火傷をし、もっと大きな炎が上がっていたならば、テントに飛び火していたと思われます。

 

熱湯を持っていたので、ビックリして引っくり返していたならば、広範囲に火傷をしていたと思うので、本当にシャレになりませんよね。

 

テント泊になると、必ず「調理」をしなければなりませんが、日頃の環境と違うので、なかなか慣れませんよね~・・・。

 

テント泊とは言え、基本、前室や外での調理が一般的ですが、悪天候になってしまうとなかなか外で作れませんしね。

 

前室が狭いテントですと、調理中にフライパンやコッヘルがフライシートの生地に触れてしまうことも有るので要注意ですよね。

 

また、軽量装備で地味に人気が有る「アルコールストーブ」も、炎の調整が難しいので、テント内での調理は全く向きません。

 

アルコールストーブと同様に、ガソリンバーナーも火力が強すぎるので、テント内での調理には不向きです。

 

大変危険ですので、テント内で調理をするなら、必ず「ガスバーナー」で行ってください!

 

まとめ

 そんな感じで、今までの苦い経験を踏まえ、テント内での調理を総括すると

 

「火災に気を付けて換気はモリモリにし、調理中は炎から目を離さず動かない」

 

これに尽きるかな~と思います。

 

テント泊における、酸欠(一酸化炭素中毒)とテントの火災には充分注意して、山での時間を楽しみたいものですよね!