- 南アルプス4泊5日テント泊縦走(光岳~聖岳~赤石岳~荒川岳) について
- 南アルプス南部4泊5日テント泊縦走の記録
- 南アルプス4泊5日テント泊縦走の日程・天候・メンバー
- 南アルプス光岳・聖岳・赤石岳・荒川岳のアクセス
- コースタイム(駒鳥池~椹島ロッジ~畑薙ダム)
- コース・高低差(光岳~聖岳~赤石岳~荒川岳)
- 山行写真(千枚小屋~駒鳥池~椹島ロッジ~畑薙ダム)
- まとめ
南アルプス4泊5日テント泊縦走(光岳~聖岳~赤石岳~荒川岳) について
そんな感じで昨日に引き続き、南アルプス南部縦走の最終章は、千枚小屋~駒鳥池~清水平~椹島ロッジ~畑薙ダムになります!
早いもので、も~最終章でございます!
1日1記事を目標にしているんですが、なんだかブログ記事を書いていると一日が終わるのが本当に早く、「意外にマメな所があるんだな」と自分の性格に驚いている日々でございます!
このマメさが仕事に生きれば出世間違いないんでしょうけど、残念ながら興味があることしか力を発揮できない性癖でございます(笑)
そんな感じで、よ~やく南アルプス4泊5日テント泊縦走の最終章になって天候が回復し、足取りが少し軽くなった感じでした。
それでもキツくて長い下り道に、メンタルがやられてしまい、今までの疲れもあってか悶絶した一日になりました・・・。
そんな感じ、こんな最終日になりました!!
南アルプス南部4泊5日テント泊縦走の記録
パート1(スタート)は下記になります!
易老渡から入山して、光岳~光岳小屋でテント泊した記録になります。
パート2(光岳小屋~上河内岳~聖平小屋編)は下記になります!
光岳小屋から出発し、茶臼岳~上河内岳・聖平小屋でテント泊した記録になります。
パート3(聖平小屋~聖岳~兎岳~中盛丸山~百間洞山の家)は下記になります!
聖平小屋から出発し聖岳・兎岳を縦走し百間洞山の家で小屋泊した記録になります。
パート4(赤石岳・荒川岳!千枚小屋テント泊)は下記になります!
百閒洞山の家から出発し、百間平~赤石岳~赤石岳避難小屋~小赤石岳~荒川小屋~荒川岳(荒川三山・悪沢岳)~丸山~千枚岳~千枚小屋泊のきろくになります!
南アルプス4泊5日テント泊縦走の日程・天候・メンバー
登った日:8月13日(水) ~ 8月17日(日)
天 候:8/17(日) 晴れ時々薄日
メンバー:私と登山仲間3名の計4名
南アルプス光岳・聖岳・赤石岳・荒川岳のアクセス
交通手段:< 復路 >
椹島~畑薙第1ダム(バスの乗車時間は、約1時間位です。)
特種東海フォレストの送迎バスは、下記ロッヂ・登山小屋のいずれか1ヶ所以上に宿泊しないと乗車できません。
千枚小屋、赤石小屋、荒川小屋、百間洞山の家、熊の平小屋、椹島ロッヂ、椹島登山小屋、二軒小屋登山小屋、赤石岳避難小屋、中岳避難小屋、高山裏避難小屋、小河内岳避難小屋
※バスの乗車前に椹島ロッジで受付をします。
畑薙第1ダム~JR静岡駅(バス料金は3,100円で、約3時間半の道のりです。途中休憩あり)
運行会社は、「しずてつジャストライン」になり、時刻表・運賃は下記の通りになっております。(2018年度版)
※事前予約が必要ですが、空席が有る場合は乗車できるみたいです。
コースタイム(駒鳥池~椹島ロッジ~畑薙ダム)
千枚小屋5:43 → 6:10 駒鳥池 6:14 → 6:49 見晴台 7:02 → 7:33 清水平(水場) 7:37 → 8:28 小石下 08:37 → 9:42 鉄塔横 → 10:25 深見橋 → 10:37 椹島ロッジ
コース・高低差(光岳~聖岳~赤石岳~荒川岳)
※最終章(千枚小屋~赤石岳~荒川岳~椹島ロッジ)で歩いた区間になります!
山行写真(千枚小屋~駒鳥池~椹島ロッジ~畑薙ダム)
お世話になった千枚小屋でございます!
テント場の雰囲気は良いのですが、なにしろトイレが遠く(歩いて10分前後)、ギリギリで行くと色々な面で悶絶しちゃいます(>_<)
天気が悪かったものの、それなりに宿泊者で賑わっておりました。
※テント場はガラガラでした。
千枚小屋からの景色でございます!!
赤石小屋方面の展望でございます!
赤石岳が本当に綺麗に見えました!
先ほどまでの悪天が嘘のように晴れてきました!!
赤石岳って、あんな大きいお山だったんだね~っとシミジミとしてしまいました。
折角登ったのに「景色0」でしたからね~・・・。
「アルコール0」よりも悲しいですよね・・・(?)
山座同定が得意じゃないんでアレですが、あの山は上河内岳か上千枚山ですかね!?
間違いようがない富士山の眺めでございます(´∀`*)
いや~本当に美しい山容です♡
雲海チックになってきました。
富士山山頂にいる登山者はラッキーでしたね!
笊ヶ岳も姿を見せてきました!!
白峰南嶺の続きを歩きたいんですが、何時になるやらでございます・・・。
南アルプス南部は、人も少なく静かな縦走を楽しむことが出来ます!
やっぱり、雄大な南アルプステント泊縦走が私にはツボですね~(´∀`*)
幻想的なお姿で太陽が出てきました!
このまま明日も晴れて欲しいんですけどね~・・・。
赤石岳の後ろに聖岳も見えてきました!
アソコを暴風の中歩いたんだね~と思うと、恐ろしくなってきますf^_^;
山を舐めてはイカンですよね~
ここまで無事に来れて本当に良かったです。
結局、また夜に雨が降ってきてテントがビッショリになってしまった感じでしたf^_^;
そんな感じで最終日の始まりでございます!!
富士山の山頂が見え隠れしておりますが、幻想的な朝が始まろろうとしております!
も~言葉が見つかりません・・・。
南アルプスの荘厳な夜明けでございます・・・。
なんじゃこりゃ~!!な景色が広がってきました( ゚Д゚)
赤石岳も赤色に染まり、ガスがまた神秘的でございます!!
刻々と色合いが変わり見入ってしまいます・・・
最終日にこんな幻想的なお山の景色を見れただけでも来た甲斐がありました!
こんなご来光は久しぶりでござます!
最後の最後に山の神様が微笑んでくれたんでしょうね~(´∀`*)
雲海が日に照らされ、神々しい羽衣のような感じでした。
「天女様、現れないかな!?」とジロジロしちゃったのは内緒ですよ(笑)
良い物を見させてもらいました!
山の醍醐味が詰まった貴重な時間になりました。
さ~~あとは椹島ロッジ・畑薙ダム へ下山でございます!
千枚小屋から近いようで地味に遠く・・・
こちらが途中にある「駒鳥池」でございます!
こんな山の中にあって珍しいですよね~
地味に大きい池で驚きました。
いつの間にか「元気玉」が成長していて、激しい気を感じました。
シラビソの原生林の光の共演でございます!
木漏れ日が本当に美しかったです!
こんなスポットライトで、ヒゲボーボーな私を照らさないで欲しい!って感じでした(笑)
※5日ほどヒゲを剃ってないので、泥棒ヒゲを通り越し、「関羽雲長」って感じでした。
こんな感じの登山道が続くんですが、何しろ長く感じましたf^_^;
登りもつらいが下りもかなり大変です・・・。
この付近が清水平で水場がございます。
水量豊富なんで、ここの水場は当てにできると思います!
南アルプス南部縦走は、登山道の近くに水場が多かったので、その分荷物を減らせて本当に助かりました。
この辺が、岩頭見晴になると思います。
岩尾根でかなり痩せている所があり、苔で非常に滑るので滑落に要注意です!
結構高度感がある場所もあるので、地味に難所でございます。
足腰とヒゲか悲鳴が聞こえてくる岩登りの時間でした(-∧-)
昨晩の雨で、岩が滑ること・・・
岩の痩せ尾根歩きが終わると鉄塔があり、暫くはこんな感じの癒しの道が続きます!
こちらの吊橋が見えてくれば椹島ロッジは近いです!
南アルプス南部らしい荒れ気味の大井川でございます。
昨日の夜はかなり雨も降りましたし、風も強かったので倒木も多かったんでしょうね~
登山道の脇に滝がありまして、マイナスイオンの宝庫でした!
蜀の桟道を思わせる感じの所を進んでいきます。
高度感があるような、ないような・・・
感じ方は人それぞれですからね~
林道に合流し歩いて行くと、よ~やく建物が見えてきました!
待ちに待った椹島に到着でございます!
標高は、約1,100mでございます!
ここまで本当に遠かった・・・
こちらが椹島ロッジでございます!
非常に綺麗な小屋で、カレー等のご飯も食べることが出来ます!
椹島ロッジの料金の詳細になります!
2017年は、11月5日まで営業しております。
こちらでシャワーのみ入ることが出来るので、5日ぶりに洗髪と髭剃りをすることが出来ました(´∀`*)
料金は500円で、リンスインシャンプー、ボディソープは使い放題でした。
入浴できれば最高なんですが、シャワーを浴びれただけ良かったです。
椹島ロッジからバスに乗り、畑薙湖で再度バスを乗り換えます。
茶臼岳方面は、既に雲の中でした。
こちらが畑薙第一ダムでございます。
長い長い南アルプス南部縦走が終わろうとしております。
まとめ
南アルプスは、1つ1つのお山が本当に大きく、とても苦労し縦走でしたが、今となっては悪天も良い思い出になっております。
光岳までは天気が良かったので、今度縦走する時は聖岳・赤石岳・荒川岳をメインに天気が良い日を狙って登ってみたいな~と思っております!
お盆の時期は、何処の山も登山者で溢れておりますが、南アルプス南部は比較的空いていると思われますので、結構穴場だと思います!
南アルプスの南部の山々は、非常にアクセスが悪いので足が向きにくいですが、それでも素晴らしい景色と綺麗なお花畑が点在しておりますので、個人的には大変お勧めな山塊です!
何時再訪できるか分かりませんが、次回は南アルプス南部の大展望を見させて欲しいな~と思いつつ、長くブツ切りな記録を読んでくださり、本当に有難うございました。
南アルプスの縦走に何かお役に立てば幸いでございます。