- 山伏日帰り登山!七面山からピストンについて
- 七面山から山伏日帰り登山の前編の記録
- 山伏日帰り登山の日程・天候・メンバー・アクセス・装備
- コースタイム(八紘嶺~大谷嶺~山伏~七面山~敬慎院~表参道)
- コース・高低差(八紘嶺~大谷嶺~山伏~七面山~敬慎院~表参道)
- 山伏日帰り登山(七面山からピストン)の山行写真
- まとめ
山伏日帰り登山!七面山からピストンについて
前回に引き続き、今回も聖地七面山から修験者を連想させる山伏へ日帰りピストンで登山をした時の事を書きたいと思います!
今回の登山で七面山・山伏がお気に入りになったのですが、それ以外にも八紘嶺や大谷嶺などのお山も特徴が有って素晴らしいお山で驚きました。
やはり、自分で登って山頂を感じないと山の良さは分からんですよね。
そんな感じ後編は、八紘嶺~五色ノ頭~大谷嶺~太平沢ノ頭~山伏~七面山~敬慎院~表参道登山口になります!
こんな悶絶した後半戦になりました!
七面山から山伏日帰り登山の前編の記録
七面山登山口から表参道を使って敬慎院~七面山~希望峰~八紘嶺まで縦走した記録になります!
山伏日帰り登山の日程・天候・メンバー・アクセス・装備
登った日:8月03日(日) [日帰り]
天 候:曇り時々薄日
メンバー:単独
交通手段:前編に記載。
装 備:前編に記載
コースタイム(八紘嶺~大谷嶺~山伏~七面山~敬慎院~表参道)
八紘嶺 10:06 → 10:44 五色ノ頭 10:46 → 11:11 大谷嶺 11:14 → 11:34 新窪乗越 11:37 → 12:23 山伏 12:31 → 13:15 新窪乗越 13:18 → 13:47 大谷嶺 13:50 → 14:11 五色ノ頭 → 14:46 八紘嶺 14:55 → 16:50 希望峰 16:52 → 17:11 七面山 17:15 → 17:22 敬慎院 17:39 → 18:59 表参道登山口
コース・高低差(八紘嶺~大谷嶺~山伏~七面山~敬慎院~表参道)
※後編で歩いた八紘嶺~大谷嶺~山伏~七面山~敬慎院~表参道の区間になります!
山伏日帰り登山(七面山からピストン)の山行写真
こちらが八紘嶺の山頂から五色ノ頭へ向かう途中にあるキレットになります!
北アルプスの大キレットと比べると鼻くそ以下な感じですが、それでも中々痺れる傾斜なので注意が必要です!
岩が滑りますので、滑落に要注意です!
この界隈は、登山者が本当に少ないので、何かトラブルがあると致命傷になりますからね~・・・。
静かな山が大好きなんですが、単独だとその点が1つのリスクになりますよね~
体力の消耗も激しく、腹黒い虫が反乱を起こしそうなんで、五色ノ頭周辺で昼飯(貧乏タイム)にしてみました!
結果、これだけは足らず、後半戦は空腹との戦いになってしまいました・・・。
「欲しがりません。歩きとおすまでは。」
今回の「辞世の句」でございます(笑)
綿飴みたいだ~(´∀`*) と思ったかどうかは分かりませんが、ガスの切れ間がチョコチョコあって幻想的でした!
ヒッソリと自己主張している「五色ノ頭」でございます。
なかなか綺麗な字を書く方だな~っと思ってしまいました。
文字はその人を表すものですからね~
私の字は「ミミズが這いつくばった象形文字」なんで、納得でございます(笑)
山伏まではアップダウンが激しいんですが、こんなフラットは癒しの時間も用意してくれてました!
こんな極楽が何時までも続いたらな~と思ったものの、現実はそんなに甘くなく・・・。
よっ!大谷嶺!!
標高2,000mとジャストな感じでございます!
西暦2000年のときは、「年山」として、多くの登山者が大谷嶺に訪れたんでしょうね~!
それにしても、山名の所が削り取られているんでしょうかね!?
私が来ることに嫉妬した山ガールの仕業でしょうか???(笑)
大谷嶺からの山伏方面の眺めになります!
奥安倍の山並みがとても綺麗です!!
雲が多めですすが、それでも素晴らしい景色を見せてくれました!!
本当に奥安部は山深いですよね~~
ここで長い時間チュー♡しても、誰も気付かないでしょうね!(?)
目指す山伏が中央奥に見えてきました!
これを下ってアレを登ってさらに下って登って・・・見ているだけでも吐き気がしてきました(苦笑)
大谷崩れの迫力が凄かったです!!
崩壊地の縁沿いを歩くんですが、強烈な下りで膝腰から悲鳴が聞こえてきました・・・。
帰りはこれを登り返さないといけないので、さらにゲッソリですよね・・・。
モリモリ下って行くと、破線ルートですが、林道へ出れる分岐があります。
踏み跡明瞭だったので、結構使っている方が多いんだと思います。
大谷崩れの崩壊地の縁を暫く歩くので展望抜群でございます!!
このコースは、アップダウンさえ耐えれれば、とても静かで景色も良くかなりお勧めすよ!!
黄色いお花がモリモリ咲いておりました!
優しく微笑んでみたいんですが、残念ながら私の魅力が上手く伝わりませんでした(笑)
ニヤニヤしながら話し掛けたんですが、残念ながら私の話のオチを理解できないようでした(笑)
独り言が激しくなってきた頃に、よ~やく新窪乗越へ辿り着けました(>_<)
ここまで地味に遠く体力を削り取っていきます・・・。
太平沢ノ頭を無の境地で登ると段々と登山道が緩やかになってきます。
こんな笹の景色が見えてくると目指す山伏(やんぶし)の山頂は間近でございます!
それにしても、山伏山頂周辺は、クマの気配?がモリモリで獣臭が漂ってきたりして少し怖かったです。
もしかすると、クマの臭いだったのかな~って感じでした。
七面山方面から山伏を目指す場合は、ツキノワグマにも注意してください!!
よっ!山伏!!標高2014mゲットでございます!
こちらに登ったのが2014年なんですが、山伏の標高が2,014mと知っていたので、どうしてもこの年に登りたかったんです!!
それにしても、山伏の山頂まで本当に遠かった・・・。
2014年の山なんで、多くの登山者で賑やかな山頂でした!
今まで1名しか登山者と会わなかったのに、この盛況ぶりは驚かされましたf^_^;
そして、山頂の登山者の話を聞いて「山伏は300名山」であることを知りました(笑)
山伏は山梨100名山であることは知っていたんですが、300名山とは知らなんだ!ってな感じで勉強になった瞬間でした♡
よっ!貴方は富士山ですか???てな感じの景色ですが、山伏と言ったら富士山の眺望で有名ですからね!
少しアレですが、少しでもお姿を見せてくれて嬉しかったです♡
山伏の山頂から北の方を見ると南アルプスを一望できます!
南アルプス南部のお山好きなんで、山伏から青笹山へと縦走し聖岳まで行ってみたいですね~
左のお山が布引山で、右側の双耳峰が笊ヶ岳(ざるがだけ)になります。
本当にキツくてひたすら悶絶した一日でしたf^_^;
涙目の私に興味がある方は、是非チェックしてみ下さい!
あまりの嬉しさに、怒涛の3連発(?)があります!
※漢字が読めないのに登るなよ!と、言わないでくださいね(笑)
さ~山伏の山頂を思いっきり堪能したところで、七面山へ戻りたいと思います!
山伏は、また来たいな~と思っております!
雰囲気の良いお山なんでお勧めです!
なんかさっき見たよりも背が伸びたような大谷嶺の登り返しです・・・。
右側の大谷崩れもさっきよりも崩れているよな気がしてならん時間帯でした。
涙なくては語れない急登で打ち首な時間でした(>_<)
なんで七面山から山伏へピストン登山をしようと私は思ったんだろ???と、思いついた頃の自分に「白目になるから止めておけ」と伝えたい感じでした。
大谷嶺を見ると、幻の2,000円札を思い出してしまいます。
この山頂ほど、2,000円札が似合う所はございません( ̄O ̄)ノ
打ち首になり、ゴロゴロ転がっていると笊ヶ岳が綺麗に見えるスポットがありました。
も~それどころじゃない!てな感じの疲労感でイッパイでした(>_<)
八紘嶺から先がきついんだよな~と再確認させてくれた五色ノ頭でした。
さっきよりも苔が増えたような・・・
例のキレットで苦戦し、ゲーゲー言いながら登り返してよ~やく八紘嶺の山頂でございます。
何故か小学生が登山で来たのかモリモリ山頂にいました。
あと10年経ったら連絡してね♡と、アイコンタクトを送っておきました。
私よりもお菓子に夢中だったのは内緒ですよ♡
なんだか幻想的な感じになってきました!
八紘嶺から希望峰までは、基本、樹林帯で展望がないんですが、時々こんな景色を見せてくれます。
七面山周辺は、本当に山深いです!
何処かでこちらを見ている登山者がいるんでしょうかね~~~
女性の視線と愛情表現には鈍感なんで、数多くのチャンスを逃しているんでしょうね~(?)
私の将来は希望に満ちているのかどうなのかを聞いてみたかった「希望峰」でございます。
山名が消えかかっている辺り「希望はなさそうだな」と思うに十分でした(?)
なんだか見覚えのあるポッカリ♪だぞ!と思ったら七面山の山頂に戻って来れました!
グッタリ(>_<)
この事が一番似合う七面山の山頂での一枚です!
七面山は、何気に200名山だそうです!
七面山も「山梨百名山」であることは知っていたんですが、200名山とは知らなんだ!でしたf^_^;
200名山に相応しい、七面山からの富士山の眺望です!
腹巻をまとった感じの富士山も絶品ですよね~(´∀`*)
腹巻の例えは失礼じゃない???
う~~それでは「ふんどし」にしておきましょうか?(笑)
なんかモコモコ出てきたよ!!と、ツッコミが入っている通り、微妙な例えにご立腹のご様子でした( ゚Д゚)
あ!泥棒ヒゲが来た!!と、皆様の注目の的でした♡
メスの鹿よりも、人間の女性からあんな視線を送って欲しいな~と思ってしまった瞬間です!
軽蔑した目でグリグリされるのが好きなんですよね~(´∀`*)
敬慎院の結界から出るような感覚になりました。
やはり、七面山は聖地だよな~っと思わされる雰囲気がモリモリでした。
信者さんとすれ違うと「こんにちは~!」ではなく「お疲れ様です。」と挨拶を交わす感じです。
宗教って、本当に凄いよな~っと思った瞬間でした。
「アオヒゲ真理教」の信者を増やさないとな~っと新たな決意を胸に秘め、七面山から下山したいと思います( ̄O ̄)ノ
途中、南アルプスの南部のお山が見える時間帯がありました。
聖岳、赤石岳が綺麗に見えました!!
やっぱり、南アルプスが大好きだと再確認した感じです。
ゲッソリするような下りをひたすら勤め上げ、よ~~やくバイクを駐輪している表参道登山口に戻ってきました。
既に周りは暗くなり、非常に長い一日になりました。
まとめ
標高差・距離共に強敵な七面山から山伏への日帰りピストン登山ですが、50丁目の敬慎院に手水(水場)が出ているのが大変ありがたく、そこで給水できるので荷物を少し軽くできる感じです。
今回、水を得られないとマズいと思いモリモリ担いで行ったんですが、この手水はある程度当てにできると思いますので、七面山登山においても重宝するかと思います!
ただ、冬の寒い時期は手水も凍り付くと思ますので、この限りではございません。
かなりキツイ行程ですが、達成感と満足感は保証しますので、気になる方は是非挑戦してみてください!!
西日影沢ルートで山伏へ登山した時の記事になります!
沢沿いの綺麗なコースで大変癒された一日になりました。