アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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ダウンパンツレビュー!寒いテント泊におすすめ!モンベル・ナンガ・ノースフェイス・マーモット比較

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ダウンパンツ

 

 

 

ダウンパンツレビューと防寒対策について

日没も早くなり、徐々に寒さが厳しくなってきましたよね~

 

先日、富士山の初冠雪のニュースがやっておりましたが、山の上は寒そうですよね~!

 

テント泊が好きな私なのですが、これからの季節は「防寒対策」が必須ですよね!

 

今年は特に寒波の襲来が多く、例年と比べ特に寒い年になるとの予報が出てますので、風邪予防のためにも暖かい装備を充実させたいですよね!

 

それこそ、山で冷え切った体を人肌で温めてくれる「山ガール」を2、3人キープできれば「天国」になるとは思うのですが、現実は・・・

 

実際は、「山ガール」ではなく「貧乏神」が2、3人張り付いていて、冷え切った財布の中身を更に冷やしてくれている毎日です(苦笑)

 

山ガールに囲まれてイチャイチャする天国プレイに夢は膨らむばかりでございます・・・。

 

そんな夢のような時間は寝ている時しか実現しない私なのですが、今日は、これからの小屋泊・テント泊の防寒対策の必須装備である「ダウンパンツ」について書いてみたいと思います!

 

上着に「ダウン」を着ている人は街でもよく見かけますが「ダウンパンツ」を穿いている方は見かけませんよね!?

 

まだまだ世の中に浸透しているとは言えない「ダウンパンツ」ですが、非常に軽量である事と、その保温力の高さから山登り用に1つ持っていると非常に重宝致します!

 

年中テント泊を楽しんでいる私ですが、基本、夏山以外の宿泊が伴う登山においては必ずダウンパンツを持っていくようにしております。

 

一度、ダウンパンツの暖かさを知ってしまうと手放すことができないアイテムでございます。

 

まさに、「おじさんに変身するのは嫌だな~!」と思っていた中途半端な年齢の小僧が、「モモヒキ」に手を出し、その暖かさにウットリ♡してしまった時の心境とそっくりでございます(?)

 

「ついにお前もモモヒキに手を出したか・・・。晴れておじさんの仲間入りだけど、俺は温かく君の事を向かい入れるよ♡」

 

気落ちした小僧の肩を叩きながらこんな感じに励ますと思います!

 

妄想が膨らむばかりですが、現在愛用しているダウンパンツをご紹介したいと思います!

 

モンベルダウンパンツの重さ・サイズ感の詳細について

 

私がテント泊を始め、登山、街着で使っているダウンパンツの名前は、モンベル(mont-bell) スペリオダウンパンツになります!

 

やはり、ダウンパンツもモンベルが王道かな~と思い購入いたしました!

 

ダウンパンツは、小屋泊・テント泊等の荷物が多い山行に持って行くアイテムですので、重さが非常に気になりますよね。

 

モンベルのスペリオダウンパンツの重さは約230gと非常に軽量で、そこに惹かれて購入いたしました。

 

ダウンの暖かさは「800フィルパワー」になっておりまして、質の良いダウンを使った商品になっております。

 

色々なメーカーからダウンパンツは毎年新作が発売されておりますが、この重量で800フィルパワーの物は中々ありません。

 

 

モンベルのスペリオダウンパンツ

こちらの写真は、モンベルスペリオダウンパンツを穿いた様態になるのですが、ダウンパンツらしからぬスッきりとたフォルムで、しかも保温力も高く、小屋泊やテント泊縦走以外ですと「バイクの運転」の時に穿いて寒さを凌いでおります。

 

冬の山も寒いですが、これからの季節のバイクの運転は、それと同じくらい滅茶苦茶寒いです。

 

寒い時期のバイクの寒さを防げなくて山の寒さに対抗できるか!ってなノリで当初使ってみたのですが、あまりにも暖かさが違うもので、以後、欠かさずダウンパンツを穿いてバイクの運転をしております。

 

大事なサイズにつきましては、Mサイズを購入いたしました。

 

私のスペックは、174cm-62kg(最近少し痩せました♡)、ウエストが80cm前後で、ジャストサイズより少しだけユッタリな感じです。

 

ナンガ、ノースフェイスも、モンベルのダウンパンツと同じようサイズ感でした。

 

今回はモンベルのスペリオダウンパンツを購入したのですが、それ以外のメーカーからも色々なダウンパンツが発売されております。

 

基本、ダウンパンツは登山用のズボンの上に穿くアイテムですので、若干、大きいサイズを選んだ方が良いかと思います!

 

また、インナーダウンとして使う場合でも、ダウンに含まれている空気が抜けてよい感じに縮まるので、少し大きいサイズでも大丈夫だと思います。

 

そしてモンベル スペリオダウンパンツを購入する時に非常に迷ったダウンパンツのモデルがこちらになります!

 

ナンガダウンパンツの詳細と比較について

 

ダウンパンツの名前が、ナンガ(NANGA) ポータブルダウンパンツ になります!

 

モンベルと同じくナンガも日本のメーカーになるのですが、ダウン関係の商品の評判がとても良いメーカーになります。

 

私は、厳冬期用の寝袋は、ナンガのこちらのモデルを使っております!

 

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厳冬期用のナンガの寝袋「オーラル600DX」の記事になりますので、良かったご参考にしてみてください!

 

ナンガダウンシュラフは「永久補償」が付いているのですが、「ダウンパンツ」に関しては対象外みたいです。(有償修理)

 

ナンガポータブルダウンパンツの気になる重さですが、モンベルのスペリオダウンパンツと比較すると、約160g軽くなっております。

 

70gの差は結構大きいですよね~・・・。

 

暖かさの単位である「フィルパワー」で見てみると、こちらのナンガのダウンパンツは「860フィルパワー 」になっております。

※フィルパワーの数字が大きいほど暖かい事を意味しております。

 

数字だけ見ると「ナンガの圧勝」になるのですが、お値段がモンベルよりも高く、「補償」のところを考慮して・・・って感じです。

 

モンベルのダウンパンツは「3年間補償」が無料で付いております。

 

ダウンパンツは、山登りというハードな場面で使うものですので、「3年間補償」が魅力的に感じた次第です。

 

 

モンベルダウンパンツの補償内容

※モンベルより出典

 

更に購入を悩んだダウンパンツがこちらになります!

 

ノースフェイスダウンパンツのおすすめと詳細、比較について

 

ダウンパンツの名前が、ノースフェイス(THE NORTH FACE) プロダウンアコンカグアパンツになります!

 

ノースフェイス好きの方も多いと思いますが、「ダウン」といったら「アコンカグア」ですよね!

 

なんだか「アナコンダ」みたいな名前に惹かれてチェックしてみたのですが、ナンガのダウンパンツと同様にお値段が・・・。

 

ダウンパンツの性能以前の問題で「私の財力がない」ことが発覚し、値段みて「さようなら~♪」になりました。

 

詳細はアレですが、ノースフェイスアコンカグアダウンパンツの重量につきましては345gになっておりまして、フィルパワーの記載は見つけられませんでした。

 

上述した2つよりも重量が重たいのですが、試着して比較した限りでは、暖かさは2つよりも上ではないかな~と思います。

 

ノースフェイスの商品は、寒がりな方や、とにかく暖かいダウンパンツが欲しい方におすすめなモデルだと思います!

 

ダウンパンツのおすすめ!マーモットについて

 

マーモットのダウンジャケットも評判が良い物が多いですが、実はダウンパンツも性能が良いアイテムを発売しております!

 

使われているダウンにつきましても、保温性に優れる750フィルパワーの高級ダウンが使われておりましておすすめになります。

 

上記メーカーのアイテムと比較すると、若干フィルパワーは弱い感じになりますが、それでも暖かいモデルになります。

 

ダウンの特性上、どうしても「濡れ」に弱いのですが、マーモットは、そちらに耐えられるように撥水加工が強化された商品になります。

 

おすすめの理由としてあるのは、「制電糸使用 」、「ダウン抜け防止糸使用 」等の細かな点にも配慮されていて、耐久性も高く、非常に魅力的なダウンパンツになります!

 

ダウン製品は、長いこと使っていると、縫い糸の隙間からダウンが抜けてしまい、貧乏性な人間にとっては辛い光景になってしまいますよね。

 

マーモットのダウンパンツなら、そんな悲惨な光景になることが少なく、ダウン抜けが相当軽減されると思います。

 

かなり最新の部類に入るダウンパンツですので、モンベルと比べるとお値段の方は可愛くないですが、それでもおすすめできる1品かと思います!

 

 

ダウンパンツのメリットについて

ダウンパンツにも色々と特徴が有り、一長一短な感じではございますが、モンベルのダウンパンツを使ってみてのメリット・デメリットを書いてみたいと思います!

 

コンパクトになり持ち運びが容易な防寒着

小屋泊・テント泊になりますと、非常に荷物が多くなります。

 

特に、これから寒くなるにつれて「防寒対策」が重要になりますので、防寒着も多く必要となり荷物が増えてしまいます。

 

服なども暖かくなるほどかさ張り重くなりますが、モンベルのダウンパンツは軽量でコンパクトに収納することができる防寒着でございます。

 

 

モンベルのダウンパンツ収納

 写真の通り、かなり小さくダウンパンツを収納する事ができます。

 

比較対象物が「命の水」なのが、私の「アル中指数」の高さを物語っておりますが、そこには触れないで下さいね(笑)

 

ザックという限られた容積の中にあって、軽量かつコンパクトになるのは、装備のパッキングにおいても非常にありがたいですよね!

 

厳冬期用の寝袋(シュラフ)を使う季節になると、私はイスカの「コンプレッションバック」と言う手動で荷物を圧縮する事が出来る袋を使っております!

 

主に寝袋用に使っているのですが、こちらのダウンパンツも寝袋と一緒に入れて圧縮しております。

 

イスカコンプレッションバックのLサイズを使っているのですが、ナンガの厳冬期用シュラフとこちらのダウンパンツを一緒に入れてもまだ余裕がある感じです。

 

イスカコンプレッションバックは、冬用のモコモコ装備を圧縮してザックの容量を広げたい方にお勧めなアイテムになります!

 

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イスカコンプレッションバックの記事になりますので、良かったご参考にしてみてください!

 

ダウンパンツを中間着としても使えます!

ダウンパンツの中でも細身な作りをしておりますので、中間着としても利用できます。

 

少し大きめなズボンの下に穿くとかなり暖かくなります。

 

暖かくなった空気の層を逃がさないためにも、ダウンパンツを中間着として使ったほうが熱効率が良いかと思います。

 

肌の上に直接ダウンパンツを穿くと、体温がモロに伝わりますので、非常に暖かくなりますが、汚れも移ってしまうので「諸刃の行為」かな~と思います(笑)

 

ただ、ズボンの上に穿いて剝き出しのままウロウロする方が汚れやすくなりますので、汚したくない方は、中間着としての使用をおすすめしております!

 

 

部屋着としても使えます!

登山やバイクの運転の時よりも「部屋着」としてダウンパンツを穿いている方が多いです!

 

 

ダウンパンツバイクの運転部屋着

寒い時期は、これが私の部屋着スタイルになります(笑)

 

貧乏なもので、灯油を買うのも躊躇ってしまうケチケチおじさんなのですが、寒い時期はダウンジャケット、ダウンパンツを着込んで暖房は使いません!!

 

「高いお金を払って買ったんだから!!」と言う、貧乏根性から部屋でも使うようになったのですが、あまりにも暖かくて寒い時期には手放せなくなりました。

 

お勧めのコーディネートは「脚毛→モモヒキ→ダウンパンツ→スエット」でございます。

 

これで君も「本格的なオジサン」の仲間入りできるかも!?

 

ダウンを着込めば「厳冬期用寝袋(シュラフ)」がいらないかも!?

3シーズン用の寝袋に、上下のダウンを着込んで寝れば、ある程度の寒さでも耐えられると思います。

 

「3シーズン用の寝袋+上下のダウン+湯たんぽ」の装備で、厳冬期の南アルプス(標高2,600m付近)で寝た事があるのですが、なんとか凍死はしませんでしたf^_^;

 

その時のテント内の温度はー10℃よりも寒かったと思うのですが、寝れなくはなかったので、使用頻度も少なく、高価な「厳冬期用寝袋」を購入せずに、ダウンパンツで凌ぐのもアリかも知れません。

 

ただ、も~私も若くありませんので、2度とそんな無茶はしないと思います!

 

ダウンパンツのデメリット

 軽量でとても暖かいダウンパンツですが、残念ながら弱点があります。

 

デメリットを理解していないと、思わぬ所で痛い目に遭ってしまいますので、是非、ご確認ください!

 

体が冷えてしまうと「低体温症」のリスクが増えてしまい、最悪遭難の事態になりかねませんからね。

 

ダウンが濡れると保温力がかなり下がります。

ダウンの特性上、保温力が下がってしまうのは、仕方がないことですよね。

 

「中間着としても良い!」と記載はしましたが、登山の行動中に関しましては、ダウンは着ない方がよいかと思います。

 

なぜかと申しますと、自分の汗でダウンに溜まった暖かい空気が抜けて縮まってしまい、保温力が低下してしまうからです。

 

一度濡れたダウンの保温力が復活するまで、多くの時間が掛かりますので、停滞中に寒い思いをしてしまいます。

 

濡れに弱いダウンですので、防水のスタッフバック(袋)に入れて持ち運んだほうが良いかも知れません。

 

普通の洗剤でダウンパンツは洗えません

これもダウンの特性上、仕方がないことですよね~

 

ダウンに使われている「羽毛」はアルカリ性に弱く、一般洗剤で洗ってしまうと羽が溶けてしまう(痛む)といわれております。

 

かるく水拭きし、ある程度汚れが目立ってきたらクリーニングに出す形になるかと思います。

 

ダウンを洗える洗剤も売っておりますが、普段から「汚さない」ように注意した方が安上がりになります。

 

中間着としてダウンパンツを穿くようにすれば、汚れ難くなりますので、シーンに合わせて上手に着こなした方が良いかと思います!

 

 

一般洗剤よりも少し高いですが、こちらの洗剤を使えばダウンパンツに限らず、各種ダウン製品を自分で洗う事ができます。

 

ダウン製品をクリーニング屋さんに出すと、結構お値段が高いので、ニクワックスを使って自分で洗濯する方が経済的になります。

 

普通の洗濯にニクワックスを入れるだけですので、とても簡単で手間もありません!

 

デメリットを挙げてはみたものの、これはダウンの特性上、仕方がないことですので、モンベルのダウンパンツに限らず他のメーカーにも共通している内容になります。

 

数年間、モンベル(mont-bell) スペリオダウンパンツを穿いておりますが、特に問題なる様なことは起きておりません。

 

個人的には、コスパや穿きやすさ等のバランスが取れているのがモンベルのダウンパンツで、軽量重視、保温力重視、お金も少し持ってますよ~!てな方にはナンガ(NANGA) ポータブルダウンパンツがおすすめだと思います!

 

ダウンパンツの耐久性について

ダウンパンツを購入して3年近く経つのですが、現在の状態と耐久性について加筆したいと思います!

 

ダウンパンツの耐久性の状態

 こちらが購入してから3年ほど経ちますモンベルのダウンパンツになります!

 

上述してます通り、冬の時期は部屋着として使ってますし、寒い時期のテント泊、キャンプの時にも必ず利用しております。

 

また、私はバイクで会社まで通勤しているのですが、インナーにダウンパンツを穿いているので、秋から春までの5ヶ月くらいはほぼ着ている感じです。

 

だいぶ使い込んでいるものの、上記写真の通り、耐久性が良く、生地が破けたり、ダウンがモリモリ出るような不具合は発生しておりません。

 

また、生地の光沢もありますので、生地の劣化もまだ大丈夫な状況です。

 

 

ダウンパンツの耐久性生地の縫い目からダウンが少し抜けてきた

若干、生地の縫い目からダウンが少し抜けてきているものの、一部になりますので、全体的にはまだ新しい状態です。

 

ハードに使ってはいるものの、ダウンパンツの耐久性は、思いのほか良いな~と感じました。

 

椅子に座ったりして、お尻の部分や、膝の部分のダウンがくたびれてくるかな~と思っていたのですが、現状、問題ない感じです!

 

このままいけば、あと数年は、ダウンパンツを買わなくても大丈夫だな~と思っております!

 

また、3年ほど前と比べ、ダウンパンツも進化しているだろうと思い、モンベル、何が、ノースフェイス、マーモットの商品を調べてみました。

 

ほぼ毎年最新モデルがどのメーカーからも発売されているのですが、ダウンパンツの性能で重要なフィルパワーに関しては、それほど大きく進歩はしておりませんでした。

 

私見になりますが、ダウンの品質は約500フィルパワー以上から「高級品」として扱われますので、800~1,000フィルパワーが限界なのかもしれないなと感じております。

 

それだけ高品質のダウンを使えば、お値段の方も跳ね上がってしまうので、現実的に登山やテント泊、アウトドアでダウンパンツを使うなら、1万円台で700~800前後のフィルパワーの物で十分だと思っております。

 

※2020年9月加筆

 

まとめ

これから寒くなると外に出るのが億劫になりますが、ダウンパンツを装備に追加して、寒い小屋泊・テント泊を暖かく楽しんでみるのは如何でしょうか!?

 

ダウンパンツを1つ持っていると、登山に限らず寒い時期の防災用品としても使えますので、おすすめのアイテムでございます!

 

色々なメーカーからダウンパンツは発売されておりますが、やはり「登山メーカー」の商品は、作りもシッカリしてますし暖かさは群を抜いていると思います。

 

少し高い投資にはなりますが、長い目で見ると間違いないと思いますので、これからダウンパンツデビューを考えている方のご参考になれば幸いです。

 

www.aohigetozan.com

ダウンパンツと相性の良いダウンジャケットについて書いた記事になります!

ダウンジャケットのおすすめは、ナンガになるのですが、ノースフェイスについても書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!