- 雨ヶ岳北尾根登山と紅葉と富士の絶景について
- 雨ヶ岳北尾根登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- 雨ヶ岳登山の装備
- コースタイム・コース標高差(中ノ倉山~佛峠~御飯峠雨ヶ岳北尾根)
- 中ノ倉山・佛峠・御飯峠周辺の紅葉と富士の絶景山行写真
- 雨ヶ岳北尾根登山とコースの詳細・紅葉の状況
- まとめ
雨ヶ岳北尾根登山と紅葉と富士の絶景について
前回に引き続き、富士五湖周辺に鎮座する「雨ヶ岳」、「三方分山」を紅葉の時期に周回した記録を書きたいと思います!
後編は、パノラマ台から出発し、中之倉峠~中ノ倉山~佛峠~御飯峠~雨ヶ岳(北尾根)~端足峠~本栖湖キャンプ場~県営本栖湖駐車場になります!
中之倉山~佛峠~御飯峠~雨ヶ岳北尾根は、一般登山道ではなく「破線コース」になっておりまして、案内などが乏しいです。
雨ヶ岳北尾根周辺の山登りは、ある程度経験者向けのコースですので、コンパス・地形図くらいは使いこなせないと怖いかな~と思います。
特に「雨ヶ岳北尾根」は、藪がそこそこあるので踏み跡がありません。
その点、気を付けて登ってください!
そんな感じでこんな雨ヶ岳登山の後半戦でした!
前編の三方分山と紅葉の記事
本栖湖から入山し、精進湖~阿難坂~三方分山~パノラマ台までの登山記録になります!
雨ヶ岳登山よりは難易度は低いので、ハイキング感覚で登る事が出来ると思います!
雨ヶ岳北尾根登山の日程・天候・メンバー・アクセス
登った日:10月24日(土) [日帰り]
天 候:曇
メンバー:単独
交通手段:県営本栖湖駐車場にバイクを駐輪(無料)
本栖湖駐車場は、アクセスも良く、トイレ・自販機もあって便利です。
ただ、雨ヶ岳北尾根登山だけで行く場合は、登山口まで少し離れているのがネックになります。
また、今回の登山コースは、富士山の景色が素晴らしい所ですので、天候が良い日を狙って出没して欲しいです!
雨ヶ岳登山の装備
今回の登山で使用した装備がこちらになります!
水3.0L消費(余り 0.0L。)
※2.5L持参、阿難坂手前の水場で0.5補給 。途中で水切れしたので、+0.5Lにすべきだった。
貧乏セットラーメン(豚骨味)、ご飯150g、チョコレート20g、飴玉10個、柿の種2袋、
コーヒーセット1式
アルコールストーブ、ヤカン、カップ2個、エタノール400ml(60ml消費)、フォーク
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋(薄手)、日焼け止め、クマ鈴、地形図、コンパス、その他諸々
コースタイム・コース標高差(中ノ倉山~佛峠~御飯峠雨ヶ岳北尾根)
パノラマ台 11:28 → 11:55 中之倉峠 11:58 → 12:28 中ノ倉山 12:31 → 12:43 佛峠 12:45 → 13:02 御飯峠 13:05 → 14:14 雨ヶ岳 14:24 → 15:03 端足峠 15:06 → 16:25 本栖湖キャンプ場 → 16:44 県営本栖湖駐車場
後編で歩いた雨ヶ岳北尾根のコースタイムになります!
御坂峠から雨ヶ岳山頂まで急登が続きますので、コースタイムに余裕を持たせて登山の計画を立ててください。
後編で歩いた中ノ倉山~佛峠~御飯峠雨ヶ岳北尾根・本栖湖までの登山ルート・標高差になります!
中ノ倉山~佛峠~御飯峠までは緩やかな道が続きますが、標高差の通り、雨ヶ岳北尾根の急登が共謀です。
中ノ倉山・佛峠・御飯峠周辺の紅葉と富士の絶景山行写真
パノラマ台からの富士山の景色でございます!
本当に綺麗ですよね~!
年賀状の写真を撮るためにパノラマ台へ登るのもアリかも知れません(笑)
十分富士山の景色を堪能したところでパノラマ台を後にし、中ノ倉山・雨ヶ岳北尾根を目指します!
紅葉も良い感じで癒しの道が続きました♡
右の写真の道標付近が中ノ倉峠になります。
中之倉峠は、大きな看板がありましたので、見落とすことはないかと思います!
中ノ倉峠付近から、「旧500円札の富士山の景色」を見る事が出来ます!
手前の湖が「本栖湖」になります。
中ノ倉峠は、紙幣のデザインに選ばれるほどの絶景地ですので、富士山好きの方には訪れて欲しいスポットになります!
旧500円札の富士山と本栖湖の景色を実際に見れて私は幸せ者でございます・・・♡
空気が澄んでいる時間帯に来ると、さらに富士山が綺麗でしょうね~
中ノ倉峠から少し登ると中ノ倉山になります!
中ノ倉山は、非常に地味なお山ですが、私嫌いじゃないですね~!!
地味な山ほど味わいがありますよね!て、少し褒め出過ぎですかね!?(笑)
中ノ倉山から踏み跡が微妙なルートになっていきます。
尾根を外れないように歩いていくと佛峠になりました。
なんだか暫く人が歩いていないような雰囲気でした。
何故か佛峠から雨ヶ岳方面に綺麗な階段が一部整備されておりました。
歩く方がいるんだかいないんだかよく分かりませんね~f^_^;
佛峠から御飯峠間も踏み跡不明瞭なのですが、こんな感じのマーキングが定期的に出てきます。
中之倉山から雨ヶ岳の山頂は、経験者向けのルートでございます。
雨ヶ岳北尾根周辺は、道迷いからの遭難にならないように注意してください!
そして、この界隈はクマの出没もありますので、そちらも要注意です!
踏み跡は全然ないのですが、こんな感じの雨ヶ岳北尾根の案内が時々出てきます!
無いよりはマシですか、「栃代」が何処を意味しているのか、この時は分かりませんでした。
※ヤマメの里に下りれるコースがあるみたいです。
手作り感モッコリな看板ですが、それでも頼もしい存在です!
この周辺が「御坂峠」になります。
三つ峠の近くにも「御坂峠」があるので混乱しちゃいますよね~
雨ヶ岳北尾根登山とコースの詳細・紅葉の状況
雨ヶ岳北尾根の入口付近の紅葉がとても綺麗でした!
まさに今が旬!てな感じの紅葉の美しさでした!!
雨ヶ岳北尾根は、登山者も全くいないので静かで癒しの時間でした(´∀`*)
やっぱり、少しマイナーなルートが私は好きですね~!!
熊が出そうで怖いですが、それ以上に綺麗な自然と触れ合えますからね~♡
雨ヶ岳までは、定期的にマーキングがありますし、尾根を外さなければ迷うことはないと思います!
ただ、踏み跡がなく、写真に写っている熊笹がドンドン茂って藪漕ぎになってきます。
雨ヶ岳北尾根は、ひたすら急登ですが、距離は短いので無の境地で乗り切ってください!
藪漕ぎが終了すると、目の前が雨ヶ岳の山頂になります!
登山者が休んでいたのですが、私の登場に「クマが出たと思った!」と、驚かさせてしまいましたf^_^;
まさかこんな所から歩いてくるとは思いませんよね~
雨ヶ岳山頂から逆ルートである北尾根を歩く場合は、入口が非常に分かりずらいと思います。
そんな感じでお目当ての雨ヶ岳山頂です!
富士山の絶景が広がる素晴らしい山頂になります♡
前から歩きたかった雨ヶ岳北尾根を無事に完歩出来て達成感に浸ってしまいました。
雲海に浮かび上がるような富士山の景色に感動してしまいました!!!
雨ヶ岳も、富士山の展望が最高でございます!!
相性が悪い毛無山方面です!
何度か毛無山に登っているのですが、晴れたためしがございません(>_<)
雨ヶ岳からアップの富士山です!
今日の富士山は凄い雪の量でしたね!!
やっぱり富士山は、雪があるお姿が絵になりますよね!
笠雲の富士山です!
天気が崩れそうですね~・・・。
笠雲の富士山になると、かなりの確率で2、3日後に雨が降ります。
少しモッコリ指数を高めに指定してみました!(笑)
これだけモッコリ出来れば人生変わるでしょうね~(?)
富士山の絶景を堪能したところで雨ヶ岳を後にし、モリモリ下ると端足峠になりました。
今日は竜ヶ岳には登らず、本栖湖の方に下りてみたいと思います!
端足峠からも綺麗な富士山を見る事が出来ます!!
今回のコースは、本当に富士山の眺望が素晴らしいです!!
富士山好きにお勧めしたいコースになります!
端足峠からモリモリ下ると、こちらの道標が見てきます!
県道に出ても面白くないので、本栖湖畔の遊歩道から駐車場へ戻りたいと思います!
道があまり良くなく、直近で人が歩いた形跡がありませんでした・・・。
一応、整備されているルートなのですが、県道に出て舗装路を歩いた方が楽だと思います!
ま~雨ヶ岳北尾根登山に比べたら屁でもないですけどね!
このコースのお名前は「本栖湖遊歩道」になるらしいです。
半分以上歩いた所にある看板なのですが、「道が荒れています」と書かれてました。
もっと早くその情報を欲しかったですね~~
本栖湖の湖畔に出ると夕暮れの景色がとても綺麗でした。
今回歩いた中ノ倉山・雨ヶ岳稜線を一望できました!!
あの稜線を歩いたんだ~~とシミジミしてしまいました。
今日は、本栖湖を一周し、山登りを堪能した一日でした!!
富士山の景色が良いので、テンション高い一日でした(´∀`*)
本栖湖の湖畔を登り歩きながら駐車場に戻ってきました!
まとめ
富士五湖周辺は、「観光地化」されていて人や車も多く落ち着かない感じですが、一歩山の中に入ると今までの雑踏が嘘のような静けさになります。
精進湖・本栖湖越しの富士山を端のできる展望スポットも多くありますので、天気が良い日を狙って出没してみて下さい!
普段とは違った富士山の楽しみ方が出来ると思います!
中ノ倉山・雨ヶ岳は、富士山の景色が最高ですので、是非、お越しください!
何度も書きますが、雨ヶ岳北尾根歩きは一般登山道ではいので、歩く時は注意してください!
毛無山・雨ヶ岳・竜ヶ岳へ登山した時の記事になります!
今回登ってない毛無山・竜ヶ岳について書いてますので、良かったら登山の参考にしてみてください!