- 権現山北尾根から扇山登山の経緯!
- 権現山北尾根から扇山へのアクセス・駐車場・地図・登山動画について
- 権現山北尾根・扇山のコース状況と登山口、トイレ、水場について
- 権現山北尾根から扇山のコースタイム、ルート・標高差について
- 権現山北尾根から権現山登山とルートの詳細
- 扇山登山と浅川峠~曽倉山~鳥沢駅ルートの詳細について
- まとめ
権現山北尾根から扇山登山の経緯!
前から気になっていた「権現山北尾根」を絡めて富嶽十二景でお馴染みの「扇山」へ縦走登山してきました!
権現山、扇山は「山梨百名山」に選ばれている名山ですが、登山口がJR中央線の駅からも近く、国道20号線からもアクセスが良好なので、登りやすいお山の1つかなと思います!
今回の権現山と扇山縦走ですが、久しぶりに山仲間と一緒に登ってきました!
普段から親交のある「gさん」と、今回初めてお会いする「mさん」の2名と一緒に登ってきました。
mさんとは、当ブログの記事の内容でお問い合わせをいただき、そのご縁で一緒に山登りする事となりました。
ブログをやっていなければ、一緒に山登りする事もなかったと思いますし、それこそ会ってお話しする事もなかったと思います。
色々なご縁がブログにはありますし、使い方によっては、可能性がモリモリ広がりますよね!
mさんについては、お問い合わせをいただく前からも、登山中に何度もニアピンしているという、これまた不思議な縁がありました。
高尾山に登っている最中も、とある場所ですれ違っていたのですが、今回顔が分かったものの、全く記憶に残ってませんでした!
このことから、人が多い山域で登山中に挨拶をしたとしても、記憶に残ることは稀ですので、あまり意味がないかも知れませんよね!(笑)
個人的に、モリモリ人が歩く山域での挨拶は不要だと思っているのですが、この意見には賛否が分かれそうですよね。
※山の中ですれ違う時に登山者と挨拶を交わすかと思いますが、遭難した時に備えて、自分の特徴を覚えてもらう意味合いがあります。
話が長くなりそうなのでこの辺にし、権現山北尾根から扇山までの登山に移りたいと思います!
まずは権現山・扇山登山の詳細がこちらになります!
登った日:5月20日(日)[日帰り]
天 候:晴れ
メンバー:gさん、mさんと私の計3名
権現山北尾根から扇山へのアクセス・駐車場・地図・登山動画について
今回の権現山北尾根から扇山登山のアクセスがこちらになります!
行きのアクセス
JR上野原駅 8:12発 初戸バス停 8:52着 730円
帰りのアクセス
JR鳥沢駅 17:43発
登山日和だったこともあり、JR上野原駅から初戸バス停まで、登山者でいっぱいでた。
そしてこちらが初戸バス停付近の地図になります!
(権現山北尾根最寄りのバス停)
権現山北尾根の登山口周辺に駐車場はありません。
バスを使って初戸バス停までアクセスし、権現山北尾根を縦走するのが手っ取り早いかと思います!
バイクや自転車なら、権現山北尾根と尾名手尾根の周回も良いかと思います!
そしてこちらが権現山北尾根~扇山~鳥沢駅を縦走した時の登山動画になります!
上記写真を押すと、今回登山した初戸バス停~権現山北尾根~浅川峠~曽倉山~扇山~鳥沢駅間の登山動画を観る事が出来ます!
コースの雰囲気が伝わるかな~と思いますので、良かったらご参考にしてみてください!
権現山北尾根・扇山のコース状況と登山口、トイレ、水場について
続きましては、権現山北尾根と扇山登山のコース状況について触れたいと思います。
非常に分かり難い権現山北尾根の登山口を見つけられるかが、今回の縦走の大きな核心になります!
権現山北尾根の登山口は、初戸バス停から延びる林道を40分前後歩き、「腰掛集落」の奥の方で道が分岐する箇所を左下への下りて行きます。
我々は赤バツ印の方に下りてしまったのですが、赤矢印の赤い屋根付近で左へ下りていくのが権現山北尾根登山口の正解です!
道なりに進んで白い欄干の橋を渡ると、今度は民家の庭の中を通るように道が続きます。
民家の前を通り抜けて振り返っての写真です。
民家を抜けると下記の橋がありますので、そのまま進めば権現山北尾根の入口になります。
こちらの橋を渡らずに管理道のような道を直進すると「尾名手尾根方面」に行くそうです。
尾名手尾根は未踏ですので、今度機会作って出没してみたいと思います!
権現山北尾根を登る際、上記写真の橋までたどり着けるかが勝負かなと思います。
ここまでのコースは、舗装路で歩き易いので問題になるよな所はありませんが、権現山北尾根は急登の連続ですので要注意です。
そして今回の権現山・扇山登山で利用できるトイレ・水場の状況ですが、権現山周辺にトイレはありません。
扇山登山口付近にトイレがありますので、入山する前に済ませて下さい。
こちらが扇山山頂から30分ほど下った所にある水場になります。
「大久保山南の水場」と名前が付いているみたいですが、水量豊富で当てにできる水場です。
冷たくて美味しいのでおすすめです!
そしてこちらが権現山・扇山登山の装備・登山アイテムになります!
水 3.6L(余り 0.6L)
貧乏セット(おにぎり2個、カップラーメン1個)、チョコレート160g、飴玉10個、柿の種6袋、コーヒーセット一式(豆80g)
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、日焼け止め、カップ、イワタニジュニアコンパクトバーナー一式、コンパス、着替え(シャツ)、地形図、その他諸々
結構長丁場になりますので、水は多めの方が良いかと思います!
権現山北尾根から扇山のコースタイム、ルート・標高差について
初戸バス停 8:57 → 9:38 腰掛集落 9:40 → 11:18 権現山北尾根 → 12:10 権現山 13:06 → 13:43 浅川峠 13:44 → 13:59 曽倉山(マルガ頭) → 14:34 扇山 15:18 → 15:33 大久保のコル 15:37 → 15:57 大久保山南の水場 16:07 → 16:23 梨ノ木平 → 17:13 鳥沢駅
こちらは、権現山北尾根から扇山のコースタイムになります!
初戸バス停から権現山まで、約3時間30分のコースタイムになりました。
権現山から扇山までは、約2時間30分のコースタイムですので、合計6時間位の道のりになります。
そしてこちらが初戸バス停~権現山~扇山~鳥沢駅までのルート・標高差の地図になります!
標高差の地図の通り、権現山から曽倉山・扇山への登りがかなり辛いです!
また、扇山登山口から鳥沢駅までの舗装路歩きが地味に長くとても辛いです!!
登山は本当に辛い時間の連続ですよね(笑)
権現山北尾根から権現山登山とルートの詳細
今日は、gさん(左)とmさん(右)と3人で「イチャイチャ登山」をしたいと思います!
お初の「権現山北尾根」歩きが楽しみですね~!
正面に見えているアレが権現山北尾根になります。
権現山の山頂まで、地味に遠いですね~・・・。
初戸バス停付近は新緑に包まれておりました!
酸素が旨いです!!
権現山北尾根登山口までは、綺麗な川(鶴川)が流れてました。
桃が流れてこないかな~と、考えてしまいます(?)
さ~!
権現山北尾根歩きのスタートでございます!
登山口から急登が始まり、かなりきついです・・・。
権現山の山頂に進むほど斜面が急になってきます・・・。
写真だと伝わらないと思いますが、クラクラしてしまうほどの急登でございます。
オジサン3人の悲鳴が聞こえてきました(笑)
モリモリ登っていくと、斜面がなだらかになり、自然と笑みがこぼれてきます。
いや~権現山北尾根は、最初の急登が1つの核心部でございます。
そして、途中から管理道?から道を外し尾根を忠実に歩いてきます。
管理道から尾根に乗り換える所で迷ってしまう方が多いみたいです。
真っすぐ管理道へ進まず、尾根筋を登るのが正解です!
権現山北尾根ルートで間違えてはいけない90度曲がる箇所でございます。
我々は赤矢印のように登ってきました。
下りで権現山北尾根を使う場合は、気に描かれた矢印の通り進んで行きます。
踏み跡不明瞭ですので、下りの場合は、真っすぐ進まないように注意してください!
更に登っていくと、今度は尾根が広くなりルートが不鮮明になります。
特に下りの場合は分かり難いと思います。
こちらは振り返っての写真になります。
木に描かれた2つの赤丸の間を下っていくと、先ほどの90度曲がる所にでますので、赤矢印な感じにそこを左折(西)へ進みます。
権現山北尾根は、上部に行くほど天然林になりますので、明るく清々しい感じになります!
ルート上にギョリン草がモリモリ咲いてました!
ギョリン草を見ると、季節はどんどん進んでいるんだな~と思ってしまいます。
それにしてもギョリン草は、グロテスクですよね~
私の笑顔と良い勝負だと思います!(笑)
権現山に近づくと、ヤマツツジもモリモリ咲いてましたが、やっぱり、「シロヤシオ」は見かけませんでした。
権現山は、丹沢山塊から近いですが、それでもシロヤシオは咲かないのですね~
段々と道なき道になってきました!
それでも、何故か3人は生き生きしてました。
やっぱり、生まれ持ったMの伝道師なのでしょうね~(笑)
右側に滑落すると痛そうだな~と思いつつ、オジサンのお尻を見ながらニヤニヤしてました(笑)
オジサンでもスカートはいてくれると、それはそれでドキドキしちゃうと思います(?)
こんな感じの痩せ尾根もルート上にあったりで権現山北尾根歩きは中々変化に富んでおります!
トサカ岩?ゴジラの背?アオヒゲの歯?
この岩の名前を命名しようと3人の意見がぶつかり合い、結局、結論は出ませんでした(笑)
それにしてもツツジが綺麗です!
権現山の頂上に近づくにつれてお花が多くなってきました!!
そんな感じで権現山の山頂でございます!
こちらから出てきました!て、何処がルートか分からないですよね。
木の左側に人一人通れる感じのルートが続くのですが、分かり難いと思います。
山梨百名山である権現山(標高1,311.9m)に到着です!
「打首獄門」をイメージしたそうです(?)
権現山北尾根の入口は、この写真の右手になります。
権現山の山頂からの富士山の景色でございます!
カリな感じの所に雲がかかり、良い感じのモザイク具合でした!(?)
あの辺は弱い所ですよね~(´∀`*)
右のピークが雲取山、左のピークが飛龍山ですね!
奥秩父主脈縦走路が綺麗でした!!
あれは生藤山ですね!
笹尾根も綺麗に見えておりました!
も~これからの時期は暑くて嫌ですが、高尾山から奥多摩湖へ至る笹尾根縦走もお勧めでございます!
ギリギリ日帰りできますので、ドMな登山者に挑戦して欲しい笹尾根でございます!
高尾山から奥多摩湖へ日帰りで歩いた時の記事になります!
良かったらご参考にしてみてください!
腹も減ったので権現山の山頂で貧乏タイム(山飯)にしてみました!
mさんとは初めて会いますが、マイペースにいつもの貧乏セットにしてみました。
私は不器用なオジサンなので、も~生き方を変えることが出来ないのです。
単にお金がないだけなんですけどね(笑)
女性とお金の話で盛り上がりました(?)
扇山登山と浅川峠~曽倉山~鳥沢駅ルートの詳細について
そんな感じで扇山・浅川峠を目指したいと思います!
権現山の山頂から、これまた長く下るので「膝壊し」な感じのルートになります。
そんな下りも苦にならないみたいで、二人でイチャイチャしてました♡
モリモリ下り、浅川峠になります!
浅川峠から棚頭集落へ至る破線ルートが気になっていたのですが、ようやく入口が分かりました。
踏み跡が薄いですが、シッカリとした道がありました。
今度、歩いてみたいですね~!
ほんと、マニアックルートが好きな誰かさんです(笑)
扇山へ登って行くと、非常に地味な曽倉山の山頂(標高940m)でした!
そんな地味にな姿に胸がときめいてしまいました☆彡
やっぱり、コンサバ系が私は好きですね~(?)
セクシーなのはナイトハイクの時だけで十分です(???)
扇山の近くで撮った写真になるのですが、エンディングテーマを流したい感じの二人の背中でした。
秀麗富嶽十二景六番山頂である扇山(標高1,137.8m)に到着でございます!
栄養ドリンクのCMが来そうな感じの爽やかさでした!
私も負けていられないです☆彡
秀麗富嶽十二景六番山頂である扇山の山頂から見る富士山は格別ですね!!
扇山か見る富士山がお気に入りな誰かさんでございます!!
扇山の山頂でマッタリしていた外人のカップルとイチャイチャしていたら時間があっと言う間に過ぎ去ってしまいました!!
そんな感じで扇山から素直に鳥沢駅へ下山したいと思います!
扇山山頂から直ぐの所にある鳥沢駅と百蔵山への分岐になります。
百蔵山も久しく登ってないので、秋以降行きたいですね~~
富士山周辺の雲もとれ、綺麗な姿を見せてくれました!
手前に見えている道志山塊も強烈なアップダウンの姿をしてますよね~
扇山からモリモリ下っていくと水場が見えてきます。
ここの水場は枯れないと思いますので、当てにしても大丈夫だと思います!
冷たくて美味しいお水です!
更に下っていくと、扇山登山口になります。
登山口から扇山山頂まで2時間弱の道のりみたいです。
扇山登山口にあった、周辺の登山地図になります!
この辺は、色々な登山道があるのでコース設定が便利ですよね!
扇山登山口から鳥沢駅までが長い舗装路あるきになるのですが、時々富士山が見えるので癒しになりますね~
よ~~やくJR鳥沢駅でございます!
駅に着くと列車が直ぐに到着し、残念ながら乗れず・・・。
そして、次の電車に乗ると、今度は「人身事故」で足止めをくらい・・・。
引き返して百蔵山へ登れ!という、神の御意思かしら!?と、勘繰ってしまいました(笑)
まとめ
今回、初めてmさんと一緒に山登りをしましたが、日頃からトレーニングを積んでいる事もあって、体力もモリモリでとても健脚な方でした。
ブログの世界からリアルな交流を持てるのは、良い刺激にもなりますので、非常に有難いな~と思っております!
これに懲りずにまた何処かへご一緒させていただけたら幸いです!
また、権現山北尾根ルートも地味地味ながらとても静かで辺鄙な所が好きな私にとってはツボな感じでした。
暫く出没しないと思いますが、何かの機会に再訪したいな~と思った、権現山・扇山登山の時間になりました!
積雪期に扇谷へ登った時の記事になります!
富士山の景色素晴らしいので、是非、雪がある時期も登山してみてください!