- 雁ヶ腹摺山目指して南大菩薩縦走登山について
- 雁ヶ腹摺山周回の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場詳細
- 滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳のコース状況
- 雁ヶ腹摺山周辺のトイレ・水場の状況
- コースタイム・ルート標高差(滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳~雁ヶ腹摺山)
- 滝子山~大谷ヶ丸登山とルートの詳細
- ハマイバ丸~大蔵高丸~湯ノ沢峠~黒岳登山とルートの詳細
- まとめ
雁ヶ腹摺山目指して南大菩薩縦走登山について
今回は、少しロング山行で雁ヶ腹摺山へ登山をし、周回した時の山行を書いてみたいと思います!
雁ヶ腹摺山と聞いても、???と思ってしまう方もいるかもしれませんが、山梨県にある山で「山梨百名山」の1つに数えられている名峰になります!
昔の500円札に描かれている「富士山」のモデルになったのが雁ヶ腹摺山山頂からの景色になっております。
旧500円札を知らない方も多いかも知れませんが、お札の絵に描かれるほど富士山の眺めが素晴らしく、雁ヶ腹摺山は私のお気に入りの1座になります!
そんな雁ヶ腹摺山ですが、地味にアクセスが悪い山で、数ある登山口からも微妙に遠く、登山のコース設定をする時に少し悩んでしまう位置に鎮座しております。
今回は「JR初狩駅」からスタートし、雁ヶ腹摺山を経由して「JR大月駅」に戻るという登山ルートの設定し縦走登山を楽しんできました。
雁ヶ腹摺山周辺の山の事を「南大菩薩連嶺」と呼ぶことがあるのですが、今回はのコースは「南大菩薩馬蹄形縦走」かしら!?と、勝手に呼んでいる誰かさんでございます!
天気が良いと、南大菩薩連嶺からの富士山の景色が素晴らしいのですが、今回は残念な1日になってしまいました。
そんな感じで南大菩薩連嶺をなす滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳までの記録になります!
こんな南大菩薩連嶺での1日間になりました!
雁ヶ腹摺山周回の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場詳細
登った日:6月30日 [日帰り]
天 候:AM 曇/ガスPM ガス/大雨のち曇
メンバー:単独
こちらが今回の雁ヶ腹摺山登山の日程、天候、メンバーの詳細になります!
後述しますが、日帰りの日程で臨むには、チョット大変な登山ルートかな~と思います。
また、午後から天気が悪化してしまい、雨に降られ散々な1日でした。
まだまだ梅雨が明けない時期ですので、天気の急変に注意が必要です。
そしてこちらが、今回の雁ヶ腹摺山周回登山で利用したアクセス・駐車場・地図になります!
雁ヶ腹摺山等の南大菩薩連嶺縦走登山の起点になる、JR初狩駅周辺の地図になります!
今回、JR相模湖駅近くにバイクを駐輪して(無料)、中央線を使って初狩駅までアクセスしました。
初狩駅周辺には、無料の駐車場はありませんので、縦走登山をする場合は電車の利用が便利だと思います!
滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳のコース状況
滝子山の中腹にある檜平までの間に、渡渉箇所が4、5回箇所ほど有りまして、登山道が少し分かり難くなりますので気をつけて下さい。
また、今回の縦走路にある滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳は、熊の生息域になります。
今回に限らず、何度か歩いているのですが、結構「獣臭」が充満している時があります。
熊鈴等で、対策される事をお勧めいたします!
また、コース上は危険な箇所もなく、道迷いするようなところも少ないので、問題になるようなことは無いかと思います。
雁ヶ腹摺山周辺のトイレ・水場の状況
- 檜平(滝子山)・・・・トイレなし、水場あり(飲用不可)
- 湯ノ沢峠避難小屋・・・トイレあり、水場あり
雁ヶ腹摺山登山縦走をする上で欠かせないのが、水場とトイレになりますよね!
雁ヶ腹摺山への道中で利用できる水場トイレになりますが、湯ノ沢峠避難小屋の水場は、渇水期になると水量が細くなり、汲むの大変な時があります。
また、雨が降ると水が濁りますので、湯ノ沢峠避難小屋の水場は2、3日前の天気も重要になります。
湯ノ沢峠避難小屋のトイレは、小屋の外にありまして、歩いて1、2分の所にあります。
水場、トイレのある湯ノ沢峠避難小屋については、こちらの記事を参考にしてください!
湯ノ沢峠避難小屋について詳しく書いてますので、登山の参考になれば幸いです!
コースタイム・ルート標高差(滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳~雁ヶ腹摺山)
JR初狩駅6:02 → 7:39 檜平 7:42 → 8:09 滝子山 8:12 → 8:21 鎮西ヶ池 → 8:59 大谷ヶ丸 9:03 → 9:10 米背負峠 → 9:25 天下石 → 9:53 ハマイバ丸 9:57 → 10:14 大蔵高丸 10:31 → 10:50 湯ノ沢峠 → 11:18 白谷丸 → 11:29 黒岳
こちらが今回の登山で歩いた滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳~雁ヶ腹摺山間のコースタイムになります。
初狩駅から滝子山までの急登が1つの試練かな~と思います。
滝子山~大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸までは、比較的アップダウンもゆるやかなので、サクサクと歩けるかと思います。
しかしながら、黒岳~雁ヶ腹摺山は、ガツンと下ってガツンと登るので、コースタイムは甘めに設定していたほうが無難だと思います。
そして今回の滝子山~大蔵高丸~黒岳~雁ヶ腹摺山への登山ルート・標高差がこちらになります!
こちらが前編で歩いた滝子山~大蔵高丸~黒岳までの登山ルートになります!
標高差の通り、JR初狩駅から滝子山の登りがきついです。
また、大谷ヶ丸~ハマイバ丸~大蔵高丸~黒岳まで距離が長いものの、エスケープルートが乏しいので、単独で縦走する場合は、注意が必要です!
湯ノ沢峠避難小屋周辺は、下山ルートが多いので、エスケープルートで使えます。
滝子山~大谷ヶ丸登山とルートの詳細
今日はJR初狩駅から雁ヶ腹摺山登山のスタートです!
久しぶりに「白ポスト」があるのを見つけてしまい、ドキドキしてしまいました。
いらないなら、私の家のポストに入れてくれると助かります(?)
滝子山へ向かう途中、アジサイが途中でモリモリ咲いておりました!
私のアオヒゲと良い勝負な色合いでした!
紫色って土が酸性でしたっけ!?
私の心はアルカリ性です!(?)
滝子山登山口の近くに案内が有りました!
アルカリ乾電池くらいの馬力が今日は欲しいですね~
それにしても、 雁ヶ腹摺山の山頂まで遠いですね~・・・。
滝子山の登山口からは、ゆるやかな登りになります。
渡渉箇所が4、5回ありまして、少しルートが分かり難い場所があるので注意です!
滝子山を目指しモリモリ登っていくと、ベンチと水場が右奥にあります。
水場には「手洗用」と書かれていますので、飲めるのかどうかは分かりません。
ここの水場は当てにしない方が良いかと思います!
更にモリモリと登っていくと檜平に到着です!
それにしてもガスガスでござんす♪な歓迎を受けました。
ここまで来ると、目指す滝子山は近いです!
滝子山の男坂・女坂の分岐です。
オカマな私はどっちに進めばよいでしょうかね!?(笑)
いつまでも男でいたいので、右の男坂で滝子山へ行かせて頂きました!
お~!このモシャモシャっぷり大好きだよー!!
蚊取り線香?線香花火な感じで綺麗ですよね!
男坂で男を磨いていると、ツツジが咲いてました!
男を磨いていると、色々なお花に励まされてしまいました!
花と虫、煙、雨には好かれているのですが、「人間の女性」には敵視されている誰かさんでございます!
こんなに可愛いのなぜ!?と、思いながら男坂で滝子山へ進んで行きました!
そんな感じで滝子山(標高、1,610m)に到着です!
雁ヶ腹摺山と同様に、山梨百名山の1つに数えられている滝子山でございます。
また、秀麗富嶽十二景にも数えられてまして、滝子山の山頂からの富士山の眺めは最高でございます!
よっ!富士山!!!
今日の私なら素晴らしい富士山の眺めが見える、見える・・・
あれ?見えませんかね!?
男坂で男を磨いた腹黒い男には、正面に富士山が綺麗に鎮座しているお姿が見えるんですよ!(笑)
今回登った滝子山登山のおすすめルートは、少しワイルドですが、寂ショウ尾根でございます!
少し危険な滝子山寂ショウ尾根の登山ついて書いてますので、参考になれば幸いです!
滝子山の山頂で、なんだかどうでも良いところで妄想力をフル稼動し、頭が破裂寸前のところで鎮西ヶ池に到着となりました!
滝子山から大谷ヶ丸へ進んで行くと、色々な分岐があります。
大谷ヶ丸までは、道標も多く、踏み跡も明瞭ですが、一部分かり難い箇所も連続してあるので注意してください。
滝子山から大谷ヶ丸の間は、分かり易い箇所と、分かり難い箇所の連続です。
藪も結構あったり、歩いている人が少なそうな感じでした。
それにしても、雁ヶ腹摺山の名前が道標で出てきませんね~
予想以上に雁ヶ腹摺山は遠いですね~・・・。
雁ヶ腹摺山遠いな~と念仏を唱えながら地味に登ると大谷ヶ丸の山頂になりました。
この大谷ヶ丸の山頂近くで結構強い獣臭がしたのですが、やっぱりアイツですかね!?
熊と思われる獣とニアピンした時の記事になります!
獣臭がもの凄く近くから臭ってきまして、私の足の裏の臭いでは全然勝てないパワフルで五感を刺激するハラハラドキドキのアドベンチャーになりました!(?)
良かったらご参考にしてみてください!
大谷ヶ丸の山頂から雁ヶ腹摺山を目指して進んでいくと、獣よりもヘルシーなこっちの食材の方が興味津々な時間でした!
これを食べたら元気になれますかね!?
元気というよりは、笑顔が絶えない奇天烈な動きをするオジサンに変身できそうですよね(笑)
ハマイバ丸~大蔵高丸~湯ノ沢峠~黒岳登山とルートの詳細
大谷ヶ丸からハマイバ丸を目指していくと米背負峠になります。
甲斐大和駅の方に進むと水場が有るそうですが、モリモリあるので今回寄りませんでした。
うわ~凄いガスだー!!!
モザイクいらずですね~(´∀`*)
色々妄想していると、「天下石」が鎮座してました!
名前の由来はなんですかね!?
天下石から更に進むと、ハマイバ丸が見えてきました。
少しガスが取れてきたんですが、天気はやっぱり微妙ですね~・・・
そんな感じでハマイバ丸の山頂(標高1,752m)になります!
ハマイバ丸って面白い山の名前ですよね!
ハマイバ丸を漢字で書くと「破魔射場丸」になります。
漢字の方が良いような気がしますけどね・・・。
破魔射場丸のようは景色になってきました!
大蔵高丸までも地味に遠いです。
とても綺麗なお花ですね~!
天気が悪いものの、色んなお花が目を楽しませてくれます!
大蔵高丸・湯ノ沢峠周辺は、お花が多く目の保養になります。
大蔵高丸の山頂直下は、山ツヅジがモリモリでした!
標高が高い分、遅くまでツツジも咲いているのでしょうね~
ギョリンソウもキモ可愛いですよね~!
まるで私みたいですよね(笑)
将来目指すキャラは「kimo可愛い」にしたいと思います!
益々妄想に花を咲かせたところで、大蔵高丸(標高1,770m)に到着です!
こちらも天気が良いと雁ヶ腹摺山方面が綺麗に見えるのですが、今日は残念な感じでした。
相変わらず安定感があるガスガスっぷりでございます・・・。
この安定感は「公務員」に匹敵するな~と思ってしまいました。
今日は晴れないと、ここで確信いたしました(涙)
諦めることも感じですよね!
高蔵高丸山頂付近でモリモリとアヤメ?菖蒲?が咲いておりました!
綺麗なお花ですね~~~!
天気が悪くローテンションだったのですが、なんだか癒されまました(´∀`*)
大蔵高丸から避難小屋がある湯ノ沢峠へ進んで行きます!
例のお花畑が見えてきました!
こちらが湯ノ沢峠近くにある、その名も「お花畑」でございます!
ここでお花が咲き乱れている風景を今まで1度も見たことがございません!
何時頃がお花畑のベストシーズンなんですかね!?
お花畑は牧草地のような感じでしたが、南アルプス方面の景色が見れて良かったです。
「ハイジー!」と叫びたくなりますし、「トライさん」の指導を仰ぎたくなってしまいました(?)
「大人の夏期講習頑張っちゃおうかな♡」と思いつつ、湯ノ沢峠を目指していきます!
天気が良いと素晴らしい稜線歩きになるのですが、今日は残念です・・・。
お花畑からモリモリ下ると湯ノ沢峠になります!
こちらには避難小屋・トイレ・水場があります。
水の補給は大峠の水場で給水しようと思います!
湯ノ沢峠周辺で白いお花が咲き乱れておりました!
純白で私の心と一緒ですな~!
私は少しSな感じの山ガール色に染まりたいものですね~(?)
黒岳を目指して登っている途中に振り返っての一枚になります!
先ほど歩いていたお花畑と高蔵大丸の景色でございます!
なんだかアルプスを歩いているような雄大な景色ですよね。
黒岳の手前にある、亀甲縛りが印象的な岩でございます!
今日も荒縄の喜びに浸っている最中でした(笑)
私も仲間に入りたかったです!
亀甲縛りから結構きつい急登をこなすと白谷ノ丸になります。
縛られて辛いのか、それとも縛りたくて辛いのか分からなくなるほどの急登でございました・・・。
白谷ノ丸も景色が良い山頂なのですが、山ガールと一緒に縛られた状態で楽しみたかったです♡
なんだか良く分からなくなってきましたが、少し天気が回復して陽がさしてきました!平坦な道ってやっぱり良いもんですね~(´∀`*)
私の人生、浮き沈みが激しくいつも底辺でウロウロしているので、何とかしたいものですね~・・・。
色々と考えていると黒岳山頂になりました!
黒岳は、雁ヶ腹摺山縦走の本日最高峰(標高1,987.5m)になります!
やっぱり、最高峰はあまり変わりませんが空気が旨いですよね!!
さ~次の獲物は雁ヶ腹摺山でございます!
まとめ
空気の味が分かるおじさんに昇格した雁ヶ腹摺山縦走の前半戦になりました!
それにしても亀甲縛りの岩が好きで、あの岩を見たくて南大菩薩へ登山をしたくなる時がございます。
もっと縛りと縄プレイのテクニックを向上させて、次回も訪れたいな~と思った時間になりました。
そんな感じで雁ヶ腹摺山縦走は、次回後編に続きます!
大峠から雁ヶ腹摺山・姥子山・大垈山~セーメーバン~岩殿山~大月駅へ縦走した後半の記録になります!