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シングルガスバーナーおすすめと比較メンテナンス!分解整備のやり方!

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シングルガスバーナー

 

 

シングルガスバーナーについて

登山やキャンプ、アウトドア用品の中でも必須であり重要なアイテムの1つとして「シングルガスバーナー」がありますよね!

 

「シングルガスバーナー」って何?と、思われる方もいるかもしれませんが、読んで字の如しで、火がついて燃焼させるガスの火口が1つあるバーナー(火器)になります。

 

ご家庭になる「ガスコンロ」は、大抵2口か3口ほど火がついて燃焼する部分があるかと思いますが、シングルガスバーナーは、それが1つの物になります。

 

「卓上コンロ」も燃焼する部分が1つになりますので、シングルガスバーナーと呼んでも良いような、違うような・・・。

 

シングルガスバーナーと卓上コンロが、1つのカテゴリーになってしまうと、混乱してしまう方も出てきそうですので、「シングル卓上コンロ」が、1つの呼び方の正解かも知れませんね(笑)

 

そんなシングルガスバーナーですが、1つ持っていると、山の中で煮炊きが出来るので、非常に便利なアイテムになります。

 

 

シングルガスバーナーとフライパンと生肉

先日も、テント泊で山を縦走したのですが、シングルガスバーナーとフライパンと生肉を持参して、標高2,500m付近で焼肉をしてみました!

 

山の中で食べる焼肉は最高ですが、バーナー等の火器があれば、どこでも温かな料理を食べることが出来ますので、登山やアウトドアで愛用している方が沢山いるのではないかと思っております!

 

私自身も、登山を始めて数ヶ月もしないうちに、シングルガスバーナーを購入し、今に至っているのですが、テント泊やキャンプに欠かすことのできない存在になっております。

 

先日、釣りを愛する友人に、現在使っている小型軽量のシングルガスバーナーをお貸ししたのですが、既に返却の時には新しく購入していて思わず笑ってしまいました!

 

1度シングルガスバーナーを使うと火を自由に使える便利さが忘れられなくなりますよね!

 

おすすめのシングルガスバーナーと比較について

シングルガスバーナープリムスP-153ウルトラバーナー

 

 

こちらが現在使っているおすすめのシングルガスバーナーのプリムスP-153ウルトラバーナーになります!

 

とても軽量でコンパクトに収納でき、使いやすくて大変お勧めなシングルガスバーナーになります!

 

も~長いこと愛用しているのですが、もし、壊れてしまっても、同じ物を再度購入しようと考えております!

 

シングルガスバーナーを購入しようとした時に、他のメーカーからも色々と発売されているので、大変迷ってしまった経験があります。

 

とくにEPIのシングルガスバーナーである、REVO-3700ストーブにするかでかなり悩みました!

 

簡単ではございますが、他メーカーのシングルガスバーナを比較してみました!

 

特に火力と重さが一番気になるかと思いますので、シングルガスバーナの比較の参考になれば幸いです!

 

 

 

EPIのシングルガスバーナーの重さが111gと非常に軽量で、パワーガス缶使用時で4,200kcalと火力も申し分ございません!

 

プリムスのシングルガスバーナーの重量が116gと少し重く、火力の方も3,600Kcalと低いので、EPIのシングルガスバーナーの方が性能も優れているのでおすすめになります!

 

火力が強いという事は、それだけガスの消費が多くなるので、諸刃の剣である部分もあったりります。

 

個人的には、3,600Kcalあれば、十分過ぎるほどのスペックかなとも思っております。

 

また、ソト(SOTO)のシングルガスバーナーも大変おすすめです!

 

 

ソトのシングルガスバーナーは、とにかく軽いので、荷物の重さに気を遣っている方に持って来いのバーナーになります!

 

付属されている3本五徳の重さをあわせてが67gになりますので、プリムス、EPIのシングルガスバーナと比較すると最軽量モデルになります。

 

しかしながら、火力の方が2,800Kcalになりますので、プリムス・EPIよりは弱い感じになります。

 

2,800Kcalでも問題ないと思いますが、寒い時期ですと調理に時間が掛かってしまうかも知れません。

 

色々なシングルガスバーナーについて調べて比較した結果、結局プリムスを選んだのですが、その時の事を下記記事で纏めて書いております。

 

もし、シングルガスバーナーの購入を考えている場合、大きさ・火力等を記載してますので、1つの参考になるかな~と思います!

 

www.aohigetozan.com

プリムス以外のおすすめなシングルガスバーナーの詳細と、簡単な使い方についての動画も載せてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

また、日々のガスバーナーのメンテナンスについても触れてますので、シングルガスバーナーの調子が悪い方にもお勧めな記事になります!

 

 

シングルガスバーナーのメンテナンスと分解整備の重要性について

ここのところ、天候不順が続き、山登りに行けてないのですが、そんな日にやる事といったら、「登山道具のメンテナンス」ですよね!

 

特に火器類は、山の中で使えなくなると、美味しい料理にありつけないばかりか、調理できずに食べれない!てな事に繋がってしまいますので、日々のメンテナンスが重要で欠かせなくなります。

 

また、寒い時期にテント泊をすると、体が冷えてしまい、我慢できなくなることがあったりします。

 

そんな時に、換気と火災に注意しながらシングルガスバーナーの火をつけると、数分で暖まりますので、冷え対策として使うことが出来ます。

 

雨等で衣類が濡れてしまった時も、ガスバーナーで暖めれば、多少乾くこともありますので、調理以外にも使えるアイテムになります。

 

壊れて使えなくなると、一気に窮地に立たされてしまいますが、分解整備を定期的にすると、結構調子が良くなります。

 

大雑把な感じなってしまいますが、シングルガスバーナーのメンテナンスになります、分解整備について写真を交えて書いてみたいと思います!

 

ガスバーナーのメンテナンスに必要な道具について

すっかり写真を撮るのを忘れてしまったのですが、メンテナンスに必要な道具が数点ありますので、羅列したいと思います!

 

  • 精密ドライバー(眼鏡用のねじ回し)
  • ティッシュ(雑巾等でも可)
  • 使い古した歯ブラシ

以上になるのですが、精密ドライバーだけ特殊な道具になるかなと思います。

 

眼鏡用のねじ回しは(精密ライバー)は、100均でも売ってますので、そちらで購入が可能です。

 

シングルガスバーナーには、とても小さなネジが使われてますので、外した後に無くさないようにしてください!

 

勿論、分解整備をする前に、周辺を清掃してゴミが無いような状態にした方がベストです!

 

シングルガスバーナーのメンテナンスになりますので、まずは分解してみましょう!

 

 

シングルガスバーナーの構造とメンテナンスのやり方について

シングルガスバーナーを分解

こちらがメンテナンスする為に、シングルガスバーナーを分解した時の写真になります!

 

シングルガスバーナーの構造は、大きく分けて3つになります。

 

写真左からになりますが、「ガスの量を調整する弁」、「燃焼装置(五徳)」、「自動点火装置(圧電点火装置)」の3つの構造になります。

 

見ての通り、シングルガスバーナーの構造は、非常に簡単ですので、素人でも分解整備が出来る感じです。

 

燃焼装置の筒の部分にネジが見えていると思いますがは、実は、更に分解して整備が出来るのですが、上部に付いている五徳(ギザギザした金属部分)の部分が絡んでくる関係で、組み立てるのが面倒臭いので、私はそこには手を付けません。

 

この部分は、ガスバーナーの燃焼に関係がないので、よっぽど気にならない限り、分解はしなくても良いかと思います!

 

自動点火装置(圧電点火装置)について

自動点火装置(圧電点火装置)

こちらがシングルガスバーナーに付いてくる「自動点火装置(圧電点火装置)」のアップになります。

 

これだけと、なんだか良く分かりませんよね!?

 

 

シングルガスバーナーの自動点火装置の裏面

こちらがシングルガスバーナーの自動点火装置の裏面になります。

 

茶色と黒色の電池のような筒状の物が入っておりますが、こちらが「電極」になってまして、それを押すと、上部の白い部分から「火花」が飛び、ガスに引火して燃焼する仕組みになっております。

 

この自動点火装置は、結構壊れやすく、意外と熱に弱いです。

 

私も1度壊してしまったのですが、その時の理由が「火がついたシングルガスバーナーをひっくり返してしまい、その炎が圧電点火装置に触れてしまった」ことになります。

 

また、強くぶつかけてしまうと壊れてしまう事もありますので、意外とデリケートな部品になります。

 

自動点火装置が壊れたまま、シングルガスバーナーを使っている方も多いと思いますが、そもそも使わないなら装備の軽量化の観点からも「外してしまう」のも大いにアリです!

 

自動点火装置の重さは、確か20g前後有ったかと思いますので、普段から頼らずにマッチやライターなど手動で点火している方なら要らない機能になります。

 

圧電点火装置は、高所や低温では機能しないことが多々ありますし、雨などで濡れてしまうと、なかなか火花が飛ばず着火しません。

 

ですので、自動点火装置(圧電点火装置)を過信せず、日頃からマッチ・ライター等のバックアップを携帯する必要がありますので、それなら「不要だ!外してしまえ!という考えも一理あるかな~と思います。

 

自動点火装置(圧電点火装置)の火花の飛び方が悪い場合は、先端(白い部分)がスス等で汚れている事がありますので、丹念にふき取ってみると元に戻ることがあります。

 

また、寒い所ですと火花が飛ばないことがあるのですが、バーナー本体を体温で暖めると稀に復活することがありますので、お試しを!

 

 

自動点火装置が壊れた場合は、自分で交換できますので、メーカーに依頼するよりも早く・安く出来ますので、是非、行ってみて下さい!

 

 

Oリングのメンテナンスについて

シングルガスバーナーの燃焼部分にガスが通る配管

こちらがシングルガスバーナーの燃焼部分にガスが通る配管?になります。

後述しますが、こちらも汚れ溜まっていることがあるので、要チェック箇所になります!

 

 

Oリング

そしてこちらがシングルガスバーナーのメンテナンスでとても重要なOリングになります!

 

黒色の丸い輪っかのような物がOリングになります。

 

このOリングは、ゴム製になりますので、どうしても劣化してしまい弾力性がなくなってしまいます。

 

何故、Oリングが重要かと申しますと、ガス缶(ガスカートリッジ)とシングルガスバーナーの接続する部分になるからです。

 

 

赤丸の奥底でOリングシングルガスバーナーとガス缶を接続

写真には写ってないのですが、赤丸の奥底でOリングが頑張ってシングルガスバーナーとガス缶を接続し、ガス漏れがないようにしております。

 

ガスバーナーをクルクル回しながらガス缶と接続させてガスが出るようにしますが、ガス缶とガスバーナーの接続部分からガスが漏れないようにする為にOリングが必要となります。

 

シングルガスバーナーを燃焼中に、ガスの臭いがする場合は、大抵Oリングの劣化が疑われます。

 

一般的に、Oリングの寿命は5年前後と言われていて、使用頻度にもよりますが、定期的に交換する必要があります。

 

今回、Oリングの交換はしなかったのですが、シングルガスバーナーを扱っているお店でも売ってますし、それこそAmazonでも購入可能です。

 

ガス漏れしながら燃焼させると、最悪「ガス爆発」もないとは言えませんし、ガス缶の燃費も悪くなりますしね。

 

 

お値段も200円~800円前後で買えますので、シングルガスバーナーを購入してだいぶ年月が経っている場合は、メンテナンスとしてOリングの交換をお勧めいたします!

 

プリムスP-153シングルガスバーナの場合、「Oリング4」になりますので、Oリングのサイズを間違わないようにしてください!

 

シングルガスバーナーの清掃・整備の仕方について

シングルガスバーナーのお掃除

それではシングルガスバーナーのお掃除でございます!

 

 

ガスの量を調整する弁付近

こちらが「ガスの量を調整する弁」付近になります。

写真ですとアレですが、結構汚れが詰まってました。

 

 

ティッシュを使って清掃整備

ティッシュを使って「ティッシングタイム」でございます!

激しくシコシコすると、色々な物が溢れてくる感じになります(?)

 

 

Oリング劣化確認

上述してますとOリングになりますが、必ず状態を確認してください!

少し劣化が進んでますが、あと1年位は大丈夫だろうと思い、今回交換はしませんでした。

ガス缶と接続する部分ですので、こちらも結構汚れがたまりやすい箇所になります。

 

 

丹念に磨いた

結構汚れていたので丹念に磨いてみました。

それにしても、私の手荒れが酷く、愛撫の時に痛がってしまい困ってしまいますね(?)

 

 

燃焼部分

 こちらが燃焼部分(五徳)になります。

調理中に出る油や食品、ガスのススで結構汚れておりました。

燃焼部分の網の所に汚れがたまるとガスが出ず燃焼が悪くなるので、定期的な清掃が必要です。

こちらにつきましては、使い古した歯ブラシで磨くと綺麗に汚れを落とすことが出来ます!

 

シングルガスバーナーの組み立て方と注意点について

シングルガスバーナーを組み立て

掃除が終わったらシングルガスバーナーを組み立てれば終了でございます!

 

 

自動点火装置の火花が飛ぶのに着火が上手くいかない

 自動点火装置の火花が飛ぶのに着火が上手くいかないトラブルが時々あるかと思います。

 

着火が上手くいかない原因は、燃焼部と自動点火装置の距離が遠い事になります。

 

だいたい3mm前後の距離が良いとされているのですが、長く使っていると自動点火装置のネジが緩んでしまい、距離が遠くなってしまう事があります。

 

このようなトラブルを抱えている場合は、自動点火装置のネジの緩みをチェックしてみて下さい!

 

 

組み立て完了

無事に組み立て完了でございます!

 

忘れてはいけないのが、ガス漏れせず、シッカリ着火するかどうかになります。

 

特にOリングを交換した場合は、ガス缶との接続が上手くいくかは必ずチェックしてください。

 

上手くいってないと、液体のようなガスが漏れてきますので注意してください。

 

まずはガス缶とバーナーの接続が大丈夫かを確認し、それから火を点けるようにして下さい!

 

まとめ

シングルガスバーナーのお勧めの品と、メンテナンスのやり方について書いてみましたが、決して難しい作業ではないので、業者に頼まなくても自分対応可能になります。

 

しかしながら、可燃性ガスを扱う訳ですので、火の取り扱いだけには十分注意してください。

 

自己責任のもと、愛着のある登山・キャンプ用品のメンテナンスをして頂けたらと思います。

 

分解整備は面倒臭い!と思っている方は、せめてOリングの交換だけでも行っていただけらたと思います!

 

分かり難いシングルガスバーナーのメンテナンス記事になってしまい申し訳ございませんが、何かのご参考になれば幸いです!

 

www.aohigetozan.com

シングルガスバーナーと相性の良い、登山用フライパンについて書いた記事になります。

良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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テント泊で食べる銀シャリは最高です!

シングルガスバーナーで生米からご飯が炊けるのですが、そちらについて詳細に書いた記事になりますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

www.aohigetozan.com

シングルガスバーナーを使う時に重要な、カートリッジホルダーについて書いた記事になります!

シングルガスバーナーは、安定性が悪いので、ガスカートリッジホルダーが必須になります!

詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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シングルガスバーナーの燃料であるOD缶ですが、微妙にガスが残ること多く、ガス詰め替え替えアダプターを使用しております!

良かったらガス缶の参考にしてみてください!