- 神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋について
- 神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋・檜洞丸・蛭ヶ岳付近の動画
- 檜洞丸~蛭ヶ岳周回の登山の日程・天候・メンバー
- 神ノ川ヒュッテの宿泊料金(テント泊・トイレ・熊)について
- 神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋へのアクセス・駐車場について
- 犬越路避難小屋の詳細(水場・トイレ)
- コースタイム・ルート・標高差(神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋~檜洞丸)
- 神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋登山とルートの様子
- 犬越路避難小屋から檜洞丸登山とルートの様子
- まとめ
神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋について
天気も良さそうなので、南アルプスに日帰り登山を考え出発したのですが、家を出るなり雨に降られ、空を見上げると分厚い邪悪な雲がモリモリだったので、急遽、丹沢山塊に切り替えて登ってきました!
道志道(国道413号)に着くまで天気の様子を見ることにしたのですが、結局ダメダメな感じで、今回は裏丹沢と呼ばれている神ノ川ヒュッテを起点にして、犬越路避難小屋を絡めて檜洞丸~蛭ヶ岳へ周回登山をしてきました!
前回に引き続き、天気が悪いので、今回も神ノ川ヒュッテと犬越路避難小屋にスポットを当てて書いてみたいと思います!
最近は、キャンプが流行っておりますが、特に「一人キャンプ」、「ソロキャンプ」が人気があるそうです!
私は皆から嫌われているので、いつも「ソロキャンプ」、「一人キャンっプ」を楽しんでいるのですが、正直寂しいです(笑)
そんな寂しいキャンプを毎回楽しんでいるのですが、そんな中でも道志道(国道413号線)からも近く、チョット秘境感がある神ノ川ヒュッテの人気がじわじわと上がっているそうです。
何故かと申しますと、国道からもそこそこ近い所に神ノ川ヒュッテがありますので、バイク乗り(ライダー)のテント場として利用されているそうです。
神ノ川ヒュッテは、裏丹沢の登山基地だと思っていたのですが、年々利用者の多様化が進んでいるのでしょうね。
神ノ川ヒュッテについて、ご存知ない方も多いと思いますので、檜洞丸~蛭ヶ岳の登山と併せて、山小屋情報と、駐車場・宿泊料金・トイレ・ルート、について触れてみたいと思います!
神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋・檜洞丸・蛭ヶ岳付近の動画

上記写真を押すと、今回出没した神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋・檜洞丸~蛭ヶ岳~姫次~風巻尾根の動画を観ることが出来ます!
動画の方が、登山の様子が鮮明になりますので良いのですが、あまり長いと観る気力もなくなってしまいますよね。
数分の登山の動画ですので、伝わらない部分も多いと思いますが、山の雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。
天気が悪く、なんだか良く分からないガスガスで真っ白な世界が広がっておりますが、神之川ヒュッテや犬越路避難小屋の様子を確認できると思いますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
檜洞丸~蛭ヶ岳周回の登山の日程・天候・メンバー
登山日程:9月23日(日) [日帰り]
天 候:雨のち曇りのち夕方から晴れ
メンバー:単独
下山しようと思うと晴れてくるという嫌がらせを今回も受けました(笑)
9月末頃の丹沢は、天気が安定しない事が多いです。
とくに檜洞丸~蛭ヶ岳は、標高も高く、天候が変わりやすいので、避難できる犬越路避難小屋はとても重宝すると思います!
神ノ川ヒュッテの宿泊料金(テント泊・トイレ・熊)について
こちらが北丹沢に鎮座する秘境感溢れる神ノ川ヒュッテになります。
神ノ川ヒュッテの宿泊料金、テント泊の料金は、こちらになっております。
見難い写真で申し訳ないので、補足いたします。
神ノ川ヒュッテでの宿泊料金は、大人(中学生以上)1泊2食付で6,000円 、1泊1食付で5,000円 、素泊りで4,000円になります。 小人(4歳~小学6年生まで)は、1泊2食付で4,000円、1泊1食付で3,500円 で、素泊り3,000円になります。
自炊場、水場もありますので、素泊まりでも宿泊できます。
神ノ川ヒュッテのテント泊料金は、1張り1泊2日で1,500円になっております。
テントサイトも広く、写真の通り、近くに沢がありますので、とても雰囲気の良い所になります。
デーキャンプなども出来ますので、アウトドア・キャンプが好きな方に神之川ヒュッテはお勧めな所になります!
また、神ノ川ヒュッテの直ぐ近くに、県営の綺麗なトイレがあります。


綺麗に管理されたトイレになってまして、紙もモリモリ置いてあります。
冬季閉鎖(11月~3月)になりますので注意してください!
また、神ノ川ヒュッテ周辺は、ツキノワグマの生息地域になります。
毎年、結構な件数のクマの目撃がありますので、十分注意してください。
神ノ川ヒュッテ内でも熊の目撃がありますので、キャンプする場合は、食料・ゴミの管理に気を付けて下さい!
愛用している登山・キャンプ用のごみ袋(モンベルガベッジバッグ)になります!
臭いが漏れないので重宝しております!
ガベッジバッグは、熊が多い山域での使用をおすすめ致します!
神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋へのアクセス・駐車場について
檜洞丸・大室山登山の基点となる、神ノ川ヒュッテ付近の地図になります!
神ノ川ヒュッテまでのアクセスですが、電車・バスで訪れるのは難しい場所にあります。
バスの本数も少なく(1日1、2便)、最寄りのバス停である「神ノ川」から2時間30分前後歩かなければなりません。
神ノ川ヒュッテの駐車場は結構広く、ツツジの花の季節と紅葉の時期以外は満車で停められない事は少ないです。
神ノ川ヒュッテの駐車料金は、普通車が300円/日、バイク自転車が200円/日になります。
ゲートがありますので、神ノ川ヒュッテから犬越路避難トンネルを経由して丹沢湖方面には、通り抜けれませんので注意してください!
こちらの神ノ川ヒュッテ~西丹沢自然教室までの林道は、自転車なら通れそうですが、通行止めの処置がされておりますので、車・バイクは通行できません。
犬越路避難小屋の詳細(水場・トイレ)
こちらが犬越路避難小屋になります!
神ノ川ヒュッテから、犬越路避難小屋までは2.2km、コースタイム1時間20分の道のりになります。
神ノ川ヒュッテから暫くすると、道が悪くなり、特に落石に注意してください!
熊も出ますので要注意です!
犬越路避難小屋の内部の様子になります!
大人8人前後が快適に泊まれる広さになります!
寝具等の備え付けはありません。
土間もありますので、調理するにも便利です。
※避難小屋になりますので、計画的な宿泊は慎むべきかと思います。
犬越路避難小屋のトイレになります!
紙は置いてありませんの、持参する必要があります。
また、バイオトイレの為、使用済みの紙は持ち帰る必要があります。
※トイレが故障しますので、便器に流さないようにしてください。
また、犬越路避難小屋んは水場はありませんので持参が必要です。
西へ下りると「用木沢」がありますが、大腸菌がモリモリ検出されてますので、生水飲用不可になります。
神ノ川ヒュッテへ下ると15分ほどの所に小さな沢があります。(用木沢よりも近いですが枯れる場合もあり)
こちらも生水飲用不可ですが、用木沢と同様に煮沸すれば飲めなくもないですが、お勧めしません。
何が混ざっているか分かりませので、緊急避難的に水場はお使いください。
コースタイム・ルート・標高差(神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋~檜洞丸)
神ノ川ヒュッテゲート 6:28 → 7:23 犬越路 7:30 → 8:02 東沢ノ丸 → 8:12 小笄 8:14 → 8:43 大笄 8:45 → 8:50 熊笹ノ峰 8:51 → 9:14檜洞丸
今回登山した、神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋~檜洞丸のコースタイムになります!
犬越路経由で檜洞丸へ登山計画する時の、コースタイムの参考になれば幸いです!
前編で歩いた神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋~檜洞丸の登山ルート・標高差になります!
標高差の地図の通り、神之川ヒュッテから犬越路避難小屋、檜洞丸まで、急登の連続になります。
犬越路避難小屋から檜洞丸へのルート上に、鎖場が何ヶ所かありますので、転倒、滑落注意してください!
神ノ川ヒュッテ~犬越路避難小屋登山とルートの様子
予定が変わり、今日は神ノ川ヒュッテから犬越路避難小屋へ登り、檜洞丸・蛭ヶ岳へ行きたいと思います!
神ノ川ヒュッテは、テント泊・小屋泊の方で大賑わいでした!
神ノ川ヒュッテの横を通るように犬越路避難小屋へのルートが続きます。
神ノ川ヒュッテから少し登ると、破線ルートの日陰沢新道の入口が右手に見えてきます。
日陰沢新道から大室山へ登ることが出来ます。
実は日陰沢新道は未踏なので、今度使ってみたいですね!
犬越路避難小屋までは、暫くこんな感じの林道になります!
沢もあったりと、癒しの道が続きます!
犬越路避難小屋に進むと、小さいながら渡渉箇所があります。
大雨降ると渡渉困難箇所になりますので注意してください。
渡渉箇所から急斜面の登山道となり、道が険しくなってきます。
それに比例して、私の天使のような表情もデビルな感じになってきました(笑)
振り返ると、後半戦の袖平山と風巻尾根が見えてきました!
アッチもデビルのような空模様ですね~・・・。
神ノ川ヒュッテから犬越路避難小屋まで半分くらいの所から、岩がゴロゴロ地帯になってきます。
この辺から落石に要注意です!
今回も2つ大きな岩が落ちてきて「さような~」になりそうでした。
犬越路避難小屋までは、要所要所に道標があるので、道迷いはならないかな~と思われます!
ただ、ナイトハイクで下りで使うと難しいと思います。
デビルからサタンになりそうな表情が続くと、よ~~やく犬越路避難小屋が見えていました!
直下の急坂がきついです!!
情報が多すぎて処理できなかった誰かさんです。
「永遠の1メガバイトおじさん」なもので、メモリーが増強されません!
むしろ、加齢と共に1メモリおじさんになっていくのでしょうね~・・・。
そんな感じで、犬越路になります!
犬越路の道標近くに犬越路避難小屋があるのですが、今日は誰もいませんでした!
むしろ、ヤタ尾根分岐まで誰とも会いませんでした。
犬越路避難小屋から檜洞丸方面の景色になります!
なんとか権現山(丹沢湖)方面が見える景色でした!
グレーな景色って水墨画みたいで最高ですね!!
誉め言葉が少なく、困ってしまいます(笑)
犬越路避難小屋から檜洞丸登山とルートの様子
犬越路避難小屋から檜洞丸方面は、暫く癒しの尾根道が続きます!
檜洞丸方面もガスガスですね・・・。
天気が悪い日は、お花を楽しみますか!てな感じで、足元を見ると、毒々しくも綺麗なのが咲いてました!
お花も良いですが、足元にお金が落ちていると嬉しいです☆彡
檜洞丸の登山で忘れてはいけない鎖場地帯になります。
3本ほど鎖場がありまして、今回は雨で岩が濡れていて滑って怖かったです。
鎖場で滑って、こんな感じの色に青ざめた誰さんです!て、アオヒゲなので、なんだか分からないかと思われます(?)
更に鎖場が続き・・。
雨で岩場が濡れていると、下りだと更に怖いと思います!
滑落しないように要注意でございます!
よ~やくヤタ尾根との分岐地点にたどりつけました!
この手前に大笄があるのですが、西丹沢自然教室から直接登れるルートがあります。
大笄南西尾根は、丹沢バリエーションルートの1つになりますが、良かったらご参考にしてみて下さい!
ヤタ尾根分岐から檜洞丸への登山道も雰囲気の良い道が続きます!
これを見ると、檜洞丸に来たんだな~と感じてしまいます。
なんと!
檜洞丸の山頂周辺は、紅葉が始まっておりました!
後編でも触れますが、見頃な紅葉もあって、今年は少し早いかも知れません!
「黄泉への階段」という題名で売り出したいと思います!
前半戦のゴール地点、檜洞丸に到着でございます!
檜洞丸の標高は、1,601mになります!
登山者が少なく静かな山頂でした。
まとめ
天気が悪いという事で、普段、詳細に書いていな神ノ川ヒュッテ・犬越路避難小屋にスポットを当てて書いてみました!
天気が良ければ景色を載せれたのですが、今回も残念な1日でした。
結局、夕方頃まで晴れなかったのですが、檜洞丸~蛭ヶ岳~姫次~風巻尾根への登山は後編に続きます!
後編の、檜洞丸~蛭ヶ岳~姫次~風巻尾根登山の記事になります!
用木沢のルートで犬越路避難小屋を目指し檜洞丸へ登山した時の記事になります!
ツツジと新緑が美しく、癒しの時間になりました!