アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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棒ノ嶺・高水三山縦走登山!棒ノ折山・岩茸石山・高水山ルート詳細(後編)

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棒ノ嶺山頂奥武蔵の景色

 

 

 

棒ノ嶺、高水三山縦走について

前回に引き続き、百尋ノ滝から棒ノ嶺・高水三山(岩茸石山・高水山)へ縦走登山した時の続きについて書いていきたいと思います!

 

秋がだいぶ深まり街中でも紅葉した木々が増えてきましたよね~

 

今回出没した棒ノ嶺・高水三山は、まさに紅葉狩りするのに調度良いルートであり、登山初心者でも登りやすいお山になります!

 

特に高水三山は、JRの駅から直ぐのところに登山口がありますので、公共交通機関を使って簡単にアプローチする事が出来ます。

 

車やバイクなどをお持ちでない方でも手軽に登山を楽しめますので、とても便利なお山だと思います!

 

しかしながら、紅葉のシーズンになりますと、奥多摩山塊は登山者で溢れかえってしまい混雑するのがネックになります・・・。

 

混雑が激しいと、折角、美しい山の紅葉を見に来たつもりが、立ち枯れた感じの登山者ばかりを目撃する時間になってしまいますしね(?)

 

棒ノ嶺、高水三山へ登る前に、久しぶりに奥多摩の方へテント泊で出没したいな~と思ってしまったのですが、この時期はテント場も混みますので、壮絶な場所取り合戦になってしまいます。

 

色々考えますと、紅葉の時期の奥多摩は、日帰り登山が調度良いのかも知れませんよね。

 

そんな感じで、棒ノ嶺・高水三山(岩茸石山・高水山)縦走登山にへ移りたいと思います!

 

こんな登山の1日になったのですが、まずは「高水三山とは?」について触れたいと思います。

 

高水三山とは!?

 今回、百尋ノ滝、川苔山と絡めて登った「高水三山」は、岩茸石山(標高793m)を最高峰とした、高水山(標高759m)、惣岳山(標高756m)の三山の事を指します。

 

個人的には最高峰の岩茸石山の名前を取って「岩茸石山三山」が、本来あるべき姿だと思っております。

 

しかしながら、岩茸石山(いわたけいしやま)は、とても呼びづらいので、高水山から名前を取って「高水三山」にしたのは大正解だな~と感じております!

 

そんな高水三山ですが、標高も1,000m弱の低山になりますので、登山初心者の入門コースとして知られておりますが、実は地味にキツイ登山の時間帯が待っていたりします。

 

標高が低いとはいえ、山であることには変わりませんし、高水三山は地味なアップダウンが続きますので、結構、達成感があったり致します。

 

夏の時期に高水三山を登るのは、暑すぎてあまりおすすめできませんが、秋の紅葉、春の新緑の季節は奥多摩らしい素敵な山の時間になります!

 

今回の様に、高水三山と棒ノ嶺を絡めた登山にすると、更に達成感がモリモリになるかと思います!

 

そんな感じで、棒ノ嶺、高水三山の前に、前編で登りました百尋ノ滝・川苔山・蕎麦粒山登山の記事がこちらになります!

 

www.aohigetozan.com

川乗橋バス停から入山して、百尋ノ滝・川苔山・蕎麦粒山50号鉄塔までの前編の記事になります。

 

百尋ノ滝が美しく、とても癒しの時間になりました!

 

そしてこちらが今回の奥多摩棒ノ嶺・高水三山の登山日程等の詳細になります!

 

登った日:10月06日(土) [日帰り]

天  候:曇り

メンバー:単独

 

日没が早くなったな~と感じた1日になりました。

 

棒ノ嶺から高水三山は、登山者と殆ど会いませんでした。

 

棒ノ嶺・高水三山へのアクセス・駐車場について

 

今回登山をした棒ノ嶺・高水三山縦走の起点となるJR軍畑駅周辺の地図になります。

 

 JR軍畑駅18:18発の電車で帰路についたのですが、電車が非常に混んでいてゲッソリしました。

 

紅葉のシーズンは、始発駅になるJR奥多摩駅から乗らないと、なかなか座れないかも知れません。

 

また、JR軍畑周辺に、無料駐車場はありません。

 

道も狭いので、路肩に停めれませんので、棒ノ嶺・高水三山縦走登山する場合は、電車で来たほうが良いかも知れません。

 

ただ、少し離れた鳩ノ巣駅には無料の駐車場がありますので、そちらに駐車して電車で登山口までアクセスするのもアリかもしれません。

 

奥多摩駅へ至る電車は、快速等の急行がなく、全て鈍行列車になりますので、アクセスするのに時間が掛かってしまいます。

 

その辺を考えると、車やバイクでアクセスすると、行動できる時間が延びて良いかもしれません。

 

棒ノ嶺~岩茸石山~高水山~軍畑のコースタイム・ルート・標高差

50号鉄塔 13:28 → 13:47 クロモ山 13:52 → 14:11 長尾丸山 → 14:31   槇ノ尾山 → 14:45 棒ノ嶺 14:51 → 14:57 権次入峠 → 15:22 雨沢山 → 16:01 名坂峠 → 16:07 岩茸石山 16:11 → 16:32 高水山 16:35 → 17:41 JR軍畑駅

 

こちらが今回縦走登山をした、棒ノ嶺~岩茸石山~高水山~軍畑のコースタイムになります。

 

棒ノ嶺から高水三山岩茸石山まで、約1時間30分のコースタイムになりました。

 

下山した軍畑駅まで約3時間弱のコースタイムでしたので、高水三山プラス棒ノ嶺登山は、十分日帰りで楽しむことが出来るルートになります。

 

そしてこちらが今回の棒ノ折山~岩茸石山~高水山のルート・標高差の地図になります!

 

コース・標高差(棒ノ嶺・高水三山)

 

棒ノ嶺・高水三山の登山ルート

後編で歩いた棒ノ嶺・高水三山の登山ルートと標高差の地図になります!

 

標高差の地図の通り、棒ノ嶺までは、地味なアップダウンが連続するので、体力をジワジワと削り取られてしまいます。

 

ルート全体的に危険なところはありませんが、所々細い尾根もあったりしますので、滑落に注意して下さい。

 

ルートの要所には道標なども多く、道迷いは起き難いのではないかな~と思います。

 

棒ノ嶺登山とルートの詳細

50号鉄塔から棒ノ嶺ルート

 50号鉄塔から棒ノ嶺の山頂を目指したいと思います!

棒ノ嶺迄のルートは、雰囲気のよい尾根道歩きが続きます!

 

 

山ナシ山

 棒ノ嶺のルートの途中にある「山ナシ山」になります。

右から読んでも「山シナ山」、左から読んでも「山ナシ山」

あれ?想像していた通りにならんかったぞ???

 

 

クロモ山

 更に可哀想な山頂プレイとが続き、今度は「クロモ山」になります。

赤テープを山頂プレート代わりに使うのは、なんか哀愁漂いますよね・・・。

 

 

棒ノ折山(棒ノ嶺)の道標

 棒ノ折山(棒ノ嶺)までは、要所要所に道標があるのですが、肝心の距離が分からないという使えない感じでした!

 この辺の山域は、苦痛を快楽に替えるMな登山者が多いんでしょうね~

 

 

 棒ノ折山(棒ノ嶺)のモヤモヤ~な景色

棒ノ嶺い行く途中で、モヤモヤ~な景色を楽しませてくれます!

アッチの尾根はなんざんす?

 

 

槙尾山(標高945m)n

 モリモリ登山道を進むと槙尾山(標高945m)に到着しました!

仙岳尾根も未踏なので、何かの機会に歩きたいですね~

それにしても棒ノ嶺まで中々到着できません。

 

 

棒ノ嶺の標高が969m

 よ~~やく棒ノ嶺(棒ノ折山)に到着でございます!

棒ノ嶺の標高が969mになります!

蕎麦粒山から地味に遠かったです・・・。

 

 

棒ノ嶺周辺コース山草のみち

 棒ノ嶺周辺のコースの事を「山草のみち」と呼ぶそうです。

今回、私が歩いたので「アオヒゲの道」になるかも知れませんね!

棒ノ嶺周辺は、スミレの種類が豊富で、春になると多くのお花が咲く名所になります。

 

 

棒ノ嶺山頂からの景色

 棒ノ嶺山頂からの景色になります!

三段腹のような重なりが、自分の事のように思えてしまい、若干、ブルーになってしまいました。

 

 

棒ノ嶺

 天気が悪いですが、それでも棒ノ嶺の山頂から景色が良いのが伝わりますかね!?

到着した時間が遅かったものの、まだ、棒ノ嶺には多くの登山者がマッタリしてました。

 

高水三山登山(岩茸石山・高水山)とルートの詳細

ゴンジリ峠

 さ~高水三山登山(岩茸石山・高水山)を目指して棒ノ嶺から出発したいと思います。

地味な急坂を下るとゴンジリ峠となりました。

ここから名栗湖へ下れるのですが、このコースは道迷いからの遭難、滑落事故が多発しておりますので、要注意でございます。

登りで使う方がよいかと思います!

 

 

高水三山ルート隊列

 高水三山を目指していくと、一糸乱れぬ隊列が待ち構えておりました。

雰囲気の良いルートが続きます。

 

 

高水三山登山道の階段

 黒山が近づくにつれて、こんな階段が出てきます。

時間が遅かったせいか、人気のある高水三山ですが、登山者が全然いませんでした。

 

 

黒山

 モリモリ高水三山方面に進むと、黒山になりました。

棒ノ嶺から高水三山の1角である岩茸石山まで、地味に遠いです・・・。

 

 

雨沢山

 こちらが雨沢山になります。

なんだか地味地味な感じの山が続きますが、そんな山が大好きな誰かさんでございます!

棒ノ嶺~高水三山のコースは「関東ふれあいの道」ですので、ルートが良く整備されております。

 

 

高水三山登山ルート根っこ地帯

 高水三山は、(岩茸石山・高水山)時々こんな根っこ地帯もありますが、自然の神秘だと思って黙々と歩きたいものですよね!

 

 

岩茸石山が近い

 よ~やく高水三山の岩茸石山が近づいてきました!

棒ノ嶺から、地味にアップダウンが続き、体力を削り取っていきますね~

 

 

岩茸石山の山頂近くからの景色

高水三山、岩茸石山の山頂近くからの景色になります!

歩いてきた、棒ノ嶺への稜線になります!

低山とは思えない美しい稜線ですよね~

 

高水三山最高峰の岩茸石山(標高793m)

 高水三山最高峰の岩茸石山(標高793m)に到着でございます!

岩茸石山は、登山者に人気のある山ですが、到着した時は誰もいませんでした。

それにしても、岩茸石山って、なんだか美味しそうな名前ですよね!

秋の珍味のような名前に食欲がモリモリになってしまいます。

 

 

岩茸石山は好展望

 岩茸石山は、好展望なので、天気が良いと最高だと思います!

標高が低い分、この時期は紅葉にはまだ早いかと思われます。

 

 

高水山(標高759m)

 目指す高水三山の1つ高水山(標高759m)になります!

惣岳山(標高756m)に寄ってから高水山へ登ると思ったのですが、日没まで時間もないので、今回は諦める事にしました。

 

 

岩茸石山~高水山の稜線

 岩茸石山~高水山の稜線も、そこそこ展望の良い箇所があったりします!

 

 

高水山山頂分岐

 折角なので、山頂を巻かずに高水山山頂に登りたいと思います!

 

 

高水山の山頂祠

高水山の山頂を目指すと、なかなか立派な祠がありました。

ノックすると、何かが飛び出しそうな雰囲気がありました。

 

 

高水山の山頂

 そんな感じで、よ~~やく高水山の山頂に辿り着けました!!

棒ノ嶺から遠かった・・・。

高水山からの展望は、チョッと残念な感じでした。

 

 

高水山不動尊

 高水山の山頂から少し下ると「高水山不動尊」が鎮座しております!

歴史のあるお姿に圧倒されてしまいました。

この付近にトイレがあります。

それにしても、大きな刀ですよね~

 

 

高水山で道迷い

 何故か道迷いをしてしまい、何処に進めば良いのか分からなくなってしまいました(笑)

高水山は低山ですが、集中力が切れると道迷いしてしまうので注意して下さい!

また、高水三山は、クマが時々出没するので、そちらも要注意でございます!

 

 

JR軍畑

 暗くなってしまいましたが、無事にJR軍畑に戻ることができました!

も~少し早く軍畑の駅に到着できるだろうな~と思っていたのですが、想像以上に棒ノ嶺~高水三山までのアップダウンが強烈で時間が掛かってしまいました・・・。

 

まとめ

百尋ノ滝・川苔山までは天候もまずまずだったのですが、蕎麦粒山から棒ノ嶺・高水三山(岩茸石山・高水山)までは、残念な天候になってしまいました。

 

それでも、棒ノ嶺山頂からの景色がすばらしく、とても人気のある山である理由がよくわかりました!

 

今回は、棒ノ嶺から高水三山のうち2つしか縦走できませんでしたので、取りこぼした「惣岳山」をリベンジしたいな~と考えております!

 

また、上述しましたが、棒ノ嶺周辺は地味に遭難、滑落事故が多い山域になります。

 

特に名栗湖方面から登山をする場合、道がわかりにくい箇所がありますので、要注意でございます。

 

棒ノ嶺は、道間違いからの滑落事故が多いので、低山だからと言って油断ならない相手でございます。

 

どんな低山も山である事にはかわりませんので、気を引き締めて秋の登山を楽しみたいものですよね!

 

www.aohigetozan.com

季節が違いますが、奥多摩大周回した時の記事になります!

良かったらご参考にしてみてください!