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神奈川県熊出没目撃情報!今年はツキノワグマの当たり年!?丹沢のクマ

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クマ出没

 

 

神奈川県の熊と生息頭数について

先日、東京都最高峰の雲取山(標高2,017m)の登山道で、クマに襲われ怪我をされた方がいましたが、私が住む神奈川県の熊出没情報が気になり調べてみました。

 

神奈川県は、面積の約半分が山林になりますので、多くの野生動物が生息しております。

 

都市に近い場所に位置している神奈川県の山々ですが、ここには約30頭のツキノワグマが生息しております。

 

個人的には、もう少し多いのではないかな~と思っているのですが、残念ながら正確は熊の頭数については分かっておりません。

 

神奈川県の半分を占める山の中に、クマが30頭生活しているのは、多いのか少ないのか意見が別れそうですよね。

 

生息している熊の数こそ少ないですが、人里から近い所に山がある関係で、「熊の目撃情報」が数多く寄せられている感じです。

 

年に数回、クマと遭遇して怪我を負ってしまう方も出ますので、神奈川の山を愛している登山者にとっては、他人事ではない感じです。

 

当ブログでも何度か書いてますが、私もクマとニアピンしたことがありまして、その時は生きた心地がしませんでした。

 

「クマと会えてラッキーだった」と今でこそ思っているのですが、流石に野生のクマが目の前にいると、大抵の方は驚いて固まってしまうと思います。

 

そんな神奈川県の熊ですが、今年も多くの目撃情報が寄せられていてビックリしました。

 

全国的に見ても、今年は熊の出没が多発しておりますが、神奈川県においても例外ではない感じでした。

 

今日は、神奈川県の熊出没情報を掘り下げて書いてみたいと思います!

 

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神奈川県の熊出没情報の詳細について

神奈川県の熊出没情報

※神奈川県より引用

 

こちらが、神奈川県内での熊の目撃情報になっております。

 

平成30年9月30日までの熊情報になるのですが、毎月数件の情報が寄せられておりました。

 

7月より前にも、非常に多くの熊出没情報が寄せられていて、例年よりも今年は多いな~と感じてしまいました。

 

「山中」よりも「人里」で多くの熊の目撃がある点が気になりますよね。

 

クマの目撃情報を見ていて感じたのが、神奈川の観光名所の1つである「大山」の周辺で、ツキノワグマの活動が活発な点になります。

 

 

こちらが丹沢大山周辺の地図になるのですが、見てのとおり広い面積を有してまして、頭数は不明ですが、シッカリとクマが生息しております。

 

大山も大変広い山になるのですが、隣接する厚木市、伊勢原市、山北町、清川村周辺でクマの目撃が多く寄せられておりました。

 

特に大山登山道がある、伊勢原市での熊の目撃が多くあります。

 

6月には、大山登山道で度々ツキノワグマが目撃され、人身被害を回避する為に殺処分された事がありました。

 

非常に多くの方が登山をする大山ですので、クマの方も人間に慣れてしまい、残飯等の味を覚えてしまったのかも知れませんよね。

 

また、クマが生息していないと思われていた箱根界隈にも、最近目撃情報がチョコチョコあったりいたします。

 

箱根で目撃されているクマにつきましては、近隣の丹沢山塊か、富士山周辺の固体が移動したのではないかな~と思っております。

 

富士山周辺にも、ツキノワグマが生息してますので、隣接いていれば移動してくるのも不思議ではないですよね。

 

秋になると、冬眠する為に餌を求めて1日で30km前後移動したクマもいるそうですので、山の中に安全地帯はないと思った方が良さそそうですよね。

 

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神奈川の熊は冬眠しないのか!?

丹沢の一部の熊は、冬眠をしませんので、基本的には年間を通して目撃情報があったりします。

 

神奈川県の熊が冬眠しない理由は色々と言われているのですが、1つの考え方としてあるのが「気温」が関係しております。

 

基本的に熊は、気温が0度近くになると冬眠に入ると言われておりますが、神奈川県の場合、気温が高く雪が積もらない山域があるのが影響している感じです。

 

また、気温が暖かいという事は、それだけ熊の餌もある事になりますので、冬眠する必要がないのも原因ではないかといわれております。

 

私が熊とニアピンした時期も、1月でしたので、冬でも冬眠しない熊がいるのは確かになります。

 

しかしながら、標高が比較的高い神奈川県最高峰の蛭ヶ岳周辺に生息する熊については、冬眠しているのではないかといわれております。

 

やはり、熊の冬眠は気温と関係があるのは確かな感じですよね。

 

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神奈川の山の中で熊とニアピンした時の状況と、クマの冬眠について書いた記事になります!

 

良かったらご参考にしてみてください!

 

熊と出会わない対策と、遭遇してしまった時の行動について

ツキノワグマは、とても臆病な動物ですので、人間の事を怖がっている生き物になります。

 

アチラとしても、人間とは会いたくないと思っていると思いますが、視力が悪く私みたいにド近眼であると言われております。

 

その代わり、嗅覚と聴覚に優れ、犬よりも能力が高いと言われております。

 

ですので、熊鈴やラジオなどで自分の存在を教えてあげるのが、クマと遭遇しない1つの再対策になります。

 

しかしながら、風や沢の音でかき消されてしまいますし、クマの風下に自分がいると存在に気付かれない事が考えられます。

 

沢沿いにある登山道を歩く時は、クマの存在について頭の片隅に入れて行動した方が良いかも知れません。

 

また、個人的な意見になりますが、登山者が多く歩いているコースで、熊鈴やラジオの音は不要であると考えております。

 

多くの登山者が歩くところは人間の臭いにも残るでしょうし、音がして近づく事は考え難いと思っております。

 

「人間の存在」が熊にとっては脅威になる訳ですので、存在感を十分に発揮できている登山道で熊鈴やラジオをつけて音を出すのは「煩いだけ」ですよね。

 

バスや電車の中でも熊鈴を鳴らしている方を時々見かけるのですが、アレはなんなんでしょうかね!?

 

アクセサリー感覚で熊鈴をつけているのかな~と思ってしまうのですが、都市部でクマが出る事は、そうそうありません。

 

登山者の印象を悪くしないためにも、場所をわきまえて熊鈴などは使って欲しいな~と思ってしまいます。

 

また、クマと遭遇してしまった場合は、背中を見せて逃げるのはNGになります。

 

これは、猪にも同じことが言えます。

 

クマの目を見ながら少しずつ後ずさりして距離をとるのが良いと言われております。

 

しかしながら、実際にクマとニアピンしたならば、そんな冷静な行動は取れないと思います。

 

機嫌が悪くないクマの場合、人間に対する攻撃は数秒で終わると言われております。

 

「駄々っ子パンチ」の様な「コンボ攻撃」を繰り出してはこないそうで、だいたい2、3発「クマパンチ」を浴びせて逃げてくれるみたいです。

 

その2、3発の「クマパンチ」から急所を守るよう防御する事が、クマの攻撃から身を守るのに重要であるといえます。

 

人間の急所である、頭、顔、首の防御に専念する必要がありそうですよね。

 

石頭で顔がデカイ私なのですが、首筋を攻められると非常に弱いので、今度、奇特な山ガールに修行してもらいたいな~♡と、企んでいる誰かさんでございます(笑)

 

まとめ

最後の最後でいつもの展開になってしまいましたが、神奈川県という都心からも近いところにも野生のクマが生息している事に驚いてしまう方がいるかと思います。

 

山の中でクマと遭遇してしまうと非常に怖い時間になりますが、それでも、クマが生きて行けれる豊かな森が神奈川県内にあることに、県民は誇りに思っても良いのではないかな~と感じております。

 

上述してますとおり、ツキノワグマは非常に臆病な動物です。

 

必要以上にクマの事を恐れる必要はありませんが、人間との接触する機会を増やさないためにも、山の中に残飯やゴミを捨てないようにしたいものですよね。

 

神奈川県の丹沢山塊には、ツキノワグマが生息してますので、活動が活発な夕方から早朝にかけて入山する場合は、クマ対策を行って楽しい時間にしていただけたらなと思います!

 

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雲取山で親子熊が出没し、男性が襲われる事故が発生してしまいました。

そちらについて書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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神奈川県からも近い埼玉県での熊出没情報について纏めてみました!

良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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直近の神奈川県の熊出没のニュースと捕殺について書いた記事になります。

新型コロナウイルスの影響につても触れますので、良かったら登山等の参考にしてみて下さい!