- 三峯神社・白岩小屋・霧藻ヶ峰・三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)テント泊縦走について
- 三峯神社への行き方(バス・駐車場)について
- 白岩小屋の廃業と水場・トイレ・テント場について
- 三峯神社・白岩小屋テント泊縦走の日程・天候・メンバー
- コース・標高差・コースタイム(白岩小屋~霧藻ヶ峰休憩所~妙法ヶ岳~三峯神社)
- 白岩小屋から前白岩山・お清平登山とコースの様子
- 霧藻ヶ峰と霧藻ヶ峰休憩所とトイレについて
- 三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)への行き方と写真について
- 三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)から三峯神社への行き方と熊出没について
- 三峯神社の三峯神の湯(日帰り温泉)と参拝について
- まとめ
三峯神社・白岩小屋・霧藻ヶ峰・三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)テント泊縦走について
三条の湯・雲取山登山に引き続き、今回はパワースポットで有名な「三峯神社」までの縦走登山でございます!
三峯神社は、秩父の山奥にあるのですが、道も綺麗でアクセス自体は難しくありません。
しかしながら、神奈川県に住んでいると直線的に向かうことができず、大きく迂回するような感じになるので、非常に遠いところになります。
奥多摩の山にはチョコチョコ登っているのですが、三峯神社がある北側には縁遠く、あまり歩けていない感じです。
そんな交通事情もあって、秩父・奥武蔵方面の山にも出没回数が少ないのですが、良い山が多いので機会を増やしたいな~と考えております!
そんな感じで、本編は、芋堀ドッケから白岩山荘~霧藻ヶ峰~三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)~三峯神社までの縦走になります!
折角なので、道中にある三峯神社・白岩小屋霧藻ヶ峰・三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)について詳しくふれてみたいと思います!
その前に、こちらが前・中編の三条の湯・雲取山テント泊登山の記事になります!
前編で歩いたJR奥多摩駅~お祭りバス停~三条の湯までの記録になります!
三条の湯までのルートの詳細と、三条の湯のテント場等について詳しく記事にしております!
三条の湯から雲取山~雲取山荘~芋ノ木ドッケまでの記録になります!
霧氷がとても綺麗な区間になりまして、雲取山荘について詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
三峯神社への行き方(バス・駐車場)について
こちらが日本屈指のパワースポットである三峯神社周辺の地図になります!
三峯神社への行きかたですが、公共交通の場合、西武秩父駅と三峰口駅からバスが出ております。
西武秩父駅から三峯神社へのバスの値段は930円になりまして、約90分前後の道のりになります。
バスの本数が少し少ないのがネックかも知れません。
また、三峯神社まで結構くねくね道になりますので、車に酔いやすい方は注意してください。
こちらが三峯神社の駐車場になりまして、大変広いのですが、それ以上に車が押し寄せます。
時間帯によって三峯神社までかなり渋滞し、相当待たされると思います。
また、これからの季節は路面が凍結しますので要注意です!
白岩小屋の廃業と水場・トイレ・テント場について
こちらが雲取山荘~三峯神社の中間地点にある「白岩小屋」になります!
営業しているのかな?と思える外観ですが、白岩小屋は廃業していて現在営業はしておりません。
登山の地図を見ると「休業中」と記載されている物もありますが、営業再開はないと思いますので、廃業して使えないと考えて登山の計画をして下さい。
白岩小屋の入口になるのですが、見ての通り扉もなく、だいぶ荒れております。
白岩小屋の内部の様子ですが、隙間がだいぶ空いているものの、なんとか寝ることはできる状況でした。
いや、山ガールの子守歌がないと厳しいかもです(笑)
昭和58年位までは白岩小屋も営業してたのでしょうね~・・・。
素泊まり2,300円、かなり安いですよね~
幕営料も300円ですので、この時代からデフレだったんでしょうね(笑)
白岩小屋のトイレになります!
紙はありませんが、それなりに管理された綺麗なトイレでした。
水場に関しましては、白岩小屋直ぐ近くに道標が立ってまして、踏み跡も明瞭なので行けばすぐに分かると思います。
白岩小屋の水場まで、往復10分前後だと思います。
白岩小屋のテント場になります。
昨日、テント泊した方の形跡が一張り分残っておりました。
白岩小屋の周辺に、約5~6張ほどテントを張れるスペースがあるのですが、若干、斜めな個所が多いかな~と思います。
三峯神社・白岩小屋テント泊縦走の日程・天候・メンバー
登った日:11月23日(金)~11月24日(土) [1泊2日]
天 候:11月24日曇りのち快晴
メンバー:Sさんと私の2名
三峯神社の標高が、約1,100mになりますので、下界に比べるとかなり寒いです。
都心と比べ、約6度ほど気温が低いので、防寒対策が必須になります。
とくに白岩小屋でテント泊する場合は、かなり冷え込みますので要注意です。
風が抜ける地形ですので、悪天候の時にテント泊する場合は、強風にも注意してください!
12月上旬までは、三峯神社付近の紅葉は見られると思います。
白岩小屋からの縦走途中に色付いた綺麗な紅葉がチラホラありました。
コース・標高差・コースタイム(白岩小屋~霧藻ヶ峰休憩所~妙法ヶ岳~三峯神社)
後編で歩いた芋ノ木ドッケ~白岩山~白岩小屋~霧藻ヶ峰休憩所~妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)~三峯神社の登山ルートと標高差の地図になります!
標高差の地図の通り、芋ノ木ドッケからも地味なアップダウンが続き、結構きつい行程になります。
妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)の急登に驚かされ、更に人が多かったことが予想外でした。
コースは明瞭なので、道迷い等はないかと思いますが、落ち葉の体積で登山道が見難いところもありますので気をつけて下さい。
そしてこちらが芋ノ木ドッケから白岩小屋~霧藻ヶ峰休憩所~妙法ヶ岳~三峯神社までのコースタイムになります!
芋ノ木ドッケ 10:18 → 10:27 白岩山 → 10:43 白岩小屋 10:51 → 11:06 前白岩山 11:08 → 11:19 前白岩山の肩 11:24 → 11:47 お清平 12:04 → 12:21 霧藻ヶ峰休憩舎 12:29 → 12:31 霧藻ヶ峰 12:33 → 12:35 地蔵峠 → 13:30 妙法ヶ岳 13:41 → 14:13 妙法ヶ岳分岐 14:14 → 14:26 三峯神社バス停 → 14:39 三峯神社 14:58 → 15:15 三峯神社バス停
三峯神社から三峯奥宮(妙法ヶ岳)までのコースタイムは、往復2時間弱はみていた方が良いかと思います。
三峯奥宮(妙法ヶ岳)までは、ある程度シッカリとした靴でない悪路になりますので大変危険です。
山道ですのでヒールさサンダルで行くのは論外です!
お水と簡単なおやつを準備して行くと、更に良いかと思います!
テント泊装備での縦走になりますので、コースタイムは標準タイムよりも多く掛かっております。
雲取山荘で小屋泊、テント泊をした場合、遅くとも8時頃に出発しないと三峯神社まで明るいうちに到着が怪しいと思います。
白岩小屋から前白岩山・お清平登山とコースの様子
こちらは白岩小屋のテント場周辺からの景色になるのですが、飛龍山、和名倉山の絶景が広がりますので、天気さえ良ければ最高な夕日をみる事ができると思います!
両神山も綺麗に見えました!
私は白岩小屋でテント泊したことがないので、何かの機会にこっそりと幕営してみたいな~と考えております。
こんな景色が広がる素敵なテント場ですからね~
白岩小屋でのテント泊は穴場かもしれませんね!
飛龍山・唐松尾山・笠取山も見えてますね!
アッチも今日は登山者が多いんでしょうね~
白岩小屋から直ぐの所に鎮座する前白岩山でございます!
「ぜんぱくいわやま」が正解でしょうかね?
何かが違うような~と思いつつ、三峯神社を目指して縦走したいと思います!
芋ノ木ドッケまでの登り道と比べると、前白岩山は非常に楽でございます。
前白岩山からお清平までのコースは、段々と道が険しくなってきます。
それに比例して相方の吐息も激しくなり、いつの間にか勝手に逝ってました。
自分勝手なプレイは、女性から嫌われますぞ!と、思ってしまいました(?)
前白岩山からの激下りをこなすとお清平になりました!
写真の通り、多くの登山者が休んでおりました。
お清平は、休憩するのに最適ですが、結構風が強く寒かったです。
お清平にあった周辺地図になります!
三峯神社まであと少しですね~!
そんな感じでお清平から霧藻ヶ峰を目指したいと思います!
それにしても、お清平から思った以上に急登で白目になってきました・・・。
目の色まで清められた感じの時間になりました・・・。
霧藻ヶ峰と霧藻ヶ峰休憩所とトイレについて
お清平からモリモリ登っていくと、霧藻ヶ峰休憩所があります!
ジュースやカップ麺などが販売しております!
予約すると霧藻ヶ峰休憩所で宿泊もできるみたいです。
そんな感じで霧藻ヶ峰の山頂になります!
休憩所の目の前が山頂になります。
標高1,523mになりまして、展望が良い峰になります!
霧藻ヶ峰って、なんだか凄い名前だな~と思ったら、こちらに登山で訪れた時に、秩父宮雍仁親王が名付けたそうです!
霧藻ヶ峰からの奥秩父の景色になります!
右奥に見えているゴツゴツとした山が両神山になります!
テント泊で両神山へ行ったのが懐かしいです!
霧藻ヶ峰の名付け親である、秩父宮雍仁親王のレリーフがありました!
色々と霧藻ヶ峰等について書かれていたのですが、畏れ多く、直ぐに立ち去ることに致しました。
こちらが霧藻ヶ峰にあるトイレになります。
非常に綺麗なトイレで、無料で利用ができます。
男女一緒ですが、そこは大目にみないといけませんよね。
トイレに紙はありませんので、持参して下さい。
霧藻ヶ峰のトイレ付近からの景色になります!
素晴らしい景色にウットリ♡してしまいました!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)への行き方と写真について
時間もあるので、直接三峰神社へは行かず、三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)へ寄り道したいと思います。
霧藻ヶ峰からは道がなだらかになってきます。
三峯神社へ向かっていくと、奥宮(妙法ヶ岳)への分岐が見えてきます。
踏み跡が薄いですが、三峯神社奥宮へ行ってみたいと思います!
地味に登り、地味に下ると東屋が見えてきます。
右の鳥居方面が三峯神社奥宮になりまして、東屋から左に進むと三峯神社に行けれます!
さ~メインディッシュの三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)へ行きたいと思います!
ここからコースタイムで30分前後の道のりになります。
秩父の山並みが綺麗ですね~!
三峯神社周辺も、良い山が多いですからね!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)までアップダウンを繰り返し、山頂直下の鎖場がこちらになります!
短い鎖場ですが、高度感があるので怖いかも知れません。
要注意箇所です!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)から見た霧藻ヶ峰方面です!
だいぶ歩いてきましたね~
そんな感じで、こちらが三峯神社の奥宮(妙法ヶ岳)になります!
人が多く驚いてしまいました!!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)でお参りし、今回のハイライトである三峯神社へ行きたいと思います!
三峯神社へは、鳥居から右手に伸びるルートになります!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)から三峯神社への行き方と熊出没について
鳥居から暫く下っていくと、こんな大きなケルンがありました。
三峯神社まで踏み跡も明瞭なので、道迷い等はないと思います!
三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)からモリモリ下っていくと、鳥居が見えてきます。
左手にいくと霧藻ヶ峰・右手に行くと三峯神社方面になります。
三峯神社へ進むと、「登山届け」と熊出没情報がありました。
三峯神社周辺は、熊の出没が多いところになりますので、夕方から早朝まで注意して下さい!
先日、雲取山・霧藻ヶ峰付近でも熊の出没騒ぎがありましたので、怖いですよね~!
こちらが雲取山・霧藻ヶ峰・三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)の入口にある鳥居になります。
ここまで来れば三峯神社は近いです!
三峯神社の三峯神の湯(日帰り温泉)と参拝について
鳥居を潜ると一気に下界の様相になります!
三峯神社はパワースポットとして大人気ですので、観光客で大賑わいでした!
こちらが三峯神社の鳥居になります!
立派な造りに、驚いてしまいました。
なんと!
三峯神社の境内に、三峯神の湯(日帰り温泉)があります!
三峯神の湯は、午後5時までの営業ですが、入浴料金が600円なのは嬉しいですね!
なんだかご利益がありそうな温泉施設ですよね!
名前も「三峯神の湯」ですから、寿命が延びる温泉かもしれませんよね!
三峯神の湯の温泉に入りたい欲求を我慢し、三峯神社で参拝しました!
凄い人の数に圧倒されてしまいました!!
それ以上に、色彩豊かは社殿に圧倒されてしまいました!
三峯神社は、日光の東照宮を彷彿させる造りですよね~!
三峯神社から西武秩父駅行きのバスが出ているのですが、凄い混雑でした!
1台では乗り切れず、臨時便が出るほど凄い
姉妹サイトの方で、三峯神社に下山した後に立ち寄った「祭りの湯」について書いた記事になります!
祭りの湯は、西武秩父駅の直ぐそばにある温泉施設になりまして、食事やお土産も買えて便利でございます!
良かったらご参考にしてみて下さい!
まとめ
久しぶりに三峯神社までテント泊縦走登山と参拝ができ、神妙な時間となりました。
また、三峯神社奥宮(妙法ヶ岳)にも今回行けれて良かった限りです。
三峯奥宮の道のりが少しヤンチャで驚いてしまいました。
三峯神社からバスも出ていますし、日帰り温泉、宿泊施設もありますので、ノンビリ過ごす事ができるのも魅力の1つですよね!
これから三峯神社のご利益がモリモリ有るだろうと期待しているのですが、果たしてどのような結末が待っているのやら乞うご期待です!
きっと、素敵な新年を迎えることができるんだろうな~と淡い期待をしている誰かさんでした。
秩父の名峰武甲山へ縦走した時の記録になります!
今回縦走した三峯神社周辺の登山も良いですが、奥武蔵の山もお勧めです!
良かったらご参考にしてみてください!