- 八ヶ岳登山の基点 北八ヶ岳ロープウェイについて
- JAF割引と北八ヶ岳ロープウェイの料金について
- 北八ヶ岳ロープウェイの所要時間と混雑について
- 北八ヶ岳ロープウェイの詳細について
- 八ヶ岳登山の登山届けと遭難事故件数について
- 山頂駅の様子と坪庭について
- 北八ヶ岳ロープウェイの飲食店・お土産売り場について
- JR茅野駅から北八ヶ岳ロープウェイ駅へのバスの時刻・料金について
- まとめ
八ヶ岳登山の基点 北八ヶ岳ロープウェイについて
お正月休みを使い、八ヶ岳に行って登山してきました! この時期の八ヶ岳は積雪が多く、銀世界の中を登山ができるので、多くの登山者が訪れる人気エリアになります。
八ヶ岳といっても、広大な山域になるのですが、「南八ヶ岳エリア」、「北八ヶ岳エリア」の2つに大きく分類する事ができます。
南八ヶ岳登山の場合、急峻な山が多く、登山中級以上の方が上るエリアになるのですが、今回出没した北八ヶ岳は、初心者の方でも山登りを楽しむことができるエリアになります。
北八ヶ岳は、特に雪山初心者の方が多く登る人気エリアになるのですが、そんな登山の基点になるのが「北八ヶ岳ロープウェイ」になります。
北八ヶ岳ロープウェイは、季節問わず、通年営業しているロープウェイですので、詳細について知っていると、登山の計画が組みやすくなります。
今回は、八ヶ岳登山の基点となる、北八ヶ岳ロープウェイについて掘り下げてみたいと思います!
JAF割引と北八ヶ岳ロープウェイの料金について
こちらが北八ヶ岳ロープウェイの乗車券売場になります。
受付窓口が2つしかないので、結構混雑いたします。
正面右がロープウェイ乗り場になりまして、左手に飲食店とお土産コーナーがあります。
こちらが北八ヶ岳ロープウェイの料金表になります。
団体ではない場合、お大人往復で1,900円、子供950円になってまして、片道の場合は、大人1,000円、子供500円になります。
山頂駅までの片道切符を購入し、帰りは登山を使って下山する方も多いそうです。
前回、北八ヶ岳ロープウェイを使って登山をした時は、坪庭から歩いて山麓駅(駐車場)まで下りてきました。
山頂駅から山麓駅(駐車場)までは、コースタイムで1:30ですので、登山者なら問題ない距離と時間だと思います。
また、JAFの会員の方も多いと思いますが、北八ヶ岳ロープウェイは、会員優待施設になってまして、ロープウェイ料金の割引が適用されます。
JAF会員の場合、200円の割引になりまして、往復大人1,700円になります。
JAFは、車の故障やトラブルの時だけ利用するものだと思っている方も多いと思いますが、全国に3万9千の会員優待施設を抱えてますので、非常にお得なものになります。
JAFの年会費は4,000円になりますが、ロードサービスも24時間365日受けれますし、北八ヶ岳ロープウェイの料金のような「割引」を享受できますので、元を取ることが可能です!
私の友人は、JAFの優待施設を狙って旅行をしたり、登山に出掛けたりしている方が結構いたりします。
今回、二人で400円のJAF割引になったのですが、優待施設に10回行けば元は取れますし、不慣れな雪道での運転の「保険」として考えると非常に心強いですよね!
登山・アウトドア愛好家にとって、JAFへの加入は、リスク回避になりますので、ある意味必須かなと思っております。
割引以外にも、「プレゼント」などの優待を受けることも出来ますので、日本各地を車でウロウロする方にとっては、JAFはお勧めなサービスになります!
北八ヶ岳ロープウェイの所要時間と混雑について
北八ヶ岳ロープウェイについてですが、ロープウェイが出発する山麓駅の標高は1771mの高所からのスタートになってまして、\約7分ほどかけて山頂駅まで上がっていきます。
山頂駅の標高は2237mになりますので、標高差は466mになります。
山頂駅まで登山道があるので、歩いて行くことができるのですが、2時間以上掛かる道のりになっております。
北八ヶ岳ロープウェイは、1回に100人乗れる大きさになるのですが、始発は大変混み合いギューギューになります。
上記の写真は、始発の状況になるのですが、登山者とスキー、スノーボーダーで大混雑してました。
特に積雪期は、スキー、スノーボードを楽しむ方が乗り込みますので、かなり混雑いたします。
始発のロープウェイに乗りたい場合は、10分ほど前から並んだ方が無難だと思います!
また、数年前までは「ピラタス蓼科ロープウェイ」という名前だったのですが、2012年4月から「北八ヶ岳ロープウェイ」に名称変更になっておりますので、古いカーナビの場合、設定を間違わないようにしてください。
※運営会社が代わっております。
北八ヶ岳ロープウェイの詳細について
営業時間・定休日について
北八ヶ岳ロープウェイの営業時間、定休日になりますが、通年営業になりますので、定休日はありません。
しかし、ロープウェイのメンテナンス工事が定期的にあるため、年に2回前後纏まって休むことがあります。
2018年のお休みは、こんな感じになってました。
4月2日~4月20日、11月26日~12月14日
例年のお休みを見ていると、GW前と、紅葉が終わり雪山が始まる前にメンテナンスしている感じです。
また、ロープウェイの営業時間ですが、季節と曜日によって違いますので、注意が必要です。
4月21日~7月27日、9月3日~10月31日
平日 8:40~16:40
土日祝 8:20~17:00
7月28日~9月2日
平日 8:00~17:00
土日祝 8:00~17:00
11月1日~3月31日
平日 9:00~16:00
土日祝 9:00~16:00
ロープウェイが終ってしまうと、登山道を歩いて下山しなければなりませんので、終了の時間を間違わないようにしたいものですよね!
ちなみにロープウェイの運行間隔は、基本20分毎に1本なのですが、お客さんが多い時は10分間隔になります。
こちらが山頂駅のロープウェイの時刻表(11月1日~3月31日)になります!
上述してます通り、季節によって最終時間が変わりますので、お間違いのないようにしてください!
北八ヶ岳ロープウェイの駐車場と凍結について
こちらが北八ヶ岳ロープウェイの駐車場になります。
写真の通り、駐車場は非常に広く、料金も無料になっております。
約600台の車が駐車できるので、混雑る時期でも満車で停められないことはないと思います。
また、写真の通り、駐車場は凍結がひどく、スタッドレスタイヤかチェーンが必要です。
駐車場の標高が1771mと高所にありますので、11月以降は冬タイヤでないと厳しいです。
そして厄介なことに、北八ヶ岳ロープウェイの駐車場までは、クネクネ道が続くので、スリップに要注意になります。
積雪があると、除雪はシッカリとするみたいですが、それでも凍結はしますからね。
今回、ロープウェイの始発が9:00だったのですが、駐車場に到着したのが7:30頃で大分空いてました。
北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅近くの駐車場は埋まっていたのですが、少し離れた場所はまだまだ空いていました。
お正月に行ったのですが、今回は満車にはなりませんでした。
北八ヶ岳ロープウェイ駅のトイレについて
北八ヶ岳ロープウェイは、八ヶ岳登山の起点にもなり、遠くからスキーやスノボーでお訪れる方も多いと思います。
駐車場も広いので、前泊するかたも多いのではないかな~と思っているのですが、そんな時に気になるのがトイレですよね。
上記写真の右側(階段はのぼりません)にトイレがあります。
こちらが北八ヶ岳ロープウェイのトイレになるのですが、7:30で問題なく利用できました。
トイレの扉にカギがついていたのでアレですが、深夜の時間帯でなければ利用できると思います!
また、北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅にもトイレがあります。
八ヶ岳登山の登山届けと遭難事故件数について
北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅には、登山届を書いて提出できるスペースがあります!
始発に乗った登山者は、ほぼ皆さんこちらで登山届を提出してました!
雪山登山の場合、遭難リスクが高まりますので、登山届は必須ですよね!
2018年の八ヶ岳での遭難は、26件あったそうで、そのうち6名の方がお亡くなりになっております。
非常に気楽に来れる北八ヶ岳ですが、どんな山でもリスクがありますので、細心の注意が必要です。
こちらが八ヶ岳登山の命綱である登山届になります。
ボールペン、登山届共に多く用意されてましたので、筆記用具の持参は不要です。
忘れずに登山届は提出してください!
八ヶ岳での遭難事故について書いた記事になります。
八ヶ岳での遭難は、最悪な事態になることが多いので、注意したいものですよね。
山頂駅の様子と坪庭について
こちらが北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅の様子になります!
正面に進むとトイレがあります。
右側に登山届のスペースがあります。
左側には飲食店が入っているので、お腹空いたときに重宝すると思います!
既にお腹がペコペコなので、北八ヶ岳登山よりも、こちらに入山したかったです(笑)
北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を出ると目の前にあるのが、北八ヶ岳の坪庭になります!
こちらで「登山」、「スキー、スノボー」を楽しむ方は、進む方向が違いますのでお別れとなります。
坪庭からみた北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅になります。
標高2237mと高所のため、山麓駅(駐車場)よりも積雪が一気に深くなります。
天気が良いと、坪庭から北八ヶ岳の名峰北横岳を見ることができます!
坪庭も、積雪がないと風光明媚な場所なのですが、これだと何だか分からないですよね。
また、ロープウェイの窓から北八ヶ岳の百名山の1つである蓼科山を見ることができます!
眼下にはスキー場が広がり、スキー、スノーボーダーが気持ち良さそうにモリモリ滑っている姿を見ることも出来ます。
ついつい「ゲレンデマジック」ではないですが、可愛いおねーちゃんが滑っていないかな~と覗き込んでしまいます(笑)
北八ヶ岳ロープウェイの飲食店・お土産売り場について
登山、スキー、スノーボードで体を動かすとお腹がペコペコになりますよね!
こちらは山麓駅(駐車場)にある飲食店になります!
地味に品揃えが良く、写真には写ってませんが、お隣にはパン屋さんも入ってました。
お金がないので珈琲飲んで空きっ腹の胃を痛めつけ、空腹を我慢することにしました(?)
寒いと温かい飲み物が最高ですよね~♡
こちらが北八ヶ岳ロープウェイの中に入っているお土産コーナーになります!
登山やスキー、スノーボードに必要な簡単な装備も売ってました。
非常に寒い外にいたので(山頂駅で-7度、山麓駅で-2度)、屋内に入ったらカメラのレンズが曇ってしまい、モザイクな世界になってしまいました。
八ヶ岳周辺の名産が多く売っていたので、こちらでお土産を買った方が良いかもしれません。
JR茅野駅から北八ヶ岳ロープウェイ駅へのバスの時刻・料金について
外に出ると、調度バスが到着してました。
こちらのバスは、JR茅野駅西口から出ているのですが、2番乗り場の「北八ヶ岳ロープウェイ」行きになります。
JR茅野駅西口から北八ヶ岳ロープウェイまで約1時間の道のりになります。
バスの料金は、片道1,250円、往復2,200円になってまして、JAF割引はありません(笑)
JR茅野駅始発のバスの時刻は7:55、北八ヶ岳ロープウェイ駅発の最終バスの時刻が17:00になります。
※平日・土日祝同じ時間です。
まとめ
ロープウェイがあると、気楽に標高の高い所へ行く事が出来ますので、老若男女問わず、八ヶ岳の自然と触れ合えられるのが魅力ですよね!
谷川岳や北アルプスの西穂高岳にもロープウェイがありますので、非日常を味わいたい方におすすめでございます!
ロープウェイを使ったとしても、立派な山でありますので、付近を散策する時は、油断なきようしてください。
特に雪が降るシーズンは、天候が急激に変わることもありますので、装備に抜かりがないようしてください!
八ヶ岳登山の基点である、北八ヶ岳ロープウェイをうまく使えば、色々なコースで登山ができますので、私も何かの機会にモリモリと歩いてみたいと思います!
JAFの会員割引や優待について書いた記事になります!
料金の詳細や、ロードサービスについても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!