- 雨乞岳登山と鈴鹿セブンマウンテンについて
- 雨乞岳登山で使える武平峠駐車場・トイレの詳細
- 武平峠から雨乞岳登山口までのルートの詳細
- 雨乞岳登山口からクラ谷分岐までのルートの詳細
- クラ谷分岐から東雨乞岳までのルートの詳細
- 東雨乞岳から雨乞岳までのルートの詳細
- 雨乞岳下山様子について
- 鈴鹿セブンマウンテン雨乞岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
- まとめ
雨乞岳登山と鈴鹿セブンマウンテンについて
三重県在住の登山仲間の案内で鈴鹿セブンマウンテンの一座になります雨乞岳へ登山してきました!
若い頃から「熊野古道」に興味がありまして、地図を眺めてはニヤニヤしていたのですが、その周辺に「鈴鹿セブンマウンテン」の記載があったもので、どんな縦走コースなんだろう?と気になる存在でした。
「気になりだしたら止まらない!」は、恋愛と一緒だと思いますが、私の場合は「気になりだしたらストーカーに大変身!」になってしまうので、ほぼ犯罪者になってしまう感じです(笑)
ま~通年「泥棒ヒゲ」ですので、私の存在自体が犯罪者みたいなものですが(?)、念願かなって鈴鹿セブンマウンテンに登ることが出来ました!
無知なもので「鈴鹿セブンマウンテン」と馬鹿の一つ覚えな感じで土地勘もなく、どの山が鈴鹿セブンマウンテンなのかも良く分かっていなかったのですが、今回登山した雨乞岳は「谷あり藪アリ景色よし!」になりまして、私のツボに響く名山でした!
そんな鈴鹿セブンマウンテン雨乞岳ですが、標高は1,238mになりまして、鈴鹿山脈で2番目に高い標高を誇っております。
「2番じゃダメなんですか!!」と叫んでいた女性も過去にいましたが、雨乞岳なら「2番でも良いのです!」と叫んでしまいたい感じでした。
ちなみに鈴鹿セブンマウンテンの最高峰は、前日に登りました御在所岳になるのですが、雨乞岳も隆起によって出来た山になります。
私の下半身も時々隆起するので親近感が湧いてしまう雨乞岳になるのですが、登山ルートの様子や駐車場、トイレなどの詳細について今回書いていきたいと思います!
今回登山をした鈴鹿セブンマウンテンの雨乞岳登山の様子を撮った登山動画になります。
上記写真を押すと動画(YouTube)を観ることが出来ますので、雨乞岳への登山ルートや山頂からの景色、雰囲気が伝われば幸いです!
雨乞岳登山で使える武平峠駐車場・トイレの詳細
こちらが今回の雨乞岳登山で利用しました武平峠駐車場周辺の地図になります。
鈴鹿スカイラインのほぼ頂上付近にあります駐車場・トイレになるのですが、御在所岳や雨乞岳、鎌ヶ岳への登山に使えるのでかなり混雑いたします。
トンネル抜けたら滋賀県になりますので、三重県の県境に位置する駐車場・トイレになります。
こちらが武平峠の駐車場になります。
登山者の割合が非常に高く、駐車場はかなり広いものの既に満車に近い状況でした。
また、写真ですと分かり難いのですが、駐車場全体が斜めになっていますので、冬季は凍結などに注意が必要です。
バイクを停めるのが少し面倒臭いかも知れません。
武平峠駐車場の端に公衆トイレあります。
右上の白い建物がトイレになるのですが、周辺に自販機や水場がないので事前に準備してください。
武平峠駐車場から御在所岳方面を見るとロープウェイ見えました!
このまま雨乞岳の山頂まで連れて行ってくれると楽で良いんですけどね~(笑)
そしてこちらが武平峠のトイレになります。
少し古いトイレですが、定期的に掃除がされているみたいで、清潔に保たれておりました。
しかしながら、トイレの水は飲用不可(天水)ですので注意してください。
公衆トイレの外観になります!
とても渋いトイレですよね~!
風通しも良さそうですしね・・・。
武平峠のトイレよりも、その手前にあります鳥居道園地の方が良いかと思います!
武平峠から雨乞岳登山口までのルートの詳細
武平峠から雨乞岳を目指して登山開始したいと思います!
駐車場が満車となり、路肩に駐車している方もいますね~
トンネルの手前右手から武平峠への道が続きます。
楽をしたい場合は、トンネルをそのまま歩いて雨乞岳登山口まで進んだ方が良いかと思います。
武平峠まで結構登らされます・・。
急登が続きますが、雪景色が素晴らしく足取りは軽くなってきました!
新雪はいつ見ても綺麗ですよね!
それにしても武平峠まで結構登ります・・・。
急登をこなすと武平峠に到着です!
前日もここを通過したのですが、武平峠から御在所岳まで約60分、鎌ヶ岳まで約50分の道のりになります。
武平峠から雨乞岳の登山口を目指して下って行きたいと思います。
雪があってかなり滑り滑り落ちた誰かさんでした(涙)
武平峠から下って行くと雨乞岳登山口に到着しました!
登山口から雨乞岳の山頂まで9つのコースで区切られているみたいです。
登山口から雨乞岳山頂までのコースタイムは、上りで200分になるそうです。
雨乞岳の登山口に「遭難するから気を付けなさい!」と看板が立っておりました。
特にクラ谷分岐からコクイ谷出合までが遭難スポットらしく、結構事故も多いみたいです。
いや~歩いてみたいですね!!
雨乞岳登山口からクラ谷分岐までのルートの詳細
雨乞岳の手前にありますクラ谷分岐を目指して登山スタートでございます!
登山口から少し進むと道が悪くなってきました。
前日の雪がちらちらコース上に積もっていてよく滑りました。
真っ白ですね!!
いや~初めての雨乞岳登山が純白のお出迎えとは嬉しい限りです。
雨乞岳の山頂が見えているのか気になったのですが、全然見えてませんね。
土地勘がないので、周辺の景色を見ても全然わからんです。
これがきっと遭難の第一歩なんでしょうね~
案の定、道を間違えてしまい、道なき道を使って登り返してルートに復帰しました。
雨乞岳の登山ルートは、チョット分かり難い所がありますね~
管理道?があるので注意してください!
登山ルートに復帰すると、また純白の世界を楽しむことが出来ました!
いや~綺麗ですね!!
雨乞岳ではなく「雪乞岳」に改名しても良いかもしれませんよね(笑)
私の場合は「金乞髭」が似合っていそうな予感が・・・(?)
寒々しい景色ですが、静寂に包まれているこの時間が好きだったりします。
やっぱり、登山は癒されますよね~!!
クラ谷分岐を目指していると、こんな広い場所が出てきました!
平地を見るとテント泊したくなるのは、何かの病気でしょうかね!?
冬の雨乞岳登山は人気があるそうですが、納得な感じでした!
いや~鈴鹿セブンマウンテンの魅力にハマってしまっております。
クラ谷分岐までは、沢沿いのルートを歩いて行くのですが、結構ヤンチャな場所が多く、起伏に富んで面白かったです!
暖かくなると雨乞岳も山ヒルが凄いんでしょうね~・・・。
ルート上にジメジメした場所が多いので、山ヒルがモリモリ出そうな予感がしました。
いや~雰囲気がよいルートですね~~
鈴鹿セブンマウンテンの中でも雨乞岳への登山が人気あるのが良く分かりました!
地元にあれば、何度も雨乞岳へ通ってしまうでしょうね~
沢沿いのルートをこなしていくとクラ谷分岐に到着しました!
少し広くなってまして休憩するのに丁度良い感じでした。
今度来ることがあれば、真っすぐ進んでコクイ谷分岐を目指して歩きたいですね!!
クラ谷分岐から東雨乞岳までのルートの詳細
クラ谷分岐から東雨乞岳を目指してスタートでございます!
登っている最中に雨乞岳が双耳峰である事を知りました。
東雨乞岳があるならば「西雨乞岳」もあるのかしら?と考えてしまったのですが、やはり西もあるみたいです。
そっちも今度登ってみたいですね~
東雨乞岳までのルートも沢沿いを歩くのですが、アクロバティックな体位が好きな方におすすめ出来る感じでした!
登山仲間のミキさんも、素晴らしいアクロバティックな体位で楽しまれておりました!
沢を見ていていると、ついつい「桃が流れてこないかな~」と思ってしまいます。
この性癖を変えたいのですが、中々難しい今日この頃です。
沢沿いから離れますと樹林帯になってきました!
雪積もる山の斜面って素敵ですよね!!
沢沿いから登りに変わりこなしていくと東雨乞岳の手前の地点であります7番に到着しました!
鈴鹿セブンマウンテンの一角をなしている雨乞岳ですので、7番は山頂に使って欲しかったですね!
7番の看板の所に「七人山」へのルートがありました。
「七人山」にちなんで7番を使ったのですね!
「やるねー!!」と、独り言を叫んでしました(笑)
今回は七人山には行かず、東雨乞岳を目指して出発しました!
七人山へ行くと時は、あと3人引き連れていかないといけませんよね(?)
東雨乞岳を目指して登っていると、前日に登った鎌ヶ岳が綺麗に見えてきました!
ルートはシッカリしているものの、ぬかるみも凄く歩き難いったらありゃしません!!
山頂が見えてから遠いと言いますが、今回は8番から先が遠い!になりました。
いや~中々雨乞岳の山頂を踏ませてくれませぬ・・・。
振り返ると、手前のモッコリが七人山、奥に見えているモッコリが御在所岳ですね!
いや~景色が良いですね!!
東雨乞岳を目指して登って行くと藪っぽいルートになってきました。
藪と煙が大好きな私なもので、ニヤニヤが止まらなくなってきました(笑)
東雨乞岳山頂からの景色になります!
いや~絶景ですね!!
目指す雨乞岳への稜線の景色になります!
東雨乞岳から雨乞岳は、近いようで地味に遠いですね・・・。
東雨乞岳から周囲を見渡していると、霧氷の奥に鎌ヶ岳が見えました!
いや~景色が最高ですね!!
標高こそ低いですが、鎌ヶ岳は本当に美しいですよね!
今日は結構登っている方が多いんでしょうね!
東雨乞岳から雨乞岳までのルートの詳細
東雨乞岳の山頂は、強風でめちゃく寒く、風を避けれる所がないので最高峰である雨乞岳の山頂を目指したいと思います!
風が弱かったら東雨乞岳で「雨が降って欲しいの舞」を披露したんですけどね!(?)
東雨乞岳から見る比叡山?と手前が琵琶湖になります!
それではメインディッシュであります雨乞岳へ向かいたいと思います!
風が強いのが影響してか、東雨乞岳周辺は凍結が凄くツルツルでした。
雨乞岳へ至る別の尾根になります。
色んな登山コースがあるんですね~~
アッチの尾根も歩いてみたいですね!
それにしても鎌ヶ岳が美しく足が止まってしまいます!
見つめていたら、鈴鹿セブンマウンテンをコンプリートしたくなってしまいました!!
東雨乞岳から雨乞岳へのルートは、私が大好きな藪漕ぎコースになります!
ルートはシッカリしているのですが、笹が道を塞ぎ非常に歩き難いです。
これからダニが怖いですよね。
特に関西はダニが多い山が点在してますので、要注意ですよね。
登山のダニ対策について書いた記事になります!
良かったら参考にしてみてください!
うわ~~!
雨乞岳は霧氷が綺麗だと聞いたことがあったのですが、噂以上の美しさでした!!
藪漕ぎを楽しんでいると一気に世界が開け、そこが雨乞岳の山頂でした!
雨乞岳の標高は1,237.7mになりまして、鈴鹿セブンマウンテンの一角をなす山になります。
雨乞岳の山頂は、そこそこ広く休憩するのに丁度良いです!
トレランのオネーさんが休んでおりました。
ピチピチな服装に興奮したのか、ニヤニヤしながらマエちゃん(青い服の男性)の鼻息が強風になってました(笑)
綿向山ですかね!?
土地勘がないもので分からんです。
東雨乞岳の斜面は霧氷の森になってました!
いや~綺麗だ!!
綿向山の山頂?にオベリスクの様なものが見えてますが、アレはなんざんすかね!?
ケルン?
宇宙人のウ〇コですかね!?
雨乞岳から見る琵琶湖方面の景色になります。
私の御先祖様は、滋賀県に縁があるのですが、どこかのタイミングで行ってみたいところがあるんですが、中々機会がなく・・・
大満足の展望でございます!
雨乞岳が鈴鹿セブンマウンテンの中でも人気が高いのが良く分かりました!
雨乞岳までナビゲーションしてくださったナカジーさんになります!
雨乞岳の山頂で「金をくれ!」と手を差し出してきました。
高いナビゲーション代に皆様ビックリしてました(笑)
雨乞岳の山頂から見る鎌ヶ岳です!
山深く良い山塊ですよね~!
比叡山方面も気になるので、機会作って登ってみたいですね!
琵琶湖周辺も良いキャンプ場が多いみたいですので、そちらも絡めて行きたいですね!
雨乞岳下山様子について
風が強く寒いので、早々に雨乞岳から下山する事にしました。
さ~東雨乞岳へ戻りたいと思います!
高額なナビゲーション代を貰って(?)足取りが軽くなったナカジーさんを筆頭に、マエちゃん、ミキさんが続いていきます。
なんだかドラクエの世界観を味わってしまいました。
武道家、戦士、僧侶、遊び人の隊列ですかね(笑)
雨乞岳から東雨乞岳の稜線も美しいですよね!
藪漕ぎが好きな方におすすめルートでございます!!
雨乞岳の登山ルート上は、霧氷が美しく目を楽しませてくれました!
霧氷と青空のコラボは最高ですよね!
雨乞岳の霧氷は極上ですね!
いや~こんな綺麗な景色を見れて私は幸せ者でございます♡
そんな感じで東雨乞岳に到着です!
風が強く寒いので、早々に下山しました。
東雨乞岳からの下山は、登山道がツルツル、ヌカヌカ?していて非常に難儀しました。
滑ってこけると泥まみれになるので変な怖さがありました。
雨乞岳からの下山もアップダウンが地味に多く、体力を削り取っていきます。
登りで気付かなかった沢谷峠(標高920m)に到着です。
朝は雪が凄かったのですが、だいぶ解けていてビックリしました。
モリモリ下山していき、よ~~やく雨乞岳登山口の駐車場に到着しました。
近くに沢があるので登山道具を洗いたかったのです、地味に高さがあって下りられず洗えませんでした。
そんな感じで今回の雨乞岳登山の詳細がこちらになります!
鈴鹿セブンマウンテン雨乞岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
こちらが今回の鈴鹿セブンマウンテンの一座である雨乞岳への登山ルート、標高差の地図になります!
今回の登山は、雨乞岳ピストンになりますが、距離にして往復12km前後の行程になります。
標高差の通りクラ谷分岐から登りがきつくなり、東雨乞岳まで笹藪等もあって道も悪く、結構難儀しました。
メジャールートながら、道中に山小屋、水場、トイレがないので、そちらも不便かなと思います。
そしてこちらが今回の雨乞岳登山のコースタイムになります!
武平トンネル東口駐車場 9:03 → 9:06 武平トンネル東登山口 → 9:12 武平峠 9:18 → 9:21 武平トンネル西登山口 9:29 → 10:11 沢谷峠 10:19 → 10:29 クラ谷分岐 10:34 → 11:29 七人山のコル 11:32 → 12:02 東雨乞岳 12:08 → 12:24 雨乞岳 12:47 → 12:57 東雨乞岳 12:59 → 13:18 七人山のコル 13:20 → 14:01 クラ谷分岐 14:08 → 14:20 沢谷峠 → 14:52 武平トンネル西登山口
出発地点である武平峠駐車場から雨乞岳まで、約3時間30分のコースタイムになりました。
雨乞岳山頂から2時間ほどで下山できましたので、トータルで6時間ほどの登山になりました。
少し道が悪い所があるものの、行程的には登山者初心者の方でも十分楽しめると思います!
ただ、沢沿いのルートが続きますので、数日前からの雨量については注意した方が良いかと思います。
大雨降った後は、渡渉できない箇所が出てくる恐れもあるかな~と思われます。
まとめ
今回登山をした鈴鹿セブンマウンテンは、数多くの登山者が足しげく通う山域になるのですが、人気がある事が良く分かる一日になりました!
景色も良いですし、登山さ口前のアクセスも良いので、登りやすいのも魅力の1つなんだろうな~と感じました!
しかしながら、地元の丹沢山塊と同様に、鈴鹿山脈も山ヒルが生息していることで知られている山域ですので、活動期にあたる5月~11月くらいまでは注意が必要なのがマイナスポイントになります。
私は山ビルには数えきれないほど噛まれて血を吸われているのであまり気にならないのですが、そもそも山ヒルについて知らない登山初心者の方にとっては非常に微妙な所になるかも知れません。
景色も良く素晴らしい山塊だと感じましたが、これから暖かくなると山ヒルの活動が活発になりますので、十分注意して鈴鹿セブンマウンテンを堪能していたただけたらなと思います!
また、季節を変えて雨乞岳にも再訪したいと思います!
南アルプスにあります、同姓同名の雨乞岳へ登った時の記事になります!
甲斐駒ヶ岳の展望地と知られている雨乞岳になるのですが、キャンプが出来るヴィレッジ白州などもあって、中々面白い所です!
良かったら登山の参考にしてみてください!
ヒル対策について書いた記事になります!
鈴鹿山脈も山ヒルの生息域になりますので、対策をしてから登山を楽しんでいただけたらと思います!