アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

雨の日の登山は危険!?雨の日でも山を歩けるスキルと注意点、登山道具

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雨の日の登山

 

 

 

 

雨の日の登山は危険!?何が危険なのか!?

梅雨入りしてだいぶ経ちますが、この時期は雨の日が多く登山の計画が中々消費できないですよね!

 

6月の登山の予定が全て雨のため延期となってしまい、運動不足でブクブク太って子豚ちゃん状態になっております。

 

「子豚ちゃん」というよりは「アオヒゲちゃん」な感じなのですが、なぜかと申しますと、雨の休日は家に引き篭もり廃人と化しているからです。

 

あまりにも暇すぎて「どれだけアオヒゲが伸びるか調べてみたい!」という「大人の夏休み観察日記プレイ」の欲求が高まるからです。

 

 竹の子のような速度でアオヒゲが成長するのですが、そのうち「孟宗竹」にあやかり「妄想竹」という性格に難のある竹細工の材料として使われるようになるかも知れません(?)

 

お察しの通り、単にヒゲ剃るのが面倒臭いだけなんですけどね(笑)

 

そんな雨の日が続く季節は、登山、アウトドアを趣味にしている方にとっては、鬼門と呼べるくらい休みの日がお通夜な感じになってしまいますよね。

 

友達も少なく、インドアな趣味もこれといってない私なもので、雨の日の過ごし方には苦労いたします。

 

「詞でも書くか・・・。」

 

「愛の詩でも奏でるか・・・。」

 

こんな感じの「文化人」になれれば最高なのですが、現実は下の話が大好きな変態オジサンになります。

 

ただ、悪い事ばかりではなく、毎日雨ばかり降れらてしまうと、万年床からキノコが生え出し、貴重な栄養源になるので重宝しております。

 

雨が降ると気持ちが落ち込んでしまいますので、笑いが欲しいと時に、この天然?養殖?キノコが大活躍中です!

 

キノコネタは尽きない感じなのですが、雨の日の登山は、思いのほか危険がいっぱいになります。

 

今日は、雨の日の登山の危険性について書いてみたいと思います!

 

 

雨の日の登山は視界が悪くなり滑って滑落・転倒のリスク

雨の日の登山は、足元(登山道)が悪くなりますし、レインウェアを頭から被っていると、視界が狭くなり、非常に危険になります。

 

帽子を被っている時よりもレインウェアの方が、視界が狭くなると個人的には感じております。

 

帽子を被って登山していると、登り坂で頭上の木の枝に気付かず頭を強打することがあるのですが、レインウェアも似たような感じになります。

 

また、雨の日で特に怖いのが、「濡れた木の根っ子」、「濡れた岩(石)」、「濡れた鎖場」等ですよね! 

雨に岩場が濡れていて非常によく滑り危険

 

雨が降る中、テント泊縦走をした時の写真になるのですが、岩場が濡れていて非常によく滑り、洒落にならない場所でした。

 

重い荷物を背負って登山をしていれば、少しバランスを崩しただけで滑落してしまい、アッチの世界へ「さような~!」になってしまいます。

 

雨で濡れた木の根っ子の滑りやすさと言ったら尋常ではないですが、岩(石)につきましても同じような事がいえます。

 

濡れた木の根っ子は、私のオヤジギャグも見習いたいほどの滑りの良さになるのですが、同様に、木道や鎖場、梯子も滑りやすくなるので、雨の日の登山は危険なものになります。

 

雨の日の登山で怖いのは転倒による大怪我について

登山道で滑って転倒しても、それほど危なくないだろう?と思う方もいるやも知れませんよね。

 

確かに雨で滑っても、尻餅程度で大きな怪我をせずに済む事がほとんどです。

 

しかしながら、滑って転んだ拍子に足を捻挫してしまったり、尻餅をつく時にとっさに出した手(手首)を傷めてしまったりと、大きな怪我が潜んでおります。

 

また、登山道の周辺は、舗装路のように整備されておりません。

 

折れて鋭利な形になった木々が近くにあったり、登山道の整備で使われた金具などが剥きだしのままである事が多いです。

 

雨で滑って転んだ付近に、鋭利な状態でそのまま放置されている金属や折れた木があればどうなるででしょうか!?

 

体に刺さってしまう事も考えられますし、最悪失明や出血多量で進退窮まる大怪我を追ってしまう事もないとは言えません。

 

俺は登山になれているから大丈夫!

 

私はそんなヘマはしない!

 

と言い切れるでしょうか!?

 

私は過去に、雨の登山道で滑ってこけた拍子に木の枝で顔を切ってしまった事があるのですが、あと数センチずれていたら失明していたと思われます。

 

そしてタチが悪いことに、我が国は雨が多く、急に天候が悪くなる事もシバシバあります。

 

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直近ですと、屋久島で集中豪雨が発生し、登山者が山中に孤立してしまった事がありましたよね。

 

屋久島に入山した時は、それほど天候も悪くなかったと思います。

 

それでも山の天候は急変する事が多々ありますので、中々登山のリスクを低減させることが難しいですよね。

 

雨の日や天候が悪い日に登山はしない!と、決めている方も多いと思いますが、全行程晴天である保障はありませんので「雨の日でも山を歩けるスキル」というのは重要になります。

 

そんな感じで続きましては、「雨の日の登山のノウハウとスキル、注意点と雨の日の登山に使える登山道具」「雨の日は何をしよう!?」の2本立てで書いてみたいと思います!

 

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雨の日の登山のノウハウとスキル、注意点について

雨やガスでヘッドライトの光が反射して良く見えくなるので注意!

上述してますとおり、雨の日の登山は、危険が増えますので、登山の難易度が上昇いたします。

 

一番厄介なのが「下山中、日没となり真っ暗な状態で強烈な雨が降っている時」かな~と思います。

 

下山中になりますので、どうしても登山の疲れがピークになる頃ですし、脚の筋肉が悲鳴を上げ、踏ん張りが利かない時間帯になりますよね。

 

登り坂よりも体重が乗りやすい「下り坂」の方が滑りやすくなりますので、そこに雨が降っている状況ですと、更に転倒のリスクが上昇してしまいます。

 

また、真っ暗の山中をヘッドライトの明かりだけで歩くのも経験と技術が必要になりますが、そこに雨が加わると更に視界不良で歩き難くなってしまいます。

 

何故かと申しますと、ヘッドライトの光が雨に反射して、ハッキリ見えない時があったりします。

 

標高が高い所にいると、自分が雨雲の中に包まれている状況になりますので、雨雲(ガス・霧)が光を反射して、良く見えない状況に置かれてしまいます。

 

「ホワイトアウト」という言葉がありますが、それと似ような状況になってしまいます。

 

ホワイトアウトは、風が強く、雪がモリモリ舞い上がり視界不良の状態のことを指しますが、それと似ような現象が、雨の日にも起こったりします。

 

雨雲ですので「ホワイトアウト」と言うよりは「グレーアウト」、もしかすると「オフホワイト」になるのかも知れません(?)

 

ま~私の存在は「一発アウト!」なのは言うまでもございません(笑)

 

そんな怖い雨の日ですが、酷い時になると、自分の足元も良く見えないことがありますので、日没後に雨が降り続いている山の中を歩くのは非常に危険な行為になります。

 

 

雨で登山道が脆くなり高度感を感じなくなる

雨で登山道が脆くなり高度感ない滑落リスク

これはまだ可愛い方ですが、登山中にガスってしまうと、足元がよく見えず滑落してしまうリスクが高まります。

 

また、雨で登山道が脆くなりますので、縁を歩いてると踏み込んが拍子に自分の体重で崩落してしまい、晴れて滑落!と言ったことも考えられます。

 

雨やガスガスの日の利点の1つでもあり、地味に怖いのが「高度感を感じなくなる」になります。

 

天気が良いと景色が広がり解放感抜群になりますが、それに比例して高度感を感じやすくなり、普通の人間は恐怖を覚えます。

 

この高度感と言うのは「慣れ」の部分が大きく、同じような高い場所に居続けると、段々慣れてしまい怖さを感じなくなります。

 

登山の場合は、雲に覆われると、高さを感じなくなり、怖さが無くなります。

 

怖さを感じなくなると、人間は大胆な行動をしがちになりますが、そこにリスクが潜んでいたりします。

 

本来、怖さを感じれば、用心して細心の注意を払って上り下りしますが、雲や雨で視界が悪いと、危険な場所なのかどうかが判断しずらくなります。

 

登山中の怪我の多くは、危険な個所よりも、何でもない所で多く起きているそうです。

 

何故かと申しますと、危険な場所だと分かっていれば、用心し、注意深く進むからです。

 

逆に危なくない場所ですと注意が散漫となり、油断して・・・てなパターンが登山の怪我では多いそうです。

 

雨の日の登山は、登山道の危険度を視認しにくくなるので、それだけ危険が増すといえます。

 

雨の日の登山は視界が悪く道迷いのリスクが高まる

雨の日の登山は視界が悪く道迷い

 

上述してます通り、雨の日の登山は視界が悪くなり、自分が何処にいるのか分からなくなる事があります。

 

大事な道標を見落としてしまう事も考えられますし、登山道ではない獣道や踏み跡に騙されて気づかないことも起きたりします。

 

 

視界が悪く道迷いケルン

 中央右手に登山道である事を表している「ケルン」がありますが、これがないと、何処が登山道だか分かりませんよね!?

 

尾根が広い所にある登山道ですと、踏み跡が薄い場合は、非常にルートが分かり難くなります。

 

雨やガスで視界が悪いと、登山慣れしている方でも中々大変な作業になります。

 

GPSを持っていれば現在地がは分かりますが、景色が見えないだけに、正規のルートを探すのは結構難しかったりします。

 

また、GPSを持っていなければ、地図を広げ、コンパスを使って方角を調べる必要がありますが、雨降る中で作業するのは本当に辛いです。

 

こんな真っ白の中を無事に迷わず歩けますか?

 

雨の日でも山を歩けるスキルは、結構奥が深く、登山ルートにもよりますが、個人的には上級者の範疇だと思っております。

 

 良く歩かれている山なら問題ないかと思いますが、それでも色々なリスクがあるのが雨の日の登山になります。

 

 

悪天から晴れ間に変わる瞬間下界では見れない絶景

ま~悪天から晴れ間に変わる瞬間は、下界では見れない絶景が広がる事が多いので、雨の日の登山が全て悪い訳ではないのですけどね!

 

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登山中の道迷いについて書いた記事ですので、雨の日の登山の参考にしてみてください!

 

雨の日の登山のノウハウと便利な登山道具(防水バッグ)について

そんな危険が伴う雨の日の登山ですが、山歩きのノウハウの1つになるのが

 

「何を守り、何を犠牲にするのか?」

 

になります。

 

勿論、自分の体とMな乙女心は犠牲にできませんし、守銭奴魂の塊である私にとっては、「大事なお金」は何が何でも守りぬかなければなりません!

 

色々と守らなければならない物はございますが、登山の場合は「雨で濡れても良いものと濡らしたくない物の仕訳」になります。

 

雨で一番濡らしてはいけないのが「自分自身」になるのですが、合羽を着て、ガチガチに防水性を高めると、通気性が悪くなり非常に暑くなってきます。

 

ゴアテックスなどの浸透性が良い素材で作られたウェアでも、快適性には限界があったりします。

 

暑くなれば汗をかき、体温の上昇は体力を奪い体の動きを阻害させます。

 

私の場合、合羽を着て登山をすると、何時もよりも歩くスピードが低下し、体力の消耗も激しくなります。

 

気温によっても変わるのですが、夏の低山で日帰りなら、雨に濡れるのを承知で合羽を着ないでスピード重視で歩いてしまう事もあったりします。

 

長いこと雨に降られれば、どうしても首元や隙間から雨が入り込み、また、自分の汗でも濡れてしまいますので、雨か汗かどちらをとるかのか!?の世界になったりします。

 

ただ、標高が高い所で雨に降られると、体温を奪われ夏でも低体温症を発症しますので、その点は要注意になります。

 

体も大事ですが、やはり濡らしたくない装備って必ずありますよね。

 

特に、衣類、寝袋、電子機器(スマホなど)は、雨が大敵ですよね!

 

私は、テント泊縦走する時に、必ず持っていくのが防水バッグ(スタッフバッグ)になります。

 

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 登山用のザックの場合、雨が降ると「ザックカバー」を装着しますが、中々雨の侵入を全て防ぐことが難しいです。

 

しかし、こちらの防水バッグを使えば、雨から大事な山道具を守る事が出来て非常に便利です!

 

生地も厚く、防水性抜群ですので、テント泊縦走は勿論のこと、日帰り登山でも大活躍すると思います!

 

雨の日は何をしよう!?登山計画の作成

?登山計画地図

 

雨で登山が出来ない日は、登山計画をするようにしております。

 

登山計画をしつつ、「エアー登山」をしながら妄想に浸っている感じです(笑)

 

時々「登山計画はどのようにされているのですか!?」と聞かれることがあるのですが、そちらにつきましては、また何処かで記事にしたいと思います!

 

雨の日に登山に出掛けても、絶景を見るのは難しいですし、いずれまた天気の良い日に再度行きたくなるのが人間の性かな~と思っております!

 

雨の日でないと見れない景色があるのも事実ですし、実際に登ってみないと山の天気は分かりませんからね~

 

登山計画と言っても、やはり天候に左右されますので、中々計画通りに行きませんよね。

 

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登山計画と同じくらい重要なのが「山の天気」になります。

 

実際に愛用している山の天気サイトについてまとめてみましたので、登山の参考になれば幸いです。

 

まとめ

登山を始め、アウトドアを趣味にしている方にとっては、この雨の多い時期は、フラストレーションが溜まってしまいますよね。

 

遊んでくれる方も少ないので、晴天の時期に山ガールをスカウトし、雨の日は家に呼び寄せ柔らかそうなポッチのついた双耳峰に登らせてもらうプレイも良いかな~と思うような、思わぬような感じです(?)

 

雨の日に無理して登れば、上述してますとおり危険がいっぱいですので、ここは我慢の時期かな~と思っております。

 

自然には逆らえませんので、全て受け入れるしかないですよね!

 

快晴の中での登山が待ち遠しいですが、体力が落ちないよう、トレーニングに励みたいと思ってます!