- 台高山脈縦走大台ヶ原日出ヶ岳登山と尾鷲道について
- 台高山脈水引サコから御座グラ・大台辻までの縦走登山とルートの様子について
- 筏場道から金名水(水場)・大台ヶ原登山口までのルートの様子
- 日出ヶ岳登山と大台ヶ原の水場・景色・尾鷲辻について
- 大台ヶ原日出ヶ岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
- まとめ
台高山脈縦走大台ヶ原日出ヶ岳登山と尾鷲道について
紀伊半島を南北に貫く台高山脈を2泊3日でテント泊縦走した続きについて今回書いていきたいと思います!
前回までは、台高山脈の北のエースであります高見山から明神平までと、真ん中の隠れエースでありますが池木屋山周辺の縦走の様子を書きましたが、今回は南の大エース大台ヶ原(日出ヶ岳)とクラシックルートであります尾鷲道の入口である尾鷲辻について掘り下げてみたいと思います!
大台ヶ原の日出ヶ岳は、日本百名山に選ばれている名山になるのですが、標高1,695mとそれなりに高い山ではあるものの、山頂近くまで車で行けるので、老若男女問わず簡単に登れる山になります。
日出ヶ山の山頂からは、360度の大展望を望めることもありまして、週末になりますと登山者や観光客で大混雑する人気の山だったりします。
登山仲間の話によりますと、年に数回ほど大台ヶ原の日出ヶ岳山頂から、富士山の景色を見ることが出来るそうです。
大台ヶ原は、富士山が見える最南端とも言われているそうで、富士山を眺めに足繫く日出ヶ岳へ通っている登山者もいるそうです。
調べてみると、大台ヶ原の最高峰日出ヶ岳山頂から富士山までの距離は、約270kmとかなり遠くなりますので、相当条件が良くないとお姿を見ることは難しいと思われます。
そんな人気スポットでもある大台ヶ原ですが、一歩山頂から離れますと豊かな自然が広がり、簡単に人を寄せ付けず、中々ツンデレな山域だな~っと感じております。
特に今回縦走しました尾鷲道は、昔こそメジャールートの1つだったものの、大台ヶ原ドライブウェイ等の整備が進んだ影響で大分寂れてしまい、数年前の整備が終わるまでは、非常に分かり難く遭難事故も多いルートでございました。
整備が進んだ尾鷲道ですが、昭文社山と高原地図には、「上級者向けルート」と記載されておりまして、登山者初心者には手が出しにくく、また、下山口(登山口)まで距離もある事から1泊2日のテント泊で歩かれることが多い感じになっております。
そんな感じで前置きが長くなってしまいましたが、台高山脈テント泊縦走最終日であります大台ヶ原日出ヶ岳・尾鷲道縦走登山に移りたいと思います!
こちらが明神平から池木屋山、父ヶ谷高の山頂周辺でビバークした2日目の記事になります!
そして今回歩きました大台ヶ原日出ヶ岳・尾鷲道縦走を撮った動画がこちらになります!
上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、大台ヶ原日出ヶ岳、尾鷲道の登山ルートや山頂からの景色、雰囲気が伝われば幸いです!
台高山脈水引サコから御座グラ・大台辻までの縦走登山とルートの様子について
台高山脈テント泊縦走3日目の開始でございます!
計画よりもかなり遅れているので、2:30に起床し、3:50に出発いたしました。
いや~獣が出そうで怖いです・・・。
台高山脈は、熊の出没が多いので要注意ですね。
馬ノ鞍峰から目指す大台辻まで、こちらの境界標が定期的に設置されてまして、道案内をしてくれます。
ただ、藪が多く見失う事も多いので、あまり当てにしない方が良いかと思います。
振子辻を目指して進んでいると、よ~やく日の出となりました。
実はこの手前で道に迷ってしまい、相当時間をロスしてしまいました。
ルートが崩壊している箇所になるのですが、道に迷う登山者が多く、踏み跡が交錯していて非常に分かり難いです。
短い距離になるため、GPSを見ても正しいルートが分かり難くいです。
暗い中で歩く場合は、要注意になりますので、崩壊しているルートが目の前に出てきたら、大台ヶ原方面を見て左手に注目してルートを探してみて下さい。
真っ暗なため写真に撮れなかったのですが、正面、右手にルートはありませんので、何度も書きますが左手をチェックです!
歩き難い道をモリモリ進んでいくと、左手に杉又高が見えてきます。
その脇をトラバースするように進んでいくと、道が明瞭になってきます。
大台ヶ原に近づくとシャクナゲの花が多くなってきます!
いや~綺麗ですね~♡
今は非常に楽しい!ですが、ここまで道迷いを連発し辛かった・・・。
そして時間のロスが地味に影響してきて、既にこの時点で「下山時間が遅くなりそうだな~」っと悟ってしまいました・・・。
こちらが振子辻周辺になるのですが、ルートが非常に分かり難く枝尾根に何度も入り込んでしまいました。
マーキングもあるので、こちらの尾根だと思い進んでいくと・・・
沢に下りてしまいました・・・・。
地図で確認すると、杉又谷である事が分かり、ルート間違いをしたことが分かりました。
正面の尾根を直登すると水引サコへ登れそうだったのですが、念のためルートに復帰すべく、沢の上流へ進むことにしました。
上流に進むとマーキングが出てきまして、水引サコの水場と言われている所に出ました。
振子辻周辺は、ルートが分かり難いので要注意です。
目指す台高山脈最高峰の大台ヶ原方面の景色でございます!
アップダウンの連続ですが、台高山脈の縦走路は、時々景色が開け歩き易ルートがあったりします。
大台ヶ原を目指し進んでいくと、岩稜地帯になってきます。
この辺が台高山脈縦走路の好展望地である御座グラ周辺になります。
滑落すると大怪我では済まないので慎重に進んでください!
御座グラからの景色になります!
いや~展望抜群ですね!
目指す大台ヶ原方面の景色になるのですが、日出ヶ岳はまだまだ距離がありますね~~
この辺で、チラチラと登山者と遭遇いたしました。
後ろ髪を引かれつつ、御座グラを後にしたいと思います!
雨の多い大台ヶ原ですが、今日は天候に恵まれ登山日和でございます!!
そんな感じで大台辻の手前にあります添谷山の山頂でございます!
添谷山の標高は、1,250mになります。
ここまで来ると、大台辻まで雰囲気の良い尾根歩きが始まります!
添谷山から大台辻までは、非常に雰囲気の良い天然林が広がっていて明るく歩き易いです!
ただ、かなりの確率でこんな倒木地帯があったりします。
台高山脈は、人の手が入っていないのが魅力ですので、この辺は仕方がないですよね。
そんな感じで大台辻に到着です!
事前の情報の通り、水場がないものの幕営適地になってまして、数張テントを張ることが出来ます。
水場がある銀嶺水方面は崩落の為、通行禁止になっておりました。
筏場道から金名水(水場)・大台ヶ原登山口までのルートの様子
大台辻に登山者が数名休んでいまして、気になっていた筏場道の様子を伺うと、「ルートが崩落しているけど問題なく歩ける」と助言をいただき少し安堵致しました。
そんな感じで大台辻から金名水の水場を経由して大台ヶ原登山口を目指して進みたいと思います!
大台辻から始まる筏場道のルートは、かなり整備されておりまして、緩やかな水平道になります。
大台ヶ原までこんな道が続けばよいのにな~っと思いながら進んでいきました。
大台ヶ原方面から大台辻へ向かうルートの入口は、通行止めの処置がされておりますので、この辺を歩く方はほぼいないと思われます。
歩く方が少ないということは、筏場道で滑落やケガをすると助けがなかなか来ない事を意味致します。
事前の情報の通り、大台ヶ原方面に進むにつれて道が悪くなってきました。
大台辻から少し歩くと「安心橋」の標識が出てきました。
何が安心なのかこの目で確かめたいと思います!
そしてこちらが筏場道の直ぐ横にあります水場の金名水になります!!
台高山脈縦走者にとっては、水が汲みやすくかなり助かる位置にある水場になります。
この時点で水の残量が1Lほどだったので、大変助かりました!
後半戦で歩く尾鷲道の水場は、だいぶ先に行かないとないので、金名水で3L補給してリスタートしました!
台高山脈縦走者を悩ませるスッパリ切れ落ちた崩落地帯でございます。
写真だとアレですが、ここで滑落すると洒落になりませんね。
視界の利かない夜間に歩くのは止めた方が良いかと思います。
そんな感じでこちらが筏場道の有名スポットであります安心橋になります!
確かに安心できる強固な造りの橋ですよね。
台高山脈のアップダウンでボロボロな私にとっては、安心橋よりもこちらのクラシックな橋の方が親近感が湧いてしまいました(笑)
よ~~やく大台ヶ原の文字が見えてきましたね。
台高山脈縦走路の「筏場大台ヶ原歩道」は、現在通行止めになっておりますが、昔は大台辻、添谷山(御座グラ)を目指して歩かれるハイカーが多かったそうです。
かなり怖かった崩落個所です。
ここはテント泊装備で歩くようなところではないかも知れません。
緩やかな登山を想像しがちな大台ヶ原日出ヶ岳ですが、筏場道を甘くみてはいけません!!
もっと大規模な崩落個所が数カ所ありますので要注意です。
安心橋よりも更に安心な橋が見えてきました。
名前が分かりませんが「安全橋」にしておきましょうかね?(笑)
安全橋を渡り緩やかなに高度を上げて行くと雰囲気が一変してきます。
いや~~気持ち良い笹原歩きになりました!
なんだか大台ヶ原が近くにありそうな予感がしますよね!!
大台辻へ至る筏場道は、歩く方がほぼいないので、ルートがほぼ消滅し藪漕ぎが必要な感じになってました。
そのうち踏み跡が完全に消滅しちゃいそうですよね。
よ~~~やく筏場道の入口に到着しました。
到着した途端、目の前に車が停まっていて驚いてしまいました。
むしろ、駐車場にいた方も私の姿を見て驚いてました。
きっと、「笑顔が可愛い爽やかな熊さんがいる!」っと思っていたに違いませんよね(笑)
振り返って撮った筏場大台ヶ原線歩道の入口の様子になります。
この道標がないと、大台辻へ至るルートだと思わないですよね。
台高山脈縦走者にとっては、ここがスタート地点になりますので、いきなり試練の始まりですよね~・・・。
大台ヶ原ドライブウェイを暫く歩くと大台ヶ原の駐車場に到着しました。
実は筏場道の入口前にあった車は、駐車場に停められなかった方の物になりまして、約2kmほど車が路肩に駐車されていた事になります。
GWとはいえ、恐るべし日出ヶ岳の集客力ですよね~~
山頂は登山者、観光客で混んでそうですね・・・・。
大台ヶ原登山口の周辺は、トイレやホテル、物産展などがありましてお財布のひもが緩んでしまいます。
柿の葉寿司を食べようかな~っと思ったのですが、体中から渋柿の臭いが発散されている事に気づき、店内に入るのを遠慮しました。
既にバテバテなもので、大台ヶ原でドーピング致しました。
いや~~近年稀に見る旨さでした♡
大台ヶ原日出ヶ岳の登山口付近にあります「心湯治館」になります。
GWですが部屋に空きがあり宿泊出来るみたいで、心がだいぶ揺らいでしまいました。
1泊2食で9,000円か~~
台高山脈は、2泊で0円だったので、かなりの違いですよね(笑)
日出ヶ岳登山と大台ヶ原の水場・景色・尾鷲辻について
台高山脈縦走の目的地であります日出ヶ岳を目指して登山を再開したい思います!
こちらが日出ヶ岳の登山口になるのですが、既に登山者が多くゲッソリしてきました。
目指す日出ヶ岳と尾鷲辻への分岐になります。
時間がないので尾鷲辻に直接行こうかと思ったのですが、台高山脈縦走となると、やはり最高峰である日出ヶ岳の山頂を踏まないとイカンよな~っとなり、遠回りする事にしました。
日出ヶ岳への登山道は、大台ヶ原らしい景色が広がっております。
樹林帯歩きで日陰となり、非常に歩き易い登山道に感激しました(笑)
いままで酷い道の連続でしたからね~・・・。
あまり知られていないみたいですが、日出ヶ岳登山道の脇にあります水場がこちらになります。
パッと見ると水場に見えないので素通りされている方が多いですが、ここは飲めるのでおすすめです!
尾鷲道を歩く場合、金名水よりもこちらの日出ヶ岳の水場を利用した方が荷物の軽量化になって良いかもしれません。
ただ、枯れることもあるみたいなので、過度に当てにするのは危険かもです。
緩やかな登山道を進んでいくと、正面に展望台と、日出ヶ岳山頂・尾鷲道方面の分岐となりました。
正面に見える展望台は、尾鷲市街や太平洋を望めるので、多くの登山者が休んでおりました。
さ~~台高山脈縦走のメインディッシュであります日出ヶ岳を目指して登りたいと思います!
皆さん軽装でした。
私だけ重装備だったもので、高貴なまなざし痛かったです(涙)
きっと、高見山から台高山脈を縦走してきたとは思ってもいないでしょうね。
3日かかりましたが、よ~やく台高山脈縦走のフィナーレでございます!
写真右手に進むと秘境大杉谷渓谷へ至る登山道入口があります。
台高山脈最高峰である日出ヶ岳に到着でございます!
日出ヶ岳の標高は、1,695mになります!
いや~~3日間、お疲れ様でした!!
台高山脈を無事に縦走できて嬉しいです!!
日出ヶ岳山頂からの大台ヶ原の景色になります!
今までほとんど人と会わなかったもので、女性を見ると何故かドキドキしてしまいます(笑)
大杉谷渓谷から日出ヶ岳へ登山した時も登山者が多かったですが、今回はそれ以上の混雑ぶりでした。
秘境大杉谷渓谷から大台ヶ原日出ヶ岳へ登山した時の記事になります!
雨で増水し、山ビルもいたりと難儀した時間になったのですが、良かったら登山の参考にしてみて下さい!
日出ヶ岳山頂から見る尾鷲辻方面の景色になります!
左手に尾鷲市街と太平洋が見えてますね。
時間がかなり押しているので、日出ヶ岳から尾鷲辻を目指して進みたいと思います!
いや~登山者が多く、サクサク進みませんね・・・。
大台ヶ原から見る大峯奥駈道の縦走路でございます!
次回、紀伊半島に来る時は、那智勝浦から奈良吉野を目指して縦走したいですね。
太平洋が眼下に広がっております!
大台ヶ原って結構海が近いんですね~
なんとなく山奥のイメージがあったので新鮮ですね。
大台ヶ原らしい景色でございます!
晴天の中、縦走できて私は幸せ者でございます!!
解放感抜群でございます!!
前回大台ヶ原に来た時は、天気も悪く尾鷲辻方面に行かなったので、この界隈が気になっておりました。
ちなみに大台ヶ原の立ち枯れは「白骨樹」と呼びます。
名前の通り、木の皮が風雨によって白く骨のように見える事から名付けられているそうです。
それだけ大台ヶ原の山頂周辺は、自然環境が過酷なんでしょうね~~
台高山脈縦走路からして過酷な道でしたからね~~
尾鷲辻までは、階段、木道が続き雰囲気がとても良かったです!
日出ヶ岳の名前の通り、日の出の時間帯は特に美しいでしょうね!
モリモリ歩いてくと東屋が見えてきます。
こちらが尾鷲辻になりまして、尾鷲道の起点になる所になります。
腹が減ったので尾鷲辻の東屋で休憩したのですが、ひっきりなしに登山者が現れ凄い賑わいでした!
そんな感じで尾鷲辻から尾鷲道を使って尾鷲市街に縦走した時の様子は次回にしたいと思います!
続きましては、今回の台高山脈を使って大台ヶ原日出ヶ岳登山の詳細がこちらになります!
大台ヶ原日出ヶ岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をしました大台ヶ原日出ヶ岳へ至る台高山脈の登山ルートと標高差の地図になります!
父ヶ谷の高付近から出発し、引水サコ・添谷山・大台辻・筏場道ルートを使って大台ヶ原日出ヶ岳へ登りました。
ビバークした父ヶ谷の高から大台ヶ原日出ヶ岳、尾鷲辻まで、距離にして約25km前後の行程になります。
標高差の通り、引水サコ・添谷山・大台辻までは下り基調ながら細かなアップダウンが連続しかなり体力を消耗します。
また、大台辻からの筏場道は、地味に登り道になりますし、道も荒れているので時間が掛かり、サクサク歩けませんでした。
日出ヶ岳の登山口まで来れば、道も明瞭で歩き易く、迷うようなことはないのですが、今度は登山者が多く、この区間もサクサク歩けなかった感じです。
この辺で時短を図りたかったのですが、上手くいかず尾鷲道の下山で苦労する羽目になりました。
そしてこちらが今回の台高山脈大台ヶ原日出ヶ岳登山のコースタイムになります!
宿泊地泊(P1094付近) 3:50 → 5:45 振子辻 6:04 → 7:10 引水サコ 7:14 → 7:58 添谷山 8:07 → 9:04 大台辻 9:05 → 9:42 コブシ峠 → 10:55 川上辻 → 11:15 大台ケ原駐車場 11:17 → 11:43 展望台分岐 11:45 → 11:51 大台ヶ原山 → 12:04 正木嶺 → 12:19 正木ヶ原 → 12:26 尾鷲辻
父ヶ谷の高付近から尾鷲辻まで、約9時間のコースタイムになりました。
振子辻、引水サコ周辺のルートが分かり難く、道迷いを連発してだいぶコースタイムの遅れを招いてしまいました。
当初の計画では、大台辻を4:00に出発し、10:00に日出ヶ岳山頂、16:00頃尾鷲市街に下山で考えておりました。
この5時間の遅れが最後まで足を引っ張り、苦しい展開になる事に・・・。
まとめ
念願だった高見山から大台ヶ原日出ヶ岳までのルートを縦走できて大変満足な時間になったのですが、台高山脈の恐ろしさは、むしろ次回の尾鷲道になるのかも知れません。
上述してます通り、台高山脈はエスケープルートが乏しく、藪漕ぎや道が不明瞭な所が多いので、登山初心者の方は単独で利用しないでください。
ただ、静かな山歩きが大好きな方にとっては、正に「聖地」だと思いますので、おすすめでございます!
水と2m四方の平地があれば、そこがテント場になるのが台高山脈ですので、普段の登山では味わえない野営の醍醐味を是非、体験していただけたらなと思います!
そんな感じで台高山脈テント泊縦走は、次回の尾鷲道に続きます!
台高山脈尾鷲道を歩いた記事になります!
今回のテント泊縦走のフィナーレになります!