- 台高山脈縦走について
- 台高山脈縦走で使用した地図と高見山登山口までのアクセスについて
- 台高山脈縦走!高見山登山とルートの様子と熊出没について
- 台高山脈明神平までのルートの様子と熊出没について
- 明神平でテント泊!水場、テント場、あしび山荘の様子
- 台高山脈縦走(高見山~明神平)までのルート標高差・コースタイム詳細
- まとめ
台高山脈縦走について
先日、GWの連休を使って、奈良・三重県にまたがる台高山脈をテント泊で縦走してきました!
数年前から温めてきたプランだったのですが、新型コロナもありまして、延び延びになってしまっておりました。
非常にマイナーな台高山脈ですが、私の様なMな乙女心や藪漕ぎが大好きな人間にとっては、正に聖地の様な山々になるのですが、道標なども少なく、道中に山小屋もないので、ある程度山慣れした方でないと難しいルートでもあります。
台高山脈縦走(高見山~大台ヶ原)は、一般的には3泊4日で行うものになるみたいですが、時間とお金がない私にとっては少し長いので、2泊3日で臨むことにし、帰りのバスの事も考えて大台ヶ原から尾鷲(太平洋)へ抜ける計画に致しました。
結果、この計画には相当無理がある事が途中で気付いたのですが、後のお祭りになってしまい、後半戦(尾鷲道)は時間との戦いになりました。
ちなみに「台高山脈」の名前の意味ですが、なんとなく台高山という山があるのかな?と思ってしまいますが、残念ながらそのような山はありません。
諸説あるのですが、高見山から大台ヶ原へ至る長大な尾根である事から、2座の一文字をとって「台(大台ヶ原の台の字)」と「高(高見山の高の字)」と名前が付いたそうです。
勿論、国土地理院の地図にもシッカリと「台高山脈」と記載があります。
多分、今回縦走した台高山脈は、2度と歩かないかも?と思われますので、今回は細かく記事に残したいと思っております。
特に使用した地図やアクセス、水場については、気になっている方も多いと思いますので、そちらについても触れながら書いていきたいと思います!
そんな感じで今回は、台高山脈の初戦となります名峰高見山からテント泊の聖地と呼ばれている明神平への登山について掘り下げてみたいと思います!
高見山から明神平までの登山で撮った動画がこちらになります!
上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、高見山、明神平などの台高山脈からの景色、雰囲気が伝われば幸いです!
台高山脈縦走で使用した地図と高見山登山口までのアクセスについて
今回の台高山脈で使用した地図がこちらになります!
結論から申しますと、台高山脈縦走をするなら、昭文社の山と高原地図「大台ヶ原 高見山・倶留尊山」が必要になりますので、必ず購入するかダウンロードしてください。
この地図がなかったら、道迷いから脱出できなかったと思われます。
GPSがあれば大丈夫ではないか!?と思われる方が多いと思いますが、短い距離ながらかなりルートが分かり難い所がありまして、地図とコンパスを使ったルートファインティングの方が確実でした。
また、ルート全体を見ながら柔軟に計画変更をする場面が出てくると思いますので、広範囲を見渡せる山と高原地図はマストアイテムだと思います。
何度も書きますが、台高山脈はルートが分かり難く、必ず道迷いするはずですので、計画通りに進まないと思います。
山中で計画変更が必ず発生しますので、コースタイムや水場の記載のある山と高原地図やそれに準じた地図を必ず持って台高山脈縦走に臨んで欲しいです。
台高山脈の地図に続きましては、登山口までのアクセスについて書いていきたいと思います!
神奈川県に住む私にとっては、台高山脈の登山口である高見山までのアクセスが非常に悪く時間がとても掛かりました。
23:00横浜駅発の夜行バスに乗って、JR奈良駅を目指します!
GWになりますので、マイルドに混雑してましたが、道路の方はサクサクと進み、奈良駅の到着が6:10になりました。(予定では6:30頃着)
JR奈良駅から桜井駅で乗り換えて、高見山登山口方面のバスがある榛原駅に向かいます。
奈良駅から榛原駅まで、約40分くらいの道のりになります。
こちらが近鉄榛原駅の南出口になります。
時刻が8:30になってますが、実際は8:00頃到着しました。
南出口には、24時間利用できる公衆トイレがあります。
榛原駅南出口から直ぐの所にコンビニが営業してまして、イートインスペースもあって、かなり重宝しました。
こちらで水を2L、縦走2泊分の食材(主にパン)を購入しました。
こちらは榛原駅のロータリーになるのですが、南出口から台高山脈の登山口である高見山の近くまでバスが出ておりまして、乗り場は4番(写真中央やや右上付近)になります。
お金に余裕があるならば、タクシーで高見山登山口を目指すのもアリだと思います。
タクシーの料金は1万円位になるみたいです。
高見山登山口までは、4番乗り場の「東吉野村役場」のバスになります。
菟田野行きのバスですと、終着地点からかなり歩かなければなりませんので、必ず東吉野村役場行きのバスに乗って下さい。
こちらがバスの時刻表になるのですが、本数がかなり少なく、東吉野村役場行きは、土曜日、日曜日の運転はありません・・・。
しかも、始発のバスの時間が9:34と結構遅く、榛原駅に早く到着してもバス待ちで2時間以上の足止め喰らってしまいました。
今回、月曜日だったので東吉野村役場行きに乗れたのですが、土曜日、日曜日の場合、菟田野で乗り換えて鷲家バス停まで行き、そこから再度乗り換えて下平野バス停を目指す感じになります。(こちらも高見山登山口があります)
こちらがバスの路線図になります。
高見山登山口までアクセスが非常に大変です。
春や霧氷の季節になりますと、直通バスの運行があるのですが、GWはないので中々台高山脈縦走を開始できない感じです。
バスの時刻になるとチラチラ利用者が集まりました。
そんな感じで東吉野村役場を目指したいと思います!
東吉野村役場でコミュニティバスに乗り換えが必要になります。
東吉野村役場の手前に「鷲家」と言うバス停があるのですが、そちらで下車してコミュニティバスに乗り換えるパターンでも大丈夫です。
東吉野村役場発のコミュニティバスが多く、実はここで違う路線に乗ってしまいました・・・。
明神平の登山口近くに行く「大又バス停行き」に乗ってしまい・・・
結局、東吉野村役場に戻り高見山登山口行きのバスである「杉田行き」に乗り換えることになりました・・・。
これで2時間のロスとなりました・・・。
いや~かなり痛いミスでございます。
皆様も、コミュニティバスの乗り換えに十分注意してください!!!
ちなみにコミュニティバスの料金は、何処まで行っても100円(一律)になります。
台高山脈縦走!高見山登山とルートの様子と熊出没について
よ~~やくやく台高山脈縦走の入口であります高見山登山口に到着致しました!
ここに到着するまで12時間以上掛かりました・・・。
いや~神奈川県からだとアクセスが大変です。
高見山登山口の直ぐ横に水場(水道)がありまして利用可能でした!
水を買ってしまった・・・と思ったのですが、ま~水が出てないこともあり得ますしね。
調べてみると、この水場は通年利用できるみたいですので、ご参考になれば幸いです。
ちなみに高見山登山口周辺にトイレはありませんので注意してください。
高見山登山口から少し登ると祠がありました。
高見峠まで歩き易い道が続くのですが、この界隈は私有地みたいです。(登山者の利用は可能)
いや~~雰囲気の良い道が続きます!
それにしても、久しぶりのテント泊縦走ということでデカザックが肩に食い込み絶えず快楽を注入してくれます♡
本当に、尾鷲まで歩けるんでしょうかね!?
疑心暗鬼の時間帯でした。
高見峠を目指して進んでいくと、左手に鳥居が見えてきました。
ここが小峠になるのですが、時間がない為、ここから高見山山頂を目指さす高見峠を目指すことにしました。
高見峠に至る林道が見えてきました!
左手に「旧伊勢南街道」があるのですが、こちらは崩落?で通行止めだったみたいですが、現在ルートの復旧が終わり歩けるようになってました。
時間があれば歩きたかったのですが、如何せんバス間違いの2時間が深手になってしまい・・・。
また、高見山周辺で熊の出没がありました。
2mほどのクマの目撃があったみたいです。
高見山を始め、台高山脈の縦走路はツキノワグマの生息域になりますので、十分注意する必要があります。
高見峠を目指してい進んでいると、後で歩く台高山脈の縦走路が見えてきました!
いや~テンション上がってきたのですが、あそこまで登るのか~っと思うと急降下いたしました(苦笑)
そんな感じで高見峠に到着です!
台高山脈縦走路(明神平方面)は、右から三台目の車の奥に入口があります。
駐車できるスペースも広くテント張るにも最高だと思います(笑)
こちらが高見峠にあります公衆トイレになります!
かなり綺麗なトイレで驚きました(紙もありました)
周辺は芝生で平地なので、テント張るのに最高だと思ってしまいました!
このトイレにオモザックをデポして高見山の山頂を目指したいと思います!
そんな感じで台高山脈縦走のスタートでございます!
まずは高見山の山頂を目指して登山スタートしたとたん、美しい苔の森が広がりウットリしてしまいました♡
少し登ると展望が開けてきます!
三重県方面の山並みになるのですが、とても綺麗ですよね~~!
こちらは奈良県方面の山並みになります!
いや~ここまで来るのが大仕事になりましたね~
そんな感じで台高山脈縦走一座目であります高見山の山頂でございます!
ここから台高山脈縦走の長旅のスタートでございます!
高見山の山頂には展望台がありまして、ベンチもあって休憩に最高な感じでした!
高見山の山頂からの台高山脈の景色になります!
目指す大台ヶ原は見えてませんね~~
今日の寝床であります明神平はどの辺なんでしょうかね!?
全く土地勘がないもので、なんだか新鮮でございます!!
高見山の山頂は、霧氷で有名な山になるのですが、確かに綺麗でしょうね!
この先に進むと避難小屋があるみたいです。
奥に見えているのは大峯奥駈道でしょうかね!?
奈良の吉野から5泊6日のテント泊で太平洋(那智勝浦)を目指したのが懐かしいです!
170kmの道のりだったのですが、それに比べれば台高山脈は楽勝だろうと思っておりました。
しかしながら、その考えは全くの間違いであったことがその後分かる事に・・・。
高見山は「奈良県景観資産」に登録されているそうです。
今度来る時は高見山の霧氷を見たいですね~
高見山の北側の景色になるのですが、本当に山深い所ですね~
やはり大峯奥駈道の稜線ですね!
また、山上ヶ岳や八経ヶ岳へ登りたいものですね~~
紀伊半島の山の魅力にハマっている誰かさんでございます♡
見渡す限り山しかありません!!
高見山の山頂を独り占めでございます!!
名残惜しいですが、時間もないので明神平を目指して下山したいと思います。
高見山の新緑が美しく脚が止まってしまいます。
高見峠を目指して下山していくと先ほどの「旧伊勢南街道」の分岐となりました。
小峠へ行く場合は、この道を使っても良いかもしれません。
そんな感じで高見峠が見えてきました。
先ほども触れましたが、明神平は、正面の尾根ではなく、右上に見えている黒い車の奥に登山ルートの入口があります。
台高山脈明神平までのルートの様子と熊出没について
それでは明神平へ向けて出発したいと思います!
こちらが台高山脈の登山口になるのですが、明神平の熊の出没について看板が掲げられておりました。
令和3年7月に、明神平で小熊の出没があったそうです。
小熊が居るということは、凶暴な親熊も近くにいると思われますので、十分注意する必要がありますね~
よ~やく台高山脈縦走路の看板が出てきました。
高見山から明神平までも結構な距離ですが、その先の大台ヶ原はもっと遠いので、今から白目になってしまいますね~♡
台高山脈縦走路は、道標が少ないと思っていたのですが、要所要所にありました。
この辺がハッピのタワになりまして、中々雰囲気の良い所でした。
赤ゾレ山方面に進むと、間伐された山の斜面を登って行きます。
なんだか熊が出そうな雰囲気ですよね~
アレが赤ゾレ山ですかね!?
テント泊装備が肩腰に響き、かなりの快楽になってきました♡
それにしても登山者が全然いないので本当に静かな山行でした。
明神平までのルートは、道標も多く迷うようなところはありませんでした!
しかしながら、明神平から先のルートは・・・
モリモリ登って行くと、よ~~やく地蔵谷頭に到着となりました。
緩やかな登りながらも、地味にキツイルートでございます。
しかしながら、こんなフラットな道のりも結構ありまして、この時は「台高山脈縦走って結構簡単なのかも♡」と呑気に考えておりました。
この考えが翌日大間違いである事を知りました(涙)
登る方は少ない感じですが、ルートは本当に分かりやすく手入れも良くされておりました。
昭文社山と高原地図ですと、確かに明神平までは実線ルートですからね~
明神平へ進んでいくと、テント泊に良さそうな平地が広がっておりました!
馬酔木(あせび)のお花がモリモリ咲いてました!
中々雰囲気の良い所ですね~~
ここでテント泊しちゃおうかな~っと思ったのは本当でございます!
雰囲気の良い所は伊勢辻山になります!
この辺はアップダウンがマイルドなので歩いていて気持ちが良かったです!
目指す大台ヶ原方面の景色になります!
台高山脈縦走は、果てしない長旅でございます・・・。
いつの間にか赤ゾレ山を巻いてしまったのですが、この界隈も雰囲気がとても良かったです!
台高山脈は、テント泊出来る所が随所にあって野趣あふれる感じです!
水さえあればどこでもテント泊出来るのが台高山脈縦走の魅力の1つかもしれませんよね。
赤ゾレ山と馬駈ヶ辻の鞍部に小池がありました!
この周辺も非常に雰囲気が良く、テント泊に最適だと思います!
池の水をろ過すれば十分飲めそうな感じでした!
国見山を目指して登って行くと美しい森になってきました!
新緑・紅葉の季節は綺麗でしょうね!!
コバイケイ草が台高山脈縦走路の彩りを与えておりました!
いや~明神平までこんなに歩き易いとは想像してませんでした!!
地味な上り坂をこなすと国見山に到着です!
国見山の山頂は、樹林帯で展望が悪いです。
ちなみに国見山の標高は、1,418.9mになります。
本日の最高峰でございます!
国見山から水無山の縦走路からの景色になります!
いや~山深いですね~
それにしても登山者が全然おりません。
よ~~~やく本日のお宿ので明神平が見えてきました!
テントがチラチラ見えてますね!
明神平でテント泊!水場、テント場、あしび山荘の様子
よ~~やくテント場、水場のある明神平に到着しました!
なんだか雰囲気が良い所ですね~
こちらが非公開中のあしび山荘になります。
明神平には、もう1つ天理大山小屋があるのですが、こちらも非公開で利用できません。
あしび山荘は、作りも立派で泊まってみたい衝動に駆られてしまう感じなのですが、シッカリと鍵が掛かっていて中に入れませんでした。
そんな感じで明神平でテント泊する事にしました!
当初の予定では、更に先に進んでテント泊の予定だったのですが、時間的にも明神平がギリギリでございました。
こちらは明神平のテント場の様子になります!
フラットな平地が広がっておりまして、こちらで最大30張以上はテント泊出来る広さでした。
また、水場の周辺もテント泊適地が広がってまして、場所さえ選ばなければテント張れないほど混雑する事はないと思います!
ちなみに明神谷の水場は、写真奥になります。
そしてこちらが明神平の水場への入口になります。
奥山谷の水場のルートになるのですが、ここから5分ほどで沢が見えてきます。
こちらが奥山谷の水場になります!
水量豊富で非常に冷たく美味しい水でした!
腹も減ったのです、明神平のテント場でディナーを作ってみました!
軽量化の為、今回はダイソーで購入した「ダイソーメスティン」を使ってハンバーグカレーを作りたいと思います!
作ると言いつつ、「温めるだけ」が正解なんですけどね(笑)
炊飯中に寝床の準備をしたのですが、日頃の生活がバレてしまう散らかし具合になりました(笑)
「晴天なれど米やや硬し」な出来上がりになりました!
1.2合で炊飯したのですが、やはりダイソーメスティンは、1合弱が美味しく炊ける量になりますね~
やっとゆっくり食事がとれますね~~
神奈川から明神平まで、本当に遠かった・・・。
ハンバーグ持ってきて大正解でした♡
食欲よりも睡眠欲の方強く、食べながら半分寝てました(笑)
そんな感じで今回の台高山脈の高見山と明神平までの詳細がこちらになります!
台高山脈縦走(高見山~明神平)までのルート標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をしました台高山脈の高見山~明神平までのルートと標高差の地図になります!
記事の題名の通り、今回の台高山脈縦走は、詳細なログで測りますと約88kmの距離になります。
また、今回歩いた高見山の登山口から明神平まで、距離にして約15km前後の行程になります。
標高差の通り、高見山でガツンと登り、その後も小さなアップダウンを繰り返しながら明神平に至りました。
高見山・明神平までの登山ルートは、危ない所も少なく、道も明瞭なので、安心して歩けると思います!
そしてこちらが今回の台高山脈縦走(高見山~明神平)までのコースタイムになります!
杉谷登山口 (高見山登山口)12:40 → 13:16 小峠 → 13:34 大峠 13:36 → 13:56 高見山 14:06 → 14:19 大峠 14:25 → 14:56 雲ヶ瀬山 14:58 → 15:09 南タワ 15:11 → 15:21 ハッピのタワ 15:24 → 15:38 ハンシ山 → 16:05 伊勢辻 → 16:09 伊勢辻山 → 16:24赤ゾレ池 → 16:30 馬駈ヶ辻 → 16:49 国見山 16:55 → 16:58 ウシロ嵓 → 17:09 水無山 17:12 → 17:18 明神平泊
高見山登山口から明神平まで、約5時間弱のコースタイムになりました。
なんとか日没前に明神平に辿り着けましたが、大台ヶ原まで2泊3日で考えている場合は、明神平よりも先に進まないと翌日の行程が厳しくなると思います。
出来たら池木屋山付近まで行きたいところだと思います。
まとめ
前から歩いてみたかった台高山脈ですが、高見山の景色に癒され、縦走路の雰囲気も大変良くてとても充実した時間になりました!
しかしながら、コミュニティバスを間違えてしまい、計画よりもスタートが2時間遅れたのが痛く、翌日以降の行程がかなり厳しくなってしまいました。
少しでも挽回しようと予定よりも1時間早くスタートとしたのですが、ここでも予期せぬトラブルが・・・
そんな感じで、台高山脈縦走は次回に続きます!
台高山脈テント泊縦走2日目に登山した、池木屋山・弥次平山峰・馬ノ鞍峰・父ヶ谷の高の記事になります!