お花が好きな山仲間に「神奈川周辺でお花が綺麗な山ってある?」と聞いたところ「伊豆から近い所におすすめの山がある!」ということで色々と話を聞いてみました。
おすすめされた山は、「花の百名山」に選ばれている「浜石岳」になりまして、毎年6月~7月前後になると山頂付近は「ヤマユリ」が咲き乱れ、多くの登山者が訪れる人気スポットとのことでした。
浜石岳は、伊豆三山からも近いので、そちらと絡めて登る事にしたのですが、お気軽コースながら展望よくお気に入りの1座になりました。
今回は、花の百名山である浜石岳と近くに鎮座する銚子口の滝について解説したいと思います!
- 花の百名山浜石岳への登山と銚子口の滝へ訪れた経緯について
- 浜石岳登山で利用した駐車場について(銚子口の滝無料駐車場)
- 浜石岳登山!登山ルート、トイレ詳細
- 浜石岳の頂上の様子と山頂からの景色について
- 浜石岳から銚子口の滝までの下山の様子について
- 銚子口の滝について
- 浜石岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
花の百名山浜石岳への登山と銚子口の滝へ訪れた経緯について
冒頭に記載の通り、登山仲間のおすすめのお山とのことで浜石岳にターゲットを絞ったのですが、神奈川県からアクセスするとなると地味に遠く、他の山と絡めて登山しようと計画することにしました。
浜石岳周辺の地図を眺めていると、銚子口の滝が目に留まりそちらを鑑賞しようと計画に組み込みつつ、その後をどうするかで結構迷ってしまいました。
結果、伊豆三山からアクセスがよいので一緒に組み込むことにし、また、キャンプで良く利用しているふもとっぱらキャンプ場も帰り際のルートになるので、その辺を絡めて計画することにしました。
初日は伊豆三山へ登り、近くにありますRECAMP中伊豆へソロキャンプし、翌日浜石岳へ登山した後、ふもとっぱらキャンプ場で再度宿泊する計画で臨みました。
伊豆三山と同様、浜石岳も気温が高くてグダグダな登山になったものの、時間的に余裕があったもので、浜石岳と近くに鎮座する銚子口の滝を堪能することが出来ました!
そんな感じで今回は、花の百名山である浜石岳への登山と、登山口に鎮座する銚子口の滝について書いていきたいと思います!
まずは、今回計画に組み込んだ、伊豆三山への登山について書いた記事がこちらになります!
浜石岳の登山の前に登った伊豆三山(城山・発端丈山・葛城山)について書いた記事になります。
そして浜石岳と銚子口の滝へ訪れた際に撮影した登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと、YouTubeで浜石岳への登山と銚子口の滝の清々しい様子を撮った動画を観ることが出来ますので、良かったら参考にしてみて下さい!
浜石岳登山で利用した駐車場について(銚子口の滝無料駐車場)
こちらが浜石岳への登山で利用した駐車場であります「銚子口の滝無料駐車場」周辺の地図になります。
浜石岳への登山ルートは、JR由比駅から登るコースがメジャーになるのですが、公共交通機関で行ける登山口を敢えて車で行くのは・・・となり、裏側から攻めることにしました。
由比駅からの方が浜石岳まで距離が長く、アップダウンも多いので時間が掛かるのですが、今回利用した銚子口の滝無料駐車場から登る場合は、1/3くらいのコースタイムで登頂出来てしまいます!
そんな浜石岳へのアクセスの良い銚子口の滝無料駐車場ですが、駐車できるスペースが狭いのが難点になります。
6台駐車できるスペースになってまして、両端は少し狭いものの、軽自動車なら問題ない感じです。
駐車場の名前の通り、浜石岳への登山用の駐車場ではなく、あくまでも銚子口の滝への駐車場として整備されたのが影響していると思われます。
ただ、あまりメジャーな滝でもないので、私が利用した時は駐車場はガラガラでしたし、下山した時も1台のみ駐車されているような状況でした。
週末の天気が良い日でも2台しか駐車してないので、満車で駐車できないのは限定的だと思います。
浜石岳登山!登山ルート、トイレ詳細
無事に駐車場に駐車できたところで、浜石岳の山頂を目指して登山スタートしたいと思います!
銚子口の滝駐車場から浜石岳への山頂までの距離は、約6kmほどになりまして、標準コースタイムは2時間30分前後になります。
ちなみに銚子口の滝から浜石岳への登山道は「東海自然歩道バイパスコース」になるそうです。
駐車場から浜石岳への登山ルート上には道標がチラチラあるので、迷わず登ることが出来ました。
途中にあった神社になるのですが、こちらが目印の1つになります。
そしてこの細い草ボーボーの所を登って行きます。
草ボーボーの様な密林の山ガールとイチャイチャしたいものですね♡(???)
銚子口の滝からの登山ルートは、舗装路(林道)と交差しながら標高を上げて行きます。
よ~やく半分ほど進みました。
それにしても浜石岳への道標が多く驚いてしまいます。
結構、銚子口の滝からの登山ルートもメジャーコースなのですね~
アッチが浜石岳ですかね!?
この辺も土地勘がなく、アレが何かがよく分かっていない誰かさんでした。
林道を進んで行くと薄っすらですが駿河湾が見えてきました。
いや~だいぶ標高が高くなってきましたね!
それにしても蒸し暑くクラクラしてきました・・。
なんだかホラーな感じでクドイ道標ですが、浜石岳の山頂を目指して林道から山の中に入りたいと思います!
登山道に入るとこんな感じの密林地帯を進んで行きます。
踏み跡も不明瞭で少し分かり難い登山ルートでした。
登山ルート上にあった得体の知らないキャラクターが案内してました。
「浜石岳君」になるのでしょうか!?
林道チックの道に変わり暫く進むと「浜石岳山頂」の道標が見えてきました。
「ヤマユリを大切に」と看板もありますので、この辺からヤマユリの群落が始まるんでしょうね~
今回は銚子口の滝から登山スタートしましたが、由比駅、興津駅へ縦走する事も出来ます。
公共交通機関で縦走できるのも浜石岳の魅力の1つだと感じました。
浜石岳の山頂登山口にあったトイレになります。
マイルドな汚れ具合でしたが、ギリギリ使えると思います!
浜石岳の頂上の様子と山頂からの景色について
そんな感じで本日の最高峰である浜石岳の山頂に到着です!
浜石岳の標高は、707mになります。
浜石岳の山頂には、南アルプスでお馴染みの団子標識がありました!
それにしても、浜石岳の山頂からの富士山の景色が素晴らしく、普段見ない角度からの風景にウットリ♡が止まりませんでした!
浜石岳の眼下には駿河湾と由比の海岸をバッチリ見る事が出来ました!
由比と言ったら桜えびですよね~~
流石、花の百名山である浜石岳です。
山頂には私以外にも6人ほどいまして、クソ暑いの大賑わいでした。
そしてこちらが浜石岳の山頂からの南アルプスの景色になります!
南アルプス南部は秘境揃いですので、いつか縦走したいですね~
そして山頂にあった浜石岳ハイキングコースマップになります。
車でもアクセスできますが、やはり電車を使って縦走がおすすめですね。
浜石岳の山頂は、結構広く休憩するのに最適でした。
山頂にはヤマユリが咲き乱れているんだろうな~っと楽しみにしていたのですが、芝生しかありませんでした(笑)
時間があれば浜石岳の山頂から興津駅を目指して縦走したい所ですが、これからふもっとっぱらキャンプ場へ行くので今日は打ち止めでございます。
名残惜しいですが、浜石岳の山頂から銚子口の滝を目指して下山したいと思います。
次回はヤマユリが咲いている時期に再訪したいですね~
浜石岳から銚子口の滝までの下山の様子について
折角なので、行きとは違うルートで銚子口の滝へ下山したいと思います!
浜石岳の山頂から興津駅方面に進むと林道が見えてきます。
こちらを利用して戻る事にしました。
こちらが興津駅側の浜石岳の山頂への登山口になります。
浜石岳の山頂を巻くように坂本方面に進んで行きます。
少しバリルートを使って下山したのですが、色々な登山コースがあるみたいであちこちにピンクテープがありました。
ま~来た道をそのまま下山した方が早いので、寄り道する必要はないかもしれません。
そんな感じで浜石岳の山頂から銚子口の滝まで戻ってきました。
折角なので、銚子口の滝を見に行きたいと思います!
銚子口の滝について
銚子口の滝駐車場から歩いて5分ほどで滝の近くまで行くことが出来ました。
こちらが銚子口の滝の全容になります!
3段の滝になっておりまして、水量も多く迫力モッコリでした!
滝が大好きなもので、浜石岳の登山で疲れた体をマイナスイオンで癒してもらいました!
加齢臭も幾分マイルドになったような気がします(笑)
昔は銚子口の滝の滝壺まで行けたみたいですが、現在は通行止めになっておりました。
なんとなく行けそうな雰囲気がしていたのですが、ルールなので「今日はこれで勘弁してやら~」っと怒鳴り散らしておきました(???)
想像以上に良い滝にニヤニヤが止まりませんでした!
こんな一期一会があるのも登山の楽しさの1つですよね♡
そんな感じで、今回の浜石山への登山の詳細に移りたいと思います。
浜石岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした浜石岳と銚子口の滝へのルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、7月6日なりまして、今年は暖かったこともありましてヤマユリは散った後でした。
調べたところ、浜石岳のヤマユリの季節は、年によって変動しますが6月中旬頃になるみたいです。
そして標高差の地図の通り、銚子口の滝駐車場から浜石岳の山頂までは、結構きつい登り坂になるのですが、道標もしっかり整備されているので、迷うことは少ないと思います。
そしてこちらが今回登山をした浜石岳登山のコースタイムになります!
銚子口の滝駐車場 9:15 → 10:23 浜石岳 10:30 → 11:30 銚子口の滝 11:37 → 11:43 銚子口の滝駐車場
銚子口の滝無料駐車場から浜石岳の山頂までのコースタイムが約2時間弱になりました。
銚子口の滝の干渉を絡めても、コースタイムは約3時間弱ですので、登山初心者にもおすすめ出来る登山コースになります。
狭いながら駐車場もありますし、浜石岳へのメジャールートではないので、登山者が少なく静かな山歩きを楽しめると思います!
まとめ
初めて訪れた浜石岳と銚子口の滝でしたが、富士山、駿河湾の景色が素晴らしく、人気があるのも頷ける感じになりました。
残念ながらヤマユリの花は、全て散ってしまった後で見ることが出来なかったのですが、周辺にも素晴らしいお山が色々ありますので、そちらと絡めてリベンジ出来たらよいな~っと考えております。
また、あまり期待していなかった銚子口の滝がかなり素晴らしく、マイナスイオンでモッコリ包んでくれたので、益々「良い男」に生まれ変わることが出来ました♡
山ガール達には私の魅力に早く気付いて欲しいな~っと思いつつ、あまり出没したことがなかった静岡県の山にも今後挑戦したいと思います!
今回計画に組み込んだキャンプ場でありますRECAMP中伊豆について書いたレビュー記事になります!
設備が素晴らしく、近くに迫力モッコリな萬城の滝もあるのでおすすめキャンプ場になります!