
日本各地に「湿原」は多くありますが、高山植物の女王と呼ばれている「コマクサ」や「レンゲツツジ」の花を楽しめる所は意外と少なかったりします。
標高が高く過酷な環境でないとコマクサは生育しないのですが、今回は、6月からお花の旬を迎え、紅葉も美しい「池の平湿原ハイキング」について詳細に書いていきたいと思います!
- 池の平湿原ハイキングの魅力と特徴、標高、難易度、所要時間について
- 池の平湿原ハイキングルートと熊出没、コースタイム、標高差
- 池の平湿原の駐車場とトイレ、水場、バス詳細
- 池の平湿原ハイキング!駐車場から三方ヶ峰ルート詳細
- 池の平湿原のコマクサと開花状況、三方ヶ峰からの景色について
- 雲上の丘から池の平湿原の景色と見晴岳、コマクサ開花について
- 池の平湿原ハイキング!紅葉の時期と地蔵峠駐車場までの三方見晴らし遊歩道詳細
- まとめ
池の平湿原ハイキングの魅力と特徴、標高、難易度、所要時間について
今回の2泊3日で浅間山等の登山と絡めてひそかな楽しみとして考えていたのが、今回ご紹介する池の平湿原になります。
無知なもので、今まで池の平湿原なる単語すら聞いたことがなかったのですが、折角、湯の丸高原に出没するので下調べしてみると、コマクサやツツジの名所として有名であることを知り、一気に興味が湧いてしまいました♡
そんな池の平湿原は、長野県東御市にありまして、魅力と特徴としましては、車を使って2,000m付近まで簡単に行くことが出来ることと、尾瀬の様な雄大な湿原の景色を楽しめる点になります。
また、池の平湿原は、尾瀬の様に湿原の中に木道が整備されてまして、比較的アップダウンも少なく、老若男女問わずハイキングを楽しむことが出来ます!
まだまだ勢力が弱いと思っている「高層湿原マニア(私も所属しております)」にとってもたまらない景色を堪能できるのが魅力と特徴になります。
なお、池の平湿原は、今回ハイキングするコマクサの名所である三方ヶ峰の噴火によって出来たエリアになっております。
まさに噴火した火口がそのまま湿原になっているのですが、池の平湿原を始め三方ヶ峰への登山の難易度は、全然高くありません。
池の平湿原をくまなくハイキングしたとしても、2時間から3時間程度で回れますので、体への負荷は全然低いと思います!
そんな感じで今回はコマクサや紅葉の名所であります池の平湿原のハイキングについて書いていきたいと思います!
まずは前回記事にした高峯山への登山について書いた記事がこちらになります!
高峯山の登山口にあります高峰温泉を起点にすれば、今回ハイキングした池の平湿原を始め、水ノ塔山、篭ノ塔山を絡めて周回で登山することが出来ますので、ガッツリ登りたい方は、忘れずチェックてしみてください!
池の平湿原ハイキングルートと熊出没、コースタイム、標高差


こちらが今回ハイキングした池の平湿原への登山ルートと標高差の地図になります。
今回のハイキングの区間は、地図上の25km付近から31kmまでになりまして、池の平湿原自体は3km前後の距離になりまして、標高差はほぼなく100m前後のアップダウンのみになります。
そしてハイキングした日は、5月31日なりまして、地図だけですと分かり難いので簡単に書きますと、篭ノ塔山、水ノ塔山から下山後、高峰温泉から高峯山へ登り、その後、車坂峠経由で高峰温泉まで戻り、湯の丸高峰林道を使って池の平駐車場へ戻っております。
上述の通り、池の平湿原は、木道になっていますので、道迷いのリスクはかなり低く、道標も多いので安心してハイキングを楽しめると思います!
また、至る所で大問題になっている熊の出没になりますが、池の平湿原周辺も目撃情報があったりします。
熊の活動が活発な、早朝や夕方に池の平湿原へ行かれる計画があるならば、熊の出没に警戒が必要です。
ただ、昼間は訪れる人が多いので、それほど神経質になる必要はないかな~っとも思います。
そしてこちらが今回ハイキングをした池の平湿原のコースタイムになります!
池の平駐車場 13:34 → 13:52 池の平湿原 → 13:58 三方ヶ峰 → 14:09 見晴岳 → 14:14 雲上の丘 → 14:23 見晴岳 → 15:01 地蔵峠 → 15:08 湯の丸キャンプ場
池の平湿原駐車場からコマクサの名所である三方ヶ峰までのコースタイムは、約30分ほどになりました。
三方ヶ峰から池の平湿原の全容を見渡せる「雲上の丘」まではのコースタイムは、約20分でしたので、是非、そちらにも足を運んでみて下さい。
今回は少し速足で池の平湿原を歩いておりますが、上述の通り、登山初心者の方でも2~3時間程度で見ておけば問題ないと思います!
池の平湿原の駐車場とトイレ、水場、バス詳細
こちらが池の平湿原の直ぐ近くにあります有料駐車場周辺の地図になります!
コマクサ峠の直ぐ近くに池の平駐車場があります。

こちらは池の平湿原駐車場の料金と営業期間、営業時間になります!
地蔵峠に無料駐車場があるのですが、池の平湿原駐車場まで結構キツイ坂道が続きますので、体力、気力次第化と思います。

池の平湿原駐車場の様子になるのですが、バス専用の駐車場も整備されてまして、かなり広かったです。
建物が見えていると思いますが、そちらが池の平湿原のトイレになります。
写真に写ってませんが、トイレ側に普通自動車の駐車場となります。
なお、水場になりますが、残念ながら池の平湿原にはありませんでした。
地蔵峠に自動販売機や売店(レストラン)がありますので、そちらで調達してください!
また、池の平湿原まで運航しているバスはありませんので、公共交通機関でアクセスはできないのはネックになるかもしれません。
そんな感じで池の平湿原へのハイキングに移る前に、今回撮影した登山動画がこちらになります!

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、湯ノ丸山から篭ノ塔山、水ノ塔山、高峯山、池の平湿原等の様子を堪能できますので、良かったら参考にしてみて下さい!
池の平湿原ハイキング!駐車場から三方ヶ峰ルート詳細

それでは早速、池の平湿原の駐車場からハイキングを開始したいと思います!
こちらは地蔵峠の駐車場にあった、池の平湿原のマップとルート図になります。
地図の通り、池の平湿原へのハイキングは、地蔵峠からも楽しめるのですが、標高差と距離が長くなるので、一般的ではありません。
今回は、三方ヶ峰からコマクサ園を経由して雲上の丘へピストンし、見晴岳から三方見晴遊歩道を使って地蔵峠へ下山しております。

こちらは池の平湿原の駐車場、インフォメーションセンター付近になった池の平湿原のお花のマップ図になります。
コマクサの詳細や高山植物の開花状況や開花時期、見頃時期などの情報もありましたので、池の平湿原へ入る前にチェックすることをおすすめいたします!

東遊歩道から池の平湿原、三方ヶ峰へのハイキングを楽しむか悩んだのですが、既に体力、気力がなく、やる気スイッチをビンビンにさせてくれる山ガールもいないので、素直に真っ直ぐ突っ切るコースにしました。

そんな感じでこちらが池の平湿原の様子になります。
思った以上に広い湿原になってまして、驚いてしまいました!!

池の平湿原から望む鉢巻山の景色になります!
当初、あの鉢巻山が三方ヶ峰だと思い込んでしまい、「あれを登るのね~~」っと一気に萎えてしまいました。

池の平湿原の真ん中にありましたお花図鑑?になります。
やはり池の平湿原と言ったらコマクサですよね!
それ以外にもイワカガミやハクサンシャクナゲなど、多種多様なお花が咲き乱れる人気エリアになります。
やはり、6月~10月上旬くらいまでがお花が開花している状況ですので、ハイキングで訪れる方が多い感じになります。

それにしてもハイキングしている人が少ないような・・。
鉢巻山へハイキングする方は少ない感じでしたが、それでも数名登っているのが見えました。
なお、鉢巻山の登山口は、三方ヶ峰(コマクサ園)の直ぐ近くにあります。

それにしても池の平湿原の木道の雰囲気が素晴らしかったです♡

新緑、若葉のシーズンは(同じ意味か?)、一面グリーンに染まるので、圧巻な景色になります!
写真中央左のピークが、午前中に登った篭ノ塔山ですね。

こちらで東遊歩道と分岐しました。
あと2、3年若かったら間違いなく遠回りしながら池の平湿原を堪能していたと思われます。
今の私には荷が重く、早く下山して温泉とビールを楽しみたい誘惑に打ち勝つことが出来ませんでした♡

そしてこちらが標高2,000mにあります「鏡池」になります。
当初、池の平湿原にも池塘が多いのかな~っと思っていたのですが、現実はこちらの鏡池のみある感じで、それ以外は水っぽくありませんでした。
鏡池のルートは、どん詰まりになっているので、来た道を少し戻り、分岐から三方ヶ峰を目指す形になります!
池の平湿原のコマクサと開花状況、三方ヶ峰からの景色について

鏡池から少し登るとコマクサの名所であります三方ヶ峰に到着となりました!
そんな三方ヶ峰の標高は、2,040mになります。
鏡池の分岐から少しの距離になるのですが、鉢巻山の分岐には道標がありませんので、ルートに注意してください!

そしてこちらは三方ヶ峰からの景色になります!
今日は、似たような場所から同じ角度で景色を楽しんできた影響もあって、三方ヶ峰からの絶景もなんだか見飽きてしまった感がモリモリでした。
ただ、初見なら、かなり感動する景色だと思います!
そんな感じで池の平湿原のコマクサの開花状況になりますが、残念ながら開花していませんでした。
例年、池の平湿原のコマクサの開花時期は、6月中旬頃になります。
他のお花の開花状況になりますが、イワカガミのお花とハクサンシャクナゲが咲いておりました!
こちらの開花時期は、例年6月上旬になるので、ほぼ例年通りでした♡
折角、遠い所にあります池の平湿原に訪れるならば、コマクサとイワカガミ、シャクナゲのお花の開花時期が一致する6月中旬頃に訪れるのがベストだと思います!
雲上の丘から池の平湿原の景色と見晴岳、コマクサ開花について

折角、池の平湿原に来たならば、三方ヶ峰と絡めて登りたいと思っていた雲上の丘にも足を延ばしてみました!
そんな雲上の丘の標高は、三方ヶ峰よりも高く2,110mになります!

雲上の丘の魅力は、池の平湿原全体を見渡せる眺望になります!
先ほどまで斧を投げ込み金色にしようと企んでいた鏡池を始め、鉢巻山や高峯山、黒斑山などの景色を楽しむことが出来ます!
池の平湿原を純粋にハイキングするならば、駐車場から雲上の丘をまずは目指し、見晴岳、三方ヶ峰と周回するのが体力的に楽だと思います。
※私がハイキングしたルートとは逆方向

雲上の丘から池の平湿原の景色を堪能したところで、来た道を三方ヶ峰へ少し戻り分岐を登れば本日最後のピークである見晴岳に到着です!
見晴岳の標高は、2,095mになります!
山名の通り、見晴岳も展望が素晴らしい山頂なのですが、三方ヶ峰とほぼ同じような角度からの眺めになりますので、少し真新しさに欠ける感じでした。
なお、三方ヶ峰と同様、見晴岳周辺もコマクサを楽しむことが出来るそうですが、今回は時期が少し早く開花してませんでした。
池の平湿原ハイキング!紅葉の時期と地蔵峠駐車場までの三方見晴らし遊歩道詳細

雲上の丘、見晴岳からの景色を楽しんだ所で、池の平湿原ハイキングも終盤でございます!
ぼちぼち三方見晴らし遊歩道から地蔵峠駐車場へ下山したいと思います!
そんな感じで池の平湿原の紅葉の時期ですが、例年10月中旬~11月上旬が見頃になります!
池の平湿原周辺には、紅葉する木々も多く、湿原の方も草紅葉と化すので、錦に染まる天空湿原の景色を堪能することが出来ます!

三方見晴遊歩道を使ってモリモリ下っていくと、スキー場を横切るようなハイキングコースになっておりました。
対岸にハイキングコースの目印がありましたので、迷うことは無いと思います。

2回ほどスキー場を横切ると、三方見晴遊歩道と登りで利用した池の平遊歩道との分岐地点に到着しました。

楽しかったハイキングの時間が終わってしまうな~っと思いながら進んでいくと、非常に魅力的なお店がありまして、金銭的に余裕がないのに誘惑の時間になった地蔵峠周辺の様子になります。
ドキドキしながら「大人のミルクセンターだな~♡」っと思ってしまった時間帯になりました♡
池の平湿原には、売店がなかったので、是非、地蔵峠で美味しい牧場のアイスクリームをゲットしてみて下さい!

地蔵峠から湯の丸キャンプ場までのルートは、地味にきつい坂の上にある関係で、既に体力、気力がスッカラカンんである私にとっては、非常に荷が重く、この辺で魂が抜けてしまいました。

だいぶヘロヘロになってしまいましたが、無事にテントを張っている湯の丸キャンプ場に帰還することが出来ました。
汗が「汁ダク」で塩分濃いめの状況だったもので、休む間もなく鹿沢温泉へ出陣した誰かさんでした!
結局、この日は日曜日という事もありまして、私含めて2名だけのキャンプとなり、ほぼ貸し切りの状態を楽しむことが出来ました♡
まとめ
初めてハイキングした池の平湿原ですが、想像以上に広いものの、よく整備されているので安心して散策することが出来ました!
尾瀬の様な雄大さもありますし、何といってもコマクサの名所ですので、6月~7月にかけて混雑するのも頷ける感じでした。
観光客も多く、よく管理されているエリアですので、熊の出没は限定的だと思います。
尾瀬の様に熊の出没が多い訳ではないので、その点、池の平湿原は安心してハイキングできると感じました。
残念ながら今回はコマクサのお花の時期として早く、見ることが出来ませんでしたので、次回、池の平湿原へ出没する際は、開花に合わせるか、それが難しい場合は、美しい紅葉の時期に訪れたいなと考えております!
湯の丸キャンプ場でキャンプした時の様子になります!
池の平湿原へのハイキングや、周辺の登山の起点になりますので、よかったら参考にしてみてください!
今回の湯ノ丸山から烏帽子岳、篭ノ塔山、水ノ塔山、高峯山、池の平湿原からの下山後に出没した、源泉かけ流しの日帰り温泉である「とべの湯」について書いたレビュー記事になります!
泉質が素晴らしいので是非、出没してみてください!
池の平湿原ハイキングの翌日に登山した日本百名山の四阿山について詳しく書いた記事になります!
駐車場や登山ルート、トイレ、水場についても触れてますので、よかったら参考にしてみてください!