アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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クマに襲われても保険金は支払われるのか!?加入している保険で補償は大丈夫?

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クマに襲われている様子

 

ここ数年、クマの被害が右肩上がりですが、クマに襲われた場合に保証してくれる保険について調べている方が多いと思います。

 

それこそ「クマ保険」で検索している人もいるのではないかと思っているのですが、今回はクマに襲われ死亡したり、怪我した時に補償してくれる保険について解説したいと思います!

 

 

クマに襲われた場合保険金は支払われるのか!?について

クマに襲われ怪我をしたりお亡くなりになる方が急増してますよね。

 

日本の国土の7割が森林と言われているくらい山や森が多く、そこには野生動物が多く生活し、人間の力が及ばない地域も多いですよね。

 

そんな山や森林に君臨するのが野生のクマになりますが、北海道にはヒグマが生息し、それ以外の地域にはツキノワグマが数多く住み着いているので、昔からクマとの遭遇からの怪我や死亡事故は起き続けております。

 

クマの被害に遭いたくなければ、生息していないと言われている千葉県や、九州に移住するしかないのですが、近年では絶滅したと言われている伊豆半島でも生息が確認されているので、油断ならない状況です。

 

上手く熊と共存できれば最高ですが、そんな思いが伝わる相手ではないので、去年から登山する際には「熊撃退スプレー」を持参して備えている状況です。

 

そんな中、クマに襲われた場合、加入している保険で補償されるのか気になる方がいらっしゃると思います。

 

今回は、クマに襲われた場合、保険金は支払われるのか?どこまで補償してくれるのか!?について書いていきたいと思います!

 

ちなみ私は、ファイナンシャルプランナー(FP)として、各種保険についてのアドバイスや家庭の資産設計、中小企業向けの資金繰りなどの「お金の相談」を副業として行っております。

 

保険につきましては、使われている言葉や仕組みが分かり難いので説明するのも難しいのですが、この記事が何かの参考になれば幸いです!

 

山岳保険はクマに襲われた場合補償されるのか!?について

クマに襲われそうな瞬間

 

登山をしている方にとっては、山岳保険はとても身近な保険だと思います。

 

山岳保険に加入している方も多いと思いますが、実はその保険の中身(補償内容)が良く分からぬまま・・って方も少なくないと思います。

 

結論から先に申し上げますと、山岳保険はクマに襲われた場合に補償されるのかは「加入している保険による」が答えになります。

 

山岳保険だと思って加入したのに、実は山岳保険ではない「保険商品もどき」もあったりします。

 

ただの互助会(保険会社ではない)を「山岳保険風」に会員を募集している会社もありますし、結構グレーな保険商品があるのも事実になります。

 

ですので、山岳保険でクマに襲われた場合は、保険の方で補償されると考えるのは安易であり契約内容をよく確認する必要があります!

 

生命保険はクマに襲われた場合補償されるのか!?について

熊との遭遇

 

多くの方が加入していると思われる生命保険ですが、クマに襲われた場合の補償について気になる方が多いと思います。

 

山岳保険と同様に、生命保険につてきましても「契約内容による」が答えになってしまいます。

 

しかしながら、生命保険の場合は「死亡保障」が必ずついていると思います。

 

死亡保障には、「交通事故」、「病気」等が該当しますが、もう1つあるのが「不慮の事故」になります。

 

「不慮の事故」という言葉じたいは耳にすることがあるかと思いますが、実際に何のことを指しているのか、中々イメージしにくいですよね。

 

不慮の事故の定義は、保険会社や保険の商品によって異なるのですが、大体の意味においては同じだったりします。

 

主なキーワードしてあるのが「急激」、「偶発的」、「外来」になりまして、この3つの要件を満たせば「不慮の事故」となり、保険の補償の対象になります。

 

「外来」だけ少し分かり難いので補足しますが、簡単に言えば「外的要因(自分が原因ではない)」が該当します。

 

この3つの要件「急激」、「偶発的」、「外来」の定義は、保険約款に定められているのですが、かなり細かく決められておりまして、合致していれば保険金が支払われ、逆に減額されたりする事があったりします。

 

今回の「クマに襲われた結果、残念ながらお亡くなりになった場合」は、この3つの要件に合致しているので「不慮の事故」に該当する可能性が高いです。

 

ただ、交通事故死や病死に比べて「不慮の事故」は、保険金の支払額が減額される契約が多いです。

 

私が加入している生命保険も、「不慮の事故」の場合は、病死よりも数百万円程保険金の支払額が減ってしまう契約になっております。

 

しかしながら、クマに襲われ死亡したとしても、「不慮の事故」として扱われることにより、生命保険である程度は保証されるともいえます。

 

ただ、注意点としてあるのが「ご遺体が見つからない場合」になります。

 

ご存じの通り、過去にはクマの食害により、ご遺体がほぼ食べられてしまい痕跡が残っていない場合もあったります。

 

クマの習性としてあるのが「土饅頭」と言われる餌を土の中に隠す行為があります。

 

「土饅頭」は、狩った獲物をお墓の様に土を盛って隠して保存食にする習性なのですが、広大な山域でクマに襲われてしまうと、ただでえ発見されにくいのに更に巧妙に隠されてしまいますので、中々ご遺体が見つからないことがあったりします。

 

そもそもご遺体が見つからないと、クマに襲われて亡くなったのか、それともただの失踪(遭難)なのか判断もつきません。

 

登山を始めキノコ・山菜採り、林業などで山に入った事実が何かで確認できたとしても、ご遺体(死亡診断書等)が見つからない限り直ちに生命保険が支払われることはありません。

 

仮に「登山届」が提出されていても、要件を満たしませんので、生命保険は支払われることはありません。

 

この場合、裁判所で手続きを経た上で「死亡が確定」となり、それによって生命保険が支払われる流れになります。

 

手続きには時間とお金が掛かりますので、山に入ることは、多大なリスクを伴う事を忘れてはいけないです。

 

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こちらの記事で山で遭難したものの、ご遺体が見つからなかった場合のリスクや手続きについて詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!

 

クマに襲われた場合に補償してくれる保険はあるのか?について

クマに襲われた場合に保証してくれる保険

 

ヒグマを始め、ツキノワグマ等の野生動物に襲われてしまい、残念ながらお亡くなりになってしまった場合は、不慮の事故として生命保険が支払われる可能性が高いですが、死亡事故よりも確率が高いのが「怪我」ですよね。

 

大変力が強いクマに襲われた場合、一命はとりとめても大怪我を負ってしまう確率が高いですよね。

 

特にクマは、人間の頭や顔を目掛けて攻撃することが多いので、一命をとりとめても体に大きな障害を抱えてしまう恐れがあります。

 

顔に怪我をすると、修復手術の回数も増えてしまいますし、外出するのも困難になってしまい、心にも大きな傷を負ってしまいますよね。

 

クマに遭遇し襲われた場合、確率的にも大怪我を負ってしまい、長く通院する必要が出てくると想定されますので、その際、お財布の支えになるのが保険だと思います。

 

このような怪我の補償の場合は、「傷害保険」、「医療保険」が候補として挙げる事が出来ます。

 

ちなみに「傷害保険」、「医療保険」も似たような言葉で同じような保険に聞こえてしまいますが、明確に棲み分けがされております。

 

まず、傷害保険について簡単に説明すると、上述した「急激」、「偶発的」、「外来」の事故による怪我のみを保証する保険になります。

 

一方、医療保険は、この3つの要件に該当しないケガでも保険の対象になるという特徴があります。

 

「傷害保険」と比較すると「医療保険」の方が適用範囲が広くてよさそうな感じがしますが、落とし穴として「死亡保障がない」点になります。

 

このことから生命保険に契約した時の特約として「医療保険」に入っている方が多いのではないでしょうか。

 

死亡保障と医療保障のダブルの安心になりますので、特約で付けたり別途加入している方が多い印象です。

 

その点、傷害保険の場合は「死亡保障」もついてきますので、生命保険に加入していないなら重複契約にならないメリットがあります。

 

また、傷害保険は、スポーツやアウトドア等と親和性が高い保険として挙げる事が出来ます。

 

この手の事故の発生原因が、主に「急激」、「偶発的」、「外来」と密接な関係になりますので、出かけたり日頃から運動する方は、医療保険よりも傷害保険の方がメリットが高い可能性があります。

 

そして本題の「クマに襲われて怪我をした場合補償してくれる保険はあるのか?」になりますが、「傷害保険」、「医療保険」が該当するものの、こちらも「保険の契約内容による」が答えになってしまいます。

 

上述の通り、保険会社や保険の商品によって、この「急激」、「偶発的」、「外来」の定義や保証の範囲が異なるからです。

 

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こちらの記事で記載している傷害保険につきましては、担当者に確認したところ「ヒグマ、ツキノワグマを始め、イノシシ、猿などの野生動物に襲われても保険の補償に含まれます」と回答をいただきました。

 

契約内容によっては、クマに襲われても保険の補償に含まれていない恐れがありますので、契約している保険の担当者に確認してみるか、シッカリ補償されている保険に切り替える等の対応が必要なるかと思います!

 

ただ、保険の担当者に連絡すると、関係ない保険を勧められたりと非常に面倒臭い時間になってしまいますよね。

 

また、同業者の事を悪く言うのもアレですが、無料相談を行っているファイナンシャルプランナー(FP)を信用してはいけません。

 

無料保険相談は、ほぼ100%保険会社と繋がっておりますので・・・とだけお伝えしたいと思います。

 

私は「独立系FP」と言われている保険会社とは繋がっていないタイプになりますので、相談料は頂きますが、公平かつ相談者の利益になるご提案をしておりますので、保険に限らずお金全般のお悩みがあればご連絡下さい!

 

まとめ

最後は自分の宣伝になってしまいましたが、保険は複雑で分かり難く、高いお金を払っているのにどこまで保証されているのか把握が出来ていない方が多いと思います。

 

人口減少に伴う過疎化等により、今後益々クマを始めとした野生動物との遭遇事故が多く発生すると思われます。

 

山に入ることが多い方は、クマに襲われても補償される「傷害保険」に加入して、もしもに備えていただけたらと思います!

 

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傷害保険について詳しく書いた記事になります!

野生動物に襲われても保険でカバーされれば安心ですよね!!