- 鎌ヶ岳登山について
- 鎌ヶ岳登山と長者池・武平峠までのルートの詳細
- 鎌ヶ岳登山とルート・景色の詳細
- 長石尾根ルートで下山!コースの詳細
- 鎌ヶ岳・武平峠・長石尾根のルート・標高差・コースタイムについて
- まとめ
鎌ヶ岳登山について
前回の御在所岳登山に引き続きまして、今回は名峰鎌ヶ岳(かまがたけ)への登山について書いていきたいと思います!
鎌ヶ岳も今回始めて登山をしたのですが、名前の通り急峻なお山になりまして、鈴鹿山脈を代表する1座になります。
綺麗な三角錐な山容から「鈴鹿の槍ヶ岳」、「鈴鹿のマッターホルン」といった呼び名があるみたいです。
「下町のナポレオン」
それに近い雰囲気があるのが鈴鹿の鎌ヶ岳かな~と思っております!(笑)
そんな鎌ヶ岳へ登ってみたいな~っと前々から思っていたのですが、標高は1,161mとそれほど高くはない感じです。
しかしながら、綺麗な山容と山頂からの好展望もあって、「鈴鹿セブンマウンテン」、「関西百名山」に数えられている名峰になります!
御在所岳へ登山している時も、チラチラと見えていたのでワクワクしていたのですが、急な積雪にドキドキの時間に変わってしまいました。
今回は、雪の鎌ヶ岳登山について書いていきたいと思います!
特に登山ルートの様子や、駐車場、トイレについても触れていきたいと思います!

まずこちらは、今回登山をした御在所岳・鎌ヶ岳の様子を撮った登山動画になります。
上記写真を押すと5分ほどの動画(YouTube)を観ることが出来ますので、鎌ヶ岳登山とルートの様子が伝われば幸いです!
こちらが鎌ヶ岳の前に登山をした御在所岳、国見岳について書いた記事になります!
鎌ヶ岳登山と長者池・武平峠までのルートの詳細
真冬のような御在所岳山頂でございます!
11月とは思えない雪景色ですが、それにしても「これでもか!」と思えるほど存在感のある一等三角点ですよね~
御在所岳山頂から目指す武平峠・鎌ヶ岳方面の景色になります!
も~なんだかよく分かりませんよね。
鎌ヶ岳の名前はありませんが、目指す武平峠の道標がありました。
それにしても雪が凄く寒いです・・。
知らなかったですが、御在所岳山頂は滋賀県と三重県の県境にあります。
写真撮った時は滋賀県だったと思われます。
私の父方のルーツが滋賀県なもので、よ~やく里帰りできた気分でした(?)
御在所岳山頂から鎌ヶ岳目指してスタートしたいと思います!
登山道には雪がモリモリ積もってまして、紅葉を見に来たのに・・・てな感じでした。
アタイのも負けないよ!!!と、何故か意地を張ってしまった長者池の入口に鎮座する謎の石棒でした。
由緒正しい池になるみたいなので、鎌ヶ岳を目指す前に寄ってみたいと思います!
こちらは長者池の「がん封じ」になります!
かなり効果がある方がいるそうです。
日本人の二人に一人はガンになってしまうと言われてますし、ここで願掛けをしておきました。
長者池は水場として利用することが出来ます。
御在所岳、鎌ヶ岳登山の貴重な水場になりますので、上手く利用したいものですよね!
長者池から武平峠を目指して進みたいと思いますが、雪が吹雪になってきまして、一面真っ白でございます!
鎌ヶ岳への登山道にケルン?のようなものがありました。
雪が凄くて立ち止まると寒くガチの登山になってきました。
多分、こちらが天指岩でしょうかね!?
天気が良いと鎌ヶ岳の景色が最高なんでしょうね!
展望が良いということは風を防ぐものがなく、滅茶苦茶寒かったです・・・。
ザックに積もる雪の量が寒々しさを倍増させてますよね~
御在所岳山頂から武平峠までのルートは、かなり明瞭なので道迷いはないか~と思いますが、切れ落ちた場所もあるので、滑落に注意が必要だと思います。
特に今日のような雪の日は要注意です!
御在所岳山頂からモリモリ下ると武平峠に到着しました!
武平峠の標高が875mになるそうです。
御在所岳からだいぶ下って来ましたね~
これから鎌ヶ岳の登り返しを考えるとゲッソリですね~・・。
鎌ヶ岳登山とルート・景色の詳細
やっぱり登り返すのね~っと思った瞬間でした☆彡
それにしても武平峠周辺は雪が一段と凄かったです。
地形の影響なんでしょうかね!?
正面に目指す鎌ヶ岳が見えてきました!
一番奥のお山が鎌ヶ岳だと思うのですが、武平峠から地味に遠いんですね・・・。
土地勘がないもので、武平峠から鎌ヶ岳は直ぐだと思ってました(笑)
鎌ヶ岳への登山ルートの中でも、この辺は滑落に要注意です!
景色が良いのでついついよそ見してしまうのですが、風が強くバランスを崩して滑落しそうになりました。
段々と鎌ヶ岳が近づいてきました!って、登るルートってどこなんでしょうかね!?
まさか、あの岩の斜面を正面突破ですかね!?
日頃の行いが良いのか、鎌ヶ岳に近づくと天気が回復してきました!!
何時も神様にお祈りしているのが影響しているんでしょうね~
え?何を祈っているのかい?ですと!?
そりゃ~山ガールにモテますように!、お金持ちになれますように!、酒浸りな毎日を送れますように!に決まってますよね!
自堕落な願いは叶いそうにないですが、更に鎌ヶ岳が綺麗に見えてきました!
いや~!めちゃくちゃ綺麗ですね!
流石、鈴鹿のマッターホルン、鈴鹿の槍ヶ岳と言われることはありますよね~
ちなみに調べてみると、鎌ヶ岳は噴火してできた山ではなく、隆起した山になります。
最近は、風化が進み斜面が崩れているので、いつかなくなる山の1つだと思います。
鎌ヶ岳の直下から見る武平峠・御在所岳方面の景色になります!
雪化粧された稜線が見事ですよね!
本当は、鎌ヶ岳・御在所岳の紅葉を見に来たのですが、季節外れの大雪に複雑な気分であった誰かさんでした。
こんなに寒いなら、冬山装備で来ればよかったです。
今回の鎌ヶ岳・御在所岳登山の企画してくださったナカジーさんになります!
前々から「曲者」だと思っていたのですが、まさか天候まで操る能力があるとは知りませんでした(笑)
雪化粧した鎌ヶ岳・御在所岳を登れたので、ある意味凄い企画力だと感じました!
色々妄想していると、更に御在所岳のモザイクが薄くなってきました!
見えそうで見えない部分を妄想するのが大好物な誰かさんでございます♡
御在所岳のチラリズムにやられてしまい、中々動けない誰かさんでございます!
今まで吹雪の中を縦走していたので、天気が回復して嬉しいです!
今までの吹雪が嘘のように晴れてきました!
いや~鎌ヶ岳の雪景色が素晴らしいです!
一気に足取りが軽くなってきました!って、嘘を言いました!
実際は非常に重いです・・・。
最近運動不足ですしね・・・。
鎌ヶ岳登山の核心部がこの辺になりまして、かなりの急坂をこなさなければなりません。
一見、大したことはなさそうに見えるのですが、斜面が凍っていてよく滑り、滑り落ちそうになりました。
この辺は、登山道に鎖があると便利なんですけどね~
鎌ヶ岳を眺めていて覚悟はしていたのですが、やはり急登が待ち構えておりました。
いや~簡単には登らせてくれませんね・・・。
なんざんす???と、叫びたくなるような開けた場所に出ました!
ここまで登れば、鎌ヶ岳山頂も近いです!
いや~~素晴らしい山並みでございます!
土地勘がないもので、あの山の名前が分からないのですが、アッチも縦走してみたいですね♡
鎌ヶ岳の山頂付近は、展望が最高でございます!
よっ!鎌ヶ岳!!
鈴鹿セブンマウンテン2座目でございます!!
そんな鎌ヶ岳の標高は1,161mになります!
山頂にはもう1つプレートがありました。
先ほどの青空が一転し、また天気が悪くなってきました・・・。
歓迎されているのかよく分からない展開ですよね~・・・。
長石尾根ルートで下山!コースの詳細
鎌ヶ岳の山頂を堪能したところで長石尾根から下山したと思います!
長石尾根は、ルートが少し分かり難い所があるそうで、ナカジーさんが挙動不審になってました(笑)
大丈夫!皆で迷えば怖くない!
こちらが長石尾根の入口になります。
鎌ヶ岳の山頂から直ぐの所に分岐があるのですが、かなりの急降下になります。
鎌ヶ岳の長石尾根からの景色になります!
モザイクが濃い感じですが、それなりに良い景色ですよね!
晴れていたら絶景なんでしょうね~
そんな事を考えていたら四日市市街の展望が開けてきました!
鎌ヶ岳は展望抜群でございます!
そんな感じで絶好調かな?と思ったら、またまた吹雪になってきました。
長石尾根は、鎌ヶ岳山頂から凄い斜度を下って行くのですが、やはりルートが少し分かり難いです。
そして、この辺は滑落すると大怪我する場所ですので、積雪がある時期は要注意ですね。
モリモリ下って行くと、長石尾根と三ツ口谷の分岐になりました。
どんな谷なんでしょうかね!?
鎌ヶ岳周辺は、バリエーションルートが結構あるみたいなので、機会作って登ってみたいですね。
長石尾根のアップダウンをこなしていくと弥一ヶ岳に到着しました。
ピークらしからぬ感じですが、弥一ヶ岳の標高は802mになります。
長石尾根は、歩く方が少ないみたいで、登山者が全然いませんでした。
鈴鹿の山ガールにも私は嫌われているのかしら!?と、被害妄想の時間になりました(涙)
ま~静かな山歩きをしたい時に重宝するコースだと思います!
長石尾根のアップダウンに疲労困憊なナカジーさんになります。
写真からもフラフラ具合が伝わってきますよね(笑)
それにしてもドッシリとしたマエちゃん(右)の下半身が印象的ですね☆彡
弥一ヶ岳から更に長石尾根を下って行くと沢が見えてきます。
この辺は山ビルが凄そうですね・・・。
簡単な渡渉となりました。
雨で増水していると少し厄介かもしれません。
こちらが長石尾根の入口になりまして、近くに登山ポストもありました。
楽しかった鎌ヶ岳の登山も終わりを迎えようとしております・・・。
雪が止んだと思ったら今度は大雨になりました・・・。
そんな感じで駐車場に到着です!
鎌ヶ岳、御在所岳の周回は、日帰り登山に丁度良い距離と負荷だな~と感じました!
そんな感じで鎌ヶ岳登山の詳細について書いていきたいと思います!
鎌ヶ岳・武平峠・長石尾根のルート・標高差・コースタイムについて
こちらが今回の鎌ヶ岳・武平峠・長石尾根の登山ルートになります!
御在所岳から鎌ヶ岳まで距離にして約4km前後の行程になります。
長石尾根から登山口まで約3kmの道のりですので、御在所岳から十分日帰りで登山できる距離になります。
しかしながら、標高差の地図の通り、武平峠から鎌ヶ岳までは結構急登が続きます。
また、長石尾根も急降下になりますので、積雪期は滑落、転倒に注意が必要です。
長石尾根から登り御在所岳を目指す場合は、鎌ヶ岳の下り道が急坂で少し怖いかもしれません。
鍋割山からは、基本下り基調になりますので、それほど体力は消耗しません。
そしてこちらが今回の鎌ヶ岳登山のコースタイムになります!
御在所山 一等三角点 11:27 → 11:40 武平峠下山口 → 11:50 天指岩 12:00 → 12:15 武平峠 12:25 → 12:55 三ッ口谷分岐 → 13:01 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐 13:07 → 13:10 鎌ヶ岳 13:32 → 13:57 長石尾根・三ツ口谷分岐 14:00 → 14:23 弥一ヶ岳 14:27 → 14:59 長石谷登山口 15:02 → 15:07 中道登山口 15:08 → 15:11 御在所岳中道ルート前駐車場
出発地点である御在所岳から鎌ヶ岳まで、約2時間弱のコースタイムになりました。
天気が良ければさらに早く到着できると思います!
鎌ヶ岳から長石尾根で登山口までもコースタイムで約2時間ですので、それほど時間を掛けずに下界まで行けれる感じです。
長石尾根は、結構急坂が続きますので、登りで使いたくないな~と今回感じました。
まとめ
念願だった御在所岳、鎌ヶ岳に登れて充実感モリモリの1日になりました!
思わぬ雪景色にも恵まれ、これはこれでアリだな~と感じつつ、低山でも登山装備はシッカリしないとな~と改めて感じた時間になりました。
話によると、御在所岳は山ビルが出ないみたいですが、鎌ヶ岳周辺は結構いるみたいです。
丹沢で鍛えに鍛えた私なもので、是非、鈴鹿山脈の山ビルと対決したい!と思っていたのですが、今回は遭えず寂しい感じになりました。
次回はうじゃうじゃいる中を登ってみたい!とは全く思っていないのですが、また、機会作って鈴鹿の山へ行けれたらな~と思っております。
そんな感じで次回は鈴鹿セブンマウンテンの一座であります雨ヶ岳への登山について書いていきたいと思います!